#author("2020-07-30T18:29:25+09:00","","")
#author("2020-07-31T19:21:57+09:00","","")
*【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】 [#dd0c61ce]

[[DMEX-12]]で登場した[[《特攻の忠剣ハチ公》]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]で勝ち続け、バトルゾーンを埋め尽くすデッキ。
主に[[火]]を中心に、サポートとなる[[自然]]、もしくは[[光]]を追加して作られる事が多い。

|特攻の忠剣ハチ公 C 火文明 (4)|
|クリーチャー:フレイム・コマンド/フレイム・モンスター/ハンター 3000|
|このカードは、4枚より多くデッキに入れることができる。|
|スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)|
|このクリーチャーの攻撃の終わりに、相手とガチンコ・ジャッジする。自分が勝ったら、自分の山札を見る。その中から、《特攻の忠剣ハチ公》を1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。(ガチンコ・ジャッジ:各プレイヤーは自身の山札の上から1枚目を見せ、それを一番下に置く。そのカードのコストが相手以上であれば、自分の勝ちとする)|


**主要カード [#f90bed14]
|[[《特攻の忠剣ハチ公》]]|コンセプトカード|
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|大量展開で[[禁断解放]]を目指す。&br;[[《テック団の波壊Go!》]]対策にも|


**候補カード [#a9f2c23d]
|[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]|《ハチ公》から革命チェンジ。ファイナル革命で味方を[[アンタップ]]。&br;[[アンブロッカブル]]付与もありがたい。&br;[[革命チェンジ]]すると山札から[[コスト踏み倒し]]出来ないが、それを考慮しても強力|
|[[《生命と大地と轟破の決断》]]|マナゾーンからコスト5以下のクリーチャーを2体踏み倒せる。&br; 《ハチ公》と《Q.Q.QX.》を出してフィニッシュを狙いたい|
|[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]|このクリーチャーがいれば[[ガチンコ・ジャッジ]]必勝|
|[[《呪紋のカルマ インカ》]]|クリーチャーによるカウンターを封じる。&br;《決断》を唱える前に出しておくか、先に《ハチ公》もしくは《Q.Q.QX.》のいずれかを用意したい|
|[[《超次元シャイニー・ホール》]]|[[超次元]]戦術の要。ついでに相手の[[ブロッカー]]を封じたり、2000以下の[[タップキル]]で安全に殴る|
|[[《ラグーン・マーメイド》]]|水の山札操作。ガチンコ・ジャッジの勝率を上げる|
|[[《アクア・ベララー》]]|~|
|[[《爆裂筋肉養成所》]]|[[パワー]]を上げて[[ブロッカー]]を突破する|
|[[《裁キノ聖堂 レ・リョーカク》]]|~|
|[[《裏斬隠 フォクシット》]]|[[シノビ]]。ノーコストで[[ブロッカー破壊]]|
|[[《ヘブンズ・フォース》]]|初動。2ターン目から《ハチ公》を場に出す|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|初動。基本の[[マナブースト]]|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|
|[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]|初動。片面が高コストの[[マナ加速]]|
|[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]|~|
|[[《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》]]|[[除去]][[トリガー>S・トリガー]]を持つ初動[[マナ加速]]|
|[[《おやすみヒッポポさん》]]|ガチンコ・ジャッジ補助。素のスペックは[[準バニラ]]だが数を稼げる|
|[[《綺羅王女プリン/ハンター☆エイリアン仲良しビーム》]]|~|
|[[《オニウッカリ 爆マル》]]|ガチンコ・ジャッジ補助。クリーチャーが大半なので低コストで召喚可能|
|[[《八面の化身》]]|~|
|[[《優位の守護者サメンビー》]]|~|
|重量級S・トリガー|防御札。ガチンコ・ジャッジに勝ち易くする為にも|


**超次元ゾーン [#z6b5b712]
|[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]|《ハチ公》を並べて[[覚醒]]させれば[[呪文ロック]]に|
|[[《時空の探検家ジョン》]]|連続展開系のデッキと相性の良い[[打点]]サイキック|
|[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]|[[《ジョン》>《時空の探検家ジョン》]]とセットで|

**このデッキの回し方 [#w2eb992a]
大まかなデッキの動かし方は単純明快。
[[《特攻の忠剣ハチ公》]]を一刻も早くバトルゾーンに出し、[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝って連続攻撃を叩き込み[[ダイレクトアタック]]を決める、それだけである。
《ハチ公》を多くデッキに積めるので、[[手札事故]]が起こって出せない事はまず起きない。
適宜[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]に[[革命チェンジ]]してアンタップクリーチャーを生成すれば防御[[S・トリガー]]を単体除去のみに絞った相手には止められないだろう。

[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]型は《ハチ公》登場以前に既に存在していたデッキに喩えると「1ターンキルターンが遅い代わりに絶対に[[コスト踏み倒し]]が外れない[[【“B-我”ライザ】]]」といったところか。

デッキ内をすべて《ハチ公》にする事も出来るが、[[《バグル・パズル》]]や[[遊撃師団]]と違ってこのクリーチャー自身を[[リクルート]]できる為、その必要性は薄い。
しかし《ハチ公》が少なすぎても展開に支障が出る為、入れるとしたら10~16枚が目安になるだろう。

**長所 [#rd7e2e42]
相手が[[S・トリガー]]をほとんど搭載しないほど[[速攻]]に特化した構築なら、最速で殴り切られない場合は高い確率で勝てる。

極端な話、《ハチ公》でガチンコ・ジャッジに2回連続で勝つという前提条件を満たせば、[[《ヘブンズ・フォース》]]、《ハチ公》、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]の3枚で先攻2ターンキルができる。

《ハチ公》の性質上、[[オールタップ]]を防御手段とする相手には止められない。
[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]のアンタップ能力を活かして[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]による[[シールド焼却]]を1回余分に使っただけで十分詰められることもある。
《レッドギラゾーン》が着地すれば[[ブロッカー]]も怖くない。

**短所 [#t6b3915b]
普通のデッキ相手に[[1ショットキル]]が毎回上手く決まる可能性は低い。その為、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を[[《テック団の波壊Go!》]]対策に用意したり、[[《生命と大地と轟破の決断》]]から[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]や[[《呪紋のカルマ インカ》]]と一緒にバトルゾーンに出すなど、相手の妨害対策といった工夫も用意しておきたい。

コスト踏み倒しのタイミングが[[攻撃終了ステップ]]なので、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]が[[着地]]する前は[[ブロッカー]]には脆い。

この手のカードに言える事だが、同名カードを一気に除去する[[《天使と悪魔の墳墓》]]や[[《蓄積された魔力の渦》]]には弱い。
状況次第では「詰み」に追い込まれかねないので注意したい。




**コモン縛りにおける考察 [#x127bd93]

-低コストカードに絞られてデッキが作られる事の多い[[コモン縛り]]では[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝ち易く、非常に強力である。[[今引き]]から[[1ショットキル]]を起こしやすく、[[《ブレイン・タッチ》]]を駆使する[[ハンデス]]にも強い。

-ここに[[コモン縛り]]における構築例を挙げる。主に[[火]]・[[自然]]・[[光]]の三色型が代表的である。
+まずは[[《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]と[[《フェアリー・ライフ》]]を4積みにする。更に初動を増やすなら[[パンプアップ]]によるブロッカー突破を可能とする[[《鼓動する石版》]]がオススメ。
+次に[[ブロッカー]]メタとなる[[《クイック・スパーク》]]や[[《裏斬隠 フォクシット》]]を追加して突破性能を向上させる。[[ニンジャ・ストライク]]でパンプアップする[[《土隠の式神センプーン》]]や[[《旋風 カゼマルネイチャー》]]も《ハチ公》の生存に貢献してくれる。
+最後は[[《ウイングアイ・マック》]]や[[《密室の破壊者クローズド》]]といった高コスト防御札を適量加え、残りを《ハチ公》で一杯にすればよい。
--他にも[[光]]の代わりに[[水]]を加え、[[《アクア・ベララー》]]で[[コスト踏み倒し]]の度に相手の[[山札]]を確認したり、[[蓄積された魔力]]関連を追加するのも手。
--忘れないで欲しいのが、デッキの80%以上をコスト4より大きいカードで統一する事である。いくら便利なカードを積んでも、[[ガチンコ・ジャッジ]]に勝ちにくくなっては仕方ないので注意したい。

-[[コモン縛り]]におけるこのデッキの対策には以下の様な手段がある。
+低コスト高パワーのブロッカーを用意する方法。[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]や[[《「予言のジェス」》]]等はパワーが高いので有用。パワーが3000以下のブロッカーでも[[《裁キノ聖堂 レ・リョーカク》]]でサポートする手もある。しかし、相手が[[《クイック・スパーク》]]で[[オールタップ]]してきたり、同じく[[《裁キノ聖堂 レ・リョーカク》]]を使って[[ブロッカー]]を殴り倒す場合もあり、油断は出来ない。[[《審絆の阻み 六華》]]なら大丈夫だが、何体も《ハチ公》を並べられると危険。
+相手ターン中にも使える[[除去]]を増やす方法。[[《イフリート・ハンド》]]や[[《ウイングアイ・マック》]]の様な大型[[S・トリガー]]ならコストも高いので[[ガチンコ・ジャッジ]]にも勝ちやすくなる。[[《蓄積された魔力の渦》]]や[[《龍装者 ギアファン》]]の様な[[バウンス]]も強力だが、次の相手のターンにまた《ハチ公》を出されては危ないので過信しない様に。また、この手の防御手段を積みすぎるとデッキの回転力が鈍る欠点もある。[[コモン縛り]]では通常環境ほど[[インフレ]]していないとは言え、注意しておきたい。
+[[【赤緑キリフダッシュ】]]などでこのデッキより早く[[速攻]]を決める方法。ただし、相手が2ターン目で[[マナ加速]]してくる可能性が高い為、先行をとって3ターンキルを狙わなくてはならない。逆にこちらは《ハチ公》さえ出せば勝てるので時間稼ぎ用の[[S・トリガー]]を積みやすく、先行を取られても負ける可能性は薄い。


**参考 [#z1b27e5d]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[《特攻の忠剣ハチ公》]]
-[[ガチンコ・ジャッジ]]
-[[1ショットキル]]