#author("2020-04-18T10:31:48+09:00","","")
*【サイバー青単】 [#z036080a]

[[種族]]に[[サイバー]]を持つ[[クリーチャー]]を主力にした[[【青単速攻】]]。[[神化編環境]]から[[エピソード2環境]]にかけて活躍したデッキ。

|エンペラー・ティナ C 水文明 (1)|
|進化クリーチャー:サイバーロード/オリジン 4000|
|ブロッカー|
|進化−自分の「サイバー」と種族にあるクリーチャーまたはオリジン1体の上に置く。|

|パラダイス・アロマ C 水文明 (3)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス 2000|
|G・ゼロ−バトルゾーンにサイバーロードが1体でもあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|''※殿堂入り''|

主力[[種族]]は[[サイバーロード]]と[[サイバー・ウイルス]]。
[[神化編]]で[[サイバー]]種族から[[進化]]する有能な軽量進化クリーチャーである[[《エンペラー・ティナ》]]、[[《エンペラー・ヒミコ》]]、[[《アストラル・ラッシュ》]]、[[《エンペラー・マリベル》]]が登場。

[[進化速攻]]のしやすいこれら[[進化クリーチャー]]を主力とする。
また、[[エピソード2]]で登場した[[《エンペラー・ベーシックーン》]]と[[《トロン》]]を搭載したタイプも存在する。

**基本的な構成 [#g77508a7]
**サイバーロードの候補 [#o769b7c8]
|[[《トロン》]]|1[[マナ]]の[[進化元]]|
|[[《電磁封魔ルチアーノ》]]|進化元として墓地に送られるとドロー|
|[[《電磁封魔ロッキオ》]]|[[山札操作]][[ウィニー]]|
|[[《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》]]|[[手札交換]][[ウィニー]]|
|[[《チェレンコ》]]|[[シールド]]操作[[ウィニー]]|
|[[《ムゥリャン》]]|[[《ローズ・キャッスル》]]で焼かれない|
|[[《エメラル》]]※|[[cip]]で[[シールド交換]]。[[殿堂入り]]|
|[[《クラゲン》]]|[[cip]]で擬似[[サーチ]]|
|[[《ツイート》]]|[[青単]]なら3[[マナ]]で[[パワー]]5000|
|[[《クゥリャン》]]|[[cip]]で1[[ドロー]]|
|[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]|[[【速攻】]]対策の[[シノビ]]|

**サイバー・ウイルスの候補 [#bbf966e3]
|[[《マリン・フラワー》]]|1[[マナ]]の[[進化元]]|
|[[《T・アナーゴ》]]|~|
|[[《ジェリー・ローニン》]]|[[山札の一番上>山札の上]]が[[サイバー]]ならそれを[[手札補充]]。2マナ|
|[[《パラダイス・アロマ》]]※|ノーコスト[[進化元]]。[[殿堂入り]]|
|[[《K・マノーミ》]]|[[マナ武装]]3で[[バウンス]]|
|[[《ツクモ・スパーク》]]|[[デメリット]]付きの軽量[[バウンス]]|
|[[《フォーチュン・ボール》]]|[[cip]]で条件付き2[[ドロー]]|
|[[《キューティー・ハート》]]|[[【速攻】]]対策の[[S・トリガー獣]]|

**その他の種族 [#rf7fd8cb]
|[[《一撃奪取 マイパッド》]]|[[コスト軽減]]する[[アウトレイジ]]|
|[[《アクア・エボリューター》]]|[[コスト軽減]]する[[リキッド・ピープル]]|
|[[《アクア・ジェスタールーペ》]]|[[連鎖]]で展開する[[置きドロー]]|
|[[《アクア・サーファー》]]|バウンス持ち[[S・トリガー獣]]|

**進化の候補 [#x3ef9dad]
|[[《エンペラー・マリベル》]]|[[メテオバーン]]でバウンス。ルチアーノと好相性|
|[[《エンペラー・ティナ》]]|軽量サイバー進化|
|[[《エンペラー・ヒミコ》]]|1ドローアタッカー|
|[[《エンペラー・ベーシックーン》]]|手札を切らさず殴れるサイバーロード進化|
|[[《アストラル・ラッシュ》]]|cipバウンス&ドロー|
|[[《アストラル・リーフ》]]|元殿堂入りカード。爆発力目当てに投入される|
|[[《エンペラー・マルコ》]]|[[cip]]で3枚[[ドロー]]の[[W・ブレイカー]]|
|[[《超電磁マクスウェルZ》]]|[[呪文]]を制限する大型|
|[[《大船長 オクトパスカル》]]|[[パワー]]6000で[[ブロックされない]][[W・ブレイカー]]|

**その他 [#t720b62a]
|[[《海底鬼面城》]]|[[置きドロー]]の[[城]]|
|[[《ストリーミング・シェイパー》]]※|[[青単]]なら必須の超強力[[手札補充]]。[[殿堂入り]]|
|[[《スパイラル・ゲート》]]※|軽量[[バウンス]]。[[殿堂入り]]|

**基本的な戦法 [#yfb71994]
[[《海底鬼面城》]]をはじめとした[[ドローソース]]で[[手札]]を確保しながら[[進化速攻]]を繰り返す。[[【速攻】]]の中ではやや遅く、[[中速]]に分類されることもあるが、[[手札補充]]が可能な分粘り強く戦うことができる。[[青単]]で組まれることから[[《ストリーミング・シェイパー》]]も使用可能。

[[進化元]]は[[《マリン・フラワー》]][[《トロン》]][[《エメラル》]][[《チェレンコ》]][[《電磁封魔ロッキオ》]][[《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》]][[《電磁封魔ルチアーノ》]][[《パラダイス・アロマ》]]等を基本とする。

20枚以上投入できる2コスト以下のサイバーロードからアロマを出すことにより、殴り手の数で大きくリードすることができる。[[《エンペラー・ティナ》]]に[[進化]]させ、たった1コストでの疑似[[スピードアタッカー]]にするなど、フレキシブルな[[ビートダウン]]が可能。

と、これらの戦術が強力であったのはエピソード2環境までであり、【サイバー青単】のパワー、打点、展開力では[[革命編環境]]以降の真剣勝負ではほぼ通用しない。

**その他 [#n40baef5]
-[[《エンペラー・ベーシックーン》]]は[[サイバーロード]]からしか[[進化]]できない点に注意。[[サイバー・ウイルス]][[進化]]の[[《アストラル・リーフ》]]とはやや噛み合わせが悪いため、[[進化元]]の比率を慎重に考える必要がある。

-2010年5月15日付で[[《パラダイス・アロマ》]]と[[《スパイラル・ゲート》]]が[[殿堂入り]]したが、[[《海底鬼面城》]]や各種[[サイバー]][[進化]]などのキーカードは殆どが健在。しかし展開力に関しては[[《パラダイス・アロマ》]]に頼っていた面が大きいため、やや弱体化した。

-[[《海底鬼面城》]]と[[ドロー]]を備えたサイバーの組み合わせにより、粘り強い[[攻撃]]ができるようになっている。この点から、ある意味[[【鬼面城ビート】]]の一種とも言える。

**【サイバー青単】の変遷 [#t286c7c5]
[[極神編]]で[[《エンペラー・マルコ》]]が登場すると、[[青単]]で組まれた[[【マルコビート】]]が組まれる。だが、[[青赤緑]]で組まれたタイプの方が安定性が高く、次第に取って代わられていった。

主な活躍の場は[[神化編]]である。
[[DM-32]]で[[《電磁封魔ロッキオ》]][[《電磁王機ピッコリ・コイルンガー》]]などの[[進化元]]、[[《エンペラー・ティナ》]]や[[《アストラル・ラッシュ》]]などの[[進化クリーチャー]]が登場したことで成立。

[[基本セット]]から[[闘魂編]]の[[環境]]で名をはせた[[《アストラル・リーフ》]]を組みこんだ新たな[[青単]]として台頭を始める。[[《パラダイス・アロマ》]]の[[G・ゼロ]]と[[《海底鬼面城》]]での[[ドロー]]を武器に[[神化編環境]]で頭角を現し、[[【黒緑速攻】]]と並ぶ[[【速攻】]][[デッキ]]として活躍した。

[[DM-34]]では[[《エンペラー・マリベル》]]と[[《電磁封魔ルチアーノ》]]が登場し、更に強化された。

[[神化編環境]]で暴れたこの[[デッキタイプ]]だったが、2010年5月15日で主要なパーツであった[[《スパイラル・ゲート》]]と[[《パラダイス・アロマ》]]が[[殿堂入り]]となり、弱体化する。

[[覚醒編]]では[[《アクア・ジェスタールーペ》]]を獲得し、そちらを使ったタイプも見られたが、[[エピソード1]]までの間この[[デッキタイプ]]の強化はなされなかった。

[[エピソード2]]に入ると他の[[種族]]に混じって[[サイバーロード]]もプッシュされ、[[進化クリーチャー]]の[[《エンペラー・ベーシックーン》]]と[[進化元]]に便利な[[《トロン》]]が登場し、新たな型が生まれた。

ただし、[[《エンペラー・ベーシックーン》]]は全ての[[サイバー]]から[[進化]]できるわけではないため、[[サイバー・ウイルス]]からしか[[進化]]できない[[《アストラル・リーフ》]]との兼ね合いが課題となっている。

[[エピソード3]]以降公式によるプッシュらしいプッシュも無くなり、ドラゴン・サーガになると同じコストでパワーと打点の高い[[進化クリーチャー]]に恵まれた[[【リキッド・ピープル】]]の後塵を拝するようになった。

[[革命編]]以降は[[侵略]]・[[革命チェンジ]]の登場により、基礎スペック的に環境デッキと張り合うのは難しくなった。
新規サイバー・ウイルスが多数登場したものの、このデッキを環境に押し上げる力を持つものはなかった。

[[革命編]]終期に[[《革命船長 リーフ》]]が登場するが[[環境]]には全く影響を及ぼさなかった。
[[革命ファイナル]]終盤で[[《プラチナ・ワルスラS》]]が登場した時は「[[《アストラル・リーフ》]]や[[《パラダイス・アロマ》]]を殿堂解除すべきでは?」という救済を求める意見が出るまでこのアーキタイプが力不足と判断されていた。

[[新章>新章デュエル・マスターズ]]になると既存の種族はほとんど収録されなくなり、[[サイバー]]そのものも強化はされなかった。
[[双極篇]]終期には[[サイバー]]や[[サイバー・ウイルス]]はこれからの展開には脅威にならないと判断されたのか、なんと[[《アストラル・リーフ》]]が[[殿堂解除]]された。
《アストラル・リーフ》その物のスペックは現在でも眼を見張るものはあるが、進化元や相性の良かったカード群がインフレに置いて行かれる形になっており、サイバー主軸でデッキを組むこと自体がデメリットとも言えるようになった。

超天篇で[[《ジェリー・ローニン》]]を獲得。超インフレした現在ではささやかだが、一応強化となった。



**参考 [#p1c95c9f]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/速攻]]
-[[青単]]
-[[【青単速攻】]]
-[[サイバー]]
-[[サイバーロード]]
-[[サイバー・ウイルス]]
-[[サイバー・クラスター]]

&tag(デッキ集,【青単速攻】,,,);