#author("2020-01-19T17:13:05+09:00","","")
#author("2020-01-19T17:17:53+09:00","","")
*《&ruby(エターナル・ガード){魂と記憶の盾};》 [#y64340ff]

|魂と記憶の盾 VR 光/水文明 (3)|
|呪文|
|進化ではないクリーチャーを1体選び、裏向きにして、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに置く。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-11]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[エターナル呪文]]。

[[サイクル]]中、屈指の[[汎用性]]と強さを誇る[[カード]]で、[[バトルゾーン]]にある[[進化]]ではない[[クリーチャー]]を1体選び、[[シールド送り]]にする。

相手[[クリーチャー]]に唱えれば[[除去]]となり、自分の[[クリーチャー]]に唱えれば[[シールド追加]]、[[S・トリガー]][[クリーチャー]]の再利用にもなる。

相手に使うと[[シールド]]を1枚与えてしまうことを考慮されてこの[[コスト]]設定がなされたのだろうが、[[光]]と[[水]]が得意な[[コントロール]]では、[[バトルゾーン]]を[[制圧]]してから最後にまとめて[[シールド]]を[[ブレイク]]するのが普通であるため、大した[[デメリット]]にはならなかった。

[[ライブラリアウト]]系の[[【除去コントロール】]]に至ってはそもそも[[シールド]]は完全に無視されるため、相手の[[シールド]]が何枚増えようが全く関係なかった。むしろ[[シールド]]に埋められると[[墓地]]以上に[[回収]]手段が限られるため、逆に安心感すらあるといえた。

[[殿堂入り]]した現在でも、この2色絡みの[[コントロール]][[デッキ]]の主要[[除去]]兼色合わせとして活躍している。実質3[[コスト]]の[[《チェイン・スラッシュ》]]と考えれば、これほど有用な[[除去]][[呪文]]もないだろう。

**ルール [#a0121e99]
-[[進化クリーチャー]]は対象に取れない。自分の[[進化クリーチャー]]に使って[[シールド]]を2枚増やすのを防ぐためだろうが、それ以上に[[進化クリーチャー]]まで[[除去]]できるのでは強力すぎるからだろう。



**他のカードとの関係 [#ifc4c7b7]
-[[DM-39>DM-39 「覚醒編 第4弾 覚醒爆発(サイキック・スプラッシュ)」]]で全く同様の[[能力]]を持つ[[《超次元ガード・ホール》]]が登場している。7マナとはいえ同時に10[[コスト]]の[[サイキック・クリーチャー]]を出せるので、そちらもかなり凶悪な[[スペック]]である。

-[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]などの[[呪文]][[回収]][[クリーチャー]]で《魂と記憶の盾》を[[回収]]して、その[[クリーチャー]]を[[シールド]]に埋めて時間稼ぎ、というテクニックがある。残り[[シールド]]1枚前後の接戦で有効なテクニック。

-[[DM-22>DM-22 「不死鳥編 第4弾 超神龍雷撃(ザ・ドラゴニック・ノヴァ)」]]で類似[[効果]]の[[《セレスティアル・アーク》]]が登場したが、6[[コスト]]と重くほとんど使われなかった。その後、[[DMR-05>DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]では[[S・トリガー]]付きの[[《パニック・ルーム》]]が登場。相手の[[非進化]][[クリーチャー]]にしか使えないが、こちらは[[城]]を剥がすことができる。

**環境において [#b6217e2a]
[[DM-11]]でこのカードが現れるまで[[青]]・[[白]]に使いやすい除去呪文が少なく、たった3[[コスト]]で除去を行えることから当時全盛を誇った[[《アクアン》]]系デッキでの活躍を期待された。

直後に[[《アクアン》]]は殿堂入りしてしまうが、このカードと[[《宣凶師ベリックス》]]を搭載した[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]が成立するとそちらで主力を担い、強力な[[墓地回収]][[能力]]を持つ[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]や[[マナ]]から展開を行う[[《母なる大地》]]の[[メタカード>メタゲーム]]としても活躍した。

[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が環境に進出すると、そちらが現役だった当時では[[《インフェルノ・ゲート》]]や[[《母なる大地》]]がよく使われたため、それらへの[[メタカード>メタゲーム]]として[[【除去サファイア】]]が[[転生編環境]]から[[不死鳥編環境]]のトップメタに立つ。

[[極神編環境]]では[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]をベースにした[[【除去ガーディアン】]]や[[【ボルメテウスコントロール】]]での活躍が目覚ましく、相変わらず軽量[[ハンデス]]と共に[[【除去コントロール】]]の強靭な基盤を支えていた。

「[[進化クリーチャー]]以外なら苦労して出したものも3[[マナ]]ですぐ消されるのでゲームの幅が狭まる」、「[[光]]と[[水]]に実質的に[[闇]]より強い[[確定除去]]があるのはおかしい」などの批判がなされていた。その強さから2008年4月15日から[[殿堂入り]]した。

[[殿堂入り]]から程無い[[DM-30>DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」]]では疑似的な[[シールド回収]]手段として[[《ハッスル・キャッスル》]]や[[《福腹人形コダマンマ》]]が登場。また[[神化編]]では[[進化クリーチャー]]が[[メタゲーム]]の主流になったため、[[除去]]したい相手を選べない場面が増えた。

以降は[[色]]の合う[[デッキ]]の軽量除去として使われていたが、[[革命編環境]]では進化を多用する[[【レッドゾーン】]]がトップメタに躍り出たうえ、[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ環境]]にかけて[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]で[[シールド回収]]ができる[[【ロージアミラダンテ】]]が環境上位に名前を見せ、環境的に[[除去]]としての抜け道が多くなったことが露呈された。

そんな中、[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]で[[《ヘブン・デ・エンドレーサ》>《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]]が登場。《ヘブン・デ・エンドレーサ》はこちらより[[コスト]]が1重く、相手の[[クリーチャー]]しか選べないが、[[進化]]も選べる上に[[ツインパクト]]であることに軍配が上がる。この[[カード]]が[[殿堂解除]]されることは夢ではないと言える。

だからといって一線を退いたわけではなく、[[双極篇環境]]では[[《天使と悪魔の墳墓》]]に寄せて[[殿堂入り]][[カード]]を増やした[[グッドスタッフ]]型の[[【ドロマー超次元】]]で使われるケースが一定数あった。[[【ウーニループ】]]においても望まぬタイミングで捲れた[[《貝獣 ウーニ》]]を再度[[シールドゾーン]]に装填するための隠し味として使われることがあった。

**その他 [#zf7dec02]
-[[フレーバーテキスト]]にある「神秘のオーロラ」だが、[[カードイラスト]]で「神秘のオーロラ」に包み込まれている[[クリーチャー]]は、守られているのか封じられているのか判然としない。[[カード名]]から考えるに、自分の[[クリーチャー]]を[[シールド]]化して守りを固めることを想定されていたのだろう。もちろん現実には逆の結果となってしまったが。
--また、神秘のオーロラの後[[《逆転のオーロラ》]]に包まれると、クリーチャーは更にマナゾーンに送り込まれる。

-[[カードイラスト]]を注視すると、右下に[[《アクア・エージェント》]]の姿がある。

-[[《調和と繁栄の罠》]]と共に初めて[[ウルトラゴールデンカード]]で[[再録]]された[[ベリーレア]]である。

-漫画「FE」では[[S(シズカ)]]が[[黒城>黒城 凶死郎]]戦で使用。ハンデと称して[[《従獄の凶獣ドルベロス》]]を[[シールド]]に送った。しかしSの[[デッキ]]は[[コントロール]]なので大した利敵行為にはなっていない。他には[[白凰]]が[[Y(イエスマン)]]戦で使用している。

**[[サイクル]] [#oe1bb301]
[[DM-11]]の[[エターナル呪文]][[サイクル]]
-''《魂と記憶の盾》''
-[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[《憎悪と怒りの獄門》]]
-[[《破壊と誕生の神殿》]]
-[[《調和と繁栄の罠》]]

**関連カード [#o61940b1]
-[[《セレスティアル・アーク》]]
-[[《エターナル・スパーク》]]
-[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]
-[[《超次元ガード・ホール》]]
-[[《パニック・ルーム》]]
-[[《邪眼と魔銃の盾》]]

-[[《記憶の精霊龍 ソウルガルド》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m951d2c7]
-[[DM-11]]&br;'''神秘のオーロラがすべてを包み込む!'''
-[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]&br;'''神秘のオーロラは、肉体から分離した魂を使い記憶の彫像を作り上げる。'''
-[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''多くの魂が記憶されている。'''
-[[DMD-24>DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]&br;'''相手を[[盾に追い詰め>シールド送り]]、そして[[焼き尽くす>シールド焼却]]!'''
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]&br;'''デュエデミー賞受賞会場には、候補者をはじめとして、多くのデュエマ界の著名人が集結した!彼らの安全のため、最高級のセキュリティとしてエターナル・ガードが用意された。'''

**収録セット [#v2478ef1]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Sansyu]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[フルフレーム]])
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」]]([[ウルトラゴールデンカード]])
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」]]

**参考 [#yfafafd1]
-[[タップイン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[シールド送り]]
-[[シールド追加]]
-[[埋まる]]

-[[殿堂入り]]
-[[エターナル呪文]]