#author("2022-02-12T14:09:01+09:00","","")
#author("2022-05-04T01:12:27+09:00","","")
*《&ruby(ディス){Dis};ゾロスター》 [#top]

|Disゾロスター R 光/闇/自然文明 (3)|
|クリーチャー:オラクル/ディスタス 3500|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|

[[DMRP-20]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[オラクル]]/[[ディスタス]]。

[[cip]]で[[山札の上]]から1枚ずつ[[シールド化]]、[[墓地肥やし]]、[[マナブースト]]を行い、その後にはパワー3500のオラクル/ディスタスが残る。

[[《天災 デドダム》]]や[[《Disノメノン》]]等の流れを汲む[[3色]][[コスト3]][[パワーカード]][[クリーチャー]]であり、初動として優秀。

対応する[[踏み倒し]]方法はいくらでもあるが、[[ディスタス]]としては[[文明]]も同じ[[《ディスタス・ゲート》]]や[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]に対応している点に注目したい。
特に[[《ディスタス・ゲート》]]はこのクリーチャーを最大2枚場に出すことができ、[[S・トリガー]]で捲れた際は[[ビートダウン]]を防ぎつつ切り返し時に使用できる[[マナ]]と[[墓地]]の枚数を増やすため相性が良い。

それまでこのコスト帯に碌なものが無かった[[白黒緑]]の[[リソース]]要員としては一線を画す存在。[[白黒緑]]カラーにおける基盤の概念を一新するカードと言えよう。

[[cip]]を使った後で場に残る[[リソース]]系の[[闇]]の[[クリーチャー]]ということで、[[《闇王ゼーロ》]]とも好相性。

**環境において [#z6f3e1d3]
環境においては[[手札補充]]の不安定さから[[白黒緑]]のみで組まれる事は無く、欠点を補うため[[赤]][[抜き4色]]で組まれる事が多いものの、[[《天災 デドダム》]]の持つ[[手札補充]]とは違い[[シールド化]]は有用な相手を選ぶ上に[[墓地肥やし]]も[[マナブースト]]も内容を選べず安定性で劣るため、優先度は低い。ただ、[[王来篇]]期の場合、[[【獅子王ヴォルゼオス】]]のような大量の[[多色]]を[[メインデッキ]]に必要とするデッキで使われるケースもあり、全く環境で見ないわけではない。

2022年始のオリジナルでは、[[【青黒闇王ゼーロ】]]に[[自然]]と[[光]]を足した【4色闇王ゼーロ】がこれを5枚目以降の[[《天災 デドダム》]]として2枚投入して[[チャンピオンシップ]]4位入賞を果たした。

そして[[DMRP-21]]期のオリジナルで[[【5色マッド・デッド・ウッド】]]が台頭すると、そちらにおける[[ディスタス]]サポートを受けられる初動としての需要も得た。
**他のカード・デッキとの相性 [#e4b088c5]
-[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]に[[アンタッチャブル]]を[[付与]]できる。3→5の[[《ドラゴンズ・サイン》]]でテンポ良く呼び出すことができ、このカードを余すところなく活用できるだろう。

-[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]へは[[進化元]]として3→5と繋がる上に、そちらからの呼び出しも効くため、シナジーが強い。パワーも最低限備わっているため、[[【4色鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c4]]に適性があると言える。そもそも光の非進化3コストで無条件マナブーストができるカードはこのカードが初であり、ある意味ではあらゆる3→5と繋がる[[光]]の[[文明]]指定の[[進化クリーチャー]]に対する救済とも言える。

-[[《ジャスティ・ルミナリエ》]]へは3→5と繋がる上に、相手の[[ブレイク]]を返しのターンに受けなければこれを出した次のターンにそのままそちらの[[呪文]]を[[唱える]]ことですぐさま[[ラビリンス]]を発動できる。

-3[[コスト]]の[[自然]]の[[クリーチャー]]なので、[[《S級原始 サンマックス》]]の[[侵略]]元にも適している。

-シールド追加とマナブーストが一体になった初動なので、[[【ブライゼシュート】]]にも適している。
**比較対象 [#ice1bd6b]
-似た存在の[[《天災 デドダム》]]とは違いそれぞれの[[ゾーン]]に置くカードは選べない。両方を[[デッキ]]に入れている場合は特に気を付けたい。
--置くカードを選べる場合、[[シールド]]操作として強力になり過ぎるので仕方がないか。一方で[[墓地肥やし]]と[[マナブースト]]の安定性は損なわれているため、[[【5色コントロール】]]への適性は低い。この文明では[[カードタイプ]]問わず[[墓地回収]]・[[マナ回収]]ができるカードが複数存在する為、そちらで事故を軽減する事も考えられる。

-シールド、マナ、墓地を増やすのは[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]と共通しているが、《ZERO×STRIKE》とは順番が違うので注意。

-同じく[[cip]]で[[シールド追加]]と[[マナブースト]]を1枚ずつ行える[[《無頼聖者スカイソード》]]と比べるとそのコストパフォーマンスの差は歴然。このカードの登場以降もあちらには[[ビーストフォーク]]指定の[[進化元]]になる、[[闇]]を含まない[[デッキ]]にも投入できるという[[差別化]]点が見出せるが、単に[[多色]]サポートを利用するだけならあちらはこちらとの総入れ替えを余儀なくされるだろう。
--尤も、《無頼聖者スカイソード》はこのカードの17年前に登場したカードなので、コストパフォーマンスに差があるのは仕方ないと言える。
**フレーバーテキスト・イラストについて [#o7f318e4]
-イラストは多くの[[ディスタス]]・[[ディスペクター]]と異なり無表情となっている。微笑みやコミカルな表情が多かったゾロスターへの「ディスペクト」なのかもしれない。

-[[フレーバーテキスト]]にはこのクリーチャーの「ディスペクト」のされ方が端的に示されている。
また、[[《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]を象徴する「神でも人でもないもの」というフレーズが、《ゾロ・ア・スター》を知らない[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]によって全く違うニュアンスで使われている。

**その他 [#p6d87fbb]
-初の3色[[オラクル]]。

-デザイン段階でも[[《天災 デドダム》]]の[[白黒緑]]版として扱われていたようだ。[[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1465614110054223875]]


**関連カード [#card]
-[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]

-[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]
-[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]
-[[《無頼聖者スカイソード》]]
-[[《不死妖精ベラドアネ》]]

デュエルマスターズ屈指の性能を持つ、初動となる3コスト[[3色]]カード
-[[青黒緑]]
--[[《天災 デドダム》]]
--[[《Disジルコン》]]
-[[青赤緑]]
--[[《Disノメノン》]]
-[[白黒緑]]
--''《Disゾロスター》''
-[[白青赤]]
--[[《Disクチック》]]
--[[《T・T・T》]]
--[[《その子供、可憐につき》]]
-[[黒赤緑]]
--[[《鬼札アバクと鬼札王国》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMRP-20]]&br;'''[[ゾロスター]]、他人を支配しようと、[[神>オラクリオン]]になろうとしていたお前ほどの男が、魂を奪われ支配され、人でも神でもない存在になるとは…… ― [[赤い稲妻 テスタ・ロッサ>《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](28/95)

**参考 [#reference]
-[[オラクル]]
-[[ディスタス]]
-[[白黒緑]]
-[[cip]]
-[[シールド追加]]
-[[墓地肥やし]]
-[[マナブースト]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト3,オラクル,ディスタス,パワー3500,パワーの最後の三桁が「500」,cip,シールド追加,墓地肥やし,マナブースト,ゾロスター,R,レア,kawasumi);