#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","")
*《&ruby(こくしんりゅう){黒神龍};エンド・オブ・ザ・ワールド》 [#v4a46148]

|黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド SR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 7000|
|E・ソウル|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から3枚選び、残りをすべて墓地に置き、その後、選んだ3枚を好きな順序で山札に戻す。|
|W・ブレイカー|

[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]で登場した[[E・ソウル]]持ちの[[ドラゴン・ゾンビ]]。

[[cip]]で自分の[[山札]]が3枚を残して全て[[墓地]]に行くという[[《カラフル・ダンス》]]もビックリのド派手な[[墓地肥やし]][[能力]]を持つ。

いわば[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の[[山札]]版であり、[[スーサイド]]が得意な[[ドラゴン・ゾンビ]]らしい、非常にリスキーかつトリッキーな[[カード]]と言える。

何も考えずに使っても[[ライブラリアウト]]で自滅するだけなので、何らかの[[コンボ]]に組み込むことが必須。基本は[[墓地]]利用の[[コンボ]]だが、[[山札]]に残す3枚は順番まで[[任意]]に選べるので、[[山札操作]][[カード]]として次の[[ターン]]の[[コンボ]]につなげられる。

単純なのは、[[ドラゴン・ゾンビ]][[種族]]を活かして[[《黒神龍グールジェネレイド》]]で奇襲する方法。
単体または[[《インフェルノ・サイン》]]からの[[《魔龍バベルギヌス》]]で[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]や[[《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》]]を出し、一気に勝負をかける。定番の[[《フェアリー・ライフ》]]、[[《コッコ・ルピア》]]を使えば、最速5[[ターン]]目に[[コンボ]]が決まる。

[[返霊]]で15枚もの[[カード]]を必要とする[[《終末の覇王アザファウスト》]]や、[[地獄返霊]]で大量に[[墓地]]を消費する[[《殲滅の英雄ハンニバルZ》]]との[[コンボ]]も強力。[[バトルゾーン]]が[[リセット]]され、[[ライブラリアウト]]の危険もなくなる。
決めるのは難しいが、[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]に繋げば[[デッキ]]中のほぼ全ての[[クリーチャー]]を出すことができる。

他にも想像を絶する[[コンボ]]の可能性を秘めている。色々試してみるといいだろう。

**ルール [#vbf04f2d]
-《エンド・オブ・ザ・ワールド》の[[能力]]で[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]を[[墓地]]に置く場合、[[山札]]の[[カード]]を3枚にした後に[[置換効果]]で[[墓地]]の[[カード]]を[[山札]]に戻して[[シャッフル]]する。よって、[[山札]]の仕込みを行ったうえでの[[山札]]回復はできない。かつては[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]との[[コンボ]]で[[山札]]回復と[[山札操作]]を同時に行うことができたが、裁定変更によってその[[コンボ]]は不可能となった。

-[[墓地]]に置く[[カード]]の中に[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]が含まれていた場合、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]以外の[[墓地]]に置かれるはずだった[[カード]]群は''相手に見られることなく''[[シャッフル]]される。[[置換効果]]故に、[[カード]]群が[[山札]]から移動したことにならず、[[非公開ゾーン]]の域を逸してないからである。
--相手の[[《父なる大地》]]等で予期せぬ段階で[[効果]]を発動せざるを得なくなった時にはこの[[ルール]]を思い出したい。

**その他 [#p4193196]
-[[《ヴォルグ・サンダー》]]等の[[山札]]を削る[[カード]]や、[[《黒神龍ザルバ》]]など[[ドロー]]を強要させる[[効果]]には注意。特に相手の[[ターン]]に[[《ブラッディ・クロス》]]や[[《ヴォルグ・サンダー》]]を使われたらほぼ確実に敗北となる。[[超次元ゾーン]]に[[《ヴォルグ・サンダー》]]が見えたら警戒するべきだろう。

-[[《ヴォルグ・サンダー》]]に弱いという欠点に関しては、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]の登場で大きく改善された。[[墓地]]をすべて[[デッキ]]に戻してしまうため戦術崩壊には違いないが、[[山札]]を回復できるので即死は免れることができる。

-[[《ヴォルグ・サンダー》]]ほど致命傷では無いが、返しの[[ターン]]に[[《サイバー・N・ワールド》]]を出されても苦しい。[[手札]]は回復する物の[[墓地肥やし]]や[[山札操作]]が完全に無駄になってしまう。なるべく出した[[ターン]]中に[[コンボ]]を決めるか、[[ハンデス]]で対策しておくことが大切。

-以外にも[[ヘドリアン]]デッキにも弱い。除去に対する耐性がないので直後[[《学校男》]]などでバトルゾーンを離れさせられるとリカバリーできなくなる。その後[[《飛行男》]]や[[《滑空男》]]、[[《カビパン男》]]などで追い討ちを掛けられると自身がライブラリアウトを食らう羽目に陥る。

-[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《巡霊者メスタポ》]]が[[バトルゾーン]]にいると、[[墓地肥やし]]も[[山札操作]]もできなくなる。[[軽い]]分[[《サイバー・N・ワールド》]]か、それ以上に警戒が必要である。

-[[DMD-07>DMD-07 「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」]]で登場した[[《偽りの王 カンタービレ》]]と組み合わせると[[デッキ]]の半分以上を[[マナゾーン]]に置くことができる。これを利用して、[[1ショットキル]]を狙う[[デッキ]]も存在する。→[[【エザワカンタービレ】]]

-多くの[[コンボ]]が考案され、派手な動きをする[[デッキ]]として流行したため、大型弾の[[スーパーレア]]であるこの[[カード]]は高騰していた。必要な[[デッキ]]では大抵4枚積みされる点もそれに拍車をかけていた。その後、[[あつめろ!! 6パック >あつめろ!! 6パック Vol.2]]を6パック集めることで交換で貰えるようになった為、入手しやすくなった。

-[[能力]]が非常にリスキーなことと[[ドラゴン]]であることが、名前の似ている[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]と関連している。

-[[墓地]]に大量のクリーチャーが落ちるタイミングが存在するため、[[《「一方的に勝つに決まっている」》>《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》]]には注意。

-名前を直訳すると"世界の終わり"。自分が[[終わ>ライブラリアウト]]らないように。また、名前が長いので大抵は「『エ』ンド・オブ・『ザ』・『ワ』ールド」を略して「エザワ」か「江沢」と呼称される(→[[俗称一覧]])。

-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]では漫画家の[[福本伸行]]氏のイラストで[[再録]]された。アニメ「VS」でパロディが多かった所以か、氏が連載している「最強伝説黒沢」の主人公、黒沢がこの[[クリーチャー]]の[[コスプレ]]をしている。福本氏の特徴的な絵柄が異彩を放っているのに加え、背景には氏の漫画で頻出する擬音「ざわ・・・ざわ・・・」に混じって''「えざわ・・・」''が入ってたりと大変シュールなことになっている。完全にこのネタがやりたかったためのチョイスだろう。
--知らない人には絵柄や知名度から勘違いされがちだが、黒沢は「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」や「賭博黙示録カイジ」のキャラクターではない。これらも福本氏の代表作である。

-[[《殲滅の英雄ハンニバルZ》]]はこの[[クリーチャー]]に跨っている。

**関連カード [#y649ba7d]
-[[《世界の果て ターミネーター》]]

-[[《殲滅の英雄ハンニバルZ》]]
-[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]
-[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]
-[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#oea017da]
-[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]&br;'''やはり[[彼ら>闇]]は権力と血の臭いを欲していた。今[[狂喜の戦乱>覚醒編背景ストーリー]]が始まる!'''
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''一瞬で持っていかれた……!「[[山札]]」という名の……!魚群を…。----黒沢'''

**収録セット [#je711347]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]
--[[プロモーション・カード]](P14/Y12)([[アルトアート]])
-illus.[[福本伸行]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#wb5c3e7d]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[E・ソウル]]
-[[cip]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[墓地肥やし]]
-[[スーサイド]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[【エンド・オブ・ザ・ワールド】]]
-[[【エンド悠久】]]
-[[【エザワカンタービレ】]]
-[[【エザワラッシャイ】]]