#author("2021-11-20T17:39:50+09:00","","") *《&ruby(こくしんりゅう){黒神龍};アマデウス/「ぼくだって!&ruby(デュエリスト){決闘者};なんだ」》 [#d27ea528] |黒神龍アマデウス P 闇文明 (7)| |クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 15000| |''T・ブレイカー''| |自分のマナゾーンまたは墓地に、同じ名前を持つカードが2枚以上あれば、このクリーチャーを破壊する。| |BGCOLOR(#ccd):| |「ぼくだって!決闘者なんだ」 P 自然文明 (4)| |呪文| |''S・トリガー''| |自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、それと同じコストを持つ他のカードが自分のマナゾーンになければ、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。| [[DMEX-15]]で登場した[[闇]]/[[自然]]の[[ドラゴン・ゾンビ]][[ツインパクト]]。 [[クリーチャー]]側はそのまま[[《黒神龍アマデウス》]]。 [[デメリット]]を抜きに考えても、現代の[[インフレ]]した環境で[[準バニラ]]同然のこのカードを活躍させるのは難しい。[[文明]]は違うが、[[《ひょうたん》]]を例にすれば明らか。 主に呪文側を使うことになる。 呪文側は1[[マナブースト]]の後、置いたカードのコストと、置く前に[[マナゾーン]]にあったカードのコストを参照し、条件を満たしていれば追加の1マナブーストを行う。 なまじクリーチャー面がハイランダーを半ば強制するような性能であるため勘違いしやすいが、''唱える前にマナゾーンで同コストのカード、ひいては同名カードのかぶりがあったとしても成功する可能性がある''。 極端な話、[[《遊撃師団 プレプレ》]]36枚と《「ぼくだって!決闘者なんだ」》4枚のデッキだったとしても、置いた1枚目が《黒神龍アマデウス/「ぼくだって!決闘者なんだ」》なら2ブーストできる。 [[《フェアリー・ソング》]]を見ればわかる通り、コスト4で2[[マナブースト]]するという動きは強く、[[S・トリガー]]で[[速攻]][[デッキ]]などに対してもテンポを取りやすいこのカードは強力といえる。 -どんなデッキ構成だったとしても、マナの少ない序盤なら2マナブーストになる可能性が高い。 -[[【7軸ガチロボ】]]にも採用の目がある。 深く考えなくても、[[《レッツ・ゴイチゴ》>《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]から繋いで、2→4→6の動きで[[《ガチャンコ ガチロボ》]]に繋がる。また、運良く2枚ブースト出来れば7コスト[[クリーチャー]]に繋がり、[[《制御の翼 オリオティス》]]タイプの[[メタ]]も掻い潜れるようになる。 《ガチロボ》からめくれた場合は十中八九破壊されるだろうが、ほかの2体のクリーチャーは場に出せるので、明確にハズレとなる訳でもない。 **「それと同じコストを持つ他のカードが自分のマナゾーンになければ」について [#a238c07f] まず、「[[ツインパクトカード]]の[[特性]]」には次のルールがある。 >808.3. カードとして参照される時は、適正なカードタイプのうち好きな方をツインパクトカードの持ち主が選ぶことができます。 これにより、「マナゾーンにあるカード」「《ぼくだって決闘者》で置いたカード」それぞれで、持ち主が[[ツインパクト]]1枚に対し1つのコストを選択することができる。 仮に、[[《だべべ村の大昆虫ギガマンティス/「虫虫大行進!!」》]](コスト4とコスト7のツインパクト)がマナゾーンに4枚ある状態で《ぼくだって決闘者》を唱え、《黒神龍アマデウス/「ぼくだって!決闘者なんだ」》(コスト7とコスト4のツインパクト)が置かれたとする。 この場合、マナゾーンにあるカード4枚を、持ち主が「コスト7のカード」として選び、マナゾーンに置いたカードを「コスト4のカード」として選ぶことで、「''それと同じコストを持つ他のカードが自分のマナゾーンになければ''」を満たしていることになり、追加の1マナブーストができるというわけである。 ちなみに、マナゾーンを「コスト7のカード4枚」、置いたカードを「コスト7のカード」と選ぶことで、追加の1マナブーストをあえて失敗させることもできる。 ***必ず2ブーストを成功させるデッキ構成についての考察 [#rdee368e] -先述の通り、[[呪文]]面で[[マナコスト]]を参照する際、[[ツインパクトカード]]の存在は理論上無視でき、それだけ[[追加ブースト]]の成功率も上がることになる。ただし、[[《満開軍艦 グラービエ/過激カキアゲイン》]]などの、上下面共に同じ[[コスト]]を持つ[[ツインパクト]]は例外となる。 --そのため、理論上、上下面で異なる[[コスト]]を持つ[[ツインパクト]]のみでデッキを組めば、確実に2枚ブーストできる。次の2点に注意すれば、非ツインパクトを入れても確実性を保てる。 ---非ツインパクトカードは[[1枚積み]]。かつ、特定のコストのカードは1枚まで。 ---採用する非ツインパクトの中から2枚のペアをピックアップした時、考えうる全てのペアで、それらのコストの組み合わせが、ツインパクトのクリーチャー面、呪文面のコストの組み合わせと一致しないように、採用するカードを選択する。((例:[[《バングリッドX7》]](4)、[[《始虹帝 ミノガミ》]](5)、[[《水上第九院 シャコガイル》]](9)を採用する場合、[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》]](9)/(4)、[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》]](9)/(5)、[[《ハリケーン・クロウラー/ブレイン・チャージャー》]](5)/(4)、[[《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]](4)/(9)は、デッキには入れてはいけない。同様に、[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]](5)/(6)を採用する場合、《始虹帝 ミノガミ》(5)と[[《D2P ヘビーポップ》]](6)の、いずれか一方しかデッキには入れられない。)) ただ、条件を満たす為に[[デッキ]]構築を寄せた結果、[[カードパワー]]の低いカードを多様するのは本末転倒となる。 そのため元からある程度成功率が高いデッキに入れたいところ。特に、上下面で異なる[[コスト]]を持つ[[ツインパクトカード]]が多めだと成功率が上がるので、これらを多く採用したデッキで使いたい。 [[【バラギアラループ】]]などのフル[[ツインパクト]]もしくはそれに近いデッキなら、確定2[[マナブースト]]に近い動きができる。その場合、[[《魂フエミドロ》>《コンダマ/魂フエミドロ》]]がライバルになるが、[[S・トリガー]]の有無で差別化できており、単純に5枚目以降の[[《魂フエミドロ》>《コンダマ/魂フエミドロ》]]枠と考えても強力なので問題ないだろう。 そこまで極端なデッキでなくてもデッキ内の半分程度が[[ツインパクト]]なら2[[マナブースト]]は充分狙える。((例えば、デッキにこのカードを含め[[ツインパクト]]が20枚、5種類のコストの異なるカード4枚づつというデッキ構成なら、4マナの時にこのカードを使った際、約79.5%で2[[マナブースト]]できる。これは完全にランダムに[[マナゾーン]]に置く場合の確率であり、[[マナ]]に[[ツインパクト]]を優先しておいたり、[[マナ]]に置く[[カード]]の[[コスト]]をなるべく散らさないようにするなどで確率を上げられる)) **収録セット [#j1dccb9f] -illus.[[Shigenobu Matsumoto]] --[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](23/100) **参考 [#c89054f1] -[[ツインパクト]] -[[ドラゴン・ゾンビ]] -[[T・ブレイカー]] -[[カード名]] -[[自壊]] -[[S・トリガー]] -[[マナブースト]] -[[角古 れく太]] &tag(ツインパクト,クリーチャー,闇文明,黒緑,多色,コスト7,ドラゴン・ゾンビ,ドラゴン,パワー15000,T・ブレイカー,カード名,同じコスト,2枚以上,自壊,呪文,自然文明,コスト4,S・トリガー,マナブースト,追加ブースト,《黒神龍アマデウス》,P,レアリティなし,Shigenobu Matsumoto);