#author("2023-05-21T14:21:08+09:00","","")
*《&ruby(ディス){Dis};ゾロスター》 [#top]

|Disゾロスター R 光/闇/自然文明 (3)|
|クリーチャー:オラクル/ディスタス 3500|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DMRP-20]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[オラクル]]/[[ディスタス]]。

[[cip]]で[[山札の上]]から1枚ずつ[[シールド化]]、[[墓地肥やし]]、[[マナブースト]]を行う。

[[《天災 デドダム》]]や[[《Disノメノン》]]等の流れを汲む[[3色]][[コスト3]][[パワーカード]][[クリーチャー]]。

似た存在の[[《天災 デドダム》]]とは違いそれぞれの[[ゾーン]]に置くカードは選べない。両方を[[デッキ]]に入れている場合は特に気を付けたい。

-置くカードを選べる場合、[[シールド]]操作として強力になり過ぎるので仕方がないか。一方で[[墓地肥やし]]と[[マナブースト]]の安定性は損なわれている。この文明では[[カードタイプ]]問わず[[墓地回収]]・[[マナ回収]]ができるカードが複数存在する為、そちらで事故を軽減する事も考えられる。

-[[《天災 デドダム》]]とは異なり『山札を見ている』わけではないので、相手の[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]に妨害されないのは有力な[[差別化]]点。

**他のカード・デッキとの相性 [#e4b088c5]
-[[ディスタス]]であるため、同[[文明]]の[[《ディスタス・ゲート》]]や[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]の[[コスト踏み倒し]]に対応している。
特に[[《ディスタス・ゲート》]]はこのクリーチャーを最大2枚場に出すことができ、[[S・トリガー]]で捲れた際は[[ビートダウン]]を防ぎつつ、返しのターンに使用できる[[マナ]]と[[墓地]]の枚数を増やせるため相性が良い。

-[[オラクル]]であるため、[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]を[[アンタッチャブル]]化させられる。3ターン目にこのクリーチャーを召喚した後、[[《ドラゴンズ・サイン》]]でテンポ良く呼び出すことが可能。

-[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]の[[進化元]]になり、そちらで[[踏み倒し]]もできる[[シナジー]]がある。パワーも最低限備わっているため、[[【4色鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c4]]に適性があると言える。そもそも光の非進化3コストで無条件マナブーストができるカードはこのカードが初であり、あらゆる3→5と繋がる[[光]]の[[文明]]指定の[[進化クリーチャー]]と[[シナジー]]があるとも言える。

-これを出した次のターンに[[《ジャスティ・ルミナリエ》]]を[[唱える]]ことで、すぐさま[[ラビリンス]]を発動できる。

-[[コスト]]3の[[自然]]の[[クリーチャー]]なので、[[《S級原始 サンマックス》]]に[[侵略]]できる。

-シールド追加とマナブーストが一体になった初動なので、[[【ブライゼシュート】]]にも適している。

**環境において [#z6f3e1d3]
環境においては[[手札補充]]の不安定さから[[白黒緑]]のみで組まれる事は無く、欠点を補うため[[赤]][[抜き4色]]で組まれる事が多いものの、[[《天災 デドダム》]]の持つ[[手札補充]]とは違い[[シールド化]]は有用な相手を選ぶ上に[[墓地肥やし]]も[[マナブースト]]も内容を選べず安定性で劣るため、優先度は低い。ただ、[[王来篇]]期の場合、[[【獅子王ヴォルゼオス】]]のような大量の[[多色]]を[[メインデッキ]]に必要とするデッキで使われるケースもあり、全く環境で見ないわけではない。

2022年始のオリジナルでは、[[【青黒闇王ゼーロ】]]に[[自然]]と[[光]]を足した【4色闇王ゼーロ】がこれを5枚目以降の[[《天災 デドダム》]]として2枚投入して[[チャンピオンシップ]]4位入賞を果たした。

そして[[DMRP-21]]期のオリジナルで[[【5色マッド・デッド・ウッド】]]が台頭すると、そちらにおける[[ディスタス]]サポートを受けられる初動としての需要も得た。DMRP-22期になると、[[シールド追加]]と[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の[[スーパーS・バック]]の[[シナジー]]を考慮されて[[【5色グレンモルト】]]に投入されるケースも見られるようになった。後述の通り[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]が効かないのも重視すべき点。

単純にシールド追加できるリソース要員という事で、[[【白青黒緑ギャラクシールド】>【白青ギャラクシールド】]]に採用される場合もある。

しかし、非公開情報を確認できない[[シールド化]]は[[盾落ち]]のリスクがあり、シールドブレイクしない[[エクストラウィン]]デッキや[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の3枚を残すよう選ばせる[[シールド焼却]]には無力と、どの対面でも使える初動というわけではない。

一部の[[【絶望神サガループ】]]にアンタップマナ生成要員として1枚積みされた例もあった。[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]による山札の下固定、[[《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》>《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]での呼び出しで運用された。しかし[[白黒緑]]のカードは[[【絶望神サガループ】]]に適しておらず、多くは[[青黒]]の範疇で採用カードがブラッシュアップされ《Disゾロスター》は抜けた。

**その他 [#o7f318e4]
-[[イラスト]]は多くの[[ディスタス]]・[[ディスペクター]]と異なり無表情となっている。微笑みやコミカルな表情が多かったゾロスターへの「ディスペクト」なのかもしれない。

-[[フレーバーテキスト]]では、[[《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]を象徴する「神でも人でもないもの」というフレーズが、《ゾロ・ア・スター》を知らない[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]によって全く違うニュアンスで使われている。

-シールド、マナ、墓地を増やすのは[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]と共通しているが、《ZERO×STRIKE》とは順番が違うので注意。

-[[《フェニックス・ライフ》]]や[[《無頼聖者スカイソード》]]と比べ、部分的に[[コストパフォーマンス]]が向上している。

-初の3色[[オラクル]]。

-デザイン段階でも[[《天災 デドダム》]]の[[白黒緑]]版として扱われていたようだ。[[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1465614110054223875]]

**関連カード [#card]
-[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]

-[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]
-[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]
-[[《無頼聖者スカイソード》]]
-[[《不死妖精ベラドアネ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMRP-20]]&br;'''[[ゾロスター]]、他人を支配しようと、[[神>オラクリオン]]になろうとしていたお前ほどの男が、魂を奪われ支配され、人でも神でもない存在になるとは…… ― [[赤い稲妻 テスタ・ロッサ>《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]'''
-[[DM22-EX2]]&br;'''ヨミが純粋に世界のために、そしてイズモが純粋に教団のためにオラクルの教義に従って停滞と支配を推し進めていたのに対して、ゾロスターは純粋に自分のために支配を進めていた。したがって、ゾロスターは神の力を与えられず、オラクリオンのみを従えることとなった。 — [[ミスティ・レポート]] 第二十七章『オラクルの暴虐について』より'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](28/95)
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](32/75)

**参考 [#reference]
-[[オラクル]]
-[[ディスタス]]
-[[白黒緑]]
-[[cip]]
-[[シールド追加]]
-[[墓地肥やし]]
-[[マナブースト]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト3,オラクル,ディスタス,パワー3500,パワーの最後の三桁が「500」,cip,シールド追加,墓地肥やし,マナブースト,ゾロスター,R,レア,kawasumi);