#author("2021-07-20T19:08:43+09:00","","")
#author("2021-07-23T20:31:34+09:00","","")
*【ガントラビート】 (デュエプレ) [#ed9907bc]
**概要 [#m4e0394d]

[[《ガントラ・マキシバス》]]から中型クリーチャーに繋げる中速ビートダウンデッキ。【ガントラ大和】や【運命ガントラ】と呼ばれることもある。
[[【驚天トリガービート】>【驚天トリガービート】 (デュエプレ)]]から[[《驚天の超人》]]や[[《勇騎聖者ジェット・アール・イー》]]を抜き、代わりに[[《ガントラ・マキシバス》]]や[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]などの[[スピードアタッカー]]を入れたような構成を取る。
色構成は[[白赤緑]]が主流だが、黒抜きや青抜きの[[4色]]の構築もある。

かつては[[【驚天トリガービート】>【驚天トリガービート】 (デュエプレ)]]の偽装構築という強みがあったが、[[《驚天の超人》]]の下方修正によりそちらが消滅し、相手の誤認がない状態で戦う必要が生まれやや弱体化した。

|ガントラ・マキシバス C 火/自然文明 (3)|
|クリーチャー:ドリームメイト 4000|
|攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

**主要カード [#k2fff823]
|カード名|役割|h
|[[《ガントラ・マキシバス》]]|攻撃しながら[[マナブースト]]|
|[[《運命の選択》]]|《ガントラ・マキシバス》などを[[スピードアタッカー]]にして山札から出す|
|[[《居合のアラゴナイト》]]|色、性能が優秀。《運命の選択》 で出せ、手札に関係ない[[スピードアタッカー]]|
|[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]|条件付き中型[[スピードアタッカー]]。[[《ゼンアク》>《超絶究極神》]]などが多ければ[[アンブロッカブル]]となり勝負を決めることができるが、SA化の条件には注意が必要|
|[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]|中型[[スピードアタッカー]]だがこのデッキではほぼ[[準バニラ]]なので、基本的には5枚目以降の《ガルベリアス・ドラゴン》となる|

**候補カード [#edf2a3e6]
|カード名|役割|h
|[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|ウィニーの除去もできる優秀な[[S・トリガー]]|
|[[《ホーリー・スパーク》]]|[[オールタップ]]が出来る呪文|
|[[《バリアント・スパーク》]]|メタモーフで[[オールタップ]]が出来る呪文。ホーリー・スパークの5枚目以降として採用圏内|
|[[《霊騎ミューズ・ルブール》]]|[[ウィニー]]主体のデッキに刺さる[[オールタップ]]|
|[[《衝撃のロウバンレイ》]]|[[ブロッカー]]除去持ちのSA|
|[[《転倒専機コロビナー》]]|[[タップキル]]に使える受け札|
|[[《夢見がちモッフル》]]|前よりにするなら|
|[[《無頼勇騎ゴンタ》]]|~|
|[[《烈流神》]]|水を足すなら。実質7コストなのに注意|
|[[《アクア・サーファー》]]|水を足すなら。優秀な受け札|
|[[《無頼封魔アニマベルギス》]]|闇を足すなら。運命の選択と合わせて使用すれば、実質4コストのWブレイカー|
|[[《霊翼の宝アルバトロス》]]|闇を足すなら。アルカ夫婦でロックされていても、突破できる。|
|[[《デーモン・ハンド》]]|このデッキタイプでの貴重な確定除去。《アルバトロス》採用時のマナ基盤としても有用。|

**このデッキの回し方 [#q26536b7]

[[《ガントラ・マキシバス》]]で攻撃しながら[[マナブースト]]し、中型クリーチャーに繋げる。
3ターン目《ガントラ・マキシバス》、4ターン目[[《運命の選択》]]のどちらが初動でも次のターンに[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]や[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]に繋がる。
6マナに到達したあとは、防御を[[S・トリガー]]に任せつつ[[ビートダウン]]する。

**長所 [#b2360dcf]
[[《ガントラ・マキシバス》]]のパワー4000が優秀で、[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]や[[《ファントム・バイツ》]]などの速攻対策に強い。

主要カードである《ガントラ》は《選択》と合わせて実質8枚体制、各種中型[[スピードアタッカー]]も8枚以上入ることがざら。
そのためデッキの再現性が高く、プレイングも分かりやすい。

[[防御札]]が豊富に投入されており、[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]]にも耐性がある。

[[スピードアタッカー]]が多く、5ターン目ごろからの中型[[W・ブレイカー]]の連発は相手への圧力が大きい。
またそのスピードアタッカーの豊富さから、[[受け]]を多数投入したデッキながら[[今引き]]もかなり強い。
マナがたまりやすく、手札補充が少ないながら後半は[[マナチャージ]]の必要がなくなるので、[[手札]]が切れにくい。

強さとは関係ないことだが、採用されるカードのレアリティが最高でも[[ベリーレア]]と低く、要求されるDMポイントの消費が安価で済む。

**短所 [#x2dafbba]

ビートダウンながら初動は3ターン目とやや遅い。
//ビートダウンだが、初速が遅く、[[【クイーン・メイデン】>【クイーン・メイデン】 (デュエプレ)]]と大差ない。
//むしろ3ターン目にパワー6000、Wブレイカーを出せる【クイーン・メイデン】の方が早い。

さらに[[シールド]]を積極的に[[ブレイク]]する必要があるため、相手の[[手札]]が潤う瞬間が存在する。
[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]のように手札を使う間も与えず勝てるわけではなく、相手の[[【黒緑ドルバロム】>【バロム】 (デュエプレ)]]などが間に合ってしまうことも。

[[《ガントラ・マキシバス》]]の依存度がかなり高く、マナブーストができないと中心となる6コストクリーチャーが出るのが6ターン目になってしまう。
特に、3ターン目の《ガントラ》を[[《霊鳥と水晶の庭園》]]や先行時の[[《魂と記憶の盾》]]で除去されると、《選択》を握っていない限りマナブーストができず大きくテンポを崩されてしまう。

序盤の[[《霊王機エル・カイオウ》]]はかなりの天敵となる。[[《ガントラ・マキシバス》]]が攻撃しないとマナが伸びず、マナを伸ばすために捨て身の攻撃をすると、結果として[[《フェアリー・ライフ》]]と同じ手札1枚消費で1ブーストにしかなっていない。ただし、[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]は[[水]]文明である《エル・カイオウ》に反応してブロックされなくなるので、逆利用ができる可能性はある。

序盤の《ガントラ・マキシバス》の[[パワー]]は確かに頼りになるものの総合的なパワーは物足りない部類。
《ガルべリアス・ドラゴン》以外のクリーチャーのパワーが6000以下なので[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]が相手だと片っ端から除去されてしまう。
[[【ヘブンズ・ゲート】]]のようなデッキが相手の場合、1度でも発動されると確定サーチができない[[《衝撃のロウバンレイ》]]を素引きしなければそれだけで戦意を喪失してしまう。

遭遇率は低いが、[[《護りの角フィオナ》]]は最大の天敵。
単純にパワー勝負で勝てず、[[ブロッカー]]でもないため《ロウバンレイ》の除去が効かない。
おまけに[[タップ]]されていれば攻撃の標的を《フィオナ》自身に固定されてしまうため、[[《ホーリー・スパーク》]]などを用いた反撃戦法も通用しない。

速攻で相手のシールドを0にして、今引きスピードアタッカーでフィニッシュというのが目標なので、[[《腐敗聖者ベガ》]]や[[《英霊王スターマン》]]などの[[シールド追加]]手段を持つデッキには苦戦を強いられるだろう。

**その他 [#r589acb2]
[[暴発]]のないトリガービートというデッキの性質上、相手がブレイクしてこないとデッキが上手く機能しない。

相手が[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]、[[《超絶究極神》]]で完全に固めてからブレイクしてくるデッキなら、[[S・トリガー]]を過剰に積む構成が手札の質を下げてしまう。

[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]や[[《無双恐皇ガラムタ》]]のような、トリガービートを否定するカード入りにも絶望的な試合となる。
ただし[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]や[[《衝撃のロウバンレイ》]]といったブロッカーに強いカードを都合の良いタイミングで引けたら勝てることも。

環境が[[ビートダウン]]に偏っている時期を見計らってこのデッキを回したい。

//**サンプルレシピ 
//とりあえず最初は載せなくても可
//|■カード名|文明|枚数|コメント|
//|■クリーチャー|| ||
//|[[《》]]|文明|枚数||
//|■呪文||||
//|[[《》]]|文明|枚数||
//|■クロスギア||||
//|[[《》]]|文明|枚数||

**参考 [#bfb8ad31]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[《ガントラ・マキシバス》]]

&tag(デッキ);