#author("2022-06-13T21:13:26+09:00","","")
#author("2022-07-01T16:04:47+09:00","","")
*《&ruby(りゅうせん){龍仙};ロマネスク》 [#mffee9ed]

|龍仙ロマネスク SR 光/火/自然文明 (6)|
|クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 5000|
|''ブロッカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚をマナゾーンに置いてもよい。|
|自分のターンの終わりに、カードを1枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。|

[[DM-25]]で登場した[[アポロニア・ドラゴン]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]。

[[cip]][[能力]]により、[[山札の上]]から4枚もの[[カード]]を[[マナゾーン]]に置ける[[ブロッカー]]。
ただし、その代償として自身のターンの終わりに[[カード]]1枚をマナゾーンから[[墓地]]に置かなければならない[[デメリット]]を持つ。

膨大な数の[[マナブースト]]で一瞬にして4マナも増えるため、一気に10マナ圏内まで到達できる。そのため[[《超銀河弾 HELL》]]や[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]などにも簡単にアクセスできる。6マナなので、[[《コッコ・ルピア》]]や[[《フェアリー・ミラクル》]]から3→6と繋いで出せるのも利点である。

[[種族]]も優秀で、3種類の[[ドラゴン]]を併せ持つので[[進化元]]にも便利である。[[多色]]なので[[マナゾーン]]に置けば色合わせにも使える。単純に大幅に[[マナ]]が増えるので、しばらくの間[[チャージ]]をせずに済み、[[手札]]の節約にもなる。

[[ターン]]の終わりに自分の[[マナ]]を減らす[[デメリット]]を持つので、[[マナ]]を維持するためには毎ターン[[手札]]を1枚ずつ消費する必要がある。この[[デメリット]]は案外馬鹿にならないため、[[《母なる星域》]]や[[《リーフストーム・トラップ》>《カワモリデン/リーフストーム・トラップ》]]などを使って[[バトルゾーン]]から離すといい。([[ロマネキャンセル]])

また、[[《幻想妖精カチュア》]]で山札からシュートして《カチュア》の能力で破壊すればデメリットを考慮してもマナを10マナ圏まで到達させることができる。もちろん、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《超竜バジュラ》]]などに[[進化]]させてもいい。[[進化]]先は色々と豊富であり、[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]や[[《悪魔神ザビ・イプシロン》]]などの選択肢もある。[[ドラゴン]]、[[多色]]、[[文明]]を参照する[[進化]]ならば大抵は[[種]]にできる。
-ターン終了時の効果解決時、先に《カチュア》によってバトルゾーンから離してもデメリットはトリガーしているので回避できないことに注意。

なお、[[墓地回収]]と組み合わせることで落ちた[[カード]]の再利用が可能であり、[[メリット]]に転換することが可能。[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を落としたりと[[リアニメイト]]に繋いでもいい。[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を落として山札回復に応用することもできる。
[[マナブースト]]と[[墓地肥やし]]の両面を活かし、[[《大樹王 ギガンディダノス》]]などの大型[[フシギバース]]クリーチャーと組み合わせるのも良いだろう。

さらに、オマケのように[[ブロッカー]]も持つ。[[マナブースト]]した後は守りに参加できるので無駄がない。また、[[チャンプブロック]]で[[破壊]]されると[[ロマネキャンセル]]になるので、状況次第では狙っていきたい。

このカードを使う上で見逃せないのが、[[能力]]で[[多色]][[カード]]が2枚以上[[マナゾーン]]に置かれなければ[[タップ]]されていない[[マナ]]が3枚以上になるので、[[《母なる星域》]]や[[《緊急再誕》]]が使用可能になる点。この[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]以外に送れば[[デメリット]]もなくなるため、[[シナジー]]は絶大である。

その驚異的な[[カードパワー]]から、過去には[[【ターボロマネスク】]]、[[【ロマネスクリアニメイト】]]、[[【星域キリコドラゴン】]]などの数々の[[デッキ]]で名を馳せた(詳細は下記)。

[[光]]、[[火]]、[[自然]]と[[文明]]の縛りもきついので、現在は[[【5色フェアリー・ミラクル】]]や[[【ボルシャック・ウルフェウス】]]などの相性のいい[[デッキ]]で[[色事故]]を防ぐために使われることが多い。

[[手札]]で引いても[[マナゾーン]]に埋められることが多いが、出せたならば驚異的な[[マナブースト]]量で相手を圧倒してやりたい。

**ルール [#bfb0b70c]
-[[山札の上]]から[[マナゾーン]]に置く枚数は4枚か0枚。1〜3枚だけ置くという選択はできない。&br;しかし、[[マナブースト]]を行うかどうかは[[任意]]であり、相手の[[《母なる大地》]]等で引きずり出された時に[[ライブラリアウト]]につながらずに済む。このことが、[[プレミアム殿堂コンビ]]成立前のこの[[カード]]の凶悪さをいっそう強めていた。

-[[デメリット]]は重複する。&br;[[バトルゾーン]]に複数の《ロマネスク》がいる場合はターンの終わりにその数だけ[[マナ]]を墓地に置かなければならない。調子に乗って並べすぎるとマナがどんどん減っていくだけでなく山札が減りすぎて[[ライブラリアウト]]しかねないので注意。

**環境において [#xd119182]
2007年9月22日に収録弾の[[DM-25]]が発売。発売前から[[《母なる大地》]]および[[《母なる紋章》]]との[[コンボ]]が注目されており、早速[[【ターボロマネスク】]]が組まれることとなる。

[[能力]]の誘発条件は「[[バトルゾーン]]に出した時」であり、「[[召喚]]」である必要は無い。[[《青銅の鎧》]]や[[《幻緑の双月》]]等から[[《母なる大地》]]、[[《母なる紋章》]]で4[[ターン]]目に出して膨大な[[マナブースト]]を行う事ができた。

もう一枚[[《母なる大地》]]か[[《母なる紋章》]]が[[手札]]にあれば、今度は《ロマネスク》を引っ込めて9マナ越えの大型[[フィニッシャー]]を出すことが可能。

この[[コンボ]]により最速4ターン目に[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《緑神龍ザールベルグ》]]などの凶悪[[クリーチャー]]を出して勝負を決めることができた。

上記の[[コンボ]]が非常に強力であったため、[[【ターボロマネスク】]]が[[メタゲーム]]を席巻。[[ボルバル・マスターズ]]に続きデュエル・ロマスターズという言葉が囁かれるようになる。
この事態はさすがに公式側も問題視し、登場から2ヵ月後の2007年11月に[[《母なる大地》]]、[[《母なる紋章》]]との組合せが[[プレミアム殿堂コンビ]]に指定、騒動は収まった。

[[プレミアム殿堂コンビ]]指定後は以下のような形で活躍する。
-[[《霊騎ラグマール》]][[《邪魂転生》]][[《生魂転霊》]]ですぐに場から離す。([[【ロマネキャンセル】>ロマネキャンセル]])
-[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]、[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]、[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]、[[《超竜ヴァルキリアス》]]などの進化元。
-[[《黒神龍グールジェネレイド》]]、[[《インフェルノ・サイン》]]による[[リアニメイト]]でデメリットの逆利用([[【ロマネスクリアニメイト】]])。
--[[《インフェルノ・サイン》]]等の[[殿堂入り]]で一時はデッキの構築が不可能になったが、[[《零王の円卓》]]の登場で再び構築可能に。
-[[《母なる星域》]]の種にしたり進化元にしたりすることでロマキャンを行う([[【バルガライゾウ連ドラ】]]、[[【星域キリコドラゴン】]])。
-[[【5色コントロール】]]の[[マナブースト]]兼色合わせ。
-[[《緊急再誕》]]や[[《転生スイッチ》]]による[[コスト踏み倒し]]。

上記はほんの一例にすぎず、これ以外にもこのカードを使った[[デッキタイプ]]は多かった。
たとえば、膨大なブーストからデメリットをメリットにできる[[【ロマネスクリアニメイト】]]、[[《フェアリー・ミラクル》]]で圧倒的な[[マナブースト]]を行う[[【5色フェアリー・ミラクル】]]、[[《母なる星域》]]との[[コンボ]]で[[《超天星バルガライゾウ》]]を出す[[【バルガライゾウ連ドラ】]]などのパーツとしても活躍した。

中でも、膨大なブーストから一気に[[《エンペラー・キリコ》]]に繋ぎ[[1ショットキル]]を決める[[【星域キリコドラゴン】]]は非常に凶悪な[[デッキタイプ]]であり、[[神化編環境]]の[[トップメタ]]となった。[[《エンペラー・キリコ》]]で呼び出した際に大量の[[マナブースト]]で2枚目以降の[[《母なる星域》]]を[[唱える]][[マナ]]を用意し、そうして唱えて[[《超竜ヴァルキリアス》]]を呼び出してさらにそちらで展開してそのまま過剰打点で押すという動きも実現できた。

このように、次第にこのカードは[[必須カード]]として扱われるようになった。[[再録]]がないことと、[[殿堂入り]]しておらず複数枚の採用が必要であることもあり[[シングルカード]]のレートは高騰した。

ただ、実際の対戦上は[[ターボ]]系統を除けば原則最速となる4ターン目の早出しにはこだわらなかったようであり、[[【ロマネスクリアニメイト】]]あたりでは[[《ダンディ・ナスオ》]]による[[墓地肥やし]]などでゆっくりと準備して5ターン目に出すことが標準的な運用法であった。

その後、2010年5月15日に遂に[[殿堂入り]]。同時に、[[《エンペラー・キリコ》]]や[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]など、[[【星域キリコドラゴン】]]の主要パーツが一斉に制限された。また、この[[殿堂入り]]で[[【バルガライゾウ連ドラ】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]など他の数々のデッキも、再考を求められることとなった。

一枚制限となってからは目立った活躍はしていなかったが、強力であることには変わらないので、[[【Nエクス】]]や[[【ミステリー・キューブ】]]など相性の良い[[デッキ]]にはよく入れられていた。

そして、過去のような濫用はされまいと判断されたのか、2018年1月27日、ついに殿堂解除が発表された。
このカード自体直前までスペックの落ち目を感じさせることはなかったため、[[殿堂解除]]は何の前触れもなく行われたという印象であった。ただ、単色であるため素出しの運用性が増した上に、状況に応じて[[マナブースト]]だけでなく[[手札補充]]もでき、さらに短期的なアドバンテージでは本家であるこちらに遜色ない[[《剛撃古龍テラネスク》]]の登場が影響していることは間違いないだろう。

殿堂解除後の環境では[[【5色コントロール】]]や[[【モルト NEXT】]]に採用されることもあったが、[[DMRP-05]]期に流行したきり、以降は環境で積極利用されることがなくなった。

[[王来篇]]になると[[《ヘブンズ・ゲート》]]対応[[マナブースト]]付き[[ブロッカー]]の[[カードパワー]]が著しく向上し、特に[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]は[[マナブースト]]の最大量、防御性能、展開力において、同じ[[《ヘブンズ・ゲート》]]対応クリーチャーとして差をつけられている。[[墓地肥やし]]手段も[[《ヘブンズ・ゲート》]]軸の[[【5色コントロール】]]なら脇を固める[[《天災 デドダム》]]、[[《ドンドン火噴くナウ》]]で十分。役割そのものが消失したと言っても過言ではなく、他の大規模[[マナブースト]]が充実している昨今において、こちらを採用する際にはこのカードなりの強みを開拓する必要があるだろう。
**その他 [#ie6d4edc]
-[[極神編]]ワールドマップでは、[[ゴッド]]や[[多色]][[クリーチャー]]の居城となっている「[[神殿ロマネスク>仙界]]」が登場。[[仙界]]そのものを改変して作られた巨大な神殿であり、不思議な力が宿った「仙界の湧き水」を管理している。[[極神編]]では神が君臨しており、[[ゴッド]]による厳重な管理体制が敷かれている。&br;まず「神聖の門ボルネミス」によって、[[ゴッド]]以外は神殿に入れないようになっている。「仙界の湧き水」の湧き所だと思われる「聖なる泉」は、[[《竜極神メツ》]]と[[《竜極神ゲキ》]]の守る「ディアボロス・ゲート」によって閉ざされており、神の許しがないと通る事が出来ない。また、神殿の外には、仙界に入った者の短所を見抜く「[[女神フェール>《界神オットー》]]」と、長所を見抜く「[[女神メール>《幻神ドッコイ》]]」の像が配置されており、「神殿ロマネスク」に入った者を常に監視しているという徹底ぶり。「仙界の湧き水」は、「神聖の門ボルネミス」から「レインボーフォールズ」となってDM世界へ流れ出しており、[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]をはじめとした[[多色]][[クリーチャー]]の源となっているようだ。
--「[[神殿ロマネスク>仙界]]」と《龍仙ロマネスク》の直接的関連性は不明。また、世界改変があったとはいえ、なぜ[[ゴッド]]が[[仙界]]を我が物顔で支配しているのかは定かではない。

-通常の手段でこのクリーチャーを召喚した次のターンは最低でも9マナはある計算なので、普通に[[《獰猛なる大地》]]で場から離しても良い。

-[[《マッハ・ルピア》]]と合わせると、驚異の速さで[[マナブースト]]を行う事が出来る。[[手札]]に戻せるので[[デメリット]]も気にならない。

-あまり見ない戦略ではあるが、一応[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]で[[コスト踏み倒し]]することもできる。

-2009年4月15日の[[《母なる大地》]]の[[プレミアム殿堂]]入りと[[《母なる紋章》]]の[[殿堂入り]]に伴って[[プレミアム殿堂コンビ]]が解除された。これは[[カード]]の規制が緩められた初の事例である。
--この規制解除により、[[《母なる紋章》]]が[[プレミアム殿堂]]となる2012年3月15日までは併用が可能だった。

-前述の通り、その驚異的な[[スペック]]から[[《アストラル・リーフ》]]や[[《無双竜機ボルバルザーク》]]、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の二の舞になると一部で囁かれた。

-かつては、あまりの強さから公式を飛び越えて何故か''イラストレーターにクレームが入る''という事態が起きた事もある。無論カードの性能に関わっていないはずのイラストレーターにとっては迷惑でしかないので、絶対に真似しないように。

-[[デメリット]]を打ち消すために能動的に《龍仙ロマネスク》を[[バトルゾーン]]から離すことを、「ロマネスクの欠点をキャンセルする」という意味から「[[ロマキャン>ロマネキャンセル]]」と呼ぶことがある。このクリーチャーのデメリットは意外と無視できないので、このクリーチャーを戦略の主軸に据える際は「ロマキャン」の手段も併せてデッキに組み込んでおきたい。[[【カチュアシュート】]]なら10マナ圏内に一気に到達することにより手札と山札から大型ドラゴンが出てくるようになる上、《カチュア》の効果で[[殿堂入り]]で1枚しか積むことのできないこのカードを山札から[[リクルート]]し、ターン終了時に《カチュア》で破壊してロマキャンする事が出来る。&br;ちなみに、由来は格闘ゲーム「ギルティギア」で使用される用語のロマンキャンセル(通称ロマキャン)である。
--ファイナル革命持ちの[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]等への[[革命チェンジ]]によるロマキャンも可能。前者ならば即座に《ロマネスク》を出してさらなる追加ブースト、後者ならばファイナル革命でパワー12500以下をマナ送り、増えたマナで8マナ以下のクリーチャーをタップインさせられるため、いずれとも相性がいい。
--これが殿堂解除された約1ヶ月後に[[《超次元ガロウズ・ホール》]]が殿堂入りに指定されており、結果的には安定して利用できるロマキャンの手段が1つ減ることになった。
--[[DMRP-12]]では[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]が登場。《ロマネスク》自身も[[DMEX-07]]で再録されているので、[[ブロック構築]]で使用する機会も増えるだろう。
--[[進化]]も「ロマキャン」の手軽な手段である。優秀な進化先には[[《超竜バジュラ》]]や[[《超竜ヴァルキリアス》]]などがある。

-名前の由来はイタリアの首都ローマだと思われる。ロマネスク(Romanesque)とは「ローマ風の」と言う意味で、例えばロマネスク建築、ロマネスク美術、ロマネスク様式のように使われる。一見、このクリーチャーとは関係無いネーミングのように思えるが、このクリーチャーが持つ色がイタリア国旗([[白赤緑]])のそれであるため、そこから命名されたのだろう。
--「[[神殿ロマネスク>仙界]]」の下には[[自然]][[文明]]の本拠地である「フィオナの森」があり、そこに住む[[ドリームメイト]]が工芸活動に励んでいる。これらの事柄も全く無関係ではないだろう。
--「龍仙」とは、[[神殿ロマネスク>仙界]]から考えて、[[仙界]]そのものである龍から来ているものか。[[DMPP-08]]の[[フレーバーテキスト]]でも[[仙界]]についての表記が明確に行われた。また、[[仙界]]は最古の龍が生まれた泉であり、「竜泉」と掛けられている可能性もある。

-[[DMX-01]]でついに[[再録]]。[[フレーバーテキスト]]にある「母」とはどう考えても[[《母なる大地》]]のことであり、一時期の環境を皮肉っているかのように思える。

-[[WINNERカード]]版の[[フレーバーテキスト]]は漫画「男坂」最終話における最終ページの台詞のパロディだろう。この作品は作者の意気込みに反し、わずか半年にして未完で打ち切られるという結末を迎えている。元となった台詞も「打ち切りの代名詞」として不名誉に知れ渡ってしまったものである。

-[[プロモーション・カード]]はG-1グランプリ(2012年全国大会)店舗予選優勝者賞として配布されたが、プロモ目当てに店舗予選を通過したきりエリア代表戦への参加を怠るプレイヤーが続出していた。そのため勝-1グランプリ(2013年全国大会)エリア代表決定戦参加賞の[[《威牙の幻ハンゾウ》]]のプロモカードは実際にエリア代表戦に参加しないと配布されないようになっていた。

-2015年冬の次世代ワールドホビーフェアでは会場で購入した[[DMX-19]]のレシートと[[DMX-19]]のおみくじにある「VV吉」もしくは「VV凶」と引換でこのカードの[[プロモーション・カード]]がもらえた。イラストには「龍仙」の文字があり、[[Dramatic Card]]を意識したような派手なイラストになっている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#v045bbd8]
***最新バージョンの性能 [#f6c829cb]
|龍仙ロマネスク SR 光/火/自然文明 (6)|
|クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 5000|
|ブロッカー|
|バトルゾーンに出た時、それが自分のターンなら、自分の山札の上から4枚をマナゾーンに置いてもよい。(この効果によって使用可能マナは増えない)|
|自分のターン終了時、自分のマナゾーンからクリーチャーを探索し、1枚を墓地に置いてもよい。そうしなかった場合、自分のマナゾーンからランダムなカード1枚を墓地に置く。|

[[cip]]の[[マナブースト]]が自分の[[ターン]]限定かつ、疑似[[タップイン]]になった。また、[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]のセルフ[[ランデス]]が[[探索]]となった。
[[DMPP-08]]で実装。[[cip]]の[[マナブースト]]が自分の[[ターン]]限定かつ、疑似[[タップイン]]になった。また、[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]のセルフ[[ランデス]]が[[探索]]となった。

普通に召喚する分には依然として大量マナブーストができることは変わらないが、そのターン中に[[ロマネキャンセル]]することが難しくなったため、かなり使い勝手が悪くなっている。
[[《母なる大地》]]が未実装といえど、[[アンタップイン]]されていたのなら[[《メビウス・チャージャー》]]や[[《永刻のクイーン・メイデン》]]、[[《のろいとテラーの贈り物》]]など方法自体はいくらでもあるのだが。

また、TCG版ではマナゾーンにあるカードから最もダメージの少ないカード、あるいはあえて墓地に置きたいカードを選ぶことができたが、デュエプレ共通の仕様変更により、マナゾーン全体からピンポイントで選ぶことができなくなっている。
ただし「クリーチャー指定の[[探索]]」で選ぶことができるため、マナゾーンのカードの種類を見れば確定で選ばれるかどうか、確定ではない場合でも確率はどうなるのか計算はできる。
次のターンに出す[[《超竜ヴァルキリアス》]]の効果でマナから出したいドラゴンが墓地に行ってしまうことの防止や、TCG版における[[【ロマネスクリアニメイト】]]のギミックで活用したい。

とはいえ、使用可能マナは増えない1ターンの遅れは大きく、環境でも[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]で[[《エコ・アイニー》]]や[[《龍の呼び声》]]による2ブースト確率を高めたい場合ぐらいでしか入れられるデッキがない。そのデッキでも早出し手段には《龍仙ロマネスク》ではなく[[《フェアリー・ギフト》]]が優先されているのが実情である。
[[《フェアリー・ギフト》]]が[[New Division]]で使用不可能になったら、その穴を埋めるために採用が増えた。[[ランデス]]による[[墓地肥やし]]も[[《魔龍バベルギヌス》]]を見越した選択(([[《超天星バルガライゾウ》]]の[[メテオバーン]]を使うと墓地に3枚のドラゴンが落ちるので[[探索]]が濁らないよう注意すること。主に素出しで[[《魔龍バベルギヌス》]]を召喚する場合に生きる。))ができる。

-[[S・トリガー]]([[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]など)から出す場合、マナブーストできないどころかセルフランデスによってその後のマナが増やせず、そのまま詰んでしまう可能性があることには注意。

***アップデート履歴 [#u89de2ef]

2021年2月18日に使用可能になってから、2021年8月26日実施のメンテナンスまでの189日間、以下のような性能だった。

|龍仙ロマネスク SR 光/火/自然文明 (6)|
|クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 5000|
|ブロッカー|
|バトルゾーンに出た時、それが自分のターンなら、自分の山札の上から4枚をマナゾーンに置いてもよい。(この効果によって使用可能マナは増えない)|
|自分のターン終了時、自分のマナゾーンからランダムなカードを1枚を墓地に置く。|

セルフ[[ランデス]]が完全[[ランダム]]だった。
文明を解放している唯一の1枚が墓地に置かれ、支払える文明が減ってしまう事故も起こり得た。

**関連カード [#q03196a4]
派生[[カード]]
-[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]
-[[《剛撃古龍テラネスク》]]
-[[《ロマネス仙鬼の封》]]

同[[コスト]]の大型[[マナブースト]]
-[[《コレンココ・タンク》]]
-[[《マナゴリラ》]]
-[[《暴力類 アバレマックス》]]
-[[《ドルツヴァイ・アステリオ》]]
-[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]
-[[《ダンシング・フィーバー》]]
-[[《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》]]

低[[コスト]]の大型[[マナブースト]]
-[[《セブンス・タワー》]]
-[[《獅子王の遺跡》]]

[[ディスペクター]]化
-[[《仙祖電融 テラスネスク》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#s06552c9]
-[[DMX-01]]、[[DMPP-08]]
'''清く、たくましい[[母>《母なる大地》]]とともに、壮大な[[力>アドバンテージ]]を生み出す[[龍>ドラゴン]]。'''
-[[DMBD-01]]
'''ついに[[キング>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]が[[逝った>プレミアム殿堂]]か...。あの王家には我々も世話になった...。儂らの出番か...。 ― 龍仙ロマネスク'''
-[[DMEX-07]]
'''創造の力を持つ[[ジョーカーズ]]の[[マスター>切札 ジョー]]と、虚無の力を持つ[[闇]][[文明]]の[[マスター>ゼーロ]]。[[ドラゴン]]を巡る二人の戦いが、今始まる。'''
-[[DMBD-18]]&br;'''蒼狼の一族が世界を五[[文明]]に分割した時、わずかに残った「分割されなかった土地」はのちに[[仙界]]と呼ばれるようになった。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P33/Y11)
'''君はようやく登りはじめたばかりだ。このはてしなく続く[[デュエル・ロード>デュエルロード]]をよ。'''
-[[DMPP-08]](シークレット)
'''[[仙界]]にあふれるエネルギーを大地に流し、世界を見守るのが仙龍の役目だった。しかし、[[ネプチューン・シュトローム>《超神星ネプチューン・シュトローム》]]に対抗するべく過剰に送り込んだエネルギーが[[神>ゴッド]]と呼ばれる[[複合生命体>ゴッド・カード]]を誕生させる事になった。'''
//あくまでプレイス版のFTのためG・リンクよりもゴッド・カードの方がリンク先として適当…と思う

**収録セット [#de409aba]
***[[デュエル・マスターズ]] [#fc8310c7]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」>DM-25]](S4/S5)
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]](S3/S3)
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」>DMBD-01]](6/16)(フルフレームイラスト)
--[[DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」>DMRP-07]](G5/G5)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」>DMEX-07]](S6/S6)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](超11/超40[2007])
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](SE5/SE10)
--[[プロモーション・カード]](P33/Y11)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P85/Y13)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#y8503d0b]
-CV:[[辻井健吾]]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」>DMPP-08]]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMPP-08 「極神創世譚 -VIOLENCE FUSION-」>DMPP-08]](シークレット)

**参考 [#fdfcfe5f]
-[[アポロニア・ドラゴン]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[タップイン]]
-[[ブロッカー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[マナブースト]]
-[[ターンエンド]]
-[[カード]]
-[[マナゾーン]]
-[[墓地]]
-[[デメリット]]
-[[白赤緑]]
-[[殿堂入り]]→[[殿堂解除]]
-[[プレミアム殿堂コンビ]]
-[[WINNERカード]]
-[[ロマネキャンセル]]
-【ロマネスク】
--[[【ターボロマネスク】]]
--[[【ロマネ連ドラ】]]
--[[【ロマネスクリアニメイト】]]
--[[【ヘブンズロマネスク】]]

-[[Pixivに投稿されたカードイラスト>https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=6178748]]

&tag(クリーチャー,光文明,火文明,自然文明,白赤緑,3色,多色,コスト6,アポロニア・ドラゴン,ドラゴン,アーマード・ドラゴン,アース・ドラゴン,パワー5000,ブロッカー,cip,マナブースト,ターン終了時,自己ランデス,SR,スーパーレア,Daisuke Izuka,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),白赤緑 (デュエプレ),3色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),アポロニア・ドラゴン (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),アーマード・ドラゴン (デュエプレ),アース・ドラゴン (デュエプレ),パワー5000 (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),マナブースト (デュエプレ),マナタップイン (デュエプレ),ターン終了時 (デュエプレ),自己ランデス (デュエプレ),探索 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),Daisuke Izuka (デュエプレ),Yuukoo009 (デュエプレ));