#author("2021-05-05T15:46:02+09:00","","")
#author("2021-06-24T13:13:09+09:00","","")
*《&ruby(ゼロ){ZERO};の&ruby(しんりゃく){侵略}; ブラックアウト》 [#z6c9c8d1]

|ZEROの侵略 ブラックアウト LEG 闇文明 (6)|
|クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000|
|W・ブレイカー|
|侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。|

[[DMR-22]]で登場した[[闇]]の[[ソニック・コマンド]]/[[侵略者ZERO]]。

[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が再び[[闇]][[文明]]となり、新たな侵略である[[侵略ZERO]]を引っさげて帰ってきた姿。

[[コスト踏み倒し]]のギミックを使わないデッキは少ない為、[[侵略ZERO]]が働く場面は多い。相手が大型クリーチャーを踏み倒したターンのカウンターとして期待できる。単純に「ノーコストで出てくる2打点の大型の闇のコマンド」としても優秀であり、殴りつつ[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《復讐 ブラックサイコ》]]などの侵略元にも活用できる。

[[D2フィールド]]が無ければ何の変哲もない[[準バニラ]]になってしまうが、[[侵略ZERO]]で相手ターン終了時に出れば、次の自分のターンに[[D2フィールド]]を展開出来る。強力な[[アタックトリガー]]とその後の[[アタック]]で盤面を制圧できる。

**環境において [#xe452e9e]
[[DMR-22]]の目玉カードでありながら性能判明時の評価は低かった。単体ではバニラや[[《暗黒の騎士ザガーン》]]と大差ないために過小評価されていたと推測される。中には「[[アンコモン]]の[[スペック]]」と謗る者もいた。
が、同じく[[侵略ZERO]]を持った扱いやすいD2フィールドが出た事や、カウンターでノーコストで場に出し相手を牽制しつつ[[《S級不死 デッドゾーン》]]の侵略元になれるなど侵略ZEROが有効に働く場面が多いことが認識される。DMR-22販売後は[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]や[[《禁断機関 VV-8》]]など同弾収録のレジェンドと同様大会で優勝を果たし評価が向上した。
かの[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]のように登場後に評価が逆転し、レジェンドに相応しい実力を発揮したと言える。

後に[[コスト]]5以上の[[闇]]か[[火]]の[[コマンド]]を、[[召喚]]か[[侵略ZERO]]で出した時のみ[[封印]]を外すことができる[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]が登場したことでこの[[カード]]が重宝された。だが1コスト下に[[《轟獣X ゲリランチャー》]]がいるため、軽さを重視する場合はあちらが優先されることもある。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【ジョーカーズ】]]、[[【白緑メタリカ】]]、[[【緑単ループ】]]といったようにウィニーを素出しするデッキが多数派であり採用率に陰りが見えた。

[[双極篇環境]]では[[革命チェンジ]]系列の勢いが再び増したことと[[【“轟轟轟”ブランド】]]がトップメタの一角に躍り出たことから需要が回復した。

[[双極篇]]終期には、同時期の環境デッキに色が合わなくとも出張するほど需要が高い[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]によって条件付き[[アタックトリガー]]を発動する機会が増えた。

[[十王篇]]では、[[【連ドラグナー】]]対策として、評価が上がった。

[[オリジナル]]成立以降、[[【青黒緑デッドダムド】]]のカウンター札として偶に使われる。[[GR召喚]]が存在しない分、通常のコスト踏み倒しが多いためである。同様の理由で[[【墓地ソース】]]でも使われることがあり、このクリーチャーの[[侵略ZERO]]と[[《S級不死 デッドゾーン》]]への[[侵略]]で強引に[[打点]]補強することで見切り発車的に[[ワンショット]]する場合もある。
**その他 [#t83392f7]
-上記のとおり、初期の評価の低さとは裏腹に、二度も環境のトップに台頭したため、まさに過小評価されたカードであると言える。しかし、「それだけ[[準バニラ]]はプレイヤー達から白い目で見られやすい」ということでもあると同時に、「[[コスト踏み倒し]]能力を侮ってはいけない」ということを示唆したカードでもある。「字面だけの[[能力]]だけでなく、[[コスト]]や[[種族]]などもしっかり考慮した上で、何ができるのかをしっかり見極めることが大事だ」ということだろう。同じことが[[《黒神龍グールジェネレイド》]]にも言える。

-[[レジェンドカード]]では初の[[パワー]]が10000を下回る[[クリーチャー]]であり、[[T・ブレイカー]]も持たない。ただしコスト7以下で非進化、かつ[[《禁断機関 VV-8》]]のように、出てすぐ封印が付けられるわけでもないクリーチャーであるため、妥当な調整と言える。

-[[背景ストーリー]]ではドギラゴン剣と[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の手により《伝説の禁断 ドキンダムX》が倒されたことにより、[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]が《ドキンダムX》の支配から解放され禁断の力を取り込みパワーアップした姿。姿は黒くなった《レッドゾーン》だが腕にブースターのような物が付くなど細かな差異がある。

-漫画「VS」・アニメ「VSRF」では[[バサラ]]の新たなる切り札として登場。漫画「VS」では[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]のカードをオイルに浸して変化し、アニメ「VSRF」では[[No.2]]が作った新型バイクから生み出されたクリーチャーとされており、第24話から使用。

-[[コロコロコミック]]2016年8月号では、「VS」の最後で[[バサラ]]がこのカードと共にバイクで駆け出すという幕引きから、次ページの「でんぢゃらすじーさん邪」の扉絵にて[[じーさん>でんぢゃらすじーさん]]に[[バサラ]]諸共バズーカで爆破され、せっかくの門出を邪魔されるというコラボがあった。

-2020年1月1日以降は、[[DMR-22]]の[[レジェンドカード]]の中では唯一[[殿堂入り]]していないカードとなる([[《禁断機関 VV-8》]]が同日付で[[殿堂入り]]となり、[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]も2019年3月1日付で既に殿堂入りしているため)。

**関連カード [#t977f317]
-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]
-[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]
-[[《S級不死 デッドゾーン》]]
-[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]
-[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]

-[[《熱血龍 バトリベンジ》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ZERO ハンド》]]
--[[《ブラック・タッチ》]]


**収録セット [#q770f6dd]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」>DMRP-11]]([[ウルトラゴールデンカード]])

**参考 [#s98f9c46]
-[[闇]]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[侵略者ZERO]]
-[[侵略ZERO]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[D2フィールド]]
-[[レジェンドカード]]

&tag(クリーチャー,闇文明,単色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,侵略者ZERO,侵略者,パワー7000,W・ブレイカー,侵略ZERO,侵略,アタックトリガー,D2フィールドサポート,除去,破壊,レッドゾーン,LEG,レジェンドカード,Mikio Masuda);
&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,侵略者ZERO,侵略者,パワー7000,W・ブレイカー,侵略ZERO,侵略,アタックトリガー,D2フィールドサポート,除去,破壊,レッドゾーン,LEG,レジェンドカード,Mikio Masuda);