#author("2020-02-24T11:37:16+09:00","","")
#author("2020-02-28T18:24:54+09:00","","")
*《&ruby(ウサブレラ){U・S・A・BRELLA};》 [#e7d0646c]

|U・S・A・BRELLA UC 火文明 (3)|
|クリーチャー:ビートジョッキー/チームボンバー 4000|
|相手のコスト4以下のクリーチャーが、手札以外のどこからでもバトルゾーンに出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。|
|コスト4以下の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。|

[[DMRP-13]]で登場した[[火]]の[[ビートジョッキー]]/[[チームボンバー]]。

相手の[[コスト]]4以下の[[クリーチャー]]が[[手札]]以外の[[ゾーン]]から[[バトルゾーン]]に出る時に[[着地置換効果]]として[[墓地送り]]にする[[能力]]と、[[コスト]]4以下の[[呪文]]の[[効果]]で選ばれない[[アンタッチャブル]][[能力]]を持つ。

''手札以外''なので、[[山札]]、[[シールド]]、[[マナゾーン]]、[[墓地]]はもちろんのこと、[[超次元ゾーン]]、[[超GRゾーン]]から出るクリーチャーも対象になる。
コスト4以下のクリーチャーの[[着地]]([[cip]]の誘発)すら許さないのは、[[GRクリーチャー]]、特に[[マナドライブ]]への[[メタ]]を意識したのだろう。
[[墓地召喚]]や[[マナ召喚]]できるクリーチャーも増えてきたため、それらのメタとしても強力。

[[着地置換効果]]は相手だけに及ぶという点が重要。自分の[[バトルゾーン]]に《U・S・A・BRELLA》がいたとしても[[GRクリーチャー]]等が使えなくなるのは相手だけで、自分は問題なく[[GR召喚]]などができる。
また[[《父なる大地》]]で相手の[[マナゾーン]]から[[コスト]]4以下のクリーチャーを選べば、[[ランデス]]にも応用できる。

しかし、手札に関しては一切ノータッチなので、[[ニンジャ・ストライク]]や[[侵略]]、[[革命チェンジ]]などの使用は許してしまう。

コスト4以下の呪文に対する[[アンタッチャブル]]は、[[《知識と流転と時空の決断》]]と[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などに強いため、役に立つ機会は多いだろう。
しかも、パワーもコスト3に対して4000と標準レベルより上のため、上述のアンタッチャブルも併せて[[耐性]]はそこそこ高い。

軽量[[ビートジョッキー]]なので[[【“B-我”ライザ】]]にもうってつけ。一呼吸置いてこれを出して次のターンから[[1ショットキル]]を始動すると安定して動くことができる。

-[[超天篇]]のテーマだった、[[GRクリーチャー]]や[[オーラ]]を主軸としたデッキに[[刺さる]]。中でも致命的なのが[[【黒単ド・ラガンザーク】]]に代表される[[オーラ]][[デッキ]]だろう。GRクリーチャーがバトルゾーンに出せなければオーラも使えない。そのため相手の《U・S・A・BRELLA》がいる状態で、自分のGRクリーチャーがいなければ、対処が困難になる。そのため、こうしたデッキタイプが[[環境]]から激減することが予想される。
--ただし、このカードの場合、自分の[[GRクリーチャー]]をすべてコスト5以上にする事で対策は可能である。
--直前のテーマに対する露骨な[[メタ]]カードの登場は、たびたび批判の的になる。この《U・S・A・BRELLA》も例外ではない。またそうしたメタカードの登場とともに、直前のテーマの活躍のために施行されたと思われる[[殿堂]]の意義も問われる。今回は、[[《ヴォルグ・サンダー》]]の[[超天篇]]における[[プレミアム殿堂]]が話題になった。

-[[除去]][[耐性]]や相手を一方的に行動制限する[[特性]]から、自分も相手も《U・S・A・BRELLA》を使っている場合には、いかに相手より早くこの[[カード]]を引くかということが重要になる。

-[[S・トリガー]]は[[手札]]からカードを使う能力であることには注意。そのため、[[S・トリガー]]によってバトルゾーンに出てくるクリーチャーは[[墓地送り]]にできないため注意。
--ただし、[[《オヴ・シディア†》]]などの[[能力]]で相手が[[S・トリガー]]以外の方法で[[コスト]]4以下の[[クリーチャー]]を[[シールドゾーン]]から出す場合は[[墓地送り]]に出来るため、勘違いしないように気を付けよう。

-これほどの[[スペック]]でありながら、[[レアリティ]]は[[アンコモン]]。同じような[[《異端流し オニカマス》]]のように、[[環境]]で活躍するかが注目されている。
--この低レアリティ設定は、いわゆる[[ソリティア]]に対する既存プレイヤーの嫌悪感や、[[GRクリーチャー]]の高騰で新規ユーザーが参入しづらくなったことへの対策だと思われる。

-[[軽量>軽い]][[サイキック・クリーチャー]]や、その他[[手札]]以外からの[[コスト踏み倒し]]を駆使する様々な[[デッキ]]タイプにも、[[環境]]デッキ・[[ファンデッキ]]問わず大きな影響が及ぶことが予想される。
--このため多くのカードの価値を下げかねず、批判も上がった。一方、「[[ミッツァイル・マスターズ]]」などと揶揄される[[超天篇]][[環境]]を是正したいメーカーの強い意志として好意的にとる向きもある。

-このカードの登場後も[[GRクリーチャー]]による[[ソリティア]]は止まらない可能性も指摘されている。例えばその代表格である[[【ドッカンデイヤー】]]や[[【バーンメアジョーカーズ】]]では、このクリーチャーへの対策がいくつか講じられている。また、先述の[[《オニカマス》>《異端流し オニカマス》]]同様、それらのデッキに逆に投入されるとも言われる。
--[[【バーンメアジョーカーズ】]]には、[[手札]]から[[クリーチャー]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]て[[効果バトル]]を行える[[《灰になるほどヒート》>《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》]]がおり、それで[[《バーンメア・ザ・シルバー》>《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》]]を踏み倒して《U・S・A・BRELLA》を破壊しつつ、[[GR召喚]]を行える。
--[[【ドッカンデイヤー】]]も、[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を採用すれば、[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]て[[効果バトル]]で《U・S・A・BRELLA》を破壊してからGR召喚が行える。他にも[[マッハファイター]]の[[《龍装車 ピオドーロ》>《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》]]、[[《オブラディ・ホーネット》>《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》]]などを採用したり、3コスト以下の[[全体除去]]呪文[[《温泉 湯あたり地獄》]]の使用が考えられる。ほぼ同時期に登場する[[《モモダチパワー!!!》]]でも除去できる。

**ルール [#bb90a76a]
-[[デッキ進化]]、[[マナ進化]]、[[墓地進化]]、[[シールド進化]]、[[デッキ進化]]、[[無月の門]]などの効果で、クリーチャーの下にクリーチャーを置くのはバトルゾーンに出す扱いにはならないため、[[着地置換効果]]でチェックされない。
--ただし、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と[[《ミラクル・ミラダンテ》]]の[[革命0トリガー]]で、山札の上から捲れた進化元は一旦単体でバトルゾーンに出ることになるのでチェックされる。

**関連カード [#x203cd8d]
-[[《単騎連射 マグナム》]]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]

-前シーズンの主要テーマに対するメタカード
--[[《爆炎料理人メタルコック》]]([[転生編]])
--[[《轟剣 レイジング・ザックス》]]([[戦国編]])
--[[《魔弾 ゴッド・ジェノサイダー》]]([[戦国編]])
--[[《死神戦鬼ベル・ヘル・デ・バラン》]]([[神化編]])
--[[《クール・ビューティー》]]([[覚醒編]])
--[[《希望の親衛隊ファンク》]]などの[[サイキック・クリーチャー]]メタサイクル([[エピソード2]])
--[[《異端流し オニカマス》]]などの[[コスト踏み倒しメタ]]([[新章デュエル・マスターズ]])
--''《U・S・A・BRELLA》''([[十王篇]])

**[[フレーバーテキスト]] [#u68c32a9]
-[[DMRP-13]]&br;'''[[デモニオ]]の王、[[ジャオウガ>《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]と言ったか……奴に迂闊な[[攻撃]]を仕掛けるなウサ。[[鬼タイム]]とやら、まだまだ底が知れぬウサ。まぁ、どんな[[攻撃]]が雨あられと来ても我が傘があれば問題ないウサ。 ― U・S・A・BRELLA'''

**収録セット [#e7c19bd4]
-illus.[[Tonbi Aburaya]]
--[[DMRP-13 「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」>DMRP-13]](41/95)

**参考 [#tbae7b2a]
-[[ビートジョッキー]]
-[[チームボンバー]]
-[[コスト]]
-[[手札]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[置換効果]]
-[[墓地送り]]
-[[呪文]]
-[[アンタッチャブル]]

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