#author("2020-01-18T16:27:27+09:00","","")
*【ヘルゲート・ムーンライブラリアウト】 [#t98edd8f]

[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]と[[《黒神龍ザルバ》]]の[[cip]][[能力]]を[[《百発人形マグナム》]]で[[ループ]]させ、[[強制]][[ドロー]]による[[ライブラリアウト]]で勝利する[[即死コンボ]][[デッキ]]。

|神羅ヘルゲート・ムーン VR 闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/デビルマスク 13000|
|究極進化−自分の進化クリーチャー1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、クリーチャーをすべて、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、相手は自身のクリーチャーをすべて、墓地からバトルゾーンに出す。|
|T・ブレイカー|

|黒神龍ザルバ C 闇文明 (4)|
|クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 5000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手はカードを1枚引く。|

|百発人形マグナム R 闇文明 (4)|
|クリーチャー:デスパペット 4000|
|いずれかのプレイヤーが、マナゾーンのカードをタップせずに、クリーチャーまたはクロスギアをバトルゾーンに出した時または呪文を唱えた時、そのプレイヤーは自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。|

コンボの順番は以下の通り。文章にすると非常に分かりづらい。
「トリガー効果は[[アクティブ・プレイヤー]]→非アクティブ・プレイヤーの順で[[解決]]し、同一プレイヤーの効果の解決順はそのプレイヤーが任意で選べる」というルールが非常に重要。

*パターン?:マグナムが墓地にある場合 [#gba5aac0]

+あらかじめ[[墓地]]に[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]、[[進化クリーチャー]]、その[[進化元]]、[[《黒神龍ザルバ》]]、[[《百発人形マグナム》]]、[[バトルゾーン]]に[[進化]]クリーチャーを1体出しておく。デッキの性質上、[[墓地進化]]と相性がいい。
ここでは仮に、ヘルゲートの進化元はいずれも[[《死神術士デスマーチ》]]、デスマーチの進化元はいずれも[[《貴星虫ヤタイズナ》]]とする。
+[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]を普通に召喚する([[コスト踏み倒し]]も可)。
バトルゾーン:ヘルゲートA
墓地:デスマーチ、ヤタイズナ、ヘルゲートB、ザルバ、マグナム
待機状態の効果:ヘルゲート×1
+ヘルゲートの効果×1を解決し、墓地からデスマーチ→ヘルゲートB、ザルバ、マグナムを出す。マグナムは最後でなければ何番目でもいいが、ここでは最初に出したとする。
バトルゾーン:ヘルゲートA、B、ザルバ、マグナム
墓地:なし
待機状態の効果:マグナム×4、ヘルゲート×1、ザルバ×1、(あれば)相手クリーチャーのcip効果
+マグナムの効果×2を解決し、ヘルゲートA、ザルバを破壊する。
バトルゾーン:ヘルゲートB、マグナム
墓地:ヘルゲートA、デスマーチ、ヤタイズナ、ザルバ
待機状態の効果:マグナム×2、ヘルゲート×1、ザルバ×1、相手のcip
+ヘルゲートの効果×1を解決し、墓地からデスマーチ→ヘルゲートA、ザルバを出す。
バトルゾーン:ヘルゲートA、B、ザルバ、マグナム
墓地:なし
待機状態の効果:マグナム×5、ヘルゲート×1、ザルバ×2、相手のcip
+4〜5を繰り返し、ヘルゲートAとザルバを40回ほどバトルゾーンと墓地の間で往復させる。
バトルゾーン:ヘルゲートA、B、ザルバ、マグナム
墓地:なし
待機状態の効果:マグナム×43、ヘルゲート×1、ザルバ×40、相手のcip
+ザルバの効果×40を解決し、相手にカードを40枚引かせる。
この時点で[[ライブラリアウト]]で自分が勝利するので、残った効果は解決されないままゲームが終了する。

*パターン?:マグナムが場に出ている場合 [#q3698a44]
+あらかじめ[[墓地]]に[[《黒神龍ザルバ》]]、[[バトルゾーン]]に[[進化]]クリーチャーと[[《百発人形マグナム》]]を1体ずつ出し、他に[[コスト踏み倒し]]に必要な条件があれば整えておく([[《母なる星域》]]であればコストになるクリーチャーを出す等)。
ここでも、ヘルゲートの進化元は[[《死神術士デスマーチ》]]、デスマーチの進化元は[[《貴星虫ヤタイズナ》]]とする。
+[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]を[[コスト踏み倒し]]で場に出す([[召喚]]では不可)。
バトルゾーン:ヘルゲート、マグナム
墓地:ザルバ
待機状態の効果:ヘルゲート×1、マグナム×1
+マグナムの効果×1を解決し、ヘルゲートを破壊する
バトルゾーン:マグナム
墓地:ザルバ、ヤタイズナ、デスマーチ、ヘルゲート
待機状態の効果:ヘルゲート×1
+ヘルゲートの効果×1を解決し、デスマーチ→ヘルゲート、ザルバを場に出す。
バトルゾーン:マグナム、ヘルゲート、ザルバ
墓地:なし
待機状態の効果:マグナム×3、ヘルゲート×1、ザルバ×1、相手のcip
+マグナムの効果×2を解決し、ヘルゲート、ザルバを破壊する。
バトルゾーン:マグナム
墓地:ザルバ、ヤタイズナ、デスマーチ、ヘルゲート
待機状態の効果:マグナム×1、ヘルゲート×1、ザルバ×1、相手のcip
+4〜5を繰り返し、ヘルゲートとザルバを40回ほどバトルゾーンと墓地の間で往復させる。
バトルゾーン:ヘルゲート、ザルバ、マグナム
墓地:なし
待機状態の効果:マグナム×42、ヘルゲート×1、ザルバ×40、相手のcip
+ザルバの効果×40を解決し、相手にカードを40枚引かせる。
この時点で[[ライブラリアウト]]で自分が勝利するので、残った効果は解決されないままゲームが終了する。

----

非常にややこしいコンボだが、要は待機状態となった効果をうまく処理するということである。コンボの筋道は一つではないので、隙あらば実行できるように場を整えていくことが重要。相手の除去手段を観察して、破壊が中心であれば積極的に[[《百発人形マグナム》]]を場に出していっても構わないだろう。

*主要カード [#sf907e5c]
|[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]|何度もザルバを出す|
|[[《黒神龍ザルバ》]]|相手に強制1ドローさせる|
|[[《百発人形マグナム》]]|自分のヘルゲート、ザルバを破壊する|

*候補カード [#f1dcd2b7]
|[[《カラフル・ダンス》]]※|正統派[[墓地肥やし]]|
|[[《オットコマエ・ピーマン》]]|[[《カラフル・ダンス》]]の成功率を上昇させる|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]※|ピーマン→ダンスで落とせなかったカードを落とす|
|[[《死神術士デスマーチ》]]|軽量[[進化元]]|
|[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]|~|
|[[《貴星虫ヤタイズナ》]]|[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]やその進化元を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《母なる星域》]]|~|
|[[《大邪眼B・ロマノフ》]]|墓地肥やしと好相性|
|[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]|ヘルゲートは出せないが、B・ロマノフなどと好相性|
|[[《青銅の鎧》]]|定番[[マナブースト]]|
|[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]|手札に持つ必要のない超ブースト|
|[[《悪魔の契約》]]|ババン・バン・バンで増えたマナからパーツを落とす|
|[[《大菜王ビッグ・ナスディーン》]]|ナスやピーマンから進化して10マナに繋ぐ|
|[[《イモータル・ブレード》]]|ナスオや青銅などのcipを活用|

墓地に計5枚ものパーツをそろえつつ[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]を出すのは大変な気もするが、実は核となるパーツは多くてもデッキの半分程度であり、意外と決めやすい。
ヘルゲートのコストの重さも、[[《貴星虫ヤタイズナ》]]や[[《母なる星域》]]によるコスト踏み倒し、[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]や[[《大菜王ビッグ・ナスディーン》]]によるマナ加速など選択肢が多く、墓地肥やしギミックも[[【墓地進化速攻】]]に近い動きをするなど応用が利くため、構築の自由度はかなり高い。
また、[[《黒神龍ザルバ》]]を[[《無頼聖者スカイソード》]]や[[《腐敗聖者ベガ》]]にし、[[《光霊姫アレフティナ》]]を搭載した[[エクストラウィン]]を目指す亜種も存在する。
相手に回した場合、いかに動き方を把握しているかによって勝敗は分かれてくるだろう。システムクリーチャーを1体と墓地に1枚のパーツがあれば決まるパターンもあるので、油断は禁物である。

[[バトルゾーン]]や[[墓地]]に[[《黒神龍ザルバ》]]がいない状況で[[ループ]]を開始しても、代わりに[[カード]]を[[墓地]]に落とす[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]がいれば、[[ループ]]中に[[《黒神龍ザルバ》]]を落とせる可能性がある。[[マナ]]や[[山札]]からなら[[《ダンディ・ナスオ》]]が使える。他にも[[手札]]や[[シールド]]を[[墓地]]に置く[[クリーチャー]]と併用して、[[《黒神龍ザルバ》]]が山札の最後の1枚のみでもない限り確実に[[ライブラリアウト]]が狙える、といった状況を早期に作り出す事も可能。
また、[[《黒神龍ザルバ》]]を[[進化元]]として使ってしまった場合でも、[[《百発人形マグナム》]]の効果で一度その[[クリーチャー]]を破壊し、[[リアニメイト]]時に別の[[クリーチャー]]を[[進化元]]に替える事で簡単に解決する。ここまでくれば[[《黒神龍ザルバ》]]の居場所を考えずとも他のパーツを優先的に揃えてからループを開始すれば、[[ライブラリアウト]]まで持っていけるようになる。

他の[[ライブラリアウト]]系[[デッキ]]と違い、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]][[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の能力に引っかからずに相手の[[山札]]を削り切る事が出来るのも強み。ただし[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]は[[コスト踏み倒し]]の、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]は[[墓地肥やし]]の[[メタ]]でもあるため、いずれにせよ苦戦を強いられる事になる。

**参考 [#w81de8c3]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ライブラリアウト]]
-[[デッキ集/リアニメイトコンボ]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[デッキ集/進化デッキ]]
-[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]
-[[ライブラリアウト]]