#author("2023-03-18T16:44:47+09:00","","")
#author("2024-02-18T13:27:22+09:00","","")
*《&ruby(スクリューハイ){SC龍飛};→&ruby(スクール){SC風流};》 [#top]

|SC龍飛→SC風流 SR 水文明 (2)|
|クリーチャー:マジック・コマンド・ドラゴン 5000|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|自分がツインパクトカードの呪文側を手札から唱えた時、そのコストがクリーチャー側のコスト以上なら、唱えた後、そのカードを墓地に置くかわりに出す。|
|自分がツインパクトカードのクリーチャー側を手札から召喚して出した時、そのコストが呪文側のコスト以上なら、そのカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたまま、コストを支払わずに唱える。|
|このクリーチャーが離れる時、かわりに手札に戻してもよい。|

[[DM23-RP1]]で登場した[[水]]の[[マジック・コマンド・ドラゴン]]。

[[クリーチャー]]面の[[コスト]]以上となる[[ツインパクト]]の呪文面を[[手札]]から唱えた時に唱えた[[カード]]を[[置換効果]]で[[出し>出す]]、呪文面のコスト以上となるクリーチャー面を[[召喚]]して出した時に呪文面を[[バトルゾーン]]に置いたまま[[踏み倒し]]で[[唱える]]能力を持つ。
コスト2でパワー5000、[[エターナル・Ω]]の[[任意]]版の能力で打たれ強さを確保し、[[攻撃はできない>攻撃できない]]。
そして、独特な[[ツインパクト]]サポートを行う[[システムクリーチャー]]。とにかく様々な[[ツインパクト]]カードと組み合わせられ、コンボの幅は非常に広い。

本体は[[攻撃]]自体ができない5000モヤシ。
また、[[コマンド]]としても[[ドラゴン]]としても[[水]]文明を含む[[クリーチャー]]の中で最軽量である。除去耐性を有していることから[[進化元]]にも適するだろう。[[攻撃できない]]ため[[侵略]]などに活かすには[[《ダイヤモンド・ソード》]]が必要であり、こちらの活用はやや難しいか。

**ツインパクトサポートについて [#ofdcfb3d]

『「クリーチャーと呪文」という組み合わせのツインパクトを』、『手札から』、『コストが大きい側(※)を唱えるか召喚する』ことで発揮される。
※そもそも数が少ないが、[[《Disマスター/「己の弱さが敗北させるのだよ!」》]]のように両面が同じコストのカードでも効果を適用できる。

上記の条件を満たしていた場合、クリーチャー側として召喚してバトルゾーンに出ていれば、バトルゾーンに置いたままその呪文側をコストを支払わずに唱える。呪文側として唱えていたら、唱えた呪文は[[置換効果]]でバトルゾーンに出す。

[[ツインパクト]]は両方の面がシナジーを持つように構成される場合が多いため、両者を一度に使えるのは非常に強力。

特にコストの大きい面が[[G・ゼロ]]ないし、コスト軽減を持っているカードと相性が良く、[[G・ゼロ]]持ちで大量ドローができる[[《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》]]などとの相性は最高の一言。

また、[[S・トリガー]]能力は、カードは手札から使った扱いとなる。つまり[[《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》]]といった、[[S・トリガー]]ではない側が条件を満たしているものは、実質その面もタダで利用することができてしまう。

ただし、それぞれが「呪文側を手札から唱えた時、そのコストがクリーチャー側のコスト以上なら」「クリーチャー側を手札から召喚して出した時、そのコストが呪文側のコスト以上なら」で参照しているため、[[《エターナル・ブレイン/ブレイン珊瑚の仙樹》]]など《(クリーチャー側)/(呪文側)》に該当しないカードではサポートを受けられない。

***ルール [#t481ad09]
&color(red){※一部現在の裁定からの推測が含まれます。};

前述したものも改めて解説する。
また、特に記載が無い場合、手札から使うカードの面は他方の面以上のコストであり、《SC龍飛→SC風流》の能力の条件を満たしているものとする。

-2つ目の[[能力]]、3つ目の能力は、共に[[強制]]。

-参照する条件は、一方のコストが他方のコスト「以上」であること。[[《Disマスター/「己の弱さが敗北させるのだよ!」》]]のように両面が同じコストのカードにも適用され、その場合先に使用する面に応じて、『クリーチャー』→『呪文』,『呪文』→『クリーチャー』のいずれか好きな順序で解決させることが可能。

----

-[[呪文]]として[[手札]]から[[唱え>唱える]]たら、2つ目の能力である[[置換効果]]を生成する[[常在型能力]]が適用され、唱えた後の呪文の行き先を[[バトルゾーン]]に置換される。
--必ず『呪文効果の解決』→『クリーチャーとしてバトルゾーンに出す』→『呪文の効果やバトルゾーンに出たことによってトリガーする/した能力の解決』の順に処理を行う必要がある。
---[[《悪魔神バロム/バロム砲》]]で呪文側を唱え、その後、バトルゾーンに出そうとしても進化元条件を満たせないのなら置き換えは不発になり、唱えた呪文は通常通りの墓地に置くことになる。「[[出せない]]」効果の影響を受けた非進化クリーチャーでも同様。
--「呪文側を手札から唱えた時」と、[[誘発型能力]]であるかのように書かれているが[[置換効果]]を生成する[[常在型能力]]である。そのため、ツインパクト呪文を唱える時点で《SC龍飛→SC風流》がバトルゾーンに存在する必要はない。[[クリーチャー]]面以上の[[コスト]]を持つ[[ツインパクト]]呪文で《SC龍飛→SC風流》を出したなら、その出した《SC龍飛→SC風流》の置換効果によって、そのツインパクトを即座にクリーチャーとして[[バトルゾーン]]に出すことが出来る。
--上記の逆接になるが、クリーチャー側のコスト踏み倒しを行うためには、唱えたツインパクト呪文の[[保留状態]]が解除され墓地に置かれようとするタイミングでバトルゾーンに《SC龍飛→SC風流》が存在する必要がある。つまり、ツインパクト呪文の[[呪文能力]]によってバトルゾーンの《SC龍飛→SC風流》が離れたなら、そのツインパクトのクリーチャー側のコストが小さくても、クリーチャー側のコスト踏み倒しはできない。

-置換効果のルールに則り[[着地置換効果]]をすり抜けてバトルゾーンに出すことができる。
--ただし[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]などの持つ「(置換効果ではない)このカードを出す」能力が発動した場合、そちらが優先され[[着地置換効果]]を受ける。置換の結果バトルゾーン以外に置かれたなら、例え置換先が墓地であったとしても《SC龍飛→SC風流》の能力で参照できなくなる。

-[[チャージャー]]など、[[呪文]]面が[[自己置換効果]]を持つ場合はそちらが優先される。[[《マグナム・ルピア/クリムゾン・チャージャー》]]の場合、《クリムゾン・チャージャー》として唱えた後、《マグナム・ルピア》として[[バトルゾーン]]に出すことは基本的にはできない。
//相手にリアリティ・ヴォイドを唱えられた場合など可能な場合もある

-[[《神々の地 ディオニソス》]]や[[《ブロッケン・ヴォーン》]]など、墓地に行く事を置換する効果が他に働いている場合は、バトルゾーンに出すか指定のゾーンに置くか、選ぶことができる。

----

-クリーチャーとして手札から召喚したら、[[誘発型能力]]の「手札から召喚して出した時」が[[待機]]する。そのツインパクトのクリーチャーの[[cip]]と[[解決]]タイミングは同列なので、好きな方から解決できる。

-[[クリーチャー]]として[[召喚]]し、3つ目の能力を1度[[トリガー]]させてしまえば、対象のツインパクトカードが[[バトルゾーン]]を離れても、[[過去の状態を見る]]ことで下面の[[呪文]]を[[唱える]]ことが出来る。([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38775]])
--ただし、[[進化]]などで「同じ[[クリーチャー]]扱い」のままツインパクトではないカードになった場合、呪文面が参照出来なくなり唱えられなくなる。
---理論上は別の[[ツインパクト]]を重ねることで重ねた先の呪文面を唱えることができると思われる。その際、条件として参照するのがどのカードのどの面なのかは不明。
-[[《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]を召喚した場合は、下面の呪文を唱えても[[墓地]]に置かれないため[[バトルゾーン]]に留まる。
//-非[[ターン・プレイヤー]]が手札から召喚して実際にバトルゾーンに出し「呪文側を唱える」効果が[[待機]]していて、[[ターン・プレイヤー]]が先にそのクリーチャーを破壊していたら、「バトルゾーンに置いたまま」という指定を満たせなくなるため、唱えられずに終わる。
//--[[《マッテ・ルピア》]]や[[《爆炎覇龍 ガイフレア》]]といった、持ち主が[[ターン・プレイヤー]]でも出たクリーチャーを除去できる能力持ちがいた場合に起こりうる。

-3つ目の[[能力]]は重複する。この[[クリーチャー]]が複数体居れば、その数だけ[[呪文]]面を[[唱え>唱える]]られる。
***他のカードとの組み合わせについて [#e82f3d0b]

上記と重複しているものも載せる。

-[[呪文]]側を唱え、[[クリーチャー]]側を[[コスト踏み倒し]]する場合

|[[《妖精のプレリュード》→《透明妖精リリン》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]|3マナで次に[[召喚]]する[[無色]][[クリーチャー]]の[[コスト]]を-6できる。(ただし最低コスト1支払う必要はある。)&br;例えば4ターン目に《Vチャロン》を召喚でき、[[【キクチVチャロン】]]の[[コンボ]]を4ターン目に決められる。&br;しかも[[召喚]]扱いなのでそれまでの[[コスト踏み倒し]][[呪文]]型でネックとなった[[《異端流し オニカマス》]]に怯えずに済む。|
|[[《自然の肯定》→《始全虹帝 ミノガミ》>《始全虹帝 ミノガミ/自然の肯定》]]|《自然の肯定》を[[唱える]]ときに使った[[マナ]]や[[多色]][[ツインパクト]]を、《ミノガミ》で[[アンタップ]]させる。|
|[[メガ・ラスト・バースト]]持ちクリーチャー|呪文側のコストが高い場合、[[バウンス]]されても[[メガ・ラスト・バースト]]で手札から唱えることでバトルゾーンに即座に戻すことができる。|
//|[[《インビンシブル・テクノロジー》→《キング・シビレアシダケ》>《キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》]]|《テクノロジー》で好きなだけ[[手札補充]]した後、《シビレアシダケ》で[[マナブースト]]。|
//現代なら《インビンシブル・テクノロジー》を唱えたターンに勝利したいので、唱えてタップインは弱そう

-[[クリーチャー]]側を召喚して出し、[[呪文]]側を[[コスト踏み倒し]]する場合

|[[《機術士ディール》→《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]|《ディール》で敵獣を[[バウンス]]した後、《ラッキーナンバー》で同コスト獣を[[召喚]][[ロック]]する。|
|[[《神豚 ブータンPUNK》→《ブータン両成敗》>《神豚 ブータンPUNK/ブータン両成敗》]]| 《ブータンPUNK》を即座に[[呪文]]面で[[破壊]]し、 [[ドロン・ゴー]]を行う。|
|[[《偽りの名 iFormula X》→《クリスティナ・フォール》>《偽りの名 iFormula X/クリスティナ・フォール》]]|《iFormula X》を《クリスティナ・フォール》で即座に[[タップ]]し、[[エクストラウィン]]を補助する。|
|[[《雪溶の鎖》→《堕牛の一撃》>《雪溶の鎖/堕牛の一撃》]]| [[クリーチャー]]側を[[呪文]]側で即破壊すれば、2[[コスト]]で2[[ドロー]]&1[[マナブースト]]。|
|[[《怒りの赤髭 ゴセントラス》→《目覚めし鋼牙のブレイン》>《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》]]|《ゴセントラス》を[[G・ゼロ]]可能な状況にすれば、続く[[呪文]]面で《ゴセントラス》を[[手札]]に引き込み、連鎖的に[[召喚]]できる。&br;自分の墓地に呪文が10枚以上ないと[[G・ゼロ]]で召喚できないため[[ライブラリアウト]]には注意。&br;デッキを組むならこの組み合わせを組み込んだ[[【カリヤドネループ】]]辺りが考えられ、取り分け[[ワンショット]]プランの強化になると言えるだろう|
|[[《龍装鬼 オブザ08号》→《終焉の開闢》>《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|召喚してバトルゾーンに出し、[[cip]]の前に呪文側の効果で墓地の枚数を増やし、[[パワー低下]]量を上げることができる。|
//|[[《光器ペトローバ》→《ソーラー・コミューン》>《光器ペトローバ/ソーラー・コミューン》]]|《ペトローバ》で自軍を[[パンプアップ]]し、《ソーラー・コミューン》で[[タップキル]]。|

このように、コンボができるカードを挙げればキリがない。[[アビス・レボリューション]]で[[ツインパクト]]が復活したことも考えれば、研究しがいのあるカードと言えよう。

//**関連カード [#lc06d501]

//**[[フレーバーテキスト]] [#fe8aa949]

**収録セット [#f98e848b]
-illus.[[akagi]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](S4/S8)

**参考 [#le126b34]
-[[マジック・コマンド・ドラゴン]]
-[[攻撃できない]]
-[[ツインパクト]]
-[[踏み倒し]]
-[[置換効果]]
-[[モヤシ]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,マジック・コマンド・ドラゴン,マジック,コマンド,ドラゴン,コマンド・ドラゴン,パワー5000,,SR,スーパーレア,akagi,アビス・レボリューションブロック);
-[[【SC龍飛ツインパクト】]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.[[《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]の呪文側を手札から唱えて、墓地から''《SC龍飛→SC風流》''を出しました。''《SC龍飛→SC風流》''の「自分がツインパクトカードの呪文側を手札から唱えた時」の能力で、唱えていた[[《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]を墓地に置くかわりに出せますか?
A.はい、出せます。''《SC龍飛→SC風流》''の「自分がツインパクトカードの呪文側を手札から唱えた時」の効果は、置換効果です。置換効果は常在型能力ですので、ツインパクト呪文を唱えはじめた時点で''《SC龍飛→SC風流》''がバトルゾーンにいなくても、唱えた呪文が墓地に置かれるタイミングでバトルゾーンにいれば効果が適用されます。
#region2(([[総合ルール]] [[604.2>総合ルール本文#rule604_2]])){{
:604.2. |常在型能力は、継続的効果を発生します。その中の一部は置換効果であり得ます。これらの効果は、常在型能力を持つカードが特定のゾーンにあってその能力を持っている間持続します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43075]](2023.4.21)

-3つ目の能力について

>Q.バトルゾーンに自分の''《SC龍飛→SC風流》''がいる状況で、自分は[[《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]を召喚して出しました。&br;''《SC龍飛→SC風流》''の能力で[[《ブレイン・チャージャー》>《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]を唱えた後、「チャージャー」で[[《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]]はマナゾーンに置かれますか?
A.いいえ、置かれません。''《SC龍飛→SC風流》''の能力は、ツインパクトカードの呪文側をバトルゾーンに置いたまま唱えます。墓地に置かれないので、「チャージャー」の置換効果は適用されません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43076]](2023.4.21)

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,マジック・コマンド・ドラゴン,マジック・コマンド,コマンド・ドラゴン,マジック,コマンド,ドラゴン,パワー5000,攻撃できない,ツインパクトサポート,手札から唱えた時,コスト参照,置換効果,クリーチャー側を出す付与,コスト踏み倒し,手札から召喚した時付与,呪文側を唱える,呪文側を唱える付与,除去置換効果,モヤシ,SR,スーパーレア,akagi,アビス・レボリューションブロック);