#author("2021-03-19T01:17:05+09:00","","")
*《&ruby(ゼロ){ZERO}; ハンド》 [#gd342301]

|ZERO ハンド P 闇文明 (6)|
|呪文|
|侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|
|相手のクリーチャーを1体、破壊する。|

[[DMD-35]]で登場した[[闇]]の[[侵略ZERO]][[ハンド]][[呪文]]。

[[侵略ZERO]]と相手の[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。

初の[[侵略ZERO]]持ちの[[呪文]]。
同じ[[侵略ZERO]]持ちの[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]や[[《ZEROの暴走 デッドリー・ハイウェイ》]]と違い[[破壊]]の対象に条件が一切ないため、敵対勢力である[[革命チェンジ]]のみならずあらゆる[[コスト踏み倒し]]に対して脅威となりうる強力な[[カード]]。

[[コスト]]は[[《デーモン・ハンド》]]と同じであり、相手が[[コスト踏み倒し]]戦術を避けても、遅れが作れれば[[手打ち]]の機会は十分にあるだろう。

特筆すべきは、[[呪文]]であるゆえに[[侵略ZERO]]として発動した時点で[[効果]]を[[解決]]する点。これを利用して、[[コスト踏み倒しメタ]]や[[ロック]][[能力]]を持つ[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]や[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《百族の長 プチョヘンザ》]]、あるいは[[pig]]で[[除去]]を放つ[[《雪精 チャケ》]]や[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]などを先に[[除去]]し、同時に[[侵略ZERO]]を発動した[[クリーチャー]]や[[D2フィールド]]は後から安全に呼び出せるという、[[フレーバーテキスト]]通りの動きが可能。
このほか、相手の[[ターン]]中に処理する事から[[《宇宙 タコンチュ》]]や[[《高貴の精霊龍 プレミアム・マドンナ》]]も[[除去]]できる。

ただし[[呪文]]であるため、[[《ファイナル・ストップ》]]などの[[呪文]][[ロック]]を使われると[[唱える]]ことができなくなってしまう。対策したい相手に合わせて[[《ZEROの暴走 デッドリー・ハイウェイ》]]と共に調整しよう。

**環境において [#z57d0eda]
革命チェンジ全盛の[[革命ファイナル環境]]ではカウンター手段としてよく使われていたが、[[新章デュエル・マスターズ]]に入ると[[【ジョーカーズ】]]を中心としたウィニー環境が到来したため単体除去であるこのカードの評価は比較的低かった。

[[超天篇]]期の[[【転生サイクリカ】(殿堂ゼロデュエル)>【転生サイクリカ】#xa076817]]の[[防御札]]として需要がある。

さらに[[DMRP-15]]期には序盤から大型ドラゴンも踏み倒してこれる[[【連ドラグナー】]]の台頭により、そちらへのメタカードとして[[【カリヤドネループ】]]を中心に使用率が上昇し、特に[[【カリヤドネループ】]]ではそれまで3枚から4枚の枠を使っていた[[《スーパー・デーモン・ハンド》]]をこれに総入れ替えする事態となった。あちらのデッキではたとえ[[除去]]として効果が薄い場合であっても最悪[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]の[[着地]]を早める1枚の[[墓地肥やし]]としては機能する。[[《スーパー・デーモン・ハンド》]]と異なり[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を選んでも[[デメリット]]を被ることが無いのも利点。
[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]で能力を無視されずにそれを破壊でき、[[《ヘブンズ・フォース》]]を使った2ターン目着地の動きにも手札にさえあれば対応出来るのはこのカードくらいである。
**その他 [#kdf90434]
-逆に自分が[[フィニッシャー]]を[[コスト踏み倒し]]する[[デッキ]]を使用していて、相手がこの[[呪文]]を使うことを警戒する場合、なるべくその[[ターン]]に決着をつけるようにする必要が生じる。この[[呪文]]の登場で[[コスト踏み倒し]]を扱う[[デッキ]]の構築難易度は大きく上昇したと言える。

-[[《ZEROの暴走 デッドリー・ハイウェイ》]]と同じく、[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]と[[《革命のD ビッグバン・フェスライブ》]]の2枚が揃うだけで一気に[[腐る]]。

-[[カードイラスト]]では[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]がいわゆるロケットパンチを放っており、[[《デーモン・ハンド》]]のような「ハンド」とはややイメージが異なる。

-アニメ「VSRF」29話では[[バサラ]]が[[まじめ所ちょー]]戦で使用。イラストの通り、[[侵略ZERO]]で同時出しした[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]3体のロケットパンチで[[《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカⅢ世》]]を葬った。

**関連カード [#m5b6812f]
-[[《デーモン・ハンド》]]
-[[《ZEROの暴走 デッドリー・ハイウェイ》]]
-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#p3a2642a]
-[[DMD-35]]&br;'''ゼロチャージキルを邪魔する奴は、すべて破壊してヤル。 ---[[ZEROの侵略 ブラックアウト>《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]'''


**収録セット [#ib4f25bc]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[lack]]
--[[DMD-35 「DXデュエガチャデッキ 禁星の壊者 ドキンダム」>DMD-35]]
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]]

**参考 [#y666d12b]
-[[侵略ZERO]]
-[[確定除去]]
-[[ハンド]]
----
公式Q&A
>Q.相手は自身のターン中に[[《インフェルノ・サイン》]]を唱えて[[《劇の根源 マクガフィン》]]を墓地からバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、相手の[[《劇の根源 マクガフィン》]]の効果で、自分は''《ZERO ハンド》''を引きました。
自分は「侵略ZERO」能力で、''《ZERO ハンド》''を手札から使用できますか?
A.いいえ、「ターンの終わり」にトリガーする能力を宣言するタイミングは過ぎているので、[[《ZERO ハンド》]]を使用することはできません。(総合ルール 511.1)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34354]]

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