#author("2022-04-23T21:59:27+09:00","","")
#author("2022-07-01T08:29:23+09:00","","")
*【レッドゾーン】 [#top]

[[火]]の[[コマンド]]から[[侵略]]する[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を軸にした[[【速攻】]]。
[[ソニック・コマンド]]の特徴などから俗に【バイク】と呼ばれ、[[侵略]]して攻勢に出ることは「走る」と呼ばれる。

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#contents
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|轟く侵略 レッドゾーン LC 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 12000|
|進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略−火のコマンド|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをすべて破壊する。|

**主要カード [#vaa83e3c]
|[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]|[[火]]の[[コマンド]]から[[侵略]]する[[T・ブレイカー]]・[[cip]]で相手の[[パワー]]の大きい[[クリーチャー]]を[[蹴散らす>全体除去]]|
|[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]※|[[火]]の[[コマンド]]から[[侵略]]する[[W・ブレイカー]]・[[非進化]]クリーチャーに重ねれば[[シールド焼却]]できる|
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]※|[[火]]の[[コマンド]]が6体出ると[[禁断解放]]する[[禁断クリーチャー]]|

**侵略クリーチャー [#g0717ee5]
|[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]]|[[火力]]パワー3000の[[全体除去]]|
|[[《超音速 ターボ3》]]|[[攻撃後>攻撃の後]]、[[手札を全て捨て>ディスカード]]3ドローできる[[ドローソース]]|
|[[《超轟速 マッハ55》]]|[[相手のシールドが2枚以下>侵略モード]]なら[[破壊されない]]|
|[[《超轟速 SA-W》]]|自軍を[[スピードアタッカー]]化|
|[[《超轟速 レッド・エンド》]]|[[pig]]で[[進化元]]を踏み倒す|

**軽量コマンド [#r65122e0]
|[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]などから進化して出せる最軽量[[侵略]]元。cipで手札交換|
|[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]などから進化して出せる[[侵略]]元。cipで[[効果バトル]]|
|[[《暴走獣斗 ブランキー》]]|[[侵略]]元。[[スピードアタッカー]]。相手に[[ドロー]]か[[ブレイク]]の2択を迫る。|
|[[《轟速 ザ・マッハ》]]|[[山札の上]]4枚から[[進化クリーチャー]]を[[サーチ]]する[[侵略]]元|
|[[《轟速 ザ・ゼット》]]|[[侵略]]元。[[スピードアタッカー]]でパワーと打点が高いが[[侵略]]できなければ[[自壊]]する|
|[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]|[[侵略]]元。呪文面では4000[[火力]]|
|[[《撃速 ザ・グナム》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]を持つ最軽量[[ソニック・コマンド]]|
|[[《音速 ダビッドソン》]]|火のクリーチャーから侵略できる[[ソニック・コマンド]]。[[侵略]]元に|
|[[《爆速 ダビッドアネキ》]]|~|
|[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]|火のクリーチャーから侵略できる[[ソニック・コマンド]]&br;最初の[[攻撃の終わり>攻撃終了ステップ]]に[[アンタップ]]する。[[侵略]]元兼打点要員に|
|[[《音速 ライドン》]]|~|
|[[《轟速 ザ・Re:ッド》]]|[[侵略]]元。[[G・ストライク]]・[[スピードアタッカー]]|
|[[《ガイアール・カイザー GS》]]|~|
|[[《龍覇 アイラ・フィズ》]]|[[《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》]]を付ければ火のコマンドに|
|[[《爆龍覇 ヒビキ》]]|~|
|[[《E-GO55》]]|[[マーシャル・タッチ]]で侵略先[[cip]]使い回し|
|[[《響役者 ナリモノヤゴウ》]]| [[侵略]]元。[[スピードアタッカー]]。[[ビビッドロー]]3|
|[[《新爆竜 GENJI・XX》]]|[[侵略]]元。[[NEO進化クリーチャー]]として出す場合、1[[コスト軽減]]する|

**他の候補カード [#w2f5a99b]
|[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]|[[コスト]]1のアタッカー、毎ターン攻撃|
|[[《螺神兵ボロック》]]|[[コスト]]1のアタッカー、[[光]]または[[水]]のクリーチャーがいると破壊される|
|[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]|次に召喚するクリーチャーのコストを-1、[[スピードアタッカー]]に|
|[[《一撃奪取 トップギア》]]|[[火]]のクリーチャーを[[コスト軽減]]。2→4で[[コマンド]]持ちに繋ぎ[[侵略]]の流れを作る|
|[[《Re:奪取 トップギア》]]|~|
|[[《花美師ハナコ》]]|[[シールド回収]]による[[手札補充]]|
|[[《斬斬人形コダマンマ》]]|~|
|[[《斬斬人形コダマンマ GS》]]|~|
|[[《こたつむり》]]|[[速攻メタ]]・[[ミラーマッチ]]対策|
|[[《月砂 フロッガ-1》]]|~|
|[[《霊峰 メテオザ-1》]]|2000[[火力]]。[[コスト踏み倒しメタ]]対策などに|
|[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]で時間稼ぎ|
|[[《U・S・A・BRELLA》]]|手札以外からの[[着地]]を許さないメタクリーチャー|
|[[《マグナム・ルピア/クリムゾン・チャージャー》]]|呪文側で2000[[火力]]付きで[[マナブースト]]もできる[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|自ターンに相手のクリーチャーがバトルゾーンに出ることを一切封じる|
|[[《早撃人形マグナム》]]|クリーチャーの[[コスト踏み倒し]]を牽制する[[スピードアタッカー]]|
|[[《暴龍警報》]]※|自軍1体をSA、火の[[コマンド]]化して侵略元に|
|[[《革命の鉄拳》]]|[[革命0トリガー]]。構築を制限しないものの[[火力]]の値はやや不安定|
|[[《勇愛の天秤》]]|[[S・トリガー]]。[[手札交換]]or2000[[火力]]|
|[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]|[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を解放しつつ相手1体を[[封印]]する[[S・トリガー]]|
|[[《破壊者 シュトルム》]]|[[割り振り火力]]を放つ[[S・トリガー獣]]。[[封印]]の解除を遅らせたい場合などに|
|[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]|[[効果バトル]]を行う[[S・トリガー獣]]の[[コマンド]]。[[S・トリガー]]で出ると[[山札の下]]に|
|[[《熱血 バトクロス-1》]]|[[効果バトル]]を行う[[S・トリガー獣]]の[[コマンド]]。上記よりパワーは低いが場に残る|
|[[《熱血龍 バトクロス・ハンマー》]]|[[効果バトル]]を行う[[S・トリガー獣]]の[[コマンド]]。マナが7枚あれば場に残る|
|[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]]|[[S・トリガー>S・トリガー獣]]で[[ブロッカー]]を[[全体除去]]する火の[[コマンド]]|
|[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]|相手のクリーチャーの数だけ[[コスト軽減]]。[[cip]]で5000以下一掃する[[コマンド]]|
|[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|自軍[[スピードアタッカー]]化する[[マッドネス]]の[[コマンド]]|
|[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]|[[革命0トリガー]]。相手のターン中に[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を外せる&br;ただし[[非進化]]クリーチャーにしか対応しないため、採用する場合は調整が必要|
|[[《暴走龍 5000GT》]]|[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を外す毎に[[コスト軽減]]。[[《斬隠オロチ》]]対策|
|[[《“轟轟轟”ブランド》]]※|手札消費が激しいため、[[マスターG・G・G]]を発動させやすい|
|[[《超次元キル・ホール》]]| [[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]を出すことで3ターンバイクを達成。&br;素でWブレイカーを持つため純粋な打点にも。|
|[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]|[[《轟速 ザ・Re:ッド》]]から侵略できる展開[[メタ]]|
**特徴 [#f29f1319]

既存の【速攻】と異なり、序盤から10000超えのクリーチャーで攻撃していけるのが強み。
ただしそれでも除去呪文で一掃されてしまうと一気にスピードが落ちてしまう点は既存の【速攻】と変わらない。
[[《超音速 ターボ3》]]のおかげで火であるのにもかかわらず手札補充を行える為息切れはある程度補うことができ、[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]][[《単騎連射 マグナム》]]があるおかげで仕込まれた[[S・トリガー]]を封じつつ戦えるのが魅力。

[[DMR-19]]にて[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が登場。火のコマンドが多く投入されているこのデッキは[[封印]]外し戦術を覚え、終盤にはダメ押しに十分すぎるスペックのこのカードで制圧できるようになった。

元々侵略元と侵略先を10枚ずつの構築が基本であり、それで【速攻】として最低限の機能を得られるため、デッキの自由枠が約20枚と【速攻】にしては極めて多い。そのため、4マナ以下のカードパワーが高いカードが出現する度に【レッドゾーン】系統への出張などが検討され、その結果として派生デッキが他の各文明に存在しているのである。

*【赤単レッドゾーン】 [#Red]

**必須カード [#t81ebe5e]
|[[《覇王速 ド・レッド》]]|[[マナ武装]]でSAになる最軽量[[ソニック・コマンド]]|

**このデッキの使い方 [#adf96519]
通常の[[【赤単速攻】]]と同じく序盤からクリーチャーを展開していき、ひたすら攻撃していく。
[[《超次元キル・ホール》]]に加えて[[《覇王速 ド・レッド》]]も入るので、3ターン目から[[侵略]]できるカードを8枚体制にできる。もちろん、[[《Re:奪取 トップギア》]]を加えてさらに安定して3ターン目に侵略できるようになる。

侵略先は相手に[[ブロッカー]]などの邪魔なクリーチャーがいるなら[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]、いないなら[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]を選択しよう。
どちらもあるなら[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が一番上になるように重ねれば[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]の[[シールド焼却]]を用いつつ、相手のクリーチャーを破壊してT・ブレイクを決めることができる。

**弱点 [#c72e7e2a]

進化クリーチャーを多用しているので[[山札事故>事故]]・[[手札事故>事故]]のリスクがある。また、2色以上の[[色]]構成にすると、たとえば[[コスト踏み倒しメタ]]を立てつつ侵略するなら、バトルゾーンに出す3枚に加えて色マナ2つが必要となるため、[[ハンデス]]を1回食らっただけで事故を起こさせられるケースがある。

[[今引き]]にはムラがある。シールド0枚の状況で[[スピードアタッカー]]を引ければ強いが、進化クリーチャーばかりを連続で引くとそのまま[[山札破壊]]などでボロボロにされてしまう。

当然[[コスト踏み倒しメタ]]にも弱い。無理に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に侵略して焼くプレイングもあるが、[[《制御の翼 オリオティス》]]あたりだとリソースの再利用が困難となるため、[[《革命の鉄拳》]]程度は積んだ方が無難である。

防御札がクリーチャー中心なので、クリーチャーによるカウンターを封じるロック持ちは苦手。中速以下なら速度で対抗できるが、3ターンから4ターンでのフィニッシュを狙える高速[[1ショットキル]]デッキがその手の[[ロック]]と共に総攻撃に入るというケースは絶望的なパターン。

[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を除去されるリスクも無視できない。[[《テック団の波壊Go!》]]の登場以降は比較的容易に[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]をメタられるようになったため、それを恐れて投入しないケースもたまに見られるようになった。

*【赤白レッドゾーン】 [#RedWhite]
[[【赤白レッドゾーン】]]参照

*【赤黒レッドゾーン】 [#RedBlack]

[[闇]][[文明]]を加えることで[[コントロール]]色を強めた派生タイプ。大きく分けて、[[火]][[文明]]を軸とした[[【レッドゾーン】]]の延長線上のタイプと、[[闇]][[文明]]を軸とした[[【超次元デッドゾーン】]]に近いタイプの2つに分類される。このうち後者は[[【黒赤デッドゾーン】]]と呼ばれている。
構想自体は[[革命編]]の頃から既に存在していたが、[[DMD-31]]で[[《轟音 ザ・ブラックV》]]が登場したことを皮切りに本格的に組まれるようになった。
「デュエル・マスターズ グランプリ-3rd」では[[【黒赤デッドゾーン】]]がベスト8の実績を残している。
[[革命ファイナル環境]]では長い間[[トップメタ]]の一角に君臨していたが、キーカードの[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]と[[《復讐 ブラックサイコ》]]が[[殿堂入り]]したのを機に使用率が大幅に低下した。
現在、この色の組合わせは[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]による[[禁断爆発]]による[[制圧]]をメインに据えた[[【ドルマゲドンX】]]が主流となっている。

[[《襲来、鬼札王国!》]]の登場を機に、[[闇]]を入れつつメインデッキを火を含むカードで統一して[[《覇王速 ド・レッド》]]の[[火]]の[[マナ武装]]を達成できるように調整した型も考案された。

**候補カード [#b8dbc21e]
|[[《虹彩奪取 ブラッドギア》]]|[[闇]]または[[火]][[クリーチャー]]を[[コスト軽減]]|
|[[《Re:奪取 ブラッドレイン》]]|[[闇]][[クリーチャー]]を[[コスト軽減]]。[[G・ストライク]]|
|[[《鬼寄せの術》]]|コスト5以上を3コストで召喚できるようになる|
|[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]|相手の展開を遅らせる。[[ミラーマッチ]]対策|
|[[《影速 ザ・トリッパー》]]|敵[[マナ]][[タップイン]]&[[SA>スピードアタッカー]]|
|[[《轟音 ザ・ブラックV》]]|[[侵略]]元。[[ハンデス]]持ちの[[スピードアタッカー]]|
|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]|[[コスト踏み倒し]]対策|
|[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]|[[侵略]]元。[[墓地肥やし]]&[[サルベージ]]。|
|[[《ブラック・タッチ》]]|[[闇]]の[[コマンド]]に対応した[[アタック・チャンス]]を持ち、[[ピーピング]][[ハンデス]]+[[墓地回収]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]を呼ぶ|
|[[《超次元ムシャ・ホール》]]|相手の[[コスト踏み倒し]]対策を[[除去]]|
|[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]|[[Dスイッチ]]で[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を全て外す|
|[[《復讐 ブラックサイコ》]]※|[[闇]][[コマンド]]から[[侵略]]。[[cip]]で2枚[[ハンデス]]。|
|[[《S級不死 デッドゾーン》]]|[[S級侵略[不死]]]&br;[[cip]]で相手1体を[[パワー低下]]-9000|
|[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]|[[S級侵略[轟速]]]&br;[[cip]]で相手1体を[[封印]]|
|[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]|[[侵略ZERO]]持ちの[[W・ブレイカー]]|
|[[《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》]]|[[革命チェンジ]]で《ブラックサイコ》などのコスト5闇[[コマンド]]を回収|
|[[《終断δ ドルハカバ》]]|[[フィールド]]が存在すれば[[墓地召喚]]可能な[[スピードアタッカー]]|
|[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]※|《ドルハカバ》の条件を満たす[[最終禁断フィールド]]|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[S・トリガー]]で[[アンタップ]]獣[[除去]]+侵略元を[[リアニメイト]]|
|[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]|[[確定除去]]持ちの[[S・トリガー獣]]|
|[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|[[cip]]および[[ハンド]]に反応して[[サルベージ]]/[[確定除去]][[S・トリガー]]|
|[[《撃髄医 スパイナー》]]|通常の[[能力]]は3000[[パワー低下]]を3回振り分ける。&br;[[スーパー・S・トリガー]]でコスト4以下を好きな数[[リアニメイト]]。|
|[[《襲来、鬼札王国!》]]|[[除去]]と[[リアニメイト]]から[[モード]]で1つ選べる[[S・トリガー]]。[[鬼タイム]]で両方選べる|
|[[《「ちくしょおおおおおおっー!!」》]]|反撃用呪文。除去と手札リセットを行える|
*【赤青レッドゾーン】 [#RedBlue]

[[水]][[文明]]の[[手札補充]]、汎用[[除去]]などを[[タッチ]]した[[デッキカラー]]。
[[革命編環境]]でも構築によっては見られたが、[[DMRP-01]]で[[《異端流し オニカマス》]]が登場したことによって攻守ともに隙のないデッキに生まれ変わり、メタ格に進出。
さらに[[【赤青ブランド】]]が[[DMRP-02]]期に成立して以降、[[【赤青ブランド】]]にヒントを得て[[《プラチナ・ワルスラS》]]と[[《音精 ラフルル》]]を出張させる構築もたまに見かけられるようになった。

//[[DMRP-15]]期には[[《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]型が水面下で研究された。

**候補カード [#nca48df1]
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[アンタッチャブル]]付きの[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《龍脈術 落城の計》]]|[[S・トリガー]]付きの[[カード指定除去]]|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]|主要な[[侵略]]元とは[[コスト]]が被るが、[[S・トリガー]]としては強力|
|[[《サイバー・チューン》]]|手札交換、マッドネス起動など|
|[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]|《サイバー・チューン》で踏み倒し可能|
|[[《奇天烈 シャッフ》]]|ロック担当|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|確実に1ターンを凌ぐことができる[[S・トリガー]]|
|[[《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]/[[山札操作]]|
|[[《スパイラル・ゲート》]]※|たった2マナで邪魔なクリーチャーを退かせる|
|[[《スパイラル・ゲート》]]|たった2マナで邪魔なクリーチャーを退かせる|
|[[《音精 ラフルル》]]☒|[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]等によるカウンターを封じていた|
|[[《海底鬼面城》]]※|事実上、デッキに入る他のカードとはコストが被らないドローソース|
|[[《プラチナ・ワルスラS》]]※|[[ビートダウン]]しつつ侵略に必要なリソース確保|
|[[《プラチナ・ワルスラS》]]|[[ビートダウン]]しつつ侵略に必要なリソース確保|
|[[《月光電人オボロカゲロウ》]]|リソースを確保しつつ、[[《プラチナ・ワルスラS》]]を出張させる構築に必要な進化元にも|
|[[《熱湯グレンニャー》]]|~|
|[[《海郷翔天マイギア》]]|火と水の一体目の[[コスト軽減]]|
|[[《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》]]|最大2枚[[手札交換]]。|
|[[《超次元の王家》]]|[[手札交換]]ができる[[侵略]]元|
*【赤緑レッドゾーン】 [#dddfb4d3]

比較的マイナーな[[デッキカラー]]。
[[DMRP-01]]で[[《桜風妖精ステップル》]]と[[《デスマッチ・ビートル》]]が登場したことによって[[コスト踏み倒しメタ]]と早出し手段が充実し、大会レベルのデッキとなった。

2色のレッドゾーンデッキの中でも特筆すべき点として、3ターン目に侵略を始めるための単色初動カードを8枚体制にできるという長所がある。
[[《ナチュラル・トラップ》]]や[[《父なる大地》]]などの[[マナ送り]][[除去]]によって相手クリーチャーを[[墓地]]でない場所に飛ばすことによって、[[《S級不死 デッドゾーン》]]などを絡めた墓地戦術を防ぐことがある程度可能。

[[デュエル・マスターズグランプリ-5th>公認グランプリ]]準優勝に輝いたデッキタイプ。
//((ちなみに準優勝を果たした選手は準決勝戦で[[今引き]]した[[《轟速 ザ・レッド》]]でそのままダイレクトアタックできる状況かつ相手に[[《異端流し オニカマス》]]が立っている状態で[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]に[[侵略]]するという致命的な[[プレイング]]ミスを犯した。当然[[《異端流し オニカマス》]]の能力で[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]はバウンスされた。幸い、その選手は3本目を驚異的な[[鬼回り]]で制して決勝戦に進んだ。))

**候補カード [#w0122f01]
|[[《桜風妖精ステップル》]]|2→4と繋げ、早期[[侵略]]へ|
|[[《虹彩奪取 トップラサス》]]|~|
|[[《暴走 グロール/カルド・コバーン》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]を除去しつつ侵略 呪文面で[[フィールド]]や[[オーラ]]を[[マナ送り]]|
|[[《進化設計図》]]|侵略先を回収|
|[[《チャケの応援》]]|[[S・トリガー]]による[[攻撃制限]]|
|[[《Rev.タイマン》]]|5枚目以降の[[《チャケの応援》]]|
|[[《深緑の魔方陣》]]|[[シールド]]仕込み|
|[[《父なる大地》]]|手打ちしやすいマナ送り|
|[[《ナチュラル・トラップ》]]|[[S・トリガー]]による確定[[マナ送り]]|
|[[《モモスター参戦!!!》]]|~|
|[[《デスマッチ・ビートル》]]|2ターン目に出せる[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《獣軍隊 ヤドック》]]|《デスマッチ・ビートル》より強力な踏み倒しメタ|
|[[《とこしえの超人》]]|手札以外からの踏み倒しメタ。[[G・ストライク]]で受けにも。|
|[[《ヘルコプ太の心絵》]]|[[レクスターズ]][[タマシード]]。デッキトップ4枚から進化を1枚[[手札]]に。|
*【赤零レッドゾーン】 [#xf154446]

[[DMRP-03]]期に[[チャンピオンシップ]]上位入賞が報告されたデッキ。これによって【レッドゾーン】は他の4文明と無色を漏れなく取り込んだことになる。

**候補カード [#qb813b0a]
|[[《洗脳センノー》]]|[[コスト踏み倒し]]そのものを禁止する[[システムクリーチャー]]|
|[[《DG 〜裁キノ刻〜》]]|[[マナブースト]]、[[山札]]からの踏み倒しを封じるカード|

*まとめ [#sdece97b]

**環境において [#nc0b7b4d]

***革命編期 [#h4a3fcfb]
成立当初の[[DMR-17]]期には侵略元不足が深刻で、[[ソニック・コマンド]]以外からは[[《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》]]を装備した[[《龍覇 ストラス・アイラ》]]や[[《龍覇 アイラ・フィズ》]]、時には[[《熱血龍 バクアドルガン》]]が動員され、甚だしくは[[《熱血龍 リトル・ガンフレア》]]まで考慮された。

デッキとして確立したのは[[《轟速 ザ・マッハ》]]と[[《超轟速 マッハ55》]]が登場した辺りとされる。

[[DMD-27 「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 爆熱の火文明」>DMD-27]]期に[[《轟速 ザ・ゼット》]]を獲得したあたりから本格的に活躍し、[[DMR-19]]にて[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が登場したことで制圧力が増して手が付けられない強さになった。この頃に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《閃光の守護者ホーリー》]]を[[タッチ]]して[[ミラーマッチ]]で[[運勝ち>運ゲー]]をもぎ取る型が成立した。

特に[[革命編ブロック構築環境]]では【赤単レッドゾーン】が圧倒的なデッキパワーを発揮していたが、これは[[ブロック構築]]でも[[殿堂レギュレーション]]下における構築をほぼ再現できてしまうというのが最大の原因であった。言い換えれば、[[革命編]]は新規プレイヤーにとって今までになく取り付き易いシリーズであった。

ただ、[[【黒単ヘルボロフ】]]には[[《ファンタズム・クラッチ》]]で露骨に[[侵略]]に対して[[メタ]]を張られており、一度除去されるとそのまま盤面を制圧されることもあった。また、環境外であった[[【5色フェアリー・ミラクル】]]にも[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]で[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を狙い撃ちにされると不覚を取った。

また、[[赤単]]構築で3[[ターン]]目に[[侵略]]を行うには[[《一撃奪取 トップギア》]]が必須であり、それを[[《勇愛の天秤》]]や[[《学校男》]]で処理されると途端に出足が鈍った。

2016年初頭に【赤単レッドゾーン】への明確な有利対面である[[【超次元デッドゾーン】]]が成立し、若干勢いが衰えた。ところが程無くして[[《暴走龍 5000GT》]]型が成立し、[[【超次元デッドゾーン】]]に対する不利は覆された格好となった。

[[DMX-22]]で【赤単レッドゾーン】にとって致命的な防御札である[[《オリオティス・ジャッジ》]]が登場。基本的に[[赤単]]構築で[[呪文ロック]]はできないため、[[《オリオティス・ジャッジ》]]さえ[[S・トリガー]]で捲れば何とかなるデッキにはなった。

「デュエルマ☆スターカップ 全国大会2015」では18人中9人がレッドゾーン系統であり、ベスト4に2人入賞している。

***革命ファイナル期 [#ec0a24ff]
【赤黒レッドゾーン】で使われるようになったが、この頃になると[[【赤黒ドギラゴン剣】]]の後塵を拝するようになった。侵略で[[バトルゾーン]]に出ても[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に殴り返され、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]によって返り討ちに遭い、といった具合に散々であった。[[《単騎連射 マグナム》]]も[[《革命の鉄拳》]]でいくらでも[[除去]]できたため、この頃は【レッドゾーン】で環境に立ち向かう意義がないとまで言われた。それだけ[[【赤黒ドギラゴン剣】]]が【レッドゾーン】よりカードパワーで上回っていたということである。

***新章デュエル・マスターズ期 [#kbe988a3]

【赤青レッドゾーン】や【赤緑レッドゾーン】の活躍が目覚ましかった。詳しくは派生形の節を参照されたい。ただ、この頃になると2[[コスト]]の[[コスト踏み倒しメタ]]の普及によって攻め切れない、そもそも侵略してバトルゾーンに出ることができないという面が目立つようになり、シールドが残っている状況で禁断解放することが多くなり、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[特殊敗北]]能力を狙われることが多くなった。特に、[[《怒流牙 佐助の超人》]]と[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のセットは革命編における[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]よろしく禁断解放が裏目となる所以であった。よって、[[新章デュエル・マスターズ環境]]においては如何に相手ターン中に[[禁断解放]]するかが重要となり、侵略でのごり押しではなくメタクリーチャーなど周辺パーツによる器用な立ち回りが求められた。

長らく赤黒型を除いてほぼ規制を受けなかったアーキタイプであったが、2018年3月1日についに全タイプ共通のデッキパーツである[[《単騎連射 マグナム》]]が殿堂入り。単純明快なデッキの動きで低年齢層受けが特に良いため規制されにくいデッキタイプであると思われたが、これにより[[S・トリガー]]には従前よりも弱くなった。

***双極篇期 [#l11c09d4]
再び虎視眈々とすることとなった。この頃になると[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【白青赤ドギラゴン剣】]]などに見られるように、【レッドゾーン】と同じかそれ以上の速度による[[【速攻】]]と妨害を両立し、[[汎用性]]もより高いデッキがざらになり、革命ファイナル環境の頃と同じように敢えて【レッドゾーン】で戦う意味が薄れた。[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]に対する露骨な受けがそのまま【レッドゾーン】に刺さったのも痛かった。

***超天篇期 [#ub1cbb80]
[[DMRP-10]]で[[《暴走獣斗 ブランキー》]]を、[[DMEX-06]]で[[《撃速 ザ・グナム》]]、[[《覇王速 ド・レッド》]]を獲得し、赤単構築が強化された。ただ、これだけ強化されたとはいえ、[[GR召喚]]付き[[確定除去]]S・トリガーがこのシリーズに続々登場し、[[双極篇]]でもオマケのように防御S・トリガーの面が付いた[[ツインパクト]]が多数登場したため、カードプール的にはS・トリガーで除去されやすい状況と言える。それでも、[[シールド焼却]]や[[封印]]のおかげで[[【サッヴァーク】]]への対処には困らず、2019年7月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂直後の環境では上位にあった。

ところが[[DMBD-10]]の発売により[[【青黒緑デッドダムド】]]が成立すると立場が一変。環境が[[【青黒緑デッドダムド】]]とそれに有利な高速デッキやカウンターで勝ちに行けるループ中心になった。このデッキと同じような速度とこのデッキにはない物量を兼ね備えたデッキも多く、ここに来て物量不足という弱点が重くのしかかった。実際『[[超CSIII in 山形>超CS]]』においては決勝ラウンド進出者128人中2人が使用、使用率9位タイと低迷。

***十王篇期 [#n08ebff5]
[[キリフダッシュ]]や[[フシギバース]]などの[[マナコスト]]が大きいクリーチャーを早出しするギミックに対し[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が有効であり、[[【バーンメアジョーカーズ】]]など呪文への依存度が低くないデッキに[[《音奏 プーンギ》]]が刺さることから、【赤白レッドゾーン】がメタ格に復帰。[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]などの[[マジボンバー]]持ちや[[《U・S・A・BRELLA》]]を獲得したのも大きい。ただ、焦って侵略すると環境でよく見る[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]で処理されてジリ貧になってしまう恐れがあるため、メタカードでの牽制がそれまで以上に重要になった。極端な話、どれだけ早く[[《U・S・A・BRELLA》]]を出せるかという勝負になった面もある。

2020年7月1日には新たな殿堂レギュレーション施工に伴い、メインの侵略先であった[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]が殿堂入りによって1枚しか使用できなくなった。しかし、空いた枠に追加のメタカードや別の侵略先を投入することでリペアされ、殿堂施行前のライバルであった[[【ドッカンデイヤー】]]が殿堂入りで大幅に弱体化したこともあり環境に残ることに成功した。
しかし、[[【連ドラグナー】]]という出力も速度も上回るデッキの登場によりこのデッキの立場は危うくなり、環境から転落してしまう。更に、2020年12月18日に【連ドラグナー】の巻き添えを食らう形で[[《ヘブンズ・フォース》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定されてしまい、赤白型は大幅に弱体化を余儀なくされた。

***王来篇期 [#s9255628]
[[メタ]][[ビート>ビートダウン]]としてはより[[リソース]]確保の機構が優秀な[[【鬼羅.Star】]]が登場。似たようなこととそれ以上のことができるそちらを差し置いてこちらを真剣勝負で握るメリットが無くなった。[[【5色コントロール】]]は優秀な受け札を獲得しており、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の[[T・ブレイク>T・ブレイカー]]を[[シールド]]で返すことなど非常に容易となったばかりか、寧ろ手札が増える分だけ利敵行為になりかねなくなった。

天敵となる【レッドゾーン】へのメタカードである[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]、[[《希望のジョー星》]]を対策しようと軽量除去を積もうにも、リソースの問題がここに来て重くのしかかるようになった。

それでも、[[DMEX-18]]で【赤青レッドゾーン】に待望の強化パーツである[[《超次元の王家》]]が追加された。素出しプランとしても強力なこのクリーチャーのおかげで[[着地置換効果]]方式の[[コスト踏み倒しメタ]]をあまり気にする必要が無くなった上に、初動手札交換としても侵略元としても優秀なこのカードのおかげでデッキが回りやすくなったため、[[DMEX-18]]期のオリジナルではそこそこの入賞実績を収めた。
**その他 [#b38a2bda]

-[[DMRP-17]]発売前の事前情報では、1ターン目に[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]、2ターン目に[[《一撃奪取 トップギア》]]、3ターン目に[[《轟速 ザ・レッド》]][[召喚]]からの[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]へ[[侵略]]することによって、最速3ターンキルができるということでそれなりに大きな注目を集めた。当時は3ターンキルは理論上不可能ではないが、机上の空論のような低確率でしか実現できない手段なので、現実的な確率で3ターンキル手段が開拓されたのは当時としては衝撃的だった。しかし、現実的な確率になったとは言え、[[オーバーキル]]であることには変わらなかった。最速3ターンキルが容易に達成できるようになったのは、約2年越しに登場した[[【赤単ブランド】]]である。

**参考 [#ob95b66a]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/速攻]]
-[[赤単]]
-[[黒赤]]
-[[白赤]]
-[[赤緑]]
-[[【速攻】]]
-[[侵略]]
-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]
-[[《轟速 ザ・レッド》]]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]

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