#author("2020-01-20T02:53:29+09:00","","")
#author("2020-01-21T22:26:04+09:00","","")
*《&ruby(こくしんりゅう){黒神龍};グールジェネレイド》 [#t0135957]

|黒神龍グールジェネレイド SR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 6000|
|自分の《黒神龍グールジェネレイド》以外のドラゴンが破壊された時、このクリーチャーが自分の墓地にあれば、このクリーチャーをバトルゾーンに戻してもよい。|
|W・ブレイカー|

[[DM-22>DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]で登場した[[ドラゴン・ゾンビ]]。
[[DM-22]]で登場した[[ドラゴン・ゾンビ]]。

この[[クリーチャー]]が墓地にいるときに、自分の《黒神龍グールジェネレイド》以外の[[ドラゴン]]が[[破壊]]されると、[[墓地]]から自身を[[リアニメイト]]する。

[[《魔龍バベルギヌス》]]とともに[[ドラゴン・ゾンビ]]の人気を押し上げた[[カード]]。
性質上[[破壊]]に極めて強く、同時に[[墓地]]にいるだけで味方の[[ドラゴン]]に実質[[破壊]]耐性を持たせるため極めて厄介。全[[クリーチャー]]中でもトップクラスの粘り強さを誇り、[[破壊]]しか[[除去]]手段のない相手にはそれこそゾンビのように[[蘇る>リアニメイト]]。
[[【グールジェネレイド】]]や、[[《大邪眼B・ロマノフ》]]を中心とした[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]で[[環境]]に名をはせ、それ以降相性の良いギミックが登場する度顔をだす実力者である。

複数体[[墓地]]にいれば1体の[[ドラゴン]]の[[破壊]]で全て[[バトルゾーン]]に事も可能であり、下手をしたら[[除去]]したのに頭数が増えることも起こりえる。これを利用して自分の[[ドラゴン]]を[[自壊]]させて《黒神龍グールジェネレイド》を展開する戦術もあり、なかなかの爆発力を兼ね備えていいるといえよう。勿論それらをすべて対処されても、最終的に[[墓地]]にいるのであれば、きっかけがあればまた再展開できる。
同類の[[ドラゴン・ゾンビ]]は[[破壊]]されやすいものが多いため相性が良く、[[《龍神ヘヴィ》]]・[[《黒神龍アバヨ・シャバヨ》]]・[[《魔龍バベルギヌス》]]など自前で[[自壊]]能力を持っているものもありセットでよく使われている。

当然[[破壊]]以外の[[除去]]は苦手。[[墓地]]にいる《黒神龍グールジェネレイド》の[[能力]]が[[トリガー]]がしない上に、《黒神龍グールジェネレイド》自身が[[墓地]]以外のゾーンに飛ばされると再展開が効かない。
[[《ナチュラル・トラップ》]]や[[《魂と記憶の盾》]]が有効であり、《黒神龍グールジェネレイド》対策のためにあえて[[《デーモン・ハンド》]]ではなく[[《ナチュラル・トラップ》]]を採用するケースもよくみられた。

欠点は、普通に[[召喚]]した場合の[[コストパフォーマンス]]の悪さ。能動的に[[墓地]]に落としてナンボの[[カード]]であるため欠点として露出することはあまりないが、事故や[[バウンス]]で[[手札]]にたまりこむと立て直しが効かなくなる。使用の際は[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《ダンディ・ナスオ》]]などの[[墓地肥やし]]で素早く[[墓地]]に落としておきたい。
また弱点として[[《サイバー・N・ワールド》]]、[[《時空の封殺ディアス Z》]]、[[《埋め立てロボ・コンクリオン》]]、[[《お清めトラップ》]]、[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]、[[《ポクチンちん》]]を使われるとまとめて[[山札]]に埋められてしまうので、使用の際はそれら[[墓地利用メタ]]に気を付けたい。

[[革命ファイナル]]において[[革命チェンジ]]持ちの軽量[[ドラゴン]]が現れたことで間接的に強化された。特に[[手札]]からこの[[クリーチャー]]を[[ディスカード]]でき、かつ[[ドラゴン]]である[[アクミ団]]や[[テック団]]との相性は格別。そして何より、「7[[コスト]]の[[ドラゴン]]」であるため、この[[クリーチャー]]自身が大型[[コマンド・ドラゴン]]へ[[革命チェンジ]]することも可能であり、[[革命チェンジ]]戦略への妨害に対し格段に強くなる。

近年では、試合の高速化により粘り強さの恩恵が出にくくなっており、また必勝パターンのためにノイズとなりえる《黒神龍グールジェネレイド》を入れたくないというパターンも増えており、[[墓地]]利用する[[ドラゴン]][[デッキ]]であれば無条件で投入されるということはなくなった。とはいえ、[[破壊]]・全体[[破壊]]の[[耐性]]や、能力が[[トリガー]]すればノー[[コスト]]で展開できる特性は魅力的。
高いポテンシャルを持っているのは確かであり、今後も観察・考察を続けるべき[[カード]]であるのは間違いない。

-《グールジェネレイド》自身の[[破壊]]に反応しないのは、グールジェネレイド自身が[[破壊]]された時に、自身の[[能力]]ですぐさま[[リアニメイト]]されることを防ぐためだろう。
--なお、後に[[《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》]]の裁定が変更されたため、仮に《黒神龍グールジェネレイド》が[[破壊]]された時に反応したとしても、今[[破壊]]されたグールジェネレイドは[[リアニメイト]]できない。
--余談だが、後に[[破壊]]されても自力で[[リアニメイト]]する[[《阿修羅ムカデ》]]が登場した。
-あるいは、グールジェネレイドを場と[[墓地]]に用意して破壊されてもぐるぐる展開するのを防ぐ目的もあるかもしれない。もし可能であれば、[[《百発人形マグナム》]]など即座に[[破壊]]する手段を用意すれば無限ループを生み出すことが可能だった。

-《グールジェネレイド》を[[進化元]]にした[[進化]][[ドラゴン]]が[[破壊]]された時、かつては同時に[[墓地]]に送られたその《グールジェネレイド》を[[バトルゾーン]]に戻すことができたが、前述した裁定変更の影響で現在はできない。
--ただし、同時に[[破壊]]された[[ドラゴン]]があれば戻すことはできる。

-[[《魔龍バベルギヌス》]]を自爆させて[[《マイキーのペンチ》]]や[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]、[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]などを[[リアニメイト]]すれば、[[バトルゾーン]]に戻した《グールジェネレイド》全てで一斉攻撃できる。
--バベルギヌスの[[能力]]の[[解決]]中に「バベルギヌスの自爆でグールの[[能力]]が誘発」→「バベルギヌスの[[リアニメイト]]によって釣った[[クリーチャー]]の[[cip]][[能力]]が誘発」と、二つの[[能力]]が誘発するので、「グールの[[リアニメイト]]」→「釣った[[クリーチャー]]の[[cip]][[能力]]」の順番でストックされた[[能力]]を処理すればいい。逆に処理すると[[コンボ]]が成立しないので、大会などではきちんと宣言しよう。
--なお、バベルギヌスで[[《ダンディ・ナスオ》]]などを出した場合、ナスオの[[能力]]で[[墓地]]に落ちたグールジェネレイドはバベルギヌスが[[破壊]]されたタイミングではまだ[[墓地]]にいなかったため誘発せず、復活できない。

-[[《ダンディ・ナスオ》]]で[[墓地]]に落とし、残った[[マナ]]で[[《緑神龍ドラピ》]]を自爆させれば最速2[[ターン]]目で[[リアニメイト]]可能。もっとも[[《ダンディ・ナスオ》]]は[[殿堂入り]]しているため、安定して決めるのは難しい。

-墓地を肥やしてこそ輝くカードなので、[[【連ドラ】]]のような[[ドラゴン]]連発する[[デッキ]]には入りにくい。

-[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]とは異なり、一度[[墓地]]を介する必要があるため、[[《ナチュラル・トラップ》]][[《魂と記憶の盾》]]などの「[[破壊]]以外の[[除去]]」には[[耐性]]がない。

-「[[バトルゾーン]]に出してもよい」ではなく「[[バトルゾーン]]に戻してもよい」という少々特殊な[[テキスト]]になっている。&br;公式側としては一旦[[召喚]]してもらいたかったのかもしれないが、処理は「[[バトルゾーン]]に出してよい」と変わりなく、[[墓地]]にさえあれば復活できる。
--これ以外の「[[バトルゾーン]]に戻してもよい」も同様の裁定。

-[[スーパーレア]]なので4枚集めるのには苦労するところだが、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]以降たびたび[[再録]]されているのでありがたいところである。

-よく間違えられるが、《黒神龍グール・ジェネレイド》ではない。宣言するときは気をつけよう。

-名前の由来は、不死のアンデッドモンスターとして知られる怪物『グール』と、「再生」という意味を持つ英単語『Regeneration』だろう。ちなみに、『グール』発祥の地であるアラブの伝承では不死の怪物ではなく悪魔の一種であるとされている。

-[[フレーバーテキスト]]にある「ダーク・スクエア」とは、[[不死鳥編]]ワールドマップにおいて存在が明かされている古代遺跡。「星命樹」([[ドリームメイト]]の本拠)や「ユニバース」の秘密を刻み込んだ石版が封印されているという。

-足がなく、蛇のように長い胴体を持つ。イラストを描く際には注意しよう。
--[[DMC-44>DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」]]のイラストは[[デュエル・マスターズ]]には珍しい正面画となっており、迫力がある。

-漫画では[[ザキラ]]の主力[[カード]]として登場。ある時は[[《黒神龍ゼキラ》]]から、またある時は自分の[[ドラゴン]]を巻き込んでの[[《アポカリプス・デイ》]]からと様々な手段で現われ、幾度となく逆転劇の立役者を務めてきた。この[[カード]]が現われた[[デュエル]]は必ず[[ザキラ]]の勝利に終わっている。

-アニメ「デュエル・マスターズ クロス」では[[ザキラ]]だけでなく、[[Y(イエスマン)]]や[[X(キサナドゥ)]]など[[ザキラ]]の手下も使用。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[ファレス>ファレス=バスカヴィル]]戦で使用。[[攻撃]]時、[[アタック・チャンス]]により[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]を唱え、[[リアニメイト]]された[[《黒神龍デヴォリューション》]]の[[効果]]でファレスの[[クリーチャー]]共々[[破壊]]された。

**関連カード [#ef87ea35]
-[[《復活の悪魔龍 グルグール》]]
-[[《龍装者 グルド54号》]]
-[[《龍装30号 シグルネ/グール・チューン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n32c7798]
-[[DM-22>DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]
-[[DM-22]]、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]
'''「死が動きだし、世界を滅ぼさんとす。」ダーク・スクエアで発見され解読された予言は、最悪の形で現実となった。'''
-[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]
'''即断、即決ダダダ!'''
-[[DMX-21>DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]
'''なぜ二人の王が手を組んだか。それは、[[ポッポ・ジュヴィラ>《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]によって、死者を王に捧げることができるようになったからだ。'''

**収録セット [#h84b4751]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」]]
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」]]
--[[DMX-21 「マスターズ・クロニクル・パック 英雄決闘譚(コミック・オブ・ヒーローズ)」]]
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」]]

**参考 [#p38348b4]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ドラゴン]]
-[[pig]]
-[[リアニメイト]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[【グールジェネレイド】]]