#author("2021-02-28T01:08:39+09:00","","")
*【中速ビート】 [#j4ba2756]

[[【速攻】]]より遅めの[[ビートダウン]]デッキ。

[[【速攻】]]が1,2ターン目から積極的にアタッカーを並べてシールドをブレイクしていくのに対し、【中速ビート】は1、2ターン目に擬似[[サーチ]]や[[手札交換]]などでリソースを確保したり、[[《フェアリー・ライフ》]]などで[[マナブースト]]したりして、3、4ターン目以降にクリーチャーを安定して[[展開]]することを重視している。

どちらも俗語なので、どこまでが[[【速攻】]]でどこからが【中速ビート】なのかという明確な境界はない。
かつては、【速攻】は5ターン前後でコンスタントに相手を殴り倒せるポテンシャルを持ったデッキを指すことが多かったが、[[エピソード3]]での[[一撃奪取]]や、[[革命編]]での[[侵略]]、[[革命ファイナル]]での[[革命チェンジ]]の登場により[[環境]]が徐々に高速化。
その結果、[[【速攻】]]でもコスト4以上の[[中量級]]・[[重量級]][[クリーチャー]]が採用されたり、逆に【中速ビート】と言われていたデッキで3〜4ターンキルが発生したりと、両者の境界はますます曖昧となっている。

[[双極篇]]で[[《“龍装”チュリス》]]が登場してからは、2ターン目に[[《次元の霊峰》]]や[[《勇愛の天秤》]]で手札を整えてから、

【中速ビート】に分類される代表的な[[デッキタイプ]]には、
-[[【ボルバルステロイド】]]
-[[【マルコビート】]]
-[[【Nエクス】]]
-[[【ラムダビート】]]
などがある。

-[[種族]]等の特定のデッキタイプ名を持たない攻撃型のデッキを、使用色をとって「【青黒】ビートダウン」などと呼んだりすることもある。

-初心者がよく【速攻】と呼ぶ単なる攻撃型デッキは大抵ビートダウンである。

-矢高鈴央作の[[デュエル・マスターズ]]紹介漫画において「12ターン目」において「大した速攻だが〜」という表現がある。また、松本しげのぶ作の原作漫画にて、[[切札 勝舞]]が大型[[ドラゴン]]満載の自分の戦法をしばしば「速攻」と呼んでいる。また、速攻をテーマにしたにもかかわらず13マナのインビンシブル呪文を積んでいるデッキが使用されていたこともあった。&br;「[[速攻]]」が公式用語ではないためにこういった表現がなされたのだろうが、これはデッキタイプとしての[[【速攻】]]「ビートダウン」のどちらの意味とも乖離しすぎている。初心者には誤解を与えやすいので、あまり好ましい表現ではない。

**参考 [#gf21474d]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[デッキタイプ]]
-[[コントロール]]