#author("2020-10-13T19:40:38+09:00","","")
*【キクチパトロール】 [#p3811d93]

[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]と[[《アクア・パトロール》]]を使った[[即死コンボ]]。《アクア・パトロール》が[[プレミアム殿堂]]になっているため[[殿堂ゼロデュエル]]限定のデッキである。

|デュエマの鬼!キクチ師範代 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ヒューマノイド 3000|
|いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを山札に加えてシャッフルする。|

|禁術のカルマ カレイコ R 闇文明 (3)|
|クリーチャー:オラクル 3000|
|いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを山札に加えてシャッフルする。|

|アクア・パトロール VR 水文明 (4)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 2000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーをひとり選ぶ。そのプレイヤーは自分自身のシールドの枚数を数え、それを山札に入れてシャッフルし、その後、山札の上から同じ枚数のカードを裏向きのまま自分自身のシールドゾーンに置く。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

-コンボの成立は以下のようになる。
+3ターン目に《デュエマの鬼!キクチ師範代》または[[《禁術のカルマ カレイコ》]]を出す。
+4ターン目に《アクア・パトロール》を出す。
+《アクア・パトロール》の効果で相手はシールドの枚数を数えて山札に入れ、シャッフル。同じ枚数のシールドを置き直す。
+山札から手札以外のゾーン([[シールドゾーン]])にカードが置かれたため《デュエマの鬼!キクチ師範代》の効果で相手はすべてのシールドを山札に戻しシャッフル。

-このようにすることで、相手のシールドゾーンは空になり、トリガーすら発動しないため、あとは[[ダイレクトアタック]]を決めるだけとなる。カードさえ揃っていれば[[マナブースト]]も必要なく最低4ターンで決まる。
--2[[コスト]]で[[ブロックされない]][[《潜行する穿孔 ギーガ》]]は色と流れから相性がいい。《潜行する穿孔 ギーガ》→《デュエマの鬼!キクチ師範代》→《アクア・パトロール》と出せば、相手が[[ブロッカー]]で固めても無視してダイレクトアタックを決められる。これは必勝パターンといっていいだろう。[[《腐敗電脳メルニア》]][[《封魔ハリセンモン》]]でも同様の動きができる。
//理論上は《革命の鉄拳》+何らかのブロッカーで防げる。ほぼないと思うが。
//--このコンボを成立させるために色の都合上[[《福腹人形コダマンマ》]]や[[《斬斬人形コダマンマ》]]から[[S・バック]]で[[《デュアルショック・ドラゴン》]]が出てくることはないと考えられるため、[[《斬隠テンサイ・ジャニット》]]が複数枚あればそのターン中は耐えられるかもしれない。しかし、シールドゾーンががら空きな時点でよほどのことがない限り敗北は必至である。そもそも、相手が先攻の場合4マナもない可能性も高い。 

-コンボパーツ以外のスロットには、[[《マインド・リセット》]]などの[[ハンデス]]を使うタイプと、[[《海底鬼面城》]]でパーツを集めるタイプが多い。前者は《キクチ師範代》を除去できる[[《魂と記憶の盾》]]や[[《スパイラル・ゲート》]]、[[《母なる大地》]]を防いで時間を稼ぐ、後者はとにかくコンボを早く決めるという発想である。

-なお、《キクチ師範代》および《カルマカレイコ》の効果は自分にも及ぶため、出した返しに相手から[[《アクア・パトロール》]]を出されて自分のシールドが全滅、ということもある。このため、[[ミラーマッチ]]では《キクチ師範代》を出すタイミングに注意が必要である。
--また、殿堂ゼロではキクチパトロール対策の為、《アクア・パトロール》が単独で積まれることもたまにある。

-難易度は高いが、[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]を使って同一ターン中に[[《インフェルノ・サイン》]]を二度唱えられると邪魔されずにキクチパトロールを決めることができる。[[殿堂ゼロデュエル]]では[[《ロスト・チャージャー》]]も使えるため、デッキから2枚を墓地に落としておいて《インフェルノ・サイン》を手札に握っておけば狙えるかもしれない。なお、これを狙う場合はロマノフで落とすために最初のうちは《デュエマの鬼!キクチ師範代》を召喚できない。

-その手軽さから、「[[殿堂ゼロデュエル]]の中でさえ使用不可にすべきではないか」といわれることがあるほどの凶悪なコンボデッキである。
--全般的に、刺さるデッキには刺さるものの前述の[[《スパイラル・ゲート》]]など《キクチ師範代》への対抗策も多く、また[[《アクア・パトロール》]]に依存しがちである為、積極的にハンデスをされると厳しいものがある。実際、[[ターボ]]系列のデッキには強いが[[【青単速攻】]]が相手だと手も足も出ない……といったことが普通に起こる。それでも、登場以降常にゼロ環境の一角にあるデッキであることは間違いない。

-革命ファイナル以降は[[《ヘブンズ・フォース》]]が登場したため、[[《ヘブンズ・フォース》]]2枚と[[《アクア・パトロール》]]1枚、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]か[[《禁術のカルマ カレイコ》]]が1枚あれば、3ターンキルも可能になった。[[《オリオティス・ジャッジ》]]による防御、[[《アクアン》]]で肥やした墓地を活かした[[《湧水の光陣》]]でのリアニメイトも強力なため、その頃から[[白青黒]]型も定着。

-どうしても[[デッキ]]全体の[[カードパワー]]が低くなりがちであり、[[環境]]的にも構築的にも強力な受け札を採用しにくいため、[[殿堂レギュレーション]]下のデッキ相手とかち合うと瞬殺されてしまうことも。
--《キクチ師範代》は自分にも効果が及ぶため、《キクチ師範代》を出した返しに《パトロール》メタの《パトロール》を出されたり、[[シールド]]に依存しない受け札から逆転を許したりという展開もしばしば起こりうる。

**参考 [#t57c9ddb]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[殿堂ゼロデュエル]]
-[[即死コンボ]]
-[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]    
-[[《アクア・パトロール》]]
-[[【ラストパトロール】]]