#author("2020-09-22T11:14:22+09:00","","") *【ヘブンズ・ゲート】(デュエル・マスターズ プレイス) [#k42f4b67] **概要 [#w0e66574] [[DMPP-04]]で[[《ヘブンズ・ゲート》]]が登場したことにより誕生した[[デッキタイプ]]。高コストの[[ブロッカー]]を[[コスト踏み倒し]]し、強力な[[クリーチャー]]で盤面を制圧する。TCG版同様、「【天門】」と呼ばれることが多い。 |ヘブンズ・ゲート VR 光文明 (6)| |呪文| |S・トリガー| |光の「ブロッカー」を持つ、進化ではないクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。| #contents *【5色ヘブンズ・ゲート】 [#d7fd4890] 5色デッキにすることで、[[《剛撃聖霊エリクシア》]]が[[《天海の精霊シリウス》]]を凌駕するコストパフォーマンスを発揮することと、[[《悪魔聖霊バルホルス》]]、[[《血風聖霊ザーディア》]]を踏み倒せた際のアドバンテージが大きいこと、[[マナ基盤]]としての役割と10ターン経過のさせやすさから[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を無駄なく扱えることから、5色でデッキを構築させたもの。 その完成度の高さから、[[DMPP-04]]、[[DMPP-05]]期には【ヘブンズ・ゲート】がほぼ【5色ヘブンズ・ゲート】と同義と見なされている。 「[[【5色デッキ】]]」の「【天門】」なので「【5c天門】」と呼ばれることも多い。 **主要カード [#z62fede7] |[[《ヘブンズ・ゲート》]]|コンセプト| |[[《悪魔聖霊バルホルス》]]|[[無限ブロッカー]]が優秀 相手クリーチャーの除去も担う| |[[《血風聖霊ザーディア》]]|ブロッカー [[シールド追加]]と条件付き[[割り振り火力]]を持つ| |[[《剛撃聖霊エリクシア》]]|ブロッカー 最大でパワー18000の[[Q・ブレイカー]]になる| |[[《無双竜機ボルバルザーク》]]※|フィニッシャー| **候補カード [#n536ade7] |[[《エナジー・ライト》]]|激しい手札消費をカバーするドローソース| |[[《プリズム・ブレイン》]]|不安定だがデッキに多色が多いので4マナ3枚補充になりやすい| |[[《ブレイン・チャージャー》]]|[[チャージャー]]付きドローソース 《ヘブンズ・ゲート》に4→6と繋がる| |[[《ホーリー・メール》]]|《ヘブンズ・ゲート》をシールドに仕込む 埋めたのは《ヘブンズ・ゲート》だと読まれやすいことには留意| |[[《護法の精霊アムシオン》]]|ブロッカーを[[アンタッチャブル]]化、ブロック時[[パンプアップ]]| |[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]|[[ミラーマッチ]]で効果を発揮する[[アタッカー]]| |[[《リバース・チャージャー》]]|[[墓地回収]] 事実上の5枚目以降の《ボルバル》| |[[《ロスト・ソウル》]]|コントロール同士の対面で優秀| |[[《フェアリー・ライフ》]]|《宝剣》サポート 1ターン早く《ヘブンズ・ゲート》を手打ちすることにも| |[[《英知と追撃の宝剣》]]|最大1:4交換になる ランデスして相手の《ロスト・ソウル》妨害にも| |>|かつて採用されていたカード|h |[[《無頼聖者サンフィスト》]]|ハンデスが多かった[[DMPP-04]]期で採用。コスト3 序盤の守り、1打点、マッドネス、マナ基盤| |[[《トリプル・ブレイン》]]|[[DMPP-04]]期に採用された[[ドローソース]]。[[《プリズム・ブレイン》]]が優先されるようになった| //|[[《神門の精霊エールフリート》]]|5→6の動きができる呪文サーチ| //|[[《電脳聖者タージマル》]]|コスト3 序盤の守り兼マナ基盤| //|[[《宣凶師ドロシア》]]|コスト4 序盤の守り兼ハンデス牽制| **このデッキの回し方 [#m0f33056] 序盤は[[《エナジー・ライト》]]や[[《ブレイン・チャージャー》]]などのドローソースで[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[コスト踏み倒し]]候補の[[ブロッカー]]を補充していく。準備が整ったら《ヘブンズ・ゲート》で高コストのブロッカーを出し、相手に反撃の術を失わせる。相手が速攻で、《ヘブンズ・ゲート》を手打ちするのが間に合わない場合は[[《ホーリー・メール》]]で《ヘブンズ・ゲート》をシールドに埋める動きも優秀。 盤面を制圧したら、後は臨機応変にフィニッシュの手段を変える。防御力の高さと攻めに転じた時の破壊力をうまく勝利に結び付けたい。 **長所 [#g75df199] [[4枚積み]]した[[《ヘブンズ・ゲート》]]がシールドに1枚でもある確率は''約42.7%''。 速攻デッキにとって、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で出される強力なブロッカーに真っ向から挑むのはほぼ不可能である。 [[《ヘブンズ・ゲート》]]以外にも、[[《デーモン・ハンド》]]や[[《アクア・サーファー》]]といった[[S・トリガー]]を持つ扱いやすいカードを無理なくデッキに入れることができ、速攻デッキにも強い。 コントロール相手にも、多めに積んであるドローソースで手札を補充し、隙を見て[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ロスト・ソウル》]]でアドバンテージを得る動きが強力。 明確に不利となるデッキタイプが存在せず、どんな相手にも安定した戦いができる。 **短所 [#ibbd1d72] ドローソースが多いとはいえ、大量の[[ハンデス]]や[[《ロスト・ソウル》]]で手札が枯渇すると、《ヘブンズ・ゲート》が機能しなくなりジリ貧になりがちである。 守備は基本的に《ヘブンズ・ゲート》に頼っているため、速攻相手であっても、シールドに1枚も《ヘブンズ・ゲート》がなく、それでいて6マナ溜まる前に決着がつく速度で攻めてきた場合は《ヘブンズ・ゲート》の手打ちをする間もなくあっさり負けてしまう。 また、ブロッカー除去はこのデッキの大敵。[[ウェーブストライカー]]でブロッカー2体破壊の[[《スカイフレーム・リザード》]]や、[[《クリスタル・パラディン》]]などは非常に厄介な存在となる。デッキに軽量除去を入れる枠も厳しく、[[ウェーブストライカー]]の[[横並び]]を阻止しづらい点でも相性が悪い。 また、使用するカードのレアリティが軒並み高く、デュエル・マスターズ プレイス全体で見てもデッキを構築する難易度は屈指の高さ。ベリーレアの[[《ヘブンズ・ゲート》]]4枚はまだしも、スーパーレアの[[《悪魔聖霊バルホルス》]]、[[《血風聖霊ザーディア》]]、[[《剛撃聖霊エリクシア》]]の3種は、【ヘブンズ・ゲート】以外には流用しづらいカードのため、カード資産の乏しいプレイヤーにとっては構築にかなりの勇気が必要となる。 **その他 [#zaf9f226] [[4枚積み]]していたとしても、裏を返せば''約57.3%''の確率で初期シールドの5枚に1枚も[[《ヘブンズ・ゲート》]]が入っていない。 [[《ヘブンズ・ゲート》]]しか速攻デッキ対策が入っていないのであれば、約57.3%と半分以上の割合で負けてしまう計算となる。 さらに、手札にブロッカーがいない状態で、1枚目のブレイクでシールドの[[《ヘブンズ・ゲート》]]を引いたり、[[無限ブロッカー]]の[[《悪魔聖霊バルホルス》]]が[[《火炎流星弾》]]などで[[除去]]されブロッカーの数が足りず[[横並び]]にダイレクトアタックされる、デッキの下のほうに[[《ヘブンズ・ゲート》]]が固まっていて手打ちすらできないで終わるという負け筋もある。 実際には[[《ヘブンズ・ゲート》]]以外の[[S・トリガー]]や[[《ホーリー・メール》]]で速攻デッキへの勝率を高くすることはできるが、それでも運次第では有利なはずの速攻デッキに一方的に負けることもある((山札の残りが25枚のとき、シールドブレイク+山札から引いた手札の合計15枚に1枚も《ヘブンズ・ゲート》が来ない確率は約13.8%なので、無視できる確率ではない。))ということは覚えておきたい。 -[[《光翼の精霊サイフォス》]]、[[《聖核の精霊ウルセリオス》]]、[[《光器サーシャ》]]など、コストがネックとなり使いづらかった光ブロッカーを、《ヘブンズ・ゲート》で踏み倒しすることで活躍の機会が見いだせるようになった。ただし環境にはその姿は見られない。 -手っ取り早くこのデッキを作りたいなら[[DMPD-04]]を購入するといいだろう。 -2020年9月12日、13日に行われた公式大会の出場者のデッキ分布が公表され、使用率は19.9%(1位)であった。さらに、準々決勝に進んだ上位8人中5人、準決勝に進んだ上位4人全員がこの【5色ヘブンズ・ゲート】であった。 --ちなみに優勝者のデッキは[[DMPP-05]]のカードが1枚も採用されていなかった。これは[[DMPP-04]]までのカードで完結した強さを持っていた証拠だろう。 --ボルサリーノ@海軍大将選手が使用した優勝デッキ((リストは[[大会動画>https://youtu.be/IBCycM6Mljs?t=14262]]より)) ---なお、2020年9月17日付で[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が[[DP殿堂]]に指定されたため、このデッキをそのまま使用することはできなくなった。 |カード名|文明|枚数|h |>|>|~■クリーチャー| |[[《腐敗電脳アクアポインター》]]|水/闇|2| |[[《アクア・サーファー》]]|水|4| |[[《剛撃聖霊エリクシア》]]|光/自然|3| |[[《無双竜機ボルバルザーク》]]※|火/自然|4| |[[《悪魔聖霊バルホルス》]]|光/闇|4| |[[《血風聖霊ザーディア》]]|光/火|3| |>|>|~■呪文| |[[《エナジー・ライト》]]|水|4| |[[《ブレイン・チャージャー》]]|水|4| |[[《リバース・チャージャー》]]|闇|2| |[[《ヘブンズ・ゲート》]]|光|4| |[[《デーモン・ハンド》]]|闇|3| |[[《ロスト・ソウル》]]|闇|3| *【ペガサス天門】 [#g7504fe7] [[《ヘブンズ・ゲート》]]だけでなく[[《聖獣王ペガサス》]]も使って[[グッドスタッフ]]群の踏み倒しをするデッキ。 **候補カード [#z62fede7] |[[《聖獣王ペガサス》]]|攻撃時と離れた時にデッキからランダムでコスト踏み倒し| |[[《勇猛護聖ウォルポニカ》]]|マナブーストができるブロッカー進化元| |[[《口寄の化身》]]|大量ドロー 山札消費には注意| *参考 [#xd0238e9] -[[デュエル・マスターズ プレイス]] -[[デッキ集(デュエル・マスターズ プレイス)]] -[[【ヘブンズ・ゲート】]]