#author("2021-04-26T17:39:54+09:00","","")
#author("2024-03-07T02:26:08+09:00","","")
*【ケドケドベラドマイ】 [#a3b25ab1]

[[《バリバリ・ケドケド》]]を利用して[[《死儀妖精ベラドマイ》]]の能力を無限回使うことで勝利を目指したループデッキ。
【ケドマイループ】、【バリケドベラドマイ】とも呼ばれる。
2021年3月頃に有名になりだしたが、''同年4月14日の召喚に関する裁定変更によって「[[召喚]]は成立したが[[出ない>出せない]]」という現象が実現できなくなった。''

''2021年4月14日の召喚に関する裁定変更によって「[[召喚]]は成立したが[[出ない>出せない]]」という現象が実現できなくなり、デッキ構築は非現実的なものとなった。''
一応下記の挙動をとれば再現できなかったわけではないが、いわゆる[[友情コンボ]]に頼る部分も多くなったところに[[保留状態への名称変更および、かつてのどこでもないゾーンのルール変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31662/]] 409.2aより、同条件での[[《死儀妖精ベラドマイ》]]が誘発しなくなり、このコンボデッキはルールによって抹消された((理論上は[[置換効果]]で[[《陰陽の舞》]]を再びマナゾーンに送れるカード([[《超獣軍隊 ベアフガン》]]や[[《獅子舞妖精ミエゾウ》]]、[[《神々の地 ディオニソス》]]など)があり、出した《陰陽の舞》を破壊できる状態([[《陰陽の舞》]]自身の[[cip]]や、[[《百発人形マグナム》]]の能力など)にあるならば[[保留状態]]の制定された現在でも似たような挙動は行えるが、完全にループの根幹が別物になっている([[《バリバリ・ケドケド》]]がループに絡まない)ため本ページでは解説しない。))。

[[出せない]]状態で召喚出来なくなったことでコンボが非現実になっただけで、[[バトルゾーン]]に出すかわりに[[マナゾーン]]に送る[[置換効果]]が適用されている((例:バトルゾーンに相手の[[《とこしえの超人》]]や[[《悪魔神バロム・クエイク》]]がある))場合や、[[置換効果]]で[[《陰陽の舞》]]を再びマナゾーンに送れるカード(([[《超獣軍隊 ベアフガン》]]や[[《獅子舞妖精ミエゾウ》]]、[[《神々の地 ディオニソス》]]など))があり、出した《陰陽の舞》を破壊できる状態(([[《陰陽の舞》]]自身の[[cip]]や、[[《百発人形マグナム》]]の能力など))にあるならば、後述するループは成立し、無限にカードをマナゾーンに置くことができる。
#region2(裁定変更から保留状態の変更までできた挙動){{
-[[バトルゾーン]]に出すかわりに[[マナゾーン]]に送る[[置換効果]]が適用されている((例:バトルゾーンに相手の[[《とこしえの超人》]]や[[《悪魔神バロム・クエイク》]]がある))場合には、「召喚が成立したが、結果的にバトルゾーンに出なかった」扱いになるため、後述するループは成立し、無限にカードをマナゾーンに置くことができる。
}}

|バリバリ・ケドケド R 闇文明 (2)|
|クリーチャー:ファンキー・ナイトメア 2000|
|バトルゾーンにあるクリーチャーは、シールドゾーンとマナゾーンに置けない。|
|クリーチャーを、シールドゾーンとマナゾーンからバトルゾーンに出せない。|

|死儀妖精ベラドマイ UC 闇/自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー/ファンキー・ナイトメア/不死樹王国 2000|
|自分のマナゾーンにカードを置いた時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置いてもよい。|

**主要カード [#ke080b76]
|[[《バリバリ・ケドケド》]]|「召喚はするがバトルゾーンには出さない」を実現できていた札|
|[[《死儀妖精ベラドマイ》]]|無限[[墓地肥やし]]の要|
|[[《陰陽の舞》]]※|0コストで何度も[[召喚]]を繰り返すために|
|[[《【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】》]]|山札回復担当|
|[[《妖精の裏技ラララ・ライフ》]]|無限マナブーストするために|
|[[《奈落の魔黒ジャック・ライガー》]]|無限墓地肥やしを利用すれば無限ドローコンボのパーツに|
|[[《一なる部隊 イワシン》]]|墓地送りトリガーで手札交換できることから無限ドローコンボのパーツに|
|[[《一なる部隊 イワシン》]]※|墓地送りトリガーで手札交換できることから無限ドローコンボのパーツに|

**候補カード [#e6b8faa7]
|[[《虹色妖精ポミリン/レイニー・アトラス》]]|[[多色]][[カード]]を疑似[[マナ]][[アンタップイン]]/[[山札の上]]3枚から[[多色]]を1枚[[サーチ]]する1[[コスト]]初動|
|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|初動手札交換。|
|[[《ディメンジョン・ゲート》]]|[[クリーチャー]]なら何でも3マナで1枚サーチ|
|[[《セイレーン・コンチェルト》]]※|[[《シャコガイル》>《水上第九院 シャコガイル》]]の[[マナ]]落ちケア|
|[[《有象夢造》]]|手札交換、墓地肥やし、盤面整備を行えるカウンター札|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]※|わずか2マナで1枚[[マナゾーン]]か[[墓地]]にサーチ。主に[[《陰陽の舞》]]を|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|わずか2マナで1枚[[マナゾーン]]か[[墓地]]にサーチ。主に[[《陰陽の舞》]]を|
|[[《暴走 グロール/カルド・コバーン》]]|クリーチャー面はほぼオマケ/[[非クリーチャー]][[除去]]|
|[[《天災 デドダム》]]|山札を掘るためのカード|
|[[《眼鏡妖精コモリ》]]|~|
|[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|墓地枚数次第では[[システムクリーチャー]]除去にも/墓地回収付き汎用墓地肥やし|
|[[《逆転のオーロラ》]]|[[シールド]][[落ち>落ちる]]ケア|
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]|フィニッシャー|
|[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]|毎[[ターン]]唱えては山札回復することで相手を[[ライブラリアウト]]に追い込める|

**環境において [#n9a5521c]
裁定変更前である2021年3月、[[リモートデュエマ>リモートデュエマカップ]][[環境]]で流行し、好成績を残した。

[[DMSP-02]]期の[[チャンピオンシップ]]([[オリジナル]])では4位以内入賞が報告された。以降も、上位入賞が散見される。[[DMSD-17]]・[[DMSD-18]]期には、[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]で[[汎用性]]を高めた型も見られるようになった。

概要欄の通り、2021年4月14日付のルール変更により、運用できなくなった。

**使用可能だった時期の情報 [#z1a9d7a9]
***このデッキの回し方 [#g438b34a]
[[サーチ]]や[[マナブースト]]、[[墓地肥やし]]で[[山札]]を掘り進め、[[《陰陽の舞》]]本体か、[[《陰陽の舞》]]をマナゾーンにサーチできる[[《ダンディ・ナスオ》]]を引っ張り込む。

[[バトルゾーン]]、[[マナゾーン]]を整えたらループを始動。順当なところで4ターン目から5ターン目にはコンボを始動できるだろう。

***ループの手順 [#j451cfa0]
バトルゾーンに《ケドケド》、《ベラドマイ》が各1体必要。マナゾーンに《陰陽の舞》が1枚必要。山札に《【クリック】》が2枚以上必要。その他のパーツは山札にあるはずなので省略。

***無限墓地肥やしループ [#zc147763]
+《陰陽の舞》を[[マナ爆誕]]0で召喚。召喚は成立するが、《ケドケド》の能力によりバトルゾーンには出ない。
+《陰陽の舞》は一旦マナゾーンから離れて再度マナゾーンに置かれる扱いなので、《ベラドマイ》の[[能力]]が[[トリガー]]する。
+1.に戻る。適宜《【クリック】》による[[山札回復]]を挟んでこれを繰り返す。

***山札一番上を固定する方法 [#rcf24b14]
任意のカードと《【クリック】》が[[墓地]]に置かれると[[山札の下]]から2枚がそれらに固定されるが、次に墓地が0枚の状態で《【クリック】》が墓地に置かれると、墓地の《【クリック】》が[[山札の一番下>山札の下]]に置かれる。すると山札の下から3枚は、上から任意のカード→《【クリック】→《【クリック】》、あるいは→《【クリック】》→任意のカード→《【クリック】》2パターンとなる。この状態で《ベラドマイ》の効果により任意のカードが墓地に置かれた場合は前者、《【クリック】》が墓地に置かれた場合は後者であることが特定できる。後者の状況になるところまで省略することで、[[山札の一番上>山札の上]]のカードが固定できる。ループ中にランダム要素が関わる場合が、最も望む結果まで省略することが可能なので、狙ってこの状況を作ることができる。

***無限ドロー・無限マナブーストループ [#w879084a]
+山札の一番上から《ジャック・ライガー》が墓地に置かれるところまで省略。
+《ジャック・ライガー》を《ベラドマイ》によって墓地に置き、《ジャック・ライガー》の[[山札から[[墓地]]に置かれた時の能力で自己[[墓地回収]]。
+山札の一番上から《イワシン》が墓地に置かれた時の効果が発動し、《ラララ》が引けるところまで省略し、先ほど[[手札]]に加えた《ジャック・ライガー》を[[墓地]]に置く。
+山札固定ループで山札の上2枚のカードが不要なカードになるところまで省略。
+手札に加わった《ラララ》をG・ゼロで唱え(G・ゼロ元は《ベラドマイ》)、山札の上から1枚をマナブースト。
+1.に戻る。

これを繰り返すことで無限マナブーストできるため、最後は《シャコガイル》を手札に加えて召喚することで、[[エクストラウィン]]することができる。

//**その他 [#k94102e0]
//[[《ヘブンズ・フォース》]]が使用可能な[[殿堂ゼロデュエル]]では、[[デッキカラー]]に[[光]]を加えれば2[[ターン]]キルも可能。同[[フォーマット]]では《陰陽の舞》も無制限なので、狙って行うことも難しくない。
//枚数による制限ではなく、根本的な規制のため、殿堂ゼロでも使用不可

**参考 [#k94102e0]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[デッキ集/ループ]]
-[[《死儀妖精ベラドマイ》]]
-[[《バリバリ・ケドケド》]]

&tag(デッキ集,未編集,裁定変更);