#author("2022-01-16T11:58:24+09:00","","")
#author("2022-02-05T17:52:26+09:00","","")
*《&ruby(ディス){Dis};ノメノン》 [#y011aa9b]

|Disノメノン R 水/火/自然文明 (3)|
|クリーチャー:ジャイアント・インセクト/ディスタス 5000|
|''スピードアタッカー''(このクリーチャーは召喚酔いしない)|
|''マッハファイター''(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|
|''ジャストダイバー''(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)|
|このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。|

[[DMRP-18]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ジャイアント・インセクト]]/[[ディスタス]]。

[[スピードアタッカー]]・[[マッハファイター]]・[[ジャストダイバー]]という、所持する[[文明]]の定番[[キーワード能力]]を3つ併せ持ち、さらに[[バトル]]に勝った時[[山札]]の1枚目を[[手札]]か[[マナゾーン]]に加えることができる。

「バトルに勝った時」という[[能力]]は[[マッハファイター]]と[[シナジー]]を形成しており、相手の[[パワー]]5000未満の[[クリーチャー]]を[[除去]]しつつ[[手札補充]]または[[マナブースト]]ができる。
パワー5000というと、[[《とこしえの超人》]]を一方的に討ち取れるラインであり、勿論[[《天災 デドダム》]]も範囲に入る。

この手の[[クリーチャー]]にありがちな問題として、「[[除去]]できる相手[[クリーチャー]]がいなければ能力を発揮できない」という点があるのだが、この[[クリーチャー]]は[[スピードアタッカー]]と[[ジャストダイバー]]を持ち合わせることで解消している。
的になる相手の[[クリーチャー]]がいなくても[[除去]]されにくいアタッカーとして運用することができるので、相手[[プレイヤー]]への[[ダイレクトアタック]]のための最後のひと押しに期待できるだろう。
単体[[除去]]ではどかせず、[[全体除去]]でも生半可な[[火力]]や[[パワー低下]]では倒されないため、序盤に出たこの[[クリーチャー]]に対処するのは中々難しい。
ただし[[ジャストダイバー]]ではこの[[クリーチャー]]に対する[[ブロック]]は防げない。[[バトル]]に勝てさえすれば山札をめくれるので[[チャンプブロック]]には耐性があるが、この[[クリーチャー]]より[[パワー]]が高い[[ブロッカー]]には簡単に阻まれてしまう。特に高[[パワー]]の多い[[ガードマン]]は意識する必要があるだろう。

[[スピードアタッカー]]を持つ[[自然]]の3[[コスト]]の[[クリーチャー]]なので[[《S級原始 サンマックス》]]とも好相性。素でバトルに勝てる相手に対して進化せずに挑みかかってバトル勝利時能力を使い、そうでない相手に対しては[[《S級原始 サンマックス》]]に進化させて強化するのが賢明。

総じて、[[ビートダウン]]でも[[コントロール]]でも序盤での活躍は大いに期待できるが、過信は禁物。

バトルで除去しつつ[[アドバンテージ]]を稼ぐのは[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]に似通っているが、あちらとは違い相手のシールドを割らずにバトルを仕掛けることができ、自壊デメリットがないどころか[[耐性]]があるため、使い勝手は全く異なるだろう。

なお、[[手札]]に加えるか[[マナゾーン]]に置く効果は強制である。そのため[[バトル]]に勝つと[[山札]]が必ず1枚減る。1枚しか動かさないので[[ライブラリアウト]]は中々しないだろうが、[[山札]]が少なくなる局面では一応注意したい。

**環境において [#h3ab28bd]
[[DMEX-16]]期になると[[【モモキングRX】]]折衷型の[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]が[[環境]]に浸透し、その主要パーツとして活躍を始めた。

このカードが跋扈したことで[[《異端流し オニカマス》]]が色の合う[[ビートダウン]]に袖にされるようになり、除去耐性が無い代わりに[[メタ]][[能力]]が遥かに優秀な[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]が主流化したと言われる。

[[DMBD-16]]・[[DMBD-17]]期に[[【赤緑ボルシャック】]]が確立されると、そちらに入る[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を[[ジャストダイバー]]で貫通する[[ダイレクトアタック]]要員としても開花した。

ところが[[DMEX-17]]発売からしばらくすると、初動としてより確実な上に花形であるドラゴン指定進化クリーチャーとの相性も抜群の[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]に立場を譲ることが増えるようになった。無理に[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[ファイナル革命]]でこのクリーチャーを狙って見切り発車的に[[ワンショット]]しなくとも、[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]で蓋をすれば取り敢えず[[【我我我ブランド】]]や[[【ドギラゴン閃】]]は見ることができるというのもある。

それが[[DMRP-20]]発売を機に[[【獅子王ヴォルゼオス】]]が成立すると、[[《Volzeos-Balamord》]]で[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]を[[アタック・チャンス]]により[[唱えた>唱える]]際に呼び出す[[ダイレクトアタック]]要員として需要が回復。
**裁定不明 [#tc28b383]
どちらかに[[《巡霊者メスタポ》]]、または相手に[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がいた場合、手札に加えるかマナゾーンに置くことができるのかは不明。

カードを移動させる処理を行う対象が、「自分の山札の上から1枚目」であるか、「このクリーチャーの能力で見たカード」であるのかが、このカードのテキストでは不明瞭である。

**その他 [#dc90e8ea]
-[[《超神機鎧冑ゼノメノン》]]を素体とする[[ディスタス]]。元は無かった[[水]]文明が追加されている。
--元になった《ゼノメノン》は[[背景ストーリー]]における[[デュアル進化]]獣の1体である。他の4体と共に一般[[クリーチャー]]に対する恐怖政治を行おうとした[[デュアル進化]]獣だが、奉仕種族として[[ディスペクター]]に仕える存在である[[ディスタス]]として改造されてしまった。[[ササゲール]]が付かなかっただけ「ディスペクト」度合ではマシか。なお、[[聖拳編]]で敵対していた[[五大王]]とは、[[王来篇]]でも[[敵対す>《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]][[ることに>《アアルカイト <ペガサ.Star>》]][[なった>《サッヴァーク <マン.Star>》]]。
--元になった《ゼノメノン》は[[背景ストーリー]]における[[デュアル進化]]獣の1体である。他の4体と共に一般[[クリーチャー]]に対する恐怖政治を行おうとした[[デュアル進化]]獣だが、[[ディスペクター]]に仕える奉仕[[種族]]である[[ディスタス]]として改造されてしまった。[[ササゲール]]が付かなかっただけ「ディスペクト」度合ではマシか。なお、[[聖拳編]]で敵対していた[[五大王]]とは、[[王来篇]]でも[[敵対す>《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]][[ることに>《アアルカイト <ペガサ.Star>》]][[なった>《サッヴァーク <マン.Star>》]]。
--その《ゼノメノン》とはかなり相性が良い。[[進化元]]、[[マナ基盤]]として優秀なのはもちろん、邪魔な小型[[ブロッカー]]などの[[除去]]を行いつつ不足しがちな[[手札]]の補充ができる。

-この[[カード]]と[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の登場により、タッチ火型の[[【シノビドルゲーザ】]]も無理なく組めるようになった。

-アニメ「デュエル・マスターズ キング!」8話の「[[ボルツ]]vs[[ハイド]]」にてハイドが使用。ラストターンに2体召喚し[[ジャストダイバー]]により[[《閃勇!ボンバーMAX》]]の[[タップ]]効果をすり抜けフィニッシャーとなった。
-アニメ「デュエル・マスターズ キング!」では[[ハイド]]が使用。
『電融』構築時の対戦全てで[[召喚]]しており、いずれも[[スピードアタッカー]]・[[ジャストダイバー]]を活かしての[[ダイレクトアタック]][[要員>フィニッシャー]]としての起用だった。
--特に8話の[[ボルツ]]との対戦では、[[ジャストダイバー]]によって[[《閃勇!ボンバーMAX》]]の[[タップ]][[効果]]をすり抜けて[[フィニッシャー]]となる活躍を見せている。
--どの対戦でも、この[[クリーチャー]]を[[召喚]]してから[[ターン]]が往復する前に決着が付くため、アニメに登場する小型[[クリーチャー]]としては珍しく、
その登場回数に反し一度も[[破壊]]されていない。

//**[[サイクル]]

**関連カード [#u91825e1]
-[[《超神機鎧冑ゼノメノン》]]

-[[《トテントンタン》]]
-[[《コンプライーグル》]]
//**[[フレーバーテキスト]]
**収録セット [#q4802dc1]
-illus.[[500siki]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](29/95)、(4A/20)、(4B/20)

**参考 [#l58f768c]
-[[青赤緑]]
-[[クリーチャー]]
-[[ジャイアント・インセクト]]
-[[ディスタス]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[マッハファイター]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[バトル]]
-[[サーチ]]
-[[マナブースト]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,3色,多色,コスト3,ジャイアント・インセクト,ジャイアント,ディスタス,パワー5000,スピードアタッカー,マッハファイター,ジャストダイバー,バトルに勝った時,サーチ,手札補充,マナブースト,終音「ん」,R,レア,500siki);