#author("2021-03-01T01:52:22+09:00","","") *【ドリームメイト】 (デュエプレ) [#ycc47e38] **概要 [#s5da033f] [[ドリームメイト]]を中心にした中速[[ビートダウン]]デッキ。 [[DMPP-07]]ではドリームメイトの色である[[赤緑]]、もしくは[[《クラウド・メイフライ》]]も併用した[[緑単]]が多かった。 [[《霊騎幻獣ウルコス》]]登場により、[[赤緑]]や[[緑単]]はかなり数を減らし、[[白赤緑]]や[[白青緑]]がメジャーとなっている。 [[赤]]を入れる場合も、火文明のドリームメイトは単体性能の高い[[《幻獣竜機ボルパンサー》]]だけ、になりがちである。 [[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]による展開を主軸とするため、端的に【(デッキカラー)パンダ】や【(デッキカラー)ケンジ】と呼んでも意味は伝わる。 |独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍 SR 自然文明 (5)| |進化クリーチャー:ドリームメイト 6000| |進化-ドリームメイト| |攻撃する時、自分の山札からランダムな進化でないドリームメイト1体をバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。| |このクリーチャーが相手クリーチャーの攻撃によってバトルする時、かわりに自分の他のドリームメイトをバトルさせてもよい。| |W・ブレイカー| **主要カード [#d63fdfa8] |[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]|核 [[アタックトリガー]]で[[ドリームメイト]]を山札から[[コスト踏み倒し]]で出す| |[[《猛烈元気バンジョー》]]|コストが4→5と繋がる進化元 ドリームメイトの種類を絞れば[[探索]]でも高確率で《ケンジ》を入手できる| |[[《ジェネラル・クワガタン》]]|出るだけでもcipマナ加速+《ケンジ》の身代わり役、さらに破壊時の被害軽減も| **候補カード [#r93532d8] ***自然 [#x9ef97d1] |[[《大冒犬ヤッタルワン》]]|コスト2→4→5と繋げられる進化元だが、《ケンジ》の効果から出ないように採用しないのもアリ| |[[《自由な旅人ベア子姫》]]|種族が合う[[S・トリガー]] 2000以下をマナ送り| |[[《幻獣提督ウー・ワンダフォー》]]|[[マッドネス]]、後半の手札補充 《ケンジ》で踏み倒せても強い| //|[[《密林の残兵ドーナ・ドナ》]]|すぐ[[《地獄スクラッパー》]]の範囲外になれる 《ケンジ》の身代わりで[[バトル]]に勝てることも| //|[[《ホップステップ・バッタン》]]|《ケンジ》を引けない場合のサブプラン 緑単なら採用枠が足りている| //|[[《クラウド・メイフライ》]]~| |[[《幻緑の双月》]]|《ヤッタルワン》と同じく2→4→5の動きを可能にするが進化元にはならない| |[[《進化の化身》]]|確定で《ケンジ》を[[探索]]できるが、自身は進化元にはならない 《大冒犬》込み2→4→5で| |[[《フェアリー・ライフ》]]|打点優先か手札温存優先かを考えて《幻緑の双月》との選択| |[[《フェアリー・ギフト》]]|最速3ターン目に《ケンジ》や《ジェネラル・クワガタン》を出せる| ***火 [#c91e2277] |[[《幻獣竜機ボルパンサー》]]|容易に[[W・ブレイカー]]になれる[[スピードアタッカー]]| |[[《衝撃のロウバンレイ》]]|ブロッカーを破壊できるスピードアタッカー デッキ構築への依存度が低く使いやすい| |[[《爆獣ダキテー・ドラグーン》]]|火のS・トリガー獣 [[ティラノ・ドレイク]]であるため、《ロウバンレイ》の効果をもらうこともできる| ***光 [#e48cbca3] |[[《ホーリー・スパーク》]]|オールタップ 1ターンの延命や、ブロッカー軍団の無力化などで活躍する| |[[《アポカリプス・デイ》]]|《ジェネラル・クワガタン》がいる場合、相手を全滅させつつ《ジェネラル・クワガタン》が補充される| |[[《予言者リク》]]|[[DMPP-07]]のフェニックス等に有効な[[S・トリガー]]| |[[《光神龍ベティス》]]|同上 ドラゴンなので《ボルパンサー》とシナジー| |[[《清浄の精霊ウル》]]|[[メタモーフ]]が発動しないなら《ベティス》でいい| //|[[《光器ペトローバ》]]|種族デッキで強力だがコストが《ケンジ》とモロかぶりで、何時使うのかが問題| |[[《霊騎マルディス》]]|ブロッカー化| |[[《連珠の精霊アガピトス》]]|主に《霊騎幻獣ウルコス》を[[リクルート]] | //|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|| ***多色・その他 [#i4306f93] |[[《アクア・サーファー》]]|水S・トリガー [[ビートダウン]]の鍔迫り合いに これ1体で試合を変えることも| |[[《アクア・リバイバー》]]|光/水S・トリガー 除去に強い攻撃出来るブロッカー| |[[《霊騎幻獣ウルコス》]]|cipマナ加速 《ヤッタルワン》よりも格段に手札管理が楽に| |[[《血風神官フンヌー》]]|《アガピトス》採用時の選択肢 [[スピードアタッカー]]かつ[[ブロッカー]]であり、攻守両面で活躍できる| |[[《剛勇王機フルメタル・レモン》]]|《アガピトス》採用時の選択肢 [[敗北回避能力]]により強引に敗北を先延ばしにできる| //|[[《血風聖霊ザーディア》]]| **[[赤緑]]軸の場合に採用されるカード [#c91e2277] |[[《サージェント・クワガタン》]]|火|[[スリリング・スリー]]でブロッカーを破壊 これが[[赤緑]]にする意義| |[[《早食王のリンパオ》]]|火|[[スピードアタッカー]] [[今引き]]などで強引にリーサルを組む| |[[《北海の暴れん坊レッド・ジャッカル》]]|火|火文明のドリームメイトを多く入れたい場合に重宝する 出せれば強い| |[[《弾け山のラルビン》]]|火|主にコスト2パワー3000の打点として使う 《ケンジ》の進化元候補は他にたくさんいる| |[[《大作家ゴリランボー》]]|火|進化速攻ができる[[W・ブレイカー]]| |[[《炎霊甲蟲ジャンガルジャン》]]|火|自然のコスト軽減 汎用性はマナブーストする[[《ウルコス》>《霊騎幻獣ウルコス》]]のほうが高い| |[[《密林の残兵ドーナ・ドナ》]]|自然|すぐ[[《地獄スクラッパー》]]の範囲外になれる| |[[《ホップステップ・バッタン》]]|自然|[[《レベリオン・クワキリ》]]感覚で| |[[《秘精甲蟲メタルバグ》]]|自然|1ターンに複数出す場合は[[コスト軽減]]が生かせる [[《弾け山のラルビン》]]+[[《大作家ゴリランボー》]]など| **長所 [#z5365d3c] [[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]から毎ターンコスト踏み倒しができるため、《ケンジ》本体を除去しない限りビートダウンを止めるのは困難。 使用済みの小型から進化できるコスト5パワー6000のクリーチャーはビートダウン性能が高い。 [[《大冒犬ヤッタルワン》]]採用時は6マナから、[[《霊騎幻獣ウルコス》]]か[[《炎霊甲蟲ジャンガルジャン》]]採用時は7マナから[[進化速攻]]で召喚酔いしない2打点を繰り出せる。 [[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]は[[《紅神龍バルガゲイザー》]]とは異なり、デッキそのものを[[ドリームメイト]]一色にする必要はない。 極端な話、汎用性の高い[[《霊騎幻獣ウルコス》]]と踏み倒し前提で[[《ジェネラル・クワガタン》]]、あとは[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]の合計12枚だけ[[ドリームメイト]]を採用し、残り28枚を[[グッドスタッフ]]にした構築でも戦うことができる。 //★以下はDMPP-07時点で組まれていた構築特有の利点 // //赤入りなら[[《サージェント・クワガタン》]]で複数[[ブロッカー破壊]]も可能。たった4コストでパワー制限のない複数ブロッカー破壊はビートダウンデッキにとって非常に強力。 // //物量と速度を兼ね備えるため、[[【グレートメカオー】>【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]に有利。 //[[《鎧兵機サーボルト》]]では《パンダネルラ将軍》をブロックできず、[[《キャプテン・ミリオンパーツ》]]は[[《サージェント・クワガタン》]]にめっぽう弱い。 //[[【グレートメカオー】>【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]は色の都合上[[タップキル]]か[[《魂と記憶の盾》]]が主な除去手段だが、そのどちらも《パンダネルラ将軍》に刺さらない。 // //[[《大冒犬ヤッタルワン》]]の存在で、[[【速攻】]]のブレイクで増えた手札をすぐにマナに変換できるため、手札を使い切れずに負けることが起こりにくい。 //[[S・トリガー]]を厚く積むことも多いため、その点でも優位に立ち回れる。 **短所 [#j2347588] 《パンダネルラ将軍》で殴ることがコンセプトのため、[[ワンショット]]は基本できない。必ず相手の手札が潤う瞬間が存在する。 そして[[シールド]]を定期的に殴っていくという関係上、[[S・トリガー]]で反撃を食らう危険性と常に隣り合わせであることも考慮しなければならない。 [[【グレートメカオー】>【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]などと異なり[[S・トリガー]]を回避する手段が皆無であるため尚更である。 ほとんどのドリームメイトのパワーが6000以下と低い。パンプアップ手段がないと[[《白虎の剣皇ダーク・サラマンダス》]]がいるときの[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]で[[《ジェネラル・クワガタン》]]以外は全滅させられてしまう。 [[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]に至っては殆どの[[ブロッカー]]を対面で突破できず、[[《血風聖霊ザーディア》]]の割り振り火力を貰いやすいため、いかに[[《サージェント・クワガタン》]]を引けるかにかかっている。 [[【青単ツヴァイランサー】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]の[[G・ゼロ]]を妨害する札にも乏しい。 潤った手札で《ツヴァイランサー》+[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]の布陣を完成されたら[[S・トリガー]]呪文での逆転勝利はほぼ不可能になる。 同様に、[[【アポロヌス・ドラゲリオン】>【アポロヌス・ドラゲリオン】 (デュエプレ)]]も殺るか殺られるかの関係となる。 こちらも[[《ホーリー・スパーク》]]では貫通され敗北を防げず、[[《アポカリプス・デイ》]]を採用したとしても、[[進化GV]]の都合上6体未満で不発に終わりやすい。 攻撃手段が人海戦術なので[[《アポカリプス・デイ》]]に引っかかりやすく、手札補充も少ないためその後の立て直しも難しい。 [[【グレートメカオー】>【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]はこれをよく積むので踏まないよう祈りたい。 -この問題は《ジェネラル・クワガタン》の登場によってある程度解決され、逆にドリームメイト側から《アポカリプス・デイ》を仕掛けていくことも増えた。 [[DMPP-08]]で登場した[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]は天敵である。《ケンジ》の6000という高めなパワーも、相手からのバトル対象の移し替えも、《ボルガウルジャック》の[[アタックトリガー]]の前では刺さらない。 **その他 [#cb1de4f3] //[[DMPP-07]]時点の[[ドリームメイト]]はカードパワーが低いものが多い。 [[《サージェント・クワガタン》]]のことを考えると[[ドリームメイト]]で固めたくなる気持ちもわかるが、役割の薄い[[ドリームメイト]]は極力抜き、デッキ全体を見た場合の総合力を高めたほうがよい。 特に[[S・トリガー]]の採択は重要で、守りが薄いデッキに仕上げると、一般的に有利とされている[[【グレートメカオー】>【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]でも[[《転倒専機コロビナー》]]や[[《アクア・サーファー》]]などを踏んでそのまま撃ち合いで負けてしまうことも。 [[《サージェント・クワガタン》]]はカード自体は確かに1枚で多くのアドバンテージを稼げるカードだが、「相手のデッキにブロッカーがいないと腐ること」「ドリームメイトのヒット率を上げると、デッキの総合力が低くなること」というカード以外の欠点が存在する。 [[BATTLE ARENA]] 3rdでは、使用率が4.6%であった。赤を入れないタイプも決して珍しくなく、ベスト8進出者に関しては白青緑(白緑タッチ青)で[[S・トリガー]]を多めに採用したデッキだった。 [[DMPP-07]]期には、[[《デーモン・ハンド》]]の採用率が大きく落ち込んだことが見た目以上の強さを発揮できた理由だろう。 //[[S・トリガー]]の[[《デーモン・ハンド》]]では[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]も[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]も止めることができない。 //[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]は止めることができるものの[[ランデス]]されてしまうし、それ1枚では[[《コッコ・ルピア》]]や[[《バルケリオス・ドラゴン》]]の[[ダイレクトアタック]]までは止められない。 //ドリームメイトデッキの話題からそれてるので簡潔にしました。 《デーモン・ハンド》はDMPP-07の3体のフェニックスどれにも効果が薄い。[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]は[[シールド焼却]]なので[[S・トリガー]]が意味を成さず、[[手打ち]]で唱えて[[破壊]]しても[[《インフェルノ・ゲート》]]で[[リアニメイト]]されてしまう。 序盤から[[自然文明]]のカードで[[マナ加速]]する戦術は一般的に[[ハンデス]]で瓦解しがちだが、[[DMPP-07]]期の[[New Division]]では[[《ゴースト・タッチ》]]が使えないため、先攻4ターン目の《パンダネルラ将軍》が手札から落とされる可能性は現実的にはゼロ((例外として、後手が2ターン目に[[マナ加速]]、3ターン目に[[《解体人形ジェニー》]]を使った場合は[[ハンデス]]される可能性がある。また、こちらが先攻3ターン目に攻撃し[[S・トリガー]]で[[《汽車男》]]、返しのターンで[[《騒乱の影ウエスタン・バレル》]]か[[《スカル・チェーンソー》]]された場合も[[セルフハンデス]]だけで手札が0枚になる。))であることも追い風だった。 [[DMPP-07]]で[[cip]]でリソースを稼げるドリームメイトは[[《猛烈元気バンジョー》]]と[[《幻獣提督ウー・ワンダフォー》]]しかいなかったが、[[DMPP-08]]では[[《霊騎幻獣ウルコス》]]と[[《ジェネラル・クワガタン》]]が追加された。 これらにより[[S・トリガー]]で出た瞬間に除去されたとしても後続の糧にできる可能性が高まり、デッキのバリューも高くなった。 **参考 [#m6ebab4f] -[[デュエル・マスターズ プレイス]] -[[デッキ集 (デュエプレ)]] -[[【ドリームメイト】]] (TCG版)