#author("2022-10-19T03:52:52+09:00","","")
*《&ruby(りゅうはじん){龍覇陣}; グレン・エントリー》 [#vbdd5330]
#author("2024-05-05T17:42:34+09:00","","")
*《&ruby(りゅうはじん){龍覇陣}; グレン・エントリー》 [#top]

|龍覇陣 グレン・エントリー R 火/自然文明 (6)|
|呪文|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|自分の山札の上から4枚を見る。その中からコスト8以下のドラグナーを1体出してもよい。残りを好きな順番で山札の下に置く。こうしてドラグナーを出したら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。|

[[DM22-EX1]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[呪文]]。

[[山札の上]]4枚から[[コスト]]8以下の[[ドラグナー]]を[[コスト踏み倒し]]で[[出し>出す]]、出した[[クリーチャー]]で[[効果バトル]]を1回行う。
[[山札]]を4枚[[見て>見る]][[コスト]]8以下の[[ドラグナー]]を[[踏み倒し]]、[[任意]]で[[効果バトル]]もできる[[S・トリガー]]。
山札からの踏み倒しなので確実性はないが[[防御札]]になり、[[手打ち]]でも最大2[[ターン]]分の早出しが狙える。

ドラゴン基盤のデッキで使うことを考えた場合、[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]と比べると単純なコスト踏み倒し性能は劣るが、[[S・トリガー]]が付いている点、効果バトルができる点、ドラゴン以外もドラグナーでありさえすれば出せる点はそちらに対する明確な優位点となる。
この[[カード]]は2週間後に発売した[[DM22-BD1]]の強化パーツと見られ、同[[構築済みデッキ]]の[[切り札]]である[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]][[《爆炎龍覇 モルトSAGA》]]が踏み倒し範囲に入っている。また、[[イラスト]]にも《モルトNEXT》が描かれている。

コストの重さを考えると、余りに高速すぎた[[【連ドラグナー】]]を穏当にしたものとして将来的にリペアしたいという公式の意図がうかがえる。
踏み倒す[[ドラグナー]]に[[文明]]の制限はないため[[赤緑]]以外での運用も視野に入るが、[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]軸の[[デッキ]]なら[[《イメンズ・サイン》]]、[[白黒]]なら自前で[[S・トリガー]]を持つ[[《最終龍覇 ロージア》]][[《最終龍覇 ボロフ》]]で十分なことを考えると、主戦場はやはり[[【モルトNEXT】]]か。
また、[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]も10[[マナ]]以上貯まってからが本領発揮で早出しと[[シナジー]]が薄い上に、[[デッキ]]内の[[ドラグナー]]比率がそれほど高くならないためあまり相性が良くない。

**確率について [#na85504e]
[[《13番目の計画》]]非使用時において、コスト踏み倒しの期待値を1.0以上にするには[[メインデッキ]]にドラグナーを10体以上採用しておく必要がある。
なお、[[メインデッキ]]にドラグナーを10枚採用した場合のヒット率は約70%となっている。高確率でヒットさせたい場合は20枚以上採用したいところ。
[[《13番目の計画》]]使用時には必要な枚数はさらに多くなる。

**比較対象 [#xa9e0217]
-[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]は同コストで[[ドラゴン]]指定の踏み倒しができる。踏み倒しに対応する[[パワーカード]]の絶対数が多く、[[専用デッキ]]の場合山札を見れる枚数でもこちらを上回るが、[[防御札]]にならないため[[差別化]]は容易。[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]など《ジャックポット・エントリー》で踏み倒せずこのカードで踏み倒せるドラグナーも存在する。

-[[《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]([[呪文]]側)は自身が[[ドラゴン]][[ツインパクト]]のため[[《メンデルスゾーン》]]の[[濁り]]にならず、そちらの2[[マナブースト]]から[[マナカーブ]]が繋がる強みを持つ。
[[赤単]]のカードなので[[【モルトNEXT】]]で不足しがちな[[緑]][[マナ基盤]]を補うことはできないが、裏を返せば[[《最終龍覇 グレンモルト》]]軸の[[白黒赤]]構築で[[手打ち]]できるということでもあり、[[文明]]面では一長一短。
[[手札]]からの踏み倒しで[[要求値]]が高いことに目をつぶってでも、[[汎用性]]の高いカードを採用したい場合に《「助けて!モルト!!」》を使うことになるだろう。

**環境において [#acf66aba]
登場から[[チャンピオンシップ]]での入賞実績は作っているには作っているが、あまり活躍できていない。

まず山札からコスト踏み倒しするということで、[[手札]]以外から[[出す]]ことへのメタ、通常のコスト踏み倒しメタに引っ掛かる。次に、自身がドラゴンではない上にコスト踏み倒しと効果バトル以外の効果を持たないため、[[手打ち]]や[[汎用性]]を考えると[[《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]に劣る。

そもそも[[カウンター]]札なら既にドラゴン基盤の邪魔にならない[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]が存在するが、このカードの登場時点ではそれすらも不採用の[[【準赤単】]]系統の事例がそこそこあることからも、如何に「手札以外からのコスト踏み倒し」という点がネックに見られているかが分かるだろう。

**その他 [#t68ec458]
-[[カード名]]の由来は見ての通り[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]だろう。
また、主役級の[[切り札]]+エントリーという名前からは[[《ドギラゴン・エントリー》]]も連想され、[[イラスト]]も空中に描かれた魔法陣から[[クリーチャー]]が飛び出してくる、[[《ドギラゴン・エントリー》]]やサイン系統と同様の構図である。
[[能力]]面では「コスト8以下」「山札からの踏み倒し」という点を[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]から継承している一方、[[《ドギラゴン・エントリー》]]とは共通点があまり見られず、そちらは手札からの踏み倒しという意味でむしろ[[《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]に似ている。

**関連カード [#u09ed30a]
-[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]
-[[《ドギラゴン・エントリー》]]
-[[《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#z7afad2c]
-[[DM22-EX1]]&br;'''邪悪なる[[ドラグナー]]、[[ザ=デッドマン>《龍覇 ザ=デッドマン》]]を倒し友の魂を解放するべくモルトが身につけたのは徒手空拳の奥義だった。そして、[[ザ=デッドマン>《龍覇 ザ=デッドマン》]]すらも慄かせた[[禁断]]の力と戦うべく、モルトは新たに友となった[[龍>ドラゴン]]から受け継いだ剣を持って戦う。'''
-[[DM22-EX1]]&br;'''邪悪なる[[ドラグナー]]、[[ザ=デッドマン>《龍覇 ザ=デッドマン》]]を倒し[[友の魂>ドラグハート]]を解放するべく[[モルト>《超戦龍覇 モルト NEXT》]]が身につけたのは[[徒手空拳の奥義>《爆流奥義 紅蓮NEXTREME》]]だった。そして、ザ=デッドマンすらも慄かせた[[禁断]]の力と戦うべく、[[モルト>《爆剣士グレンモルト剣》]]は[[新たに友となった龍>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]から受け継いだ[[剣>《龍剣 星王紅鬼勝》]]を持って戦う。'''

**収録セット [#c46165a2]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](69/130)

**参考 [#i2a97ebc]
-[[S・トリガー]]
-[[山札の上]]
-[[見る]]
-[[ドラグナー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[効果バトル]]

&tag(呪文,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト6,S・トリガー,ドラグナーサポート,コスト踏み倒し,リクルート,効果バトル,・,R,レア);
&tag(呪文,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト6,S・トリガー,山札確認,ドラグナーサポート,コスト8以下,コスト踏み倒し,上から4枚,リクルート,効果バトル,・,R,レア,MITSUAKI MATSUMOTO);