#author("2022-02-22T02:09:40+09:00","","")
#author("2024-02-10T12:56:18+09:00","","")
*《&ruby(インビンシブル・サーティーン){13番目の計画};》 [#nf55641f]

|13番目の計画 R 水文明 (マナコストなし)|
|ルール・プラス|
|自分は、デッキの枚数を5枚増やしてゲームを開始する。|
|BGCOLOR(white):裏面⇒[[《サファイア・ミスティ》]]|

[[DMEX-18]]で登場した''[[水]]''の[[ルール・プラス]]。
[[DMEX-18]]で登場した[[水]]の[[ルール・プラス]]。

ゲーム開始時に[[超次元ゾーン]]に入れておくことで、[[デッキ]]の上限を5枚増やせる。
複数枚入れればその分[[能力]]が重複し、[[超次元ゾーン]]に4枚入れれば最大20枚[[デッキ]]の上限を増やせる。
ゲーム開始時に[[超次元ゾーン]]に入れておくことで、[[デッキ]]の枚数が5枚増える。
複数枚入れればその分[[能力]]が重複し、[[超次元ゾーン]]に4枚入れれば20枚[[デッキ]]の枚数が増える。

しかし、デッキの枚数を増やすことは、平均[[カードパワー]]の低下やキーカードを引きづらくなったりすることに繋がる。
そのため[[トレーディングカードゲーム]]では[[デメリット]]とみなされることが多い。デュエマでもそれは例外ではないと予想される。
単に入れたいカードを詰め込むためだけにこのカードで山札を増やす場合は[[ジャンクデッキ]]の原因になるので避けるべきだろう。平均[[カードパワー]]の低下やキーカードを引きづらくなったりすることに繋がる。
[[メインデッキ]]の枚数が増える上に[[超次元ゾーン]]のスペースも圧迫し、基本的は大きなデメリットとなる。

ただし、デッキ枚数が多いことが、選択肢の広さに繋がっている[[トレーディングカードゲーム]]も存在する。デュエマにおいて前代未聞の効果なので、デッキ枚数が45〜60枚の方が使いやすいという可能性も十分考えられる。どちらにせよ当カードの運用にあたっては構築上の工夫が必要になる。
一方、明確な目的があって山札の上限を増やすことで、デッキ構築の自由度が高まる可能性も秘めている。

例えば、[[殿堂入り]]等、デッキに少数枚しか入っていない[[カード]]が[[盾落ち>埋まる]]しづらくなる。具体的には盾落ち率は12.5%から約8.33%(60枚デッキの場合)まで下がる。
そのため当カード運用手段としては、[[《クラゲン》]]や[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]などの[[サーチ]]札とそれら[[ピン挿し>1枚積み]][[カード]]を一緒に投入し、[[銀の弾丸]]的にデッキを組むことが考えられる。
-[[カード]]に一切の[[文明]]の情報が載っていないため、[[無色]]と思われていたが、公式サイトによれば''[[水文明]]''である。
--[[カード番号]]の前後の[[カード]]はどちらも[[水文明]]であるため、そこから推測ができなくはないかもしれない。
--[[DM23-EX2]]版は[[カードタイプ]]が書かれた部分の背景色が水文明のものになったため実カードでも判別可能になった。

また、[[《剛勇王機フルメタル・レモン》]]や[[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]、[[《20thSP じーさん》]]などの[[ライブラリアウト]]と隣合わせな効果も、比較的低リスクで使えるようになる。そこまで極端な例でなくても、[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]や[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]などは山札が5枚増えるだけでも、複数体並べやすくなるだろう。[[【カイザー「刃鬼」】]]や[[《ラトリエ・ロブション》]]など、デッキ内に多様なカードがあることで真価を発揮できる[[コスト踏み倒し]]とも相性が良い。
その他、[[神帝]]や[[起源神]]など、コンセプトとなる[[カード]]がデッキスペースを大幅に圧迫するようなコンセプト[[デッキ]]にも構築上の余裕が生まれた。
より極端な例を挙げるなら、[[コンボパーツ]]が余りにも多く、そもそも40枚という制限の中では組めなかったような大掛かりな[[コンボデッキ]]も構想できるようになった。
-ゲーム外の弱点としては、「デッキ枚数が増えるので[[スリーブ]]の用意が大変」という物がある。(公式スリーブは40枚+予備2枚のセットが多いため足りない)
--[[アビス・レボリューション]]以降は60+4枚の公式スリーブが販売されるようになったため、用意に困った時はそれを買うとよい。

だがデッキの枚数を増やすより直接的なメリットは、''デッキの枚数を参照するカード''によってデメリットを上回るリターンを得られることだろう。
現状そういった[[カード]]は、当カード裏面の[[《サファイア・ミスティ》]]のみ。(強いて言えば、最低26枚ものカードを指定する[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]や20枚のカードを指定する[[《超魔界楼 ヘル・オア・ヘル》]]なども。)
《ミスティ》との[[シナジー]]を活かせるかどうかが、当カード運用における最大の鍵となる。

[[メインデッキ]]の拡張と引き換えに[[超次元ゾーン]]のスペースを圧迫する点も、[[超次元ゾーン]]を使用する[[デッキ]]にとっては無視できない問題となる。

-お互いの山札の開始枚数は公開情報であり、相手よりも山札が多い状態とわかっていれば、[[《ブラッディ・クロス》]]を[[ループ]]させれば先に相手の山札がなくなって勝つことができる。

**ルール [#i781a17c]
-デッキ枚数増加効果は強制で''5枚増加固定''。0〜4枚増やすことは出来ない。

-総合ルールによれば「デッキ」という言葉は[[メインデッキ]]を指している。そのため当カードを使っても、[[超次元ゾーン]]や[[超GR]]など、[[メインデッキ]]外にある[[カード]]の枚数を増やすことはできない。

//-カード名などの装飾は水文明を思わせるが、カードに一切の文明の情報が載っていないため、無色かもしれない。
-[[カード]]に一切の[[文明]]の情報が載っていないため、[[無色]]と思われていたが、公式サイトによれば''[[水文明]]''である。

-[[超次元ゾーン]]を使用する関係上、[[オリジナル]]では使用できない。
--デッキ枚数が増えることから構築費も上がり、デッキ構築のハードルが高くなってしまうことから[[アドバンス]]と[[オリジナル]]が分離したことで実現したカードとも言える。

-[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]の効果で[[《サファイア・ミスティ》]]を対象にして《13番目の計画》を[[バトルゾーン]]に残そうとした場合、[[ルール・プラス]]は単独では[[バトルゾーン]]に残せないため、[[墓地]]に置いてから[[超次元ゾーン]]に移動する([[参照>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40921/]])

**環境において [#lc88eaf4]
登場直後の[[DMEX-18]]初期には、[[【JO退化】]]における[[デッキ]][[スペース]]拡張手段として[[チャンピオンシップ]]優勝の実績を残した。また、[[シールド落ち>盾落ち]]を防ごうとあるカードを2枚採用するためにこれを入れた型の[[【白青赤緑ドラグナー】]]が準優勝を果たした。

[[【白青赤緑ドラグナー】]]においても[[《神秘の宝剣》>《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]で[[マナゾーン]]に[[サーチ]]して[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]で[[マナ回収]]することで、[[盾落ち]]を考えない場合採用枚数の少ない[[カード]]を[[メインデッキ]]における比率に関わらず手札に引っ張り込むことができるため、このカードを単純なデッキスペース増強と看做すことができる。

[[【5色コントロール】]]や[[【5色ディスペクター】]]に関しても[[《フェアリー・ミラクル》]]などによる山札の削り過ぎを緩和する為に度々採用されている。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day1(アドバンス)ではこれをフル投入した【60枚コントロール】なるデッキがベスト8入賞を果たした。
**運用方法について [#l191ba9b]

例えば、[[殿堂入り]]等、デッキに少数枚しか入っていない[[カード]]が[[盾落ち]]しづらくなる。具体的には[[1枚積み]]の[[盾落ち]]率は(12.5%→)約11.1%→10.0%→約9.09%→約8.33%と推移していく。
そのため当カード運用手段としては、[[《クラゲン》]]や[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]などの[[サーチ]]札とそれら[[ピン挿し>1枚積み]][[カード]]を一緒に投入し、[[銀の弾丸]]的にデッキを組むことが考えられる。

[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]ではこれを利用することで、[[山札]]から[[《特攻の忠剣ハチ公》]]が切れにくくなるように十分な絶対数を確保しつつ、[[ガチンコ・ジャッジ]]のために必要な高コストカードの割合を減らさないようにすることができる。

また、[[《剛勇王機フルメタル・レモン》]]や[[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]、[[《20thSP じーさん》]]などの[[ライブラリアウト]]と隣合わせな効果も、比較的低リスクで使えるようになる。そこまで極端な例でなくても、[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]や[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]などは山札が5枚増えるだけでも、複数体並べやすくなるだろう。
より極端な例を挙げるなら、[[コンボパーツ]]が余りにも多く、そもそも40枚という制限の中では組めなかったような大掛かりな[[コンボデッキ]]も構想できるようになった。

**アニメでの活躍 [#mbc647b0]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第4話で[[ウガタ]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。
[[超次元ゾーン]]にこのカードを4枚投入した60枚[[デッキ]]を使用した。
ウガタは[[《クリスタル・メモリー》]]などの[[サーチ]]カードの選択肢を増やすためにこのカードで[[デッキ]]の枚数を増やしていた。

//**関連カード [#i937c175]
//-[[《》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#a654af81]
-[[DMEX-18]]&br;'''[[ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]は[[12のプログラム]]のそれぞれが補完し合う構造を作っていた。[[ミスティ>《サファイア・ミスティ》]]は存在しない「13番目」のプログラムで書き換えることで進化の進行を止めることに成功した。'''

**収録セット [#u48d6ce3]
-illus.[[otumami]]
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](19a/75)

--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超20a/超38)
**参考 [#a0b17f78]
-[[ルール・プラス]]
-[[デッキ]]
-[[インビンシブル呪文]]
-[[俺のデッキは52枚]]

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公式Q&A
<Q.[[ルール・プラス]]とはなんですか?
参照:''《13番目の計画》''
A.[[ルール・プラス]]は、通常の手順では使用できず、[[超次元ゾーン]]に入れて使用する[[カードタイプ]]です。[[ゲーム]]開始時や[[ゲーム]]中に[[効果]]を及ぼし、追加の[[ルール]]を[[付与]]します。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40922/]]
[[公式Q&A]]

<Q.≪サファイア・ミスティ≫を[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]の「[[攻撃]]する時」の[[能力]]で裏返した場合、どうなりますか?
参照:''《13番目の計画》''
A.[[ルール・プラス]]は単独では[[バトルゾーン]]に残せないので、[[墓地]]に置いてから[[超次元ゾーン]]に移動します。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40921/]]
>Q.超次元ゾーンに''《13番目の計画》''4枚を入れた場合、自分の山札は60枚で対戦を開始しますか?
A.はい、''《13番目の計画》''1枚につきデッキの枚数を5枚増やします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40923]](2022.02.18)

&tag(ルール・プラス,デッキ枚数増加,・,終音「ん」,R,レア,otumami);
>Q.[[《超次元パンドラ・ホール》]]を唱えて、''《13番目の計画》''をバトルゾーンに出せますか?
A.はい、''《13番目の計画》''はコスト0のカードとして扱いますので、出せます。&br;ただし、単独でバトルゾーンに存在できないため、墓地に置いてから超次元ゾーンに戻ります。
#region2(([[総合ルール]] [[314.4.>総合ルール本文#rule314_4]])){{
:314.4. |ルール・プラスはバトルゾーンに存在することができず、何らかの方法でバトルゾーンに置かれた場合、墓地を経由して、即座に超次元ゾーンに戻ります。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42360]](2022.10.28)

&tag(ルール・プラス,水文明,青単,単色,コストなし,デッキ枚数増加,・,終音「ん」,R,レア,otumami);