#author("2020-01-21T22:27:07+09:00","","")
*《&ruby(まりゅう){魔龍};バベルギヌス》 [#w0150ed0]

|魔龍バベルギヌス VR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/グランド・デビル 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーのクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、そのプレイヤーの墓地から、《魔龍バベルギヌス》以外の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-22]]で登場した[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[グランド・デビル]]。

擬似[[《インフェルノ・ゲート》]]の[[cip]][[能力]]を持ち、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]とともに、[[ドラゴン・ゾンビ]]が脚光を浴びる要因の1つとなった。

非常に[[汎用性]]が高く、[[闇]]を含む[[マナブースト]]が可能なデッキならばいずれも採用する価値がある。
自分の[[フィニッシャー]]や[[cip]]持ちを[[リアニメイト]]しても良いし、相手の[[フィニッシャー]]を[[ウィニー]]に変換することもできる。[[進化クリーチャー]]で無ければ何でも呼び出す事が可能なため、かの[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]をも出す事も出来る。

当然ながら[[《カラフル・ダンス》]]、[[《プライマル・スクリーム》]]、[[《戦略のD・H アツト》]]などの[[墓地肥やし]]カードと相性がいい。特に[[《ダンディ・ナスオ》]]は相手の[[デッキタイプ]]や場の状況に応じてピンポイントでカードを墓地に落とせるため、[[銀の弾丸]]戦術が可能。

自身または適当なクリーチャーを[[破壊]]して墓地から大型[[クリーチャー]]を出すのが主な使い方だが、状況次第では、相手の[[《無頼聖者スカイソード》]]や[[《神門の精霊エールフリート》]]などの[[cip]]で強制的に[[デッキ]]を消費する[[カード]]を呼び出して、[[ライブラリアウト]]に追い込むことも可能である。

自身が[[ドラゴン]]であるため、自身を[[破壊]]すれば[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を[[リアニメイト]]できる。[[《マイキーのペンチ》]]か[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]を[[リアニメイト]]すれば[[1ショットキル]]が狙えるので、[[【グールジェネレイド】]]ではよく利用される。

もちろん[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]や[[《サイバー・G・ホーガン》]]などバトルゾーンにある自分の[[クリーチャー]]の[[cip]]を使いまわしてもいい。[[闇]]入りの[[【サイバー・G・ホーガン】]]では[[必須カード]]として扱われる。甚だしくは複数枚採用のカードが1種類も存在しない究極の[[ハイランダー]]である[[【ボルメテウスコントロール】]]では同じクリーチャーの[[cip]]を再利用できるだけでも強く、[[墓地肥やし]]を一切しないにもかかわらず採用されることもある。

少々[[重い]]が、様々な使い方ができる便利な一枚である。
その他の活用法については以下を参照。

**利用法 [#n840156e]
-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]と組み合わせることで、ノーコストでのリアニメイトが可能となる。この場合、置換効果で墓地に置いたカードをリアニメイトすることも可能。[[《インフィニティ・ドラゴン》]]は墓地に[[ドラゴン]]や[[ファイアー・バード]]を溜め込んでくれるため、このカードとの相性は抜群。

-[[《インフィニティ・刃隠・ドラゴン》]]との相性も良好。[[赤>火]][[黒>闇]][[【連ドラ】]]、[[黒赤緑]]連ドラの主要ギミックの1つである。また、[[《神羅スカル・ムーン》]]のコンボは絶大。相手のクリーチャーを破壊しつつ[[リアニメイト]]ができる。
-[[DMR-06>DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」]]にて、念願の新[[リアニメイト]]カード[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]が登場。[[アタック・チャンス]]がついており、[[ドラゴン・ゾンビ]]の[[種族デッキ]]ではともにかなりの活躍が見込める。

-[[DMD-07>DMD-07 「変形デッキセット DX鬼ドラゴン」]]にて、[[非進化]]で、[[cip]]で[[ドラゴン]]以外の[[全体除去]]を放てる[[《偽りの王 モーツァルト》]]が登場。たった7コストで場の[[リセット]]ができる可能性が生まれた。[[《インフェルノ・サイン》]]を使えばより早い段階で出せ、[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]を使えば膠着状態からの突破が可能となる。

-[[破壊]]する対象に[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]を使えば、[[置換効果]]で捨てた[[クリーチャー]]をそのまま[[リアニメイト]]できる。しかし[[覚醒リンク]]させるまで手間が掛かるのが難点か。文明が制限されるが[[《光器シャン・ベル》]]や[[《強欲ジェラシー・シャン》]]でも可能。

-[[《インフェルノ・サイン》]]で[[墓地]]からこの[[クリーチャー]]を出し、すぐに[[破壊]]すれば、[[コスト]]が8以上の[[クリーチャー]]も出せる疑似[[《インフェルノ・ゲート》]]になる。しかし、[[《インフェルノ・サイン》]]の[[殿堂入り]]により、このコンボは使いにくくなった。

**その他 [#v2a49ed7]
-[[除去]]として見ると、同時期に登場した[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]の[[メタ]]としての意味合いが強かった。現在でも[[呪文]]を[[ロック]]する[[クリーチャー]]の対策に有効である。

-無限[[ループ]]防止のため、自身を[[バトルゾーン]]に戻すことはできない。もしできたなら、[[《ダーク・ルピア》]]で相手クリーチャーを全滅できた。

-[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]が一時[[プレミアム殿堂]]するまでは、「《魔龍バベルギヌス》自身を[[破壊]]」→「[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]の能力で《魔龍バベルギヌス》自身を[[回収]]」と動くことで、7[[コスト]]の恒久的な[[《インフェルノ・ゲート》]]として使うことができた。現在も[[《メディカル・アルナイル》]]で代用が可能だが、[[《ダーク・ルピア》]]や[[《黒神龍グールジェネレイド》]]と噛み合わせが悪く、以前ほどは使われていない。また《ダーク・ヒドラ》が[[殿堂解除]]された現在でも今度はこのクリーチャーが殿堂入りしてしまったので俄然このコンボは安定しない。

-[[《インフェルノ・ゲート》]]の[[プレミアム殿堂]]入り、[[《インフェルノ・サイン》]]の[[殿堂]]入りによって[[リアニメイト]]という戦術そのものが難しくなったため、[[種族]]の縛りの無い[[リアニメイト]]戦術を取るなら重視したい。

-[[【龍墓地】]]等、新たな[[リアニメイト]]戦術の中核として細々と使われていた矢先、[[【バッシュギヌス】]]の[[コンボ]]が判明した為2017年7月8日に[[殿堂入り]]。今後この[[クリーチャー]]を使った無条件[[リアニメイト]]を軸とした戦術は衰退・消滅を余儀なくされる事だろう。

-[[NEO進化]]するまでは[[進化クリーチャー]]とは扱われない[[NEOクリーチャー]]との相性がいい。特に[[《グスタフ・アルブサール》]]1体の[[キズナプラス]]と組み合わせると、[[クリーチャー]]を無尽蔵に出す[[無限ループ]]が成立する。このままでは無意味だが、横にもう1体[[《グスタフ・アルブサール》]]がいれば、墓地の[[クリーチャー]]を[[リアニメイト]]し尽くせる他、色々な戦法が取れる。

+[[NEO進化]]させた[[《グスタフ・アルブサール》]]1体を用意。
+[[NEO進化]]《グスタフ》で[[攻撃]]。[[キズナプラス]]で[[進化元]]を墓地に置いて、[[《魔龍バベルギヌス》]]を蘇生。
+《ギヌス》で攻撃中の《グスタフ》を破壊。その《グスタフ》をそのまま《ギヌス》の上に[[NEO進化]]させる。
+初期状態に戻る。

-[[ドラゴン・ゾンビ]]は全体的に[[パワー]]が高めだが、このクリーチャーはわずか1000。もっとも、能力の性質上あまり気にならないだろうが、[[《ローズ・キャッスル》]]を貼られていると[[コスト]]に自分を選べなくなり、場合によっては甚大な被害を受けるので注意。また、非[[種族]]が優秀なため[[進化元]]としても使える。

-[[ベリーレア]]だが、[[テキスト]]欄の[[闇]][[文明]]のシンボルが[[光]]っていない。これは[[DM-22]]の[[ベリーレア]][[カード]]の特徴である。[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]では修正された。

-[[ドラゴン・ゾンビ]]と[[グランド・デビル]]の多種族の[[冠詞]]は「神滅封魔」となるはずだが、「黒神龍」と「封魔」を合わせて「魔龍」となっている。

-漫画「FE」にて、[[ザキラ]]が[[エスメラルダ]]戦で使用。[[《天光の精霊ミハイル》]]を破壊し、攻撃の準備をした。&br;また、別の話でも[[Y(イエスマン)]]が[[白凰]]戦で使用。自身を[[破壊]]して[[墓地]]の[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を[[リアニメイト]]し、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と共に[[ロック]]を仕掛けた。

-アニメ「新星輝デュエル・マスターズ フラッシュ」では、様々なキャラクターの[[デッキ]]に入っている。&br;アニメ「デュエル・マスターズ ゼロ」では[[黒城>黒城 凶死郎]]が使い、「デュエル・マスターズ クロス」では、イエスマンや[[キサナドゥ>X(キサナドゥ)]]が使用している。

-アニメ「ビクトリーV3」では[[オラクル]]の悪の因子を受けてしまい、様々なものを入れ替える能力で、持ち主の井礼川リョウマと共に街を混乱させた。その後勝太が暴走を止める為に[[デュエル]]し、その[[デュエル]]でも[[《インフェルノ・サイン》]]により呼び出され、自身と[[墓地]]の[[《偽りの名 ヤバスギル・スキル》]]を入れ替えた。

**関連カード [#f60df6e5]
-[[《神滅恐皇グールギヌス》]]
-[[《破壊王エメラルド・バベル》]]
-[[《龍装医 ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》]]
-[[《リアルとデスの大逆転》]]
-[[《父なる大地》]]

-[[《魔龍レットイッド》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#u09fd24f]
-[[DM-22]]、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]
'''[[死神]]に育てられたバベルギヌスにとって、魂の移動などたやすいことだ。'''
-[[DMC-54>DMC-54 「レジェンド・クロニクル ライバル編」]]
'''希望が存在するとは限らない。'''
-[[DMX-11>DMX-11 「大決戦オールスター12」]]
'''[[ドラゴンゾンビ>ドラゴン・ゾンビ]]の粋が詰まった、伝説の魔龍。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P62/Y13)
'''貴殿の戦いの歴史と引き換えられしこの身、貴殿の望む切り札と引き換えよう。 ---魔龍バベルギヌス'''

**戦績 [#oe448877]
***アニメ「デュエルマスターズV3」 [#s5844a64]
-通算戦績:1戦0勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|4話|[[切札 勝太]]|敗北|

**収録セット [#ub57e914]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[EDA]]
--[[DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」>DM-22]]
--[[DMC-54 「レジェンド・クロニクル ライバル編」]]
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]
--[[プロモーション・カード]](P62/Y13)([[アルトアート]])
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」]]

**参考 [#bf4d360b]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[グランド・デビル]]
-[[cip]]
-[[プレイヤー]]
-[[クリーチャー]]
-[[破壊]]
-[[非進化]]
-[[リアニメイト]]
-[[ドラコン]]

-[[殿堂入り]]

-[[【グールジェネレイド】]]
-[[【バッシュギヌス】]]