#author("2022-01-24T10:46:26+09:00","","")
#author("2023-11-07T09:16:02+09:00","","")
*【クランヴィアデリート】 [#sf2e785e]

**概要 [#y205090a]
[[《不夜城艦 クランヴィア》]]の[[能力]]で[[《オールデリート》]]を[[踏み倒す>踏み倒し]][[デッキ]]。
運良く踏み倒すことができれば、[[《禁断〜封印されしX〜》]]本体は[[山札送り]]にならず、[[封印]]はすべて外され[[禁断解放]]でき、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[ダイレクトアタック]]で勝利できる。
しかし《クランヴィア》の[[能力]]では下に任意の呪文が置けないようになっている。
勝ち筋がそれだけだとただの[[運ゲー]]であるため、[[《オールデリート》]]に依存しすぎない柔軟な勝ち筋がある構築が望ましい。

|不夜城艦 クランヴィア SR 水文明 (4)|
|クリーチャー:ムートピア 4000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札をシャッフルする。その後、上から3枚を表向きにし、その中の呪文をすべて、このクリーチャーの下に置く。残りを墓地に置く。|
|自分の手札から呪文を唱えた時、唱えた後で墓地に置くかわりに、このクリーチャーの下に置いてもよい。|
|このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下から、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。|

|オールデリート P(VR) 闇文明 (11)|
|呪文|
|各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。|

**事故回避 [#n52761bc]

この[[デッキ]][[コンセプト]]で勝つには、以下の[[事故]]をすべて回避する必要がある。

+[[手札]]に[[《不夜城艦 クランヴィア》]]が来ない事故
+[[マナ]]の[[色]]が揃わず[[呪文]]を[[踏み倒し]]できない事故
+[[《不夜城艦 クランヴィア》]]の[[アタックトリガー]]が使えない事故([[召喚酔い]]した[[《不夜城艦 クランヴィア》]]が、相手のターンに[[マッハファイター]]等で[[除去]]される等)
+[[ハンデス]]で[[召喚]]前の[[《不夜城艦 クランヴィア》]]が[[墓地]]に置かれる事故
+[[《不夜城艦 クランヴィア》]]の[[cip]]で強い[[呪文]]が仕込まれない事故

特に5に関しては少しでも確率を高くしたい場合、[[《オールデリート》]]が[[山札]]のどこかにある状態で[[山札圧縮]]する必要がある。

-単純な[[ドロー]]や[[墓地肥やし]]では、[[手札]]や[[墓地]]に[[《オールデリート》]]が来てしまった時点で《クランヴィア》の[[cip]]でそれが絶対に来れなくなってしまう。
--[[《サイバー・ブック》]]等で[[《オールデリート》]]を山札にあることを確定させつつ[[山札圧縮]]できれば確率を高くできる。以下一例を紹介。

|先行1ターン目|マナチャージ、ターンエンド|
|先攻1ターン目|マナチャージ、ターンエンド|
|2ターン目|マナチャージ、[[《シークレット・クロックタワー》]]で[[山札圧縮]]|
|3ターン目|マナチャージ、[[《クラムダンク》>《貝獣 マーデク/クラムダンク》]]でさらに[[山札圧縮]]|
|4ターン目|マナチャージ、[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]を唱えて[[《不夜城艦 クランヴィア》]]召喚&br;この時点で[[《オールデリート》]]は[[手札]]に1枚もなく、[[マナゾーン]]に1枚も置いていない|

[[《不夜城艦 クランヴィア》]]の[[cip]]を解決する時点で残り山札は18枚である。
このようにお膳立てをしてやることで、[[《オールデリート》]]を仕込める可能性は格段に上昇する。

**主要カード [#h5f8b579]
|[[《不夜城艦 クランヴィア》]]|[[アタックトリガー]]で[[下>クリーチャーの下]]にある[[呪文]]を[[踏み倒す>踏み倒し]]|
|[[《オールデリート》]]|[[コンセプト]]|
|[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]※|~|
|[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|~|

**候補カード [#fef72589]
***光 [#pacce331]
|[[《ヘブンズ・フォース》]]☒|《クランヴィア》[[踏み倒し]]|
|[[《ラッキー・ダーツ》]]※|運が良ければ強力な[[呪文]]を[[唱えられる>唱える]]|
|[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]|12回[[GR召喚]]|
|[[《ロジック・サークル》]]|《「時空さえも突き抜けろ!」》を[[トップデック]]に固定|
***水 [#bb25726b]
|[[《ホーガン・ブラスター》]]※|運が良ければ強力な[[呪文]]を[[唱えられる>唱える]]|
|[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]|[[エクストラターン]]獲得|
|[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]|[[キーカード]][[サーチ]]|
|[[《遣宮使 ネオンクス/ネオ・ブレイン》]]|運が良ければ強力な[[呪文]]を[[唱えられる>唱える]]|
|[[《貝獣 マーデク/クラムダンク》]]|[[山札圧縮]]|
|[[《ブレイン・ストーム》]]|《「時空さえも突き抜けろ!」》を[[トップデック]]に固定|

***闇 [#iabba442]
|[[《インビンシブル・アビス》]]|相手の[[クリーチャー]]全[[破壊]]|
|[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]|[[除去]]|
|[[《悪魔神バロム/バロム砲》]]|[[呪文]]面で[[闇]]以外[[ランデス]]|
|[[《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]|[[墓地]]から[[クリーチャー]]を全て[[リアニメイト]]|

***火 [#dc980de9]
|[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]|[[コスト軽減]]&[[スピードアタッカー]]付与|
|[[《「時空さえも突き抜けろ!」》]]|[[コスト踏み倒し]]&[[スピードアタッカー]]付与|
|[[《インビンシブル・フォートレス》]]|相手の[[シールド]]を3つ[[焼却>シールド焼却]]|
|[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]|相手の[[シールド]]を擬似[[ワールド・ブレイク>ワールド・ブレイカー]]|
|[[《侵略開始!!にゃんこ軍団/にゃんこ砲発射!》]]|[[呪文]]面を使うと1体[[除去]]しつつ[[スピードアタッカー]]の[[ワールド・ブレイカー]]が出てくる|
|[[《ドギラゴン・ファイアー》]]|相手の[[パワー]]14000以下[[全体>全体除去]][[破壊]]。次の自分の[[ターン開始ステップ]]まで[[敗北回避能力]]発動|

//※《クランヴィア》の効果で無色呪文は唱えられない
//***無色 [#jc1ec677]
//|[[《DECKY THE HALL》]]☒|[[ブースターパック]]を開封し、その中から好きな枚数の[[カード]]を使える。グランプリでは使用禁止カード|

***多色 [#h97fbbc8]
|[[《テック団の波壊Go!》]]|[[コスト]]5以下[[バウンス]]か[[コスト]]6以下を[[破壊]]できる|[[水]]/[[闇]]|
|[[《オンセン・ボイラー》]]|大幅な山札圧縮が可能だが、多色故安定性は欠ける|[[水]]/[[火]]|
|[[《「伝説のサイバーパワー!」》]]|~|~|
|[[《新世界王の権威》]]|[[マナゾーン]]に[[アンタップイン]]しつつ、唱えたい[[呪文]]の[[文明]]を確保する|

*【サンダー・ムーンクランヴィア】 [#Thuncul]
|[[《神羅サンダー・ムーン》]]|フィニッシャー|
|[[《奇天烈 ガチダイブ》]]|[[究極進化]]元。手札の[[《傀儡が来る!》>《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]を《クランヴィア》に仕込む役割も|
|[[《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]|[[《サンダー・ムーン》>《神羅サンダー・ムーン》]]を《クランヴィア》で呼び出す|
|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|[[ドロー]]と[[ディスカード]]による[[手札交換]]|
|[[《サイバー・チューン》]]|~|

序盤は手札交換によって墓地と手札に必要なパーツを集め、最速4ターン目に[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]で《クランヴィア》を[[スピードアタッカー]]化。そこから[[《奇天烈 ガチダイブ》]]に[[侵略]]。[[《奇天烈 ガチダイブ》]]の[[cip]]から[[解決]]し、[[《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]を《クランヴィア》の下に仕込む。
それから《クランヴィア》のcipを解決し、[[《傀儡が来る!》>《阿修羅ンチュラ/傀儡が来る!》]]を踏み倒して[[《神羅サンダー・ムーン》]]を[[《奇天烈 ガチダイブ》]]の上に重ねる。そして、[[《神羅サンダー・ムーン》]]の能力で[[マナゾーン]]の[[《オールデリート》]]を唱えて勝ち確定に持ち込む。

**環境において [#s72edadb]
それまでこれといった活躍は無かったが、2022年末の打ち明け頃から[[アドバンス]]で[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞報告が続々為された。[[《不夜城艦 クランヴィア》]]登場当時と異なり、[[スピードアタッカー]]化を伴う早出し手段である[[《「時空さえも突き抜けろ!」》]]、[[リソース]]の鬼である[[《T・T・T》]]などの優秀な[[カード]]が[[カードプール]]上に加わっており、サブ[[フィニッシャー]]呪文である[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]と[[《オールデリート》]]の8枚体制によってデッキが安定するのも大きい。
その後[[DMRP-20]]にて新たな[[カードタイプ]]の[[キング・セル]]である[[《新世界王の権威》]]が登場。[[呪文]]ではないが、《クランヴィア》で唱えたい呪文の[[文明]]を確保できる上に、[[多色]]にも関わらず[[タップイン]]しないというこれまでの問題点だった[[色事故]]を見事に解消する[[カード]]を手に入れたことで安定性が向上した。
それまでこれといった活躍は無かったが、2022年明け頃から[[アドバンス]]で[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞報告が続々為された。[[《不夜城艦 クランヴィア》]]登場当時と異なり、[[スピードアタッカー]]化を伴う早出し手段である[[《「時空さえも突き抜けろ!」》]]、[[リソース]]の鬼である[[《T・T・T》]]などの優秀な[[カード]]が[[カードプール]]上に加わっており、サブ[[フィニッシャー]]呪文である[[《煌銀河最終形態 ギラングレイル》]]と[[《オールデリート》]]の8枚体制によってデッキが安定するのも大きい。
その後[[DMRP-20]]にて新たな[[カードタイプ]]の[[キング・セル]]である[[《新世界王の権威》]]が登場。[[呪文]]ではないが、《クランヴィア》で唱えたい呪文の[[文明]]を確保できる上に、[[多色]]にもかかわらず[[タップイン]]しないというこれまでの問題点だった[[色事故]]を見事に解消する[[カード]]を手に入れたことで安定性が向上した。

**参考 [#d5641741]
-[[《不夜城艦 クランヴィア》]]
-[[《オールデリート》]]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集 (分類)]]
-[[【オールデリート】]]

-[[デッキ集/即死コンボ]]

&tag(デッキ集,即死コンボデッキ,【オールデリート】);