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#author("2022-07-28T10:07:35+09:00","","")
*《&ruby(インビンシブル・サーティーン){13番目の計画};》 [#nf55641f]

|13番目の計画 R 水文明 (マナコストなし)|
|ルール・プラス|
|自分は、デッキの枚数を5枚増やしてゲームを開始する。|
|BGCOLOR(white):裏面⇒[[《サファイア・ミスティ》]]|

[[DMEX-18]]で登場した[[水]]の[[ルール・プラス]]。

ゲーム開始時に[[超次元ゾーン]]に入れておくことで、[[デッキ]]の枚数が5枚増える。
複数枚入れればその分[[能力]]が重複し、[[超次元ゾーン]]に4枚入れれば20枚[[デッキ]]の枚数が増える。

単に入れたいカードを詰め込むためだけにこのカードで山札を増やす場合は[[ジャンクデッキ]]の原因になるので避けるべきだろう。平均[[カードパワー]]の低下やキーカードを引きづらくなったりすることに繋がる。
[[メインデッキ]]の拡張と引き換えに[[超次元ゾーン]]のスペースを圧迫する点も、[[超次元ゾーン]]を使用する[[デッキ]]にとっては無視できない問題となる。

一方、明確な目的があって山札の上限を増やすことで、デッキ構築の自由度が高まる可能性も秘めている。

-[[カード]]に一切の[[文明]]の情報が載っていないため、[[無色]]と思われていたが、公式サイトによれば''[[水文明]]''である。
--[[カード番号]]の前後の[[カード]]はどちらも[[水文明]]であるため、そこから推測ができなくはないかもしれない。

**ルール [#i781a17c]
-デッキ枚数増加効果は強制で''5枚増加固定''。0〜4枚増やすことは出来ない。

-総合ルールによれば「デッキ」という言葉は[[メインデッキ]]を指している。そのため当カードを使っても、[[超次元ゾーン]]や[[超GR]]など、[[メインデッキ]]外にある[[カード]]の枚数を増やすことはできない。

-[[超次元ゾーン]]を使用する関係上、[[オリジナル]]では使用できない。
--デッキ枚数が増えることから構築費も上がり、デッキ構築のハードルが高くなってしまうことから[[アドバンス]]と[[オリジナル]]が分離したことで実現したカードとも言える。

-[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]の効果で[[《サファイア・ミスティ》]]を対象にして《13番目の計画》を[[バトルゾーン]]に残そうとした場合、[[ルール・プラス]]は単独では[[バトルゾーン]]に残せないため、[[墓地]]に置いてから[[超次元ゾーン]]に移動する([[参照>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40921/]])

**環境において [#lc88eaf4]
登場直後の[[DMEX-18]]初期には、[[【モモキングJO】]]における[[デッキ]][[スペース]]拡張手段として[[チャンピオンシップ]]優勝の実績を残した。また、[[シールド落ち>盾落ち]]を防ごうとあるカードを2枚採用するためにこれを入れた型の[[【白青赤緑ドラグナー】]]が準優勝を果たした。

[[【白青赤緑ドラグナー】]]においても[[《神秘の宝剣》>《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]で[[マナゾーン]]に[[サーチ]]して[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]で[[マナ回収]]することで、[[盾落ち]]を考えない場合採用枚数の少ない[[カード]]を[[メインデッキ]]における比率に関わらず手札に引っ張り込むことができるため、このカードを単純なデッキスペース増強と看做すことができる。

[[【5色コントロール】]]や[[【5色ディスペクター】]]に関しても[[《フェアリー・ミラクル》]]などによる山札の削り過ぎを緩和する為に度々採用されている。[[《天使と悪魔の墳墓》]]型デッキでも自軍の[[《天使と悪魔の墳墓》]]による被害を抑えるために使われることがある。

**運用方法について [#l191ba9b]

例えば、[[殿堂入り]]等、デッキに少数枚しか入っていない[[カード]]が[[盾落ち]]しづらくなる。具体的には[[1枚積み]]の[[盾落ち]]率は(12.5%→)約11.1%→10.0%→約9.09%→約8.33%と推移していく。
そのため当カード運用手段としては、[[《クラゲン》]]や[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]などの[[サーチ]]札とそれら[[ピン挿し>1枚積み]][[カード]]を一緒に投入し、[[銀の弾丸]]的にデッキを組むことが考えられる。

[[【白青黒GRハンデス】]]に採用すれば、複数枚採用しているカードを連続で引く確率を下げることで自分の[[《天使と悪魔の墳墓》]]による被害のリスクを低減させつつ、純粋に長期戦での[[ライブラリアウト]]のリスクを低下させることができる。

[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]ではこれを利用することで、[[山札]]から[[《特攻の忠剣ハチ公》]]が切れにくくなるように十分な絶対数を確保しつつ、[[ガチンコ・ジャッジ]]のために必要な高コストカードの割合を減らさないようにすることができる。

また、[[《剛勇王機フルメタル・レモン》]]や[[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]、[[《20thSP じーさん》]]などの[[ライブラリアウト]]と隣合わせな効果も、比較的低リスクで使えるようになる。そこまで極端な例でなくても、[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]や[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]などは山札が5枚増えるだけでも、複数体並べやすくなるだろう。
より極端な例を挙げるなら、[[コンボパーツ]]が余りにも多く、そもそも40枚という制限の中では組めなかったような大掛かりな[[コンボデッキ]]も構想できるようになった。

//だがデッキの枚数を増やすより直接的なメリットは、''デッキの枚数を参照するカード''によってデメリットを上回るリターンを得られることだろう。
//現状そういった[[カード]]は、当カード裏面の[[《サファイア・ミスティ》]]のみ。(強いて言えば、最低26枚ものカードを指定する[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]や20枚のカードを指定する[[《超魔界楼 ヘル・オア・ヘル》]]なども。)
//《ミスティ》との[[シナジー]]を活かせるかどうかが、当カード運用における最大の鍵となる。

//**関連カード [#i937c175]
//-[[《》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#a654af81]
-[[DMEX-18]]&br;'''[[ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]は[[12のプログラム]]のそれぞれが補完し合う構造を作っていた。[[ミスティ>《サファイア・ミスティ》]]は存在しない「13番目」のプログラムで書き換えることで進化の進行を止めることに成功した。'''

**収録セット [#u48d6ce3]
-illus.[[otumami]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](19a/75)

**参考 [#a0b17f78]
-[[ルール・プラス]]
-[[デッキ]]
-[[インビンシブル呪文]]
-[[俺のデッキは52枚]]

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[[公式Q&A]]

>Q.超次元ゾーンに''《13番目の計画》''4枚を入れた場合、自分の山札は60枚で対戦を開始しますか?
A.はい、''《13番目の計画》''1枚につきデッキの枚数を5枚増やします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40923]](2022.02.18)

&tag(ルール・プラス,水文明,青単,単色,コストなし,デッキ枚数増加,・,終音「ん」,R,レア,otumami);