#author("2023-07-15T10:49:55+09:00","","")
*【キリューシューゲイザー】 (デュエプレ) [#yc62a14a]

[[DMPP-20]]で成立。
[[《神聖麒 シューゲイザー》]]の[[タイタントリガー]]のうち、出た時に[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]を踏み倒し、攻撃する時に各種優秀なクリーチャーを踏み倒して圧殺する[[コンボ]]寄り[[ビートダウン]]。
基本的に[[黒赤緑]]で構築され、必要に応じて他の色が足される場合もある。
攻撃時の踏み倒し先は、連続攻撃を可能にする[[《逆転王女プリン》]]が比較的多いが、必ずしもそうなるとは限らず、その場で最適な行動に切り替えることは少なくない。

[[ハンデス]]で相手の手札を枯渇させ、召喚酔いした《シューゲイザー》が棒立ちしていてもリスクが小さい場面なら、出た時にも《キリュー・ジルヴェス》以外を踏み倒し溜める場合ももちろんある。

[[New Division]]では、[[再録]]がない限り[[DMPP-26]]が実装される前まで[[《神聖麒 シューゲイザー》]]と[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]が使用可能である。

|鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス R 闇/火/自然文明 (5)|
|クリーチャー:ロスト・クルセイダー 1000|
|バトルゾーンに出た時、そのターン、自分のクリーチャーすべてに「スレイヤー」と「スピードアタッカー」と「破壊される時、かわりにマナゾーンに置く」を与える。|

|神聖麒 シューゲイザー SR 無色 (7)|
|クリーチャー:オラクリオン 7000|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の手札またはマナゾーンからコスト5以下の進化でないクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。|

|逆転王女プリン C 無色 (5)|
|クリーチャー:ハンター/エイリアン 2000|
|S・トリガー|
|ガチンコ・ジャッジでこのクリーチャーを見せた時、またはバトルゾーンに出た時、クリーチャー1体をタップまたはアンタップする。|

**主要カード [#ab5b9084]
|CENTER:BGCOLOR(white):''カード名''|BGCOLOR(#ffc):''白''|BGCOLOR(#cff):''青''|BGCOLOR(#ccc):''黒''|BGCOLOR(#fcc):''赤''|BGCOLOR(#cfc):''緑''|CENTER:BGCOLOR(white):''概要・補足''|
||>|>|>|>|BGCOLOR(white):||c
|[[《神聖麒 シューゲイザー》]]||||||このカードを使うためにデッキを組む|
|[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]|||BGCOLOR(#ccc):多|BGCOLOR(#fcc):多|BGCOLOR(#cfc):多|必須。このカードがないと【シューゲイザー】は基本的にデッキにならない|
|[[《逆転王女プリン》]]||||||準必須。基本的には[[4投>4枚積み]]で良いが、[[S・トリガー]]の逆転を嫌うなら連続攻撃ではなく《ウソと盗みのエンターテイナー》などを踏み倒して反撃に備えるため、色バランスや踏み倒し先の優先度の変化次第では3枚以下になってもおかしくはない|
|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]|||BGCOLOR(#ccc):多|BGCOLOR(#fcc):多||勝ちにいくなら採用は必須 このカード1枚で、踏み倒しメタ意識外のデッキを沈黙させることができるが、多色なので枚数は要調整|

**候補カード [#l4b852bb]
|CENTER:BGCOLOR(white):''カード名''|BGCOLOR(#ffc):''白''|BGCOLOR(#cff):''青''|BGCOLOR(#ccc):''黒''|BGCOLOR(#fcc):''赤''|BGCOLOR(#cfc):''緑''|CENTER:BGCOLOR(white):''概要・補足''|
||>|>|>|>|BGCOLOR(white):||c
|[[《神聖斬 アシッド》]]||||||山札から《シューゲイザー》を出せることから、実質5枚目として採用して《シューゲイザー》が出せない事故防止に|
|[[《ピクシー・ライフ》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|[[マナブースト]]や《キリュー・ジルヴェス》の付与で[[マナ送り]]になった《シューゲイザー》を救出できるので優先度は高い|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|受けが弱いこのデッキでは、対速攻での勝率を高めるため[[S・トリガー]]で相手ターンにマナを伸ばす上振れを期待して|
|[[《ライフプラン・チャージャー》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|手札を減らさず[[マナブースト]]になる上、《シューゲイザー》サーチの役割もこなせる|
|[[《天真妖精オチャッピィ》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|緑以外のカードも多いこのデッキでは不安定とはいえ、[[《フェアリー・ライフ》]]と同じく相手ターン中のブーストとして候補に入る|
|[[《母なる大地》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|少々重いがトップクラスのマナ利用呪文|
|[[《父なる大地》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|除去専門だが、軽さが長所で《ウソと盗みのエンターテイナー》とも良好|
|[[《次元流の豪力》]]|||||BGCOLOR(#cfc):単|超次元ゾーンの選定次第で、攻めの補強にも受けのシフトにも使える [[《時空のガガ・シリウス》]]を出せ[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]に[[《時空のセブ・ランサー》]]が刺さる場合がある|
|[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]|||BGCOLOR(#ccc):多||BGCOLOR(#cfc):多|5→7で《シューゲイザー》に繋がる[[マナブースト]]&[[ハンデス]]|
|[[《西部人形ザビ・バレル》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||[[New Division]]の[[ハンデス]]獣の例|
|[[《闇噛のファミリア ミョウガ》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||~|
|[[《解体人形ジェニー》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||[[ハンデス]]だが、死活問題の[[《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》]]カウンターを対策できる可能性があり重要度は高め|
|[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||相手の行動を遅延|
|[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||自分の[[マナブースト]]も禁じてしまうが、それ以上に相手に刺さる場面もある|
|[[《希望の親衛隊ファンク》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||対[[《アクア・エリート》]]やパワー5000以下のサイキックメタ 重複させれば威力は跳ね上がる|
|[[《提督のマントラ ヴォスラディッシュ》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||[[公式は《シューゲイザー》とセットで使ってもらう想定とのこと>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/6414]]|
|[[《魔刻の剣士ザビ・オルゼキア》]]|||BGCOLOR(#ccc):単|||エイリアン以外なら、パワーや位相などに関係なく選んで除去できる|
|[[《穿神兵ジェットドリル》]]||||BGCOLOR(#fcc):単||相手のみに[[マナブースト]]メタ|
|[[《お騒がせチューザ》]]||||BGCOLOR(#fcc):単||融通が利かないが、このデッキで採用できる貴重な[[呪文ロック]]|
|[[《その子供、凶暴につき》]]||||BGCOLOR(#fcc):単||相手への[[スピードアタッカー]]と[[進化速攻]]メタ|
|[[《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》]]||||BGCOLOR(#fcc):単||《キリュー・ジルヴェス》の5枚目以降|
|[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]||||BGCOLOR(#fcc):多|BGCOLOR(#cfc):多|自身で[[マナ送り]]になれるため《シューゲイザー》で繰り返し6000[[火力]]が使える|
|[[《封魔ゴーゴンシャック》]]||BGCOLOR(#cff):単||||最速[[《超次元リュウセイ・ホール》]]対策として優秀なクリーチャー|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]||BGCOLOR(#cff):単||||防御札|
|[[《電脳の女王 アリス》]]||BGCOLOR(#cff):単||||このデッキでは肉体付き[[《シークレット・クロックタワー》]]の感覚で|
|[[《ドンドン吸い込むナウ》]]||BGCOLOR(#cff):単||||防御札になりうる汎用呪文|
|[[《ドスコイ・イチバンボシ》]]||BGCOLOR(#cff):多||BGCOLOR(#fcc):多||出た時と離れた時、他の味方に[[PA+5000>パワーアタッカー]]・[[ブロックされない>アンブロッカブル]]・[[追加ブレイク]]を付与|
|[[《フェアリー・シャワー》]]||BGCOLOR(#cff):多|||BGCOLOR(#cfc):多|水入りなら[[マナ基盤]]に入れたい[[S・トリガー]][[マナブースト]]|
|[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]|BGCOLOR(#ffc):単|||||色物枠だが、バトルゾーンにあるこれらのプレッシャーは相当なもの|
|[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]|BGCOLOR(#ffc):単|||||~|
|[[《予言者ヨーデル・ワイス》]]|BGCOLOR(#ffc):単|||||[[《魂の大番長「四つ牙」》]]or[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]or[[《勝利のプリンプリン》]]あたりを疑似耐性ありで出せる|

**プレイング [#w57a0440]
序盤はコスト7である《シューゲイザー》までのお膳立てを行う。[[マナブースト]]、[[《穿神兵ジェットドリル》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]などメタクリーチャー、[[《解体人形ジェニー》]]などの[[ハンデス]]が有効。
手札やマナに踏み倒し先が整った時点で《シューゲイザー》を召喚。まずは《キリュー・ジルヴェス》で《シューゲイザー》を攻撃可能にする。すかさず《シューゲイザー》が攻撃しながら手札やマナから追加のサポーターや打点を出し、試合のイニシアチブを握る。

**長所 [#sb5a85e4]
コスト踏み倒しの常で、相手の妨害がなければ好き勝手できる。

《逆転プリン》のおかげで複数回攻撃&[[アタックトリガー]]の踏み倒しで、一瞬で試合が終わることもある。

[[ハンデス]]と[[コスト踏み倒しメタ]]を両立できているため、手札消費が荒く、手札補充を[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]に依存しているデッキには、こちらが自由に動けるターンがかなり多くなる。
その例が[[【カイザー「刃鬼」】>【カイザー「刃鬼」】 (デュエプレ)]]であり、そのデッキは[[S・トリガー]]には[[《ドンドン吸い込むナウ》]]など単体除去が基本で、盤面いっぱいからの[[ワンショット]]には捌ききれず貫通しやすい相手といえる。

**短所 [#pc3df001]
[[S・トリガー]]で《シューゲイザー》が1回しか攻撃できなかった場合、[[息切れ]]が著しい。
《キリュー・ジルヴェス》の[[ブロッコリー>《シャーマン・ブロッコリー》]]効果[[付与]]でマナが補給される場合はリカバリーしやすいが、[[オールタップ]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]でターンを終わらせられ、効果が切れた相手のターンになってから片っ端から破壊による除去を食らってしまえば、踏み倒し先の装填もできず、マナからの踏み倒しが結果的にセルフ[[ランデス]]になってしまう。

序盤の動きも、採用カードが相手の刺さりが悪い場合、《シューゲイザー》まで保たせることが難しい。例えば[[【青単ジャバジャック】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]を考えれば早期にシールドブレイクと手札補充を行ってくるため、自分の[[S・トリガー]]運がある程度良くないとそのまま貫通されてしまう。

デッキの勝ち筋が《シューゲイザー》に非常に依存しているため、手札にキープしていたそれが[[ハンデス]]されたり、デュエプレで稀によくある[[デスカット>シャッフル]]事故で全く《シューゲイザー》が公開領域に来ない場合には負けまっしぐら。

デッキの自由枠が少なく、特に光文明入りはかなりマイナーなため、[[《DNA・スパーク》]]が入れられないという背景もデッキの打たれ弱さに拍車をかけている。

**その他 [#s0a06e61]
TCGでは[[【シューゲイザーワンショット】]]の名前で知られたデッキタイプだが、押し付けインフレの激しいデュエプレでは決して[[ワンショット]]性能が高いデッキでもない。
特に[[《逆転王女プリン》]]で[[ワンショット]]するだけなら、マナゾーンから踏み倒し後に自身で減ったマナを補充する[[《大魂蟲オオ・ヘラクレス》]]のほうがデッキとして強い。>[[【オオ・ヘラクレス】 (デュエプレ)]]
そちらは[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]のような必須[[多色]]が1枚もないため[[デッキカラー]]の幅も広く、[[進化クリーチャー]]という進化元が必要な弱点はあるが、[[《斬込の哲》]]が引けているなら2→4→6と4ターン目から[[ワンショット]]ないしはクリーチャーばら撒きで勝ち盤面になりうる。

//**環境において
//爆発力・最大値は高いが、デッキが不安定なため環境を荒らすほどの地力はない印象。

**参考 [#eac948db]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]
-[[《神聖麒 シューゲイザー》]]
-[[《逆転王女プリン》]]
-[[【シューゲイザーワンショット】]] (TCG版)

&tag(デッキ集 (デュエプレ));