#author("2020-08-20T02:50:22+09:00","","")
#author("2024-03-20T17:54:02+09:00","","")
*《&ruby(エターナル・ガード){魂と記憶の盾};》 [#y64340ff]

|魂と記憶の盾 VR 光/水文明 (3)|
|魂と記憶の盾 VR(R) 光/水文明 (3)|
|呪文|
|進化ではないクリーチャーを1体選び、裏向きにして、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに置く。|
|進化ではないクリーチャーを1体選び、シールド化する。|

[[DM-11]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[エターナル呪文]]。

[[サイクル]]中、屈指の[[汎用性]]と強さを誇る[[カード]]で、[[バトルゾーン]]にある[[進化]]ではない[[クリーチャー]]を1体選び、[[シールド送り]]にする。
[[バトルゾーン]]にある[[進化]]ではない[[クリーチャー]]を1体選び、[[シールド送り]]にする。相手[[クリーチャー]]に唱えれば[[除去]]となり、自分の[[クリーチャー]]に唱えれば単純な[[シールド追加]]に加え、[[S・トリガー獣]]の再利用にもなる。

相手[[クリーチャー]]に唱えれば[[除去]]となり、自分の[[クリーチャー]]に唱えれば[[シールド追加]]、[[S・トリガー]][[クリーチャー]]の再利用にもなる。
一見シンプルな効果だが、[[サイクル]]中でも屈指の[[汎用性]]と強さを誇る[[カード]]。
相手に使うと[[シールド]]を1枚与えてしまうことを考慮されてこの[[コスト]]設定がなされたのだろうが、[[光]]と[[水]]が得意な[[コントロール]]では、[[バトルゾーン]]を[[制圧]]してから最後にまとめて[[シールド]]を[[ブレイク]]するのが普通であるため、大した[[デメリット]]にはならない。

相手に使うと[[シールド]]を1枚与えてしまうことを考慮されてこの[[コスト]]設定がなされたのだろうが、[[光]]と[[水]]が得意な[[コントロール]]では、[[バトルゾーン]]を[[制圧]]してから最後にまとめて[[シールド]]を[[ブレイク]]するのが普通であるため、大した[[デメリット]]にはならなかった。
[[ライブラリアウト]]系の[[【除去コントロール】]]に至ってはそもそも[[シールド]]は完全に無視されるため、相手の[[シールド]]が何枚増えようが全く関係なかった。むしろ[[シールド]]に埋められると[[墓地]]以上に[[回収]]手段が限られるため、逆に安心感すらあるといえる。

[[ライブラリアウト]]系の[[【除去コントロール】]]に至ってはそもそも[[シールド]]は完全に無視されるため、相手の[[シールド]]が何枚増えようが全く関係なかった。むしろ[[シールド]]に埋められると[[墓地]]以上に[[回収]]手段が限られるため、逆に安心感すらあるといえた。
自分に対して使う場合は、主に[[cip]]持ちの[[S・トリガー獣]]を仕込むのが効果的。積極的に狙えるものではないが、[[スーパー・S・トリガー]]で相手の攻撃を耐えて、次のターンシールドが0の時にそのスーパー・S・トリガー獣を仕込むのも効果的。
-[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]などの[[呪文]][[回収]][[クリーチャー]]で《魂と記憶の盾》を[[回収]]して、その[[クリーチャー]]を[[シールド]]に埋めて時間稼ぎ、というテクニックがある。残り[[シールド]]が少ない接戦で特に有効。

自分に対しては、主に[[S・トリガー]]獣を仕込むのが効果的。積極的に狙えるものではないが、シールドが0の時にスーパー・S・トリガー獣を仕込むのもいい。

**ルール [#a0121e99]
-[[進化クリーチャー]]は対象に取れない。自分の[[進化クリーチャー]]に使って[[シールド]]を2枚増やすのを防ぐためだろうが、それ以上に[[進化クリーチャー]]まで[[除去]]できるのでは強力すぎるからだろう。
-[[進化クリーチャー]]は対象に取れない。相手の強力な[[進化クリーチャー]]を[[除去]]したり、自分の[[進化クリーチャー]]に使って[[シールド]]を一度に複数増やしたりすることはできない。

**他のカードとの関係 [#ifc4c7b7]
-[[DM-39]]で全く同様の[[能力]]を持つ[[《超次元ガード・ホール》]]が登場している。7マナとはいえ同時に10[[コスト]]の[[サイキック・クリーチャー]]を出せるので、そちらもかなり凶悪な[[スペック]]である。
-[[DM-39]]で全く同様の[[効果]]を持つ[[《超次元ガード・ホール》]]が登場している。7マナとはいえ同時に10[[コスト]]の[[サイキック・クリーチャー]]を出せるので、そちらもかなり強力な[[スペック]]を誇る。

-[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]などの[[呪文]][[回収]][[クリーチャー]]で《魂と記憶の盾》を[[回収]]して、その[[クリーチャー]]を[[シールド]]に埋めて時間稼ぎ、というテクニックがある。残り[[シールド]]1枚前後の接戦で有効なテクニック。
-[[DM-22]]で類似[[効果]]の[[《セレスティアル・アーク》]]が登場したが、6[[コスト]]と重いためほとんど使われなかった。その後、[[DMR-05]]では[[S・トリガー]]付きの[[《パニック・ルーム》]]が登場。相手の[[非進化]][[クリーチャー]]にしか使えないが、こちらは[[城]]を剥がすことができる。

-[[DM-22]]で類似[[効果]]の[[《セレスティアル・アーク》]]が登場したが、6[[コスト]]と重くほとんど使われなかった。その後、[[DMR-05]]では[[S・トリガー]]付きの[[《パニック・ルーム》]]が登場。相手の[[非進化]][[クリーチャー]]にしか使えないが、こちらは[[城]]を剥がすことができる。

**環境において [#b6217e2a]
[[DM-11]]でこのカードが現れるまで[[青]]・[[白]]に使いやすい除去呪文が少なく、たった3[[コスト]]で除去を行えることから当時全盛を誇った[[《アクアン》]]系デッキでの活躍を期待された。
[[DM-10]]までは[[青]]・[[白]]に使いやすい除去呪文がなかったため、たった3[[コスト]]で除去を行えるこのカードは当時全盛を誇った[[《アクアン》]]系デッキでの活躍を期待される。実際、これをフル搭載した[[【アクアン除去】]]は2004年エターナル・リーグのレギュラークラスでトップメタの[[【アクアンイニシエート】>【イニシエート】]]を破り日本一を獲得した。

直後に[[《アクアン》]]は殿堂入りしてしまうが、このカードと[[《宣凶師ベリックス》]]を搭載した[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]が成立するとそちらで主力を担い、強力な[[墓地回収]][[能力]]を持つ[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]や[[マナ]]から展開を行う[[《母なる大地》]]の[[メタカード>メタゲーム]]としても活躍した。
その後[[《アクアン》]]は殿堂入りしてしまうが、このカードと[[《宣凶師ベリックス》]]を搭載した[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]では除去の主力を担う。強力な[[墓地回収]][[能力]]を持つ[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]や[[マナ]]から展開を行う[[《母なる大地》]]への[[メタカード>メタゲーム]]という側面もあり、それ以外のデッキでも幅広く採用され活躍した。

[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が環境に進出すると、そちらが現役だった当時では[[《インフェルノ・ゲート》]]や[[《母なる大地》]]がよく使われたため、それらへの[[メタカード>メタゲーム]]として[[【除去サファイア】]]が[[転生編環境]]から[[不死鳥編環境]]のトップメタに立つ。
[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が環境に進出すると、そちらが現役だった当時では[[《インフェルノ・ゲート》]]や[[《母なる大地》]]がよく使われたため、それらへの[[メタカード>メタゲーム]]としてこのカードを採用した[[【除去サファイア】]]が[[転生編環境]]から[[不死鳥編環境]]のトップメタに立つ。

[[極神編環境]]では[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]をベースにした[[【除去ガーディアン】]]や[[【ボルメテウスコントロール】]]での活躍が目覚ましく、相変わらず軽量[[ハンデス]]と共に[[【除去コントロール】]]の強靭な基盤を支えていた。
[[極神編環境]]では[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]をベースにした[[【除去ガーディアン】]]や[[【ボルメテウスコントロール】]]での活躍が目覚ましく、相変わらず軽量[[ハンデス]]と共に[[【除去コントロール】]]の強靭な基盤を支えていた。当時としても[[1枚積み]]が20種類近くされるのが一般的であった[[【ボルメテウスコントロール】]]だが、このカードは[[シールド焼却]]と噛み合うという事でそちらに[[4枚積み]]されることがざらであった。

「[[進化クリーチャー]]以外なら苦労して出したものも3[[マナ]]ですぐ消されるのでゲームの幅が狭まる」、「[[光]]と[[水]]に実質的に[[闇]]より強い[[確定除去]]があるのはおかしい」などの批判がなされていた。その強さから2008年4月15日から[[殿堂入り]]した。
長らく環境で活躍していたが、「[[進化クリーチャー]]以外なら苦労して出したものも3[[マナ]]ですぐ消されるのでゲームの幅が狭まる」、「[[光]]と[[水]]に実質的に[[闇]]より強い[[確定除去]]があるのはおかしい」などの批判が絶えずなされていたカードでもあり、その強さから2008年4月15日から[[殿堂入り]]した。

[[殿堂入り]]から程無い[[DM-30]]では疑似的な[[シールド回収]]手段として[[《ハッスル・キャッスル》]]や[[《福腹人形コダマンマ》]]が登場。また[[神化編]]では[[進化クリーチャー]]が[[メタゲーム]]の主流になったため、[[除去]]したい相手を選べない場面が増えた。
しかし、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]で唱えられるため[[【エンペラー・キリコ】]]系で使われたり、[[サイキック・クリーチャー]]の登場以降はそちらを手軽に除去できる札として活躍したりと、環境内でもよく見られるカードだった。

以降は[[色]]の合う[[デッキ]]の軽量除去として使われていたが、[[革命編環境]]では進化を多用する[[【レッドゾーン】]]がトップメタに躍り出たうえ、[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ環境]]にかけて[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]で[[シールド回収]]ができる[[【ロージアミラダンテ】]]が環境上位に名前を見せ、環境的に[[除去]]としての抜け道が多くなったことが露呈された。
[[色]]の合う[[デッキ]]では軽量除去としてしばしば使われていたが、[[革命編環境]]では進化を多用する[[【レッドゾーン】]]がトップメタに躍り出たうえ、[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ環境]]にかけて[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]で[[シールド回収]]ができる[[【ロージアミラダンテ】]]が環境上位に名前を見せ、環境的に[[除去]]としての抜け道が多くなっていく。

そんな中、[[DMRP-05]]で[[《ヘブン・デ・エンドレーサ》>《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]]が登場。《ヘブン・デ・エンドレーサ》はこちらより[[コスト]]が1重く、相手の[[クリーチャー]]しか選べないが、[[進化]]も選べる上に[[ツインパクト]]であることに軍配が上がる。
そんな中、[[DMRP-05]]で[[《ヘブン・デ・エンドレーサ》>《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]]が登場。《ヘブン・デ・エンドレーサ》はこちらより[[コスト]]が1重く、相手の[[クリーチャー]]しか選べないが、[[進化]]も選べる上に[[ツインパクト]]であることで除去としての汎用性ではあちらに軍配が上がる。

だからといって一線を退いたわけではなく、[[双極篇環境]]では[[《天使と悪魔の墳墓》]]に寄せて[[殿堂入り]][[カード]]を増やした[[グッドスタッフ]]型の[[【ドロマー超次元】]]で使われるケースが一定数あった。[[【ウーニループ】]]においても望まぬタイミングで捲れた[[《貝獣 ウーニ》]]を再度[[シールドゾーン]]に装填するための隠し味として使われることがあった。
だからといって一線を退いたわけではなく、[[双極篇環境]]では[[《天使と悪魔の墳墓》]]に寄せて[[殿堂入り]][[カード]]を増やした[[グッドスタッフ]]型の[[【白青黒超次元】]]で使われるケースが一定数あった。[[【ウーニループ】]]においても望まぬタイミングで捲れた[[《貝獣 ウーニ》]]を再度[[シールドゾーン]]に装填するための隠し味として使われることがあった。

[[超天篇環境]]では[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]における色の合う除去札として投入されるケースもあった。

その後、[[除去]]の[[インフレ]]を受けて2020年7月1日付で[[殿堂解除]]された。
その後[[除去]]の[[インフレ]]、[[十王篇]]での[[シールド回収]]関連カードの強化を受けてか、2020年7月1日付で[[殿堂解除]]された。

殿堂解除後は多色除去と言えば[[《ドンドン水撒くナウ》]]、[[《ドンドン火噴くナウ》]]などの[[リソース]]確保を兼ねるもの、[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《九番目の旧王》]]などの[[全体除去]]がメインであり、このカードはなかなかお呼びがかからない。一応[[オリジナル]]では[[【白青ギャラクシールド】]]の入賞レシピに入ることも偶にある。

**その他 [#zf7dec02]
-[[フレーバーテキスト]]にある「神秘のオーロラ」だが、[[カードイラスト]]で「神秘のオーロラ」に包み込まれている[[クリーチャー]]は、守られているのか封じられているのか判然としない。[[カード名]]から考えるに、自分の[[クリーチャー]]を[[シールド]]化して守りを固めることを想定されていたのだろう。もちろん現実には逆の結果となってしまったが。
--また、神秘のオーロラの後[[《逆転のオーロラ》]]に包まれると、クリーチャーは更にマナゾーンに送り込まれる。
-初期のころは水文明がシールド操作を担当する予定だったのか、このカードは光/水の多色である。[[シールド送り]]の除去は完全に光文明に移行したため、今となってはこの効果で水文明を含むほうが疑問に感じられるかもしれない。

-[[フレーバーテキスト]]にある「神秘のオーロラ」だが、[[カードイラスト]]で「神秘のオーロラ」に包み込まれている[[クリーチャー]]は、守られているのか封じられているのか判然としない。
//自分の[[クリーチャー]]を[[シールド]]化して守りを固めるイメージかもしれない。実際には逆の目的で使われたが。
[[DMX-24]]では、中にいるクリーチャーを守る呪文として、[[DMPP-05]]では敵獣を封じ込める呪文として、[[フレーバーテキスト]]で説明されている。

-[[カードイラスト]]を注視すると、右下に[[《アクア・エージェント》]]の姿がある。

-[[《調和と繁栄の罠》]]と共に初めて[[ウルトラゴールデンカード]]で[[再録]]された[[ベリーレア]]である。

-アニメ「デュエル・マスターズ キング」9話では[[キラ]]と[[メガネ]]のデュエマで[[ウルトラゴールデンカード]]のこの呪文によって[[メガネ]]の[[《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]を[[メガネ]]の3枚目のシールドとして追加させた。
-[[DM23-BD7]]で再録の際に[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

-漫画「FE」では[[S(シズカ)]]が[[黒城>黒城 凶死郎]]戦で使用。ハンデと称して[[《従獄の凶獣ドルベロス》]]を[[シールド]]に送った。しかしSの[[デッキ]]は[[コントロール]]なので大した利敵行為にはなっていない。他には[[白凰]]が[[Y(イエスマン)]]戦で使用している。
-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第9話で[[キラ]]が[[メガネ]]戦で[[ウルトラゴールデンカード]]版を使用。[[メガネ]]の[[《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]を3枚目のシールドとして追加させた。

-続編の『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第6話で[[うららか もも]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。[[《キタカゼマンA》]]を[[シールド化]]した。

-漫画「FE」では[[S (シズカ)]]がスペインでの[[黒城 凶死郎]]戦で使用し、[[《従獄の凶獣ドルベロス》]]を[[シールド送り]]にした。この時[[S (シズカ)]]はシールドが増えたことをハンデと称していたが、Sの[[デッキ]]は[[コントロール]]に分類される[[【アドミラルロック】]]だったので大した利敵行為にはなっていない。[[白凰]]も[[Y (イエスマン)]]戦で使用し、[[《キング・アトランティス》]]を[[シールド化]]した。

//**旧テキスト [#qd1cfb90]
//|魂と記憶の盾 VR 光/水文明 (3)|
//|呪文|
//|バトルゾーンにある、進化ではないクリーチャーを1体選び、裏向きにして持ち主のシールドに加える。|

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#l14a40f1]

***最新バージョンの性能 [#ua6609ed]
|魂と記憶の盾 VR 光/水文明 (4)|
|呪文|
|相手の進化でないクリーチャー1体を持ち主のシールドゾーンに加える。そのクリーチャーのコストが3以下なら、カードを1枚引く。|
|相手の進化でないクリーチャー1体をシールド化する。そのクリーチャーのコストが3以下なら、カードを1枚引く。|

コストが4に増加。
自分のクリーチャーを選べないようになり、シールド送りしたクリーチャーのコストが3以下ならカードを1枚引く効果が追加された。
[[DMPP-05]]で実装。コストが4になった。
自分のクリーチャーを選べないようになり、シールド送りしたクリーチャーのコストが3以下ならカードを1枚引く能力が追加された。
進化クリーチャーを除去できないのが痛手になることはあるが、コスト4でパワーに制限のない確定除去でここまで範囲が広ければ十分だろう。そして、[[確定除去]]の難点である「[[ウィニー]]を除去しても旨味が少ない」点を[[キャントリップ]]である程度補っている。

[[pig]]持ちなど破壊に反応するクリーチャー、[[墓地利用]]するカードは多い一方で、[[シールド送り]]に反応するクリーチャー、[[シールド回収]]ができるカードは少ない。文明さえ合えば多くのコントロールデッキで採用が検討できる。

-TCG版では、除去の得意な[[闇]]文明以上のコストパフォーマンスだったため[[殿堂入り]]していたカードである。コストが4になることで[[《デス・スモーク》]]などと同じになるのはやむなしだろう。
-また、自分の[[S・トリガー]]クリーチャーを使い回すことができなくなった。[[バウンス]]で自分のクリーチャー選べなくなっているのと同じく、試合の遅延を抑止するためかもしれない。
-コストが増えてしまった代わりに条件付き[[キャントリップ]]が追加された。コスト3以下の多い速攻相手には単体除去も1ドローも効果が薄いが、ビートダウンやコントロール対面でコスト3以下のシステムクリーチャー([[《コッコ・ルピア》]]など)を除去できればおいしい。
ちなみに公開ゾーンであるバトルゾーンから[[シールド送り]]にするため、お互いのプレイヤーはそのシールドが何のクリーチャーだったか見ることができるようになっている。>[[TCG版との差異点 (デュエプレ)]]

-[[DMPP-05]]までの[[カードプール]]で、能動的にシールド回収ができるカードは以下の枚。
-TCG版では、除去の得意な[[闇]]文明以上のコストパフォーマンスだったため[[殿堂入り]]していたカードである。コストが4([[《デス・スモーク》]]や[[《死の宣告》]]などといった、パワー指定のない相手1体の除去の一般的なコスト)と同じになるのはやむなしだろう。
--とはいえ[[シールド送り]]という回収しづらい除去を4マナで使えるという点は依然として強力であり、「[[光]]と[[水]]に実質的に[[闇]]より強い[[確定除去]]がある」という点はTCG版と変わらなかった。[[《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》]]系統のデッキで光や水の[[マナ基盤]]としても優れている。
---ただし、色が合えばどのデッキに入るというわけでもなく、[[【グレートメカオー】>【グレートメカオー】 (デュエプレ)]]には基本的に1枚たりとも入らない。
--第一回[[トライアル・ディビジョン]]では唯一除去呪文として使用禁止になっていることも、このカードの強力さを裏付けている。

-対象の限定化で自分の[[S・トリガー獣]]を使い回すことはできなくなった。[[バウンス]]で自分のクリーチャーが選べなくなっているのと同じく、試合の遅延を抑止する意味もあるのだろう。

-コストが増えてしまった代わりに条件付き[[キャントリップ]]が追加されたのも地味ながら重要なポイント。コスト3以下の多い速攻相手には単体除去も1ドローも効果が薄いが、ビートダウンやコントロール対面でコスト3以下のシステムクリーチャー([[《コッコ・ルピア》]]など)を除去できればおいしい。

-後に登場したシールド送り呪文として以下のカードが挙げられる。いずれも《魂と記憶の盾》ほどの手軽さと汎用除去性能は持っていない。
--[[《エターナル・スパーク》]]は呪文のコストが4であるが、シールド送りにできるのが非進化かつコスト5以下になっている。
--[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]、[[《超次元ガード・ホール》]]はシールド送り以外の能力も持つが、呪文のコストが7と簡単に手打ちすることはできない。

-[[DMPP-05]]までの“自身にも影響がある”呪文ロックは[[《聖霊王アルカディアス》]]と[[《ガイアクラッシュ・クロウラー》]]の2枚があるが、その両方の影響を受けず唱えることができる。
--一方で対戦相手の呪文が対象の[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]や[[《封魔ゴーゴンシャック》]]の影響は受ける。

***アップデート履歴 [#j79aedee]
2020年8月20日に使用可能になってから、2021年8月26日実施のメンテナンスまでの371日間、[[DP殿堂]]ではなかった。

2022年12月16日より[[DP殿堂]]が解除された。[[DP殿堂]]の解除はデュエプレ史上初。

***環境において [#yf1c7fc8]
初登場時の[[DMPP-05]]ではそこまで活躍していなかった。当時の主流デッキは[[【ボルバルザーク】>【ボルバルザーク】 (デュエプレ)]]や[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]であり、クリーチャーの除去は[[S・トリガー]]を持つ[[《デーモン・ハンド》]]がよく使われていた。[[【暗黒王デス・フェニックス】>【暗黒王デス・フェニックス】 (デュエプレ)]]など、この弾の目玉である[[進化V]]を除去できないというのも低評価である。

使用率が高まり始めたのは[[DMPP-08]]ごろで、[[《連珠の精霊アガピトス》]]から出したコスト3以下のクリーチャーを進化元に使われることを防止する役割があった。[[多色]]特有の[[マナ基盤]]になるメリットや、黒抜きのデッキカラーでも使える除去札として自然と使われていた。

[[DMPP-08EX]]では''コスト3''の[[《驚天の超人》]]に間に合う除去札、[[《烈流神》]]の[[モヤシ]]を発動させない除去札としてさらに評価を上げた。

2021年8月26日から[[DP殿堂]]に指定された。同名カードで、紙でもデュエプレでも殿堂になったカードとしては[[《無双竜機ボルバルザーク》]]に続いて二枚目。
-公式の回答によると《魂と記憶の盾》を使用したデッキが、[[New Division]]において、使用率31.2%、勝率49.3%。[[All Division]]では、使用率27.2%、勝率47.9%だったらしい。
-TCG版の過去の時代と変わらず、主要コントロールデッキにおける核として活躍していたため、殿堂入りが妥当という見方もできるが、同時期に猛威を振るっていた[[《烈流神》]]や[[《超絶究極神》]]といった[[モヤシ]]持ちのゴッドへの抑止力でもあったため、それらを止める手段が無くなることが危惧されていた。しかし、デュエプレでは除去耐性を持つ《烈流神》や《超絶究極神》以外にも、除去されなければゲームに大きな影響を与えるカードは多数存在するため、[[DMPP-10]]期に《烈流神》や《超絶究極神》が環境を支配するような事態にはならなかった。
もっとも、このカードのDP殿堂入りから1か月ほど後に《烈流神》は[[ナーフ]]されており、このカードのDP殿堂入りの影響が無かったとは言いがたいだろう。
-公式の回答にはないが、[[《天雷の導士アヴァラルド公》]]や[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]を搭載した[[ナイト]]などのデッキに積まれることが予想されるのも一因だろう。TCG版でも、《デ・バウラ伯》の登場前に《魂と記憶の盾》や[[《母なる大地》]]といった強力な軽量[[呪文]]が殿堂入りに指定された。

その後[[インフレ]]により2022年12月16日付で [[DP殿堂]]解除。デュエプレでは初の解除となった。解除後は色の合うコントロールに入る選択肢の1つという立ち位置に留まっている。

-[[DP殿堂]]解除後は、確定ではないが[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]の採用候補となった。

**[[サイクル]] [#oe1bb301]
[[DM-11]]の[[エターナル呪文]][[サイクル]]
-''《魂と記憶の盾》''
-[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[《憎悪と怒りの獄門》]]
-[[《破壊と誕生の神殿》]]
-[[《調和と繁栄の罠》]]
[[DM-11]]と[[DMPP-05]]の[[エターナル呪文]][[サイクル]]
-[[白青]]:''《魂と記憶の盾》''
-[[青黒]]:[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[黒赤]]:[[《憎悪と怒りの獄門》]]
-[[赤緑]]:[[《破壊と誕生の神殿》]]
-[[白緑]]:[[《調和と繁栄の罠》]]

**関連カード [#o61940b1]
-[[《セレスティアル・アーク》]]
-[[《エターナル・スパーク》]]
-[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]
-[[《超次元ガード・ホール》]]
-[[《パニック・ルーム》]]
-[[《邪眼と魔銃の盾》]]

-[[《記憶の精霊龍 ソウルガルド》]]
-[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]
-[[《「正義と正義の盾」》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m951d2c7]
-[[DM-11]]&br;'''神秘のオーロラがすべてを包み込む!'''
-[[DMX-01]]&br;'''神秘のオーロラは、肉体から分離した魂を使い記憶の彫像を作り上げる。'''
-[[DMX-01]]、[[プライズ]]&br;'''神秘のオーロラは、肉体から分離した魂を使い記憶の彫像を作り上げる。'''
-[[DMX-12]]&br;'''多くの魂が記憶されている。'''
-[[DMD-24>DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]&br;'''相手を[[盾に追い詰め>シールド送り]]、そして[[焼き尽くす>シールド焼却]]!'''
-[[DMD-24]]&br;'''相手を[[盾に追い詰め>シールド送り]]、そして[[焼き尽くす>シールド焼却]]!'''
-[[DMX-24]]&br;'''デュエデミー賞受賞会場には、候補者をはじめとして、多くのデュエマ界の著名人が集結した!彼らの安全のため、最高級のセキュリティとしてエターナル・ガードが用意された。'''
-[[DMEX-15]]&br;'''俺には殺し合いなんかできない。これは決闘なんだ。大好きな決闘で、人の命は奪えない。 ― [[切札勝舞>切札 勝舞]]&br; ― 『デュエル・マスターズFE』12巻より'''
-[[DMPCD-02]]、[[DMPP-05]]、[[DMPS-09]]&br;'''その盾は、あらゆる敵を神秘のオーロラで[[封じ込める>シールド送り]]。'''
-[[DM23-BD7]]&br;'''明日のテーマも、絶対防御。—[[サファイア・ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]'''


**収録セット [#v2478ef1]
***[[デュエル・マスターズ]] [#wcd59d43]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]]([[フルフレーム]])
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」>DMRP-10]]([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]](4/55)
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]](2/40)
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](60b/???)
--[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]](8/37)
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](10/54)([[フルフレーム]])
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」>DMRP-10]](G4/G7)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMPCD-02 「デュエマプレイス・コラボデッキ 竜装の武者&魔弾の騎士」>DMPCD-02]](騎7/18)
--[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](43/60)
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」]]
--[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」>DMC-57]](16/39)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](44/50)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ma58a77c]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMPP-05 第5弾 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]
--[[DMPP-05 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]
--[[DMPS-09 「咆えろ漆黒のガロウズ」>DMPS-09]]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMPS-11 「ザ・ゴッド・サンクチュアリ」>DMPS-11]]([[PR>プライズ]])

**参考 [#yfafafd1]
-[[タップイン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[シールド送り]]
-[[シールド追加]]
-[[埋まる]]

-[[殿堂入り]]→[[殿堂解除]]

-[[エターナル呪文]]

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&tag(呪文,光文明,水文明,白青,2色,多色,コスト3,非進化クリーチャーメタ,非進化クリーチャーサポート,除去,単体除去,シールド送り,自己シールド送り,単体シールド送り,エターナル呪文,殿堂解除,・,VR,ベリーレア,R,レア,Sansyu,Mikio Masuda,Shigenobu Matsumoto,呪文 (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),白青 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),非進化クリーチャーメタ (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),シールド送り (デュエプレ),単体シールド送り (デュエプレ),コスト3以下 (デュエプレ),ドロー (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Sansyu (デュエプレ),Mikio Masuda (デュエプレ),DP殿堂,DP殿堂解除);