#author("2020-01-13T02:15:57+09:00","","")
*【白単天門】 [#db808c56]

[[白単]]で組まれた[[【ヘブンズ・ゲート】]]の亜種。

[[《奇跡の精霊ミルザム》]]と[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]の[[コンボ]]や、[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]による展開の補助を軸に、豪快な[[コスト踏み倒し]]を行う。

|ヘブンズ・ゲート R 光文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。|

|天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン VIC 光文明 (5)|
|ドラグハート・フォートレス|
|自分のターンの終わりに、「ブロッカー」を持つ光のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|光以外の呪文を唱えるコストは1多くなる。|
|龍解:自分のターンのはじめに、バトルゾーンにある自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーが3体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《天命讃華 ネバーラスト》]]|

従来の[[【ヘブンズ・ゲート】]]は[[水]]の[[ドローソース]]を入れて組まれることが多かったが、[[ドラゴン・サーガ]]に入ってからは[[白単]]での構築も十分に可能となった。主に[[《奇跡の精霊ミルザム》]]と[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]のコンボを中心とするため、単色版の[[【暴発ミルザム】]]に近い動きとなる。

展開については[[《ヘブンズ・ゲート》]]の他に[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]で行うことができるため、歴代の天門の中でもかなり強靭な[[デッキタイプ]]に仕上がっている。

2016年2月28日から[[《奇跡の精霊ミルザム》]]が[[殿堂入り]]したため、[[【暴発ミルザム】]]の[[コンボ]]に依存した[[デッキ]]構築は不可能となった。

**ブロッカーの選択肢 [#l375be0c]
***シールド関連 [#g4cd19f4]
|[[《奇跡の精霊ミルザム》]]☒|[[ウルトラシールド・プラス]]を持つ巨大ブロッカー。|
|[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]|[[cip]]で[[シールド]]を[[暴発]]|
|[[《護英雄 シール・ド・レイユ》]]|[[マナ武装]]で2体[[シールド送り]]|
|[[《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》]]|自分のドラゴンの攻撃&ブロック時に[[シールド追加]]、光以外の呪文に対して[[アンタッチャブル]]|
|[[《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》]]|[[cip]]で[[シールド追加]]、[[シールド追加]]されるたびに相手1体[[フリーズ]]|
|[[《五極 ギャツビー》]]|[[cip]]で[[シールド追加]]と[[手札補充]]|

***手札補充 [#x0e43a17]
|[[《真実の名 バウライオン》]]|cipで呪文を2枚サルベージ|
|[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]|[[cip]]で[[ブロッカー]]を[[手札]]に加える[[マッドネス]]|
|[[《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》]]|[[キャントリップ]]後に[[手札]]から[[コスト]]7以下の[[光]]の[[非進化]]を出す|
|[[《未来の玉 ダンテ》]]|[[cip]]で[[マナゾーン]]か[[墓地]]から[[呪文]]を[[回収]]|

***その他のブロッカー [#z1e19d08]
|[[《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》]]|相手ターン中パワー低下以外でバトルゾーンを離れない|
|[[《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》]]|[[cip]]で2体[[フリーズ]]、[[マナ武装]]9で敗北回避|
|[[《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》]]|味方に[[セイバー]]:[[エンジェル・コマンド]]を[[付与]]。[[マナ武装]]で[[光]]の[[カード]]を[[S・トリガー]]化|
|[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]|[[cip]]で[[ダイヤモンド状態]]を生み出す|
|[[《時間龍 ロッキンスター》]]|[[ターン]]終了時に[[アンタップ]]。[[革命]]2で[[光]]以外の[[呪文]]封殺|
|[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]|[[ハンデス]][[メタ]]の[[ブロッカー]]|
|[[《純白の翼 キグナシオン》]]|相手ターンに[[破壊]]されると[[シールド]]をトリガー化|
|[[《栄光の翼 バロンアルデ》]]|条件付き[[マナブースト]]|
|[[《天星の玉 ラ・クルスタ》]]|~|
|[[《閃光の守護者ホーリー》]]|[[《ホーリー・スパーク》]]内蔵の[[S・トリガー獣]]|
|[[《A.Q.C》]]|[[cip]]で相手の[[クリーチャー]]を[[シールド送り]]&強力な[[ロック]]|

**その他の候補 [#je155ed4]
|[[《エンジェル・フェザー》]]|[[光]][[コマンド]]と光[[呪文]]を1枚ずつ[[手札]]に加える|
|[[《ジャスティス・プラン》]]|[[エンジェル・コマンド]]と[[ジャスティス・ウイング]]を[[手札]]に|
|[[《星龍の記憶》]]|[[シールド]]全てを[[S・トリガー]]化|
|[[《ビスティック・マース》>《煌メク聖晶 弩楼/ビスティック・マース》]]|[[マナ]]の差を補う|
|[[《ミラクルストップ》]]|相手の[[呪文]]を封じる。[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]がいれば[[G・ゼロ]]条件成立|
|[[《ドラゴンズ・サイン》]]|[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]などを出す|
|[[《ポジトロン・サイン》]]※|[[S・トリガー]][[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《聖歌の聖堂ゾディアック》]]|[[S・トリガー]]。[[マナ武装]]5で3体[[フリーズ]]|
|[[《DNA・スパーク》]]|[[S・トリガー]]。[[オールタップ]]+シールド追加|
|[[《革命聖龍 ウルトラスター》]]|シールド全回収後にシールド2枚追加。[[革命]]2で[[光]]の[[カード]]を[[S・トリガー]]化|
|[[《聖霊王アルファディオス》]]|《ゴール・ド・レイユ》などで[[S・トリガー]]化して[[進化]]|
|[[《時の革命 ミラダンテ》]]|[[光]][[進化]]。[[cip]]で全[[フリーズ]]。[[革命]]0で相手の[[召喚]]を封じる|
|[[《超九極 チュートピア》]]|コスト9の[[光]][[コマンド]]から[[侵略]]。[[革命0トリガー]][[進化]]獣対策|
|[[《ミラクル・ミラダンテ》]]|[[光]]の[[革命0トリガー]]|

**超次元関連 [#rd4fff8c]
|[[《不滅槍 パーフェクト》]]|[[装備]]すると[[除去]]耐性。[[龍解]]すると[[ダイヤモンド状態]]|
|[[《百獣槍 ジャベレオン》]]|[[装備]]すると[[破壊]]耐性。龍解すると自軍の[[光]]全体に[[破壊]]耐性|
|[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]|自ターン終了時にブロッカー1体を手札から踏み倒し|
|[[《真聖教会 エンドレス・ヘブン》]]|自分の[[クリーチャー]]が[[破壊]]される度に[[シールド追加]]|
|[[《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》]]|簡易版[[《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》]]|
|[[《浮遊する賛美歌 ゾディアック》]]|パワー+1000の[[パンプアップ]]。[[ミラーマッチ]]対策|
|[[《龍魂教会 ホワイティ》]]|出すと[[フリーズ]]。[[龍解]]は無視|

|[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]※|[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]を出す。[[マナ武装]]で[[シールド・セイバー]]を[[付与]]|
|[[《龍覇 エバーローズ》]]|[[《不滅槍 パーフェクト》]]、[[《百獣槍 ジャベレオン》]]を使う場合に|
|[[《龍覇 セイントローズ》]]|[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]を使う場合に。ただし[[《ヘブンズ・ゲート》]]の対象外|

**このデッキの使い方 [#u30a65bd]
何らかの[[ドローソース]]で[[手札]]を整え、6[[マナ]]たまり次第[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[ブロッカー]]を[[コスト踏み倒し]]する。

サポートには[[手札補充]]が必須。[[《エナジー・ライト》]]や[[《コアクアンのおつかい》]]などの[[水]]の[[ドローソース]]が入らないため、代わりに[[《エンジェル・フェザー》]]や[[《ジャスティス・プラン》]]を使用する。そのため、採用する大型[[ブロッカー]]は[[エンジェル・コマンド]]および[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]に絞られる。
また、[[ハンデス]]に弱い点は[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]で補っていく。

[[《奇跡の精霊ミルザム》]]と[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]による豪快な[[S・トリガー]]の[[暴発]][[コンボ]]が可能であり、一気に[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。
[[《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》]]がいれば5体[[フリーズ]]させ、[[《聖英雄 ゴール・ド・レイユ》]]の[[マナ武装]]7が有効ならば、自分の[[光]]の[[シールドカード]]はすべて[[S・トリガー]]となるため、勝負を決めかねない展開が可能。[[《聖霊王アルファディオス》]]や[[《時の革命 ミラダンテ》]]が出せればほぼゲームセットだろう。

[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]は[[《ヘブンズ・ゲート》]]には対応していないものの、[[《ドラゴンズ・サイン》]]や[[《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》]]での[[コスト踏み倒し]]が可能。そこから[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]を呼び出せば、さらに展開をサポートできる。
[[《蒼華の精霊龍 ラ・ローゼ・ブルエ》]]や[[《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》]]、[[《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》]]など、種族サポートが多く強力な[[ブロッカー]]持ち[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]を繰り出せる。

さらに[[《龍覇 セイントローズ》]]や[[《龍覇 エバーローズ》]]から[[《百獣槍 ジャベレオン》]]や[[《不滅槍 パーフェクト》]]を呼び出し、それらを[[龍解]]させることで耐久力を底上げすることが可能。

いずれにせよ、大型[[ブロッカー]]を一度に2体出せる豪快さが魅力である。[[手札]]が残っていれば、[[S・トリガー]]からの[[《ヘブンズ・ゲート》]]も期待できるのが心強い。

**このデッキの弱点 [#x39fbb78]
定番の[[ブロッカー]][[破壊]]が怖い。[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]]・[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]・[[《黄昏地獄拳》]]のような[[全体除去]]、[[《剣豪の覚醒者クリムゾン GENJI・XX》]]・[[《クリスタル・スーパーパラディン》]]のような何度も効果を使える[[カード]]は非常に厄介。

特にこれらの[[カード]]を大量に投入している[[【ディアブロストコントロール】]]との相性は最悪に近い。とはいえ[[《爆竜 GENJI・XX》]]や[[《超次元シューティング・ホール》]]であれば一体しか破壊されないのでそれほど脅威にはならない。

**その他 [#td3fb493]
-[[《ヘブンズ・ゲート》]]は[[S・トリガー]]を持つため、[[【速攻】]]、[[ビートダウン]]には鬼のような強さを発揮する。反面、[[ハンデス]]や[[コントロール]]は苦手であり得手不得手がはっきりしている。

-[[《ヘブンズ・ゲート》]]で出す[[ブロッカー]]は1体ずつ出し、その[[cip]]は好きな方から順番に[[解決]]する。

-構築費用が高くつくのがネック。使用する[[エンジェル・コマンド]]、[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]及び[[ドラグハート]]は、大半が[[スーパーレア]]以上である。
--[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]は[[フォイル]]でこそないが、収録パックの都合上当たりにくいため、[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]で[[再録]]されるまで高騰していた。

-[[ドラゴン・サーガ]]期に成立した[[単色]][[デッキ]]の1つであり、[[ドラゴン・サーガ環境]]でも一定の成績を収めた。

**参考 [#q8e4bbe9]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[デッキ集/ヘブンズゲート]]
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]
-[[ドラゴン・サーガ]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[コンボデッキ]]
-[[【クリーチャーコントロール】]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]
-[[ジャスティス・ウイング]]   
-[[白単]]