#author("2021-06-21T10:10:10+09:00","","")
#author("2021-07-01T23:13:28+09:00","","")
*《&ruby(ザ・トリプル・スリー){T・T・T};》 [#y011aa9b]

|T・T・T R 光/水/火文明 (3)|
|呪文|
|次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶相手のクリーチャーを3体まで選んでタップする。|
|▶カードを3枚引く。|
|▶このターン、次に召喚する自分のクリーチャーのコストを最大3少なくする。ただし。コストは0以下にはならない。そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)|

[[DMRP-18]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[呪文]]。

3コストの軽さにして、3体タップ、3ドロー、擬似[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]効果、この3つの内から1つを[[モード]]で選べる。

序盤は[[手札補充]]で[[ハンドアドバンテージ]]、中盤からは[[タップキル]]で[[フィールドアドバンテージ]]で優位の状態を作り、相手が序盤から[[ビートダウン]]を仕掛けて来るなら擬似[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]効果で[[殴り返し]]による反撃ができるなど、コントロールで必要とされる能力が一式揃っていると言える。

ドローによって2枚目以降を引いて持て余しがちになるという[[ドロースペル]]のジレンマも克服していると言える。

[[3色]]かつ[[色事故]]防止に優れる[[自然]]が含まれていないため、3ターン目に[[手打ち]]で唱えるのは難しいが、[[《ナゾの光・リリアング》]]や[[《ミラクル1 ドレミ24》]]で[[踏み倒し]]できる範囲内のため、[[デッキビルディング]]しだいでは手打ちしにくいことはネックになりにくい。

[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]や[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]など、相手の[[ターン]]に唱えることで、3体タップによって相手の[[アタッカー]]の足止めができ、[[防御札]]としても機能する((同段で収録されている[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]は色が同じである点でも相性がよく、恐らく[[デザイナーズコンボ]]だろう))。

登場時の環境を考えると、[[【5色コントロール】]]の新戦力として期待できるか。[[《フェアリー・ミラクル》]]との[[シナジー]]は当然のこと、[[手札]]に抱えた選択肢の数が強さに直結する[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]とも相性が良い。劣化[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]効果も[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]の[[アタックトリガー]]と[[シナジー]]する。

-[[色]]的に[[【白青赤ドギラゴン閃】]]での運用が考えられる1枚。4ターン目に始動する安定性重視の構築・[[プレイング]]において重宝するだろう。

-この3つの[[モード]]能力の中で最もプレイヤーの目を引いたのは、3ドローだろう。なにせ、3コストで[[非進化]]&無条件&[[デメリット]]なしで3枚の[[手札補充]]はこのカードが初だからである。コスト3で3[[ドロー]]は[[コストパフォーマンス]]だけを考えると[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]を凌ぐものである。
--むしろ、一見すると選択肢の多さを実現している[[モード]]持ちだが、内2つは劣化[[《パシフィック・スパーク》>《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]と劣化[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]であり、「《T・T・T》は3枚の[[ドローソース]]として採用したい」のに「[[3色]]で[[モード]]を持ってしまっているせいで[[手打ち]]で安易に3ドローとして唱えづらい」調整とも考えられる。

-3つ目のモード能力は、[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]とは違って[[手打ち]]で唱える場合、適応範囲が狭くなってしまう。3コスト軽減する都合上、コストが4以上かつコストが文明数より3以上大きくないと文明の支払いのため超過支払いが必要になり、マナでロスが発生してしまう。
--具体的には、[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]なら最低2マナあれば単色または無色のコスト2をロスなくSA化して出せる。一方《T・T・T》なら最低4マナあって単色または無色のコスト4でないとロスなくSA化できない。3色カードなため、最速で[[《不夜城艦 クランヴィア》]]を召喚するといった使い方でも[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]より安定性で劣っている。
--何らかの方法で、2マナ以下の支出で《T・T・T》を踏み倒すことができれば、[[コスト軽減]]しつつSA化できることとなる。ただし、[[メインステップ]]に[[《ナゾの光・リリアング》]]で唱えて差し引き1軽減、[[攻撃ステップ]]に[[《魔軸の鎖 カメカメン》]]など[[アタックトリガー]]で唱えつつ次の[[キリフダッシュ]]を3軽減(([[攻撃ステップ]]に[[コスト軽減]]を適応して召喚できるのは[[キリフダッシュ]]のみ。また[[《モモモスモモモ・ダッシュ》]]なら[[チーム切札]]限定かつSA化なしだが5軽減できる。))であり、現実的には難しい。

-一度に3つの「S」と名付けられた効果が発動する[[《S・S・S》]]とは対照的。

-元になったのは[[《ソル・チューブ》]]、[[《ガード・グリップ》]]、[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]の1コスト呪文3種だろう。それぞれの効果が3倍になっている。
--イラストでは《ガード・グリップ》の使い手[[《アクア・ガード》]]が背中に《キリモミ・ヤマアラシ》、腕に《ソル・チューブ》を装備しているという表現になっている。それらの装備は元のイラストで[[ドラゴン]]と比較できるが、スケール感はかなり違うものとなっている。

-[[白青赤]]の呪文だが、イラストには「混成」の特徴であるモザイクではなく、[[白黒緑]]である「接続」の特徴であるネジが描かれている。

-英単語で書くと《The Triple Three》になり、ちゃんと頭文字でTTTになっている。

-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』の「[[ボルツ]]vs[[エスパー・マギ]]」でエスパー・マギが使用した。
3枚[[ドロー]]を選び、[[《飢動混成 ガリィングマール》]]を[[アンタップ]]しつつ[[コンボ]]に使用する[[アタック・チャンス]][[呪文]]を[[手札]]に加えている。

**関連カード [#u91825e1]
-[[《サイバー・ブレイン》]]
-[[《トリプル・ブレイン》]]
-[[《王立アカデミー・ホウエイル》]]
-[[《オレは決闘者!!》]]

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#q4802dc1]
-illus.[[HIRO”WO”NORI]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](26/95)、(5A/20)、(5B/20)

**参考 [#l58f768c]
-[[白青赤]]
-[[呪文]]
-[[モード]]
-[[タップ]]
-[[ドロー]]
-[[コスト軽減]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]

&tag(呪文,光文明,水文明,火文明,白青赤,多色,コスト3,モード,タップ,ドロー,コスト軽減,スピードアタッカー付与,・,R,レア,HIRO”WO”NORI);