#author("2021-06-28T01:25:49+09:00","","")
*【ダーツデリート】 [#u2035223]

[[【オールデリート】]]の派生であり、基本は同じで[[《禁断〜封印されしX〜》]]を[[《オールデリート》]]で[[禁断解放]]させて[[ダイレクトアタック]]を決めるデッキである。[[《ラッキー・ダーツ》]]を採用し、[[《トライガード・チャージャー》]]や[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]などのシールドを操作するカードを軸にして、《ラッキー・ダーツ》から《オールデリート》を唱えるというコンセプトのデッキである。

デッキ自体は[[【オールデリート】]]の成立当初から存在していたが[[《トライガード・チャージャー》]]の獲得と[[《サイバー・I・チョイス》]]の裁定強化によって[[汎用性]]が低く不安定な[[ファンデッキ]]からそこそこ環境で結果を残す[[地雷]]となり、2018年11月頃から[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞が目立つようになった。

また、[[《ラッキー・ダーツ》]]を4枚フル投入できる[[殿堂ゼロデュエル]]では、[[【キクチパトロール】]]を上回る凶悪デッキに仕上げることができる。

|オールデリート P(VR) 闇文明 (11)|
|呪文|
|各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。|

|伝説の禁断 ドキンダムX FLC 火文明 (99)|KNDN LEGEND DKDMX FLC Fire (99)|
|禁断クリーチャー:(種族なし) 99999|KNDN Creature 99999|
|T・ブレイカー|Triple Breaker|
|このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。|When this card is flipped to this creature side, your opponent puts a seal on each of his creatures.|
|コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|Whenever a spell that costs 4 or less would cause your opponent  to choose a creature, he can't choose this one.|
|このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。|If this card is anywhere other than the battle zone, you lose the game.|
|>|BGCOLOR(white):禁断解放前⇒[[《禁断〜封印されしX〜》]]|
|>|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

|ラッキー・ダーツ R 光文明 (1)|
|呪文|
|自分のシールドをひとつ相手に選ばせ、見る。それが呪文であればコストを支払わずにすぐ唱えてもよい。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|


**主要カード [#u88b7079]
|[[《オールデリート》]]|核。運が良ければ一発で勝てる|
|[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]※|核。ミラーには注意|
|[[《ラッキー・ダーツ》]]※|《オールデリート》を唱えるための手段。|
|[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]※|《ラッキー・ダーツ》を唱えるための準備として軸になるカード。|

**候補カード [#ob256942]
|[[《トライガード・チャージャー》]]|《黒神龍ブライゼナーガ》に繋ぎつつシールドを操作できる。ゲーム後半にシールドがない状態から《オールデリート》を仕込み《ラッキー・ダーツ》で唱える動きが出来る器用なカード。|
|[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]]|《黒神龍ブライゼナーガ》から[[暴発]]させたときに捲る候補。|
|[[《ドレミ団の光魂Go!》]]|~|
|[[《目的不明の作戦》]]※|~|
|[[《サイバー・I・チョイス》]]※|~|
|[[《ロジック・サークル》]]|次ターンの[[《ラッキー・ダーツ》]]を確保|
|[[《ロジック・スパーク》]]|状況に合わせて重要なカードを[[サーチ]]。|
|[[《ロジック・キューブ》]]|~|
|[[《ヘブンズ・キューブ》]]|~|
|[[《デビル・ドレーン》]]※|盾落ちケア|
|[[《ホーガン・ブラスター》]]※|山札からの呪文踏み倒し|
|[[《超次元ガード・ホール》]]|このデッキのサブプラン。[[除去]]や自分のクリーチャーをシールドに埋めたり、[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を用意したり出来る。|
|[[《パイレーツ・チャージャー》]]|[[山札の上]]2枚から1枚を[[回収]]して[[コンボ]]パーツを集められる[[チャージャー]]|
|[[《セブンス・タワー》]]|《ウーニ》で唱えたいがために[[自然]]の[[カード]]として。[[殿堂入り]]期はこれ1枚を単独採用されることが多かった|
|[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]|12回[[GR召喚]]。《デリート》に代わるもう一つの勝ち筋|

**超次元ゾーン [#k5f23b2e]
|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|このデッキのサブプラン。[[覚醒]]条件で《禁断〜封印されしX〜》の[[封印]]を剥がすことが出来る。自身も火のコマンド。|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]|《時空の支配者ディアボロス Z》を覚醒させたときにバトルゾーンに出すことで《禁断〜封印されしX〜》の封印を剥がすことが出来る。超次元ゾーンにあるだけ出すことが出来るので[[禁断解放]]のサポートになり、自身は大きなアタッカーでもある|


**概要 [#f2d76c56]
基本的な勝ち方は[[【オールデリート】]]と同じであるが、[[禁断解放]]をする手段、勝ち方を増やしたデッキ。

シールドを扱うカードを大量に入れており、[[スーパー・S・トリガー]]と相性が良い[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]を軸に沿え、耐久力と柔軟性を上げた。[[【ブライゼシュート】]]に似たギミックを持つ。

**このデッキの回し方 [#idb049c0]
基本的な動きは[[《ロジック・スパーク》]]や[[《ロジック・キューブ》]]などを使い、キーパーツを手札に揃えていき、[[《トライガード・チャージャー》]]でシールドを操作し、次のターンに[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]で呪文を唱えることが出来る[[S・トリガー]]を[[暴発]]して、[[《オールデリート》]]をシールドに仕込んで[[《ラッキー・ダーツ》]]で唱える。

サブフィニッシュ手段として、[[《オールデリート》]]を使わずに[[禁断解放]]するギミックがある。[[《超次元ガード・ホール》]]から[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を出し、[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を1枚剥がす。次のターンの始めに[[覚醒]]し封印を3枚まで剥がし、覚醒した[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]の上に[[《超時空ストーム G・XX》]]を2枚以上出すことで《禁断〜封印されしX〜》の封印が全て剥がれるというもの。あらかじめ殴れるクリーチャーを展開しておき、このギミックを使って[[ダイレクトアタック]]を目指す勝ち方もある。


**長所 [#n7288d56]

[[《ラッキー・ダーツ》]]を確実にサーチしたいがために[[《ロジック・スパーク》]]及びその[[相互互換]]的スペックの呪文サーチカードを合計6枚積む場合もあり、その場合はその副産物として相手の[[ブレイク]]に乗じて抜群の対応力を発揮できる。

マナが伸びていれば[[1ショットキル]]プランも比較的取り易い。流行した頃の環境における[[コスト踏み倒しメタ]]の主流は[[《異端流し オニカマス》]]ではなく[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]なので、[[《超次元ガード・ホール》]]プランにおいてはそこまでコスト踏み倒しメタを重く見る必要はない。

**短所 [#k9653b8e]

[[呪文メタ]]、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]][[メタ]]、[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]のようなサーチメタには非常に弱い。寧ろ、[[汎用性]]・対応力重視の[[双極篇環境]]終期にそうした局所的なメタが好まれないからこそ流行したデッキタイプと言える。

しかし何と言ってもキツイのが[[《ラッキー・ダーツ》]]の[[封印]]落ち。これがシールドに落ちた場合なら相手のブレイクや[[《デビル・ドレーン》]]でどうにかできるが、封印に落ちたら諦めて他の方法で[[《オールデリート》]]を打つなり[[1ショットキル]]に移行するなりしなければならない。

[[マナ基盤]]が弱いので[[無色]]の出張カードの枚数を増やし過ぎると事故が起こりやすくなる。

*【ダーツアバレガン】 [#ge36b3f8]
[[【龍終アバレガン】]]の派生デッキで、[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]と[[《星龍の記憶》]]の[[暴発]]ギミックに《ラッキー・ダーツ》を組み合わせたもの。早期の《ダーツ》によって[[GR召喚]]呪文が捲れれば2、3ターン目に[[1ショットキル]]に走る事もある。[[シールド]]を仕込むカードはあまり使われず、《オールデリート》の発動を暴発に頼る点では《トライガード》型とはかなり構成が異なる。

詳細なデッキレシピは[[【龍終アバレガン】]]を参照されたい。


*【ダーツデリート】(殿堂ゼロデュエル) [#j25fc37e]

|[[《超次元バイス・ホール》]]☒|[[《ラスト・ストーム》>《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]の展開や小型サイキックの複数展開を行う 相手への妨害としても優秀|
|[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]|《ダーツ》で捲れたら《バイス・ホール》を早期から手打ち可能|
| [[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]] |[[ミラーマッチ]]や[[【転生カリヤドネ】]]への対策や《ヴォルグ・サンダー》での即死回避に|

[[殿堂ゼロデュエル]]ではトップレベルのデッキパワーを誇る。

[[【オールデリート】]]を[[【超次元ダーツ】]]に寄せたというか、[[【超次元ダーツ】]]に《オルデリ》と《ドキンダムX》、《ギラングレイル》を入れただけのデッキ。
基本的に1ターン目に《ダーツ》で[[超次元]][[呪文]]を引き当て、[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]を呼び出して[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]による[[1ショットキル]]を狙うので、《オルデリ》への依存度は[[殿堂レギュレーション]]型よりもさらに低い。しかしどんな状況でも《ダーツ》から即勝利の可能性がある理不尽さは殿堂ゼロ環境においても驚異的。その圧倒的速度により大抵[[コスト踏み倒しメタ]]が立つ前に[[サイキック・クリーチャー]]の着地が可能。S・トリガーの《ホーガン・ブラスター》や《ドレミ団の光魂Go!》からの《ダーツ》によるカウンターも狙えるため殴ってくるデッキにも強い。[[ミラーマッチ]]の場合、弱点である[[《ヴォルグ・サンダー》]]を先に出したい。

**参考 [#jb0b5bd2]
//デッキ集へのリンクは必須です。
//後は関連するデッキなどへのリンクを各自で追加してください。
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[【オールデリート】]]
-[[殿堂ゼロデュエル]]