#author("2023-05-07T22:16:52+09:00","","")
#author("2023-05-08T01:19:38+09:00","","")
*《&ruby(キャプテン){首領竜}; ゴルファンタジスタ》 [#top]

|首領竜 ゴルファンタジスタ OR 自然文明 (8)|
|クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン 25000|
|''ワールド・ブレイカー''(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。)|
|このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分はこのクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。|
|このクリーチャーがブロックされた時、このクリーチャーは相手のシールドを3つブレイクする。|
|このクリーチャーが離れる時、かわりにカードを4枚、自分のマナゾーンから墓地に置いてもよい。|

[[DM23-RP1]]で登場した[[自然]]の[[ジャイアント・ドラゴン]]。

[[ブロック貫通]]する[[パワー]]25000[[ワールド・ブレイカー]]。次の自分の[[ターン開始ステップ]]まで自身よりパワーが小さい[[クリーチャー]]の[[プレイヤー]]への[[攻撃]]を[[ロック]]する[[cip]]と、[[離れる]]時に[[マナ]]の[[カード]]4枚を[[捨てる]]と[[とどまる]][[除去置換効果]]を持つ。

とにかく相手の[[シールド]]を減らすことに特化した[[能力]]を持つクリーチャー。相手を攻撃する度にシールドをすべて[[ブレイク]]されるか、[[ブロッカー]]1体を差し出した上で3枚ブレイクされるかという選択を迫れる。パワーが高いため[[殴り返さ>殴り返し]]れるリスクも低い。

cipは[[ビートダウン]]相手なら確実に1ターンの延命ができる。このクリーチャーが[[除去]]されると[[効果]]はなくなるが、そこは自前の除去[[耐性]]で対処したい。
cipが[[召喚酔い]]の隙を潰しているため、ある意味[[スピードアタッカー]]のようにも扱える。除去耐性と合わせ、1[[ターン]]を流した後じわじわと[[リーサル]]を組んでいく動きが得意。

複数体連続で[[召喚]]した場合が凶悪で、例えば4ターン目と5ターン目にこのクリーチャーを召喚すると、相手はプレイヤーを攻撃できないターンが2ターン続くことになり、それまで稼いだ[[テンポアドバンテージ]]をごっそり削られてしまう。
加えて2体の《ゴルファンタジスタ》がそれぞれ「ブロック貫通を持ったワールド・ブレイカー」と「除去耐性を持った[[ダイレクトアタック]]要員」と化すため、生半可な[[受け]]ではそのまま試合が決まりかねない。

総じて、高い[[フィニッシャー]]適性と拡張性を持つカードであり、ジャイアントデッキの[[切り札]]として申し分ない[[スペック]]を持っている。
[[ワールド・ブレイカー]]で豪快にシールドをブレイクしたり、除去耐性で相手の[[防御札]]を突破したりと、専用デッキではヒロイックな活躍ができる。

**他のカード・デッキとの相性 [#u3e570e9]
-[[《チアスカーレット アカネ》]]のマナ召喚とマナ送りを駆使して出し入れすれば、相手クリーチャーに毎ターン[[攻撃できない]]を[[付与]]して軽く[[ロック]]できる。おそらく[[デザイナーズコンボ]]だろう。ただし、[[攻撃制限]]は[[プレイヤー]]限定であるため、《チアスカーレット アカネ》が攻撃の的になってしまう点に注意。

-[[《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]]の[[呪文]]側で踏み倒すと、擬似25000[[火力]]を使いつつそれ以上の攻撃をロックできて強力。
《輝跡の大地》は[[マナゾーン]]の枚数を参照しないため、序盤に手札に来た《ゴルファンタジスタ》を[[マナチャージ]]するだけで踏み倒しの準備が整う。理論上は[[後攻]]2[[ターン]]目から《ゴルファンタジスタ》を出せる可能性があり、[[【我我我ブランド】]]など[[速攻]][[デッキ]]への対抗手段として有力。

-コスト8のジャイアントであるため[[《雲の超人》]]の3[[マナ加速]]から[[マナカーブ]]が繋がる。[[《アシスター・サイネリア》]],[[《記録的剛球》>《配球の超人/記録的剛球》]]など適当なカードと併用すれば最速4ターン目に召喚できる。

-[[ワールド・ブレイカー]]の常として[[スーパー・S・トリガー]]や[[S・トリガー・プラス]]には弱い。特にこのクリーチャーの場合ブロックされた時のブレイクでもS・トリガー・プラスのプラス効果を発生させてしまう。

-[[攻撃ロック]]の性能はこのクリーチャーのパワーに依存するため、[[パンプアップ]]を使うとその範囲は広がり、逆に[[パワー低下]]を使われると狭まる。
例えば[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]は通常時はこのクリーチャーよりパワーが低いが、こちらが[[《九番目の旧王》]]のパワー低下を受けるとパワーラインが逆転し、プレイヤーを攻撃できるようになる。
また、効果中に《ゴルファンタジスタ》が別のクリーチャーに[[進化]]した場合は一番上のカードのパワーを参照する。

-[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]は素のパワーでこちらを上回るので[[攻撃ロック]]が通じず、自然の十八番である[[マッハファイター]]による除去も通用しないため天敵と言える。

-攻撃ロックができるワールド・ブレイカーのジャイアント・ドラゴンには[[《大樹王 ギガンディダノス》]]という前例があった。[[フシギバース]]も[[破壊]]や[[ハンデス]]に強くなる能力とみなせるため、こちらの持つ除去耐性と通じる部分がある。
こちらはジャイアント・[[メクレイド]]8、[[《輝跡の大地》>《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]],[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]などで踏み倒せるという他カードとの連携しやすさで[[差別化]]したい。

**環境において [#o2fc5706]
登場から[[【チアスカーレット アカネ】]]の[[フィニッシャー]]に採用される。[[DM23-RP1]]期の[[ジャイアント]]の[[メタカード]]は[[環境]]に対する[[刺さり]]が理想的で、この[[クリーチャー]]のような[[重量級]]が[[着地]]する時間を稼ぎやすい。危惧されていた取り回しの悪さも[[メクレイド]]や[[《雲の超人》]],[[《輝跡の大地》>《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]]によってほとんど解消されている。

[[マナ]]が伸びる前に[[引い>引く]]ても[[マナチャージ]]すれば最低限[[マナ召喚]]や《輝跡の大地》の[[踏み倒し]]の布石になるという考えから、[[手札事故]]を恐れず[[4枚積み]]した構築も結果を残している。
しっかりと最大枚数を確保することでメクレイドで出せる確率が上昇し、複数体並べる動きも取りやすくなる。

[[【キャベッジ・セッションズ】>【ジャイアント】#over12000]]にも[[《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]],[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]]とのパッケージで採用され、[[CS>チャンピオンシップ]]上位入賞などの成績を残している。
[[《キャベッジ・セッションズ》>《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]](コスト9)を[[召喚]]した後《ゴルファンタジスタ》(コスト8)→《ナ・チュラルゴ・デンジャー》(コスト7)と綺麗に連鎖し、次のターンにはT・ブレイク→W・ブレイク→《ゴルファンタジスタ》の[[除去置換効果]]を活かして[[ダイレクトアタック]]、と動ける。コスト9のクリーチャーを出した後さらに1ターン必要なのはやや悠長だが、《ゴルファンタジスタ》の[[攻撃ロック]]で補える。

**背景ストーリーにおいて [#fd0d073f]
[[アビス・レボリューション]]における[[自然文明]]の盟主。
素人の1億倍もの剛流振パワーを誇る剛流振の頂点。その剛流振の構えは生命エネルギーそのものを回転させる。

[[自然文明]]に現れた[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]率いる[[アビスロイヤル]]の軍勢と交戦。
生命そのものを回転させる剛流振で周囲の生命を活性化させ、アビスに吸い取られた生命エネルギーを復活させるとともに、アビスの軍勢を植物で絡め取った。
そのまま生命エネルギーを纏った剛流振のフルスイングで[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]を攻撃するが、ジャシンには傷一つつけられず、逆にジャシンの回転攻撃を受けて吹き飛ばされ、「深淵」に連れ去られてしまった。

《首領竜》の完敗は自然文明の民に衝撃を与えることとなる…。

**アニメ・漫画において [#ydda7663]
-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」第5話の「[[霞ヶ関 ファルゴ]]vs[[ケンドラ]]」でファルゴが使用した。第5話の「今日のカード」。
[[《チアスカーレット アカネ》]]の[[メクレイド]]で呼び出され、[[除去置換効果]]でケンドラの[[《護天!銀河MAX》]]を無力化して苦しめた。
所持するゴルフクラブに向かって叫ぶ描写があり、マイクになっているようだ。

**その他 [#q0909b75]
-初出の[[コロコロコミック]]での[[テキスト]]では[[ブロック貫通]]によるシールドブレイクの枚数が1枚と表記され、記事内でも1枚とされていたが、[[おはスタ]]での紹介時に3枚に修正された。

-[[非進化]]で[[デメリット]]のない[[ワールド・ブレイカー]]の中では登場時点で最も[[軽い]]。[[進化]]を含めてもこれより軽いものは着地の困難な[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]のみであり、[[単色]][[ファッティ]]の[[インフレ]]が感じられる。

-前々弾の[[《アビスベル=ジャシン帝》]]、前弾の[[《邪龍 ジャブラッド》]]から[[除去置換効果]]持ちの[[オーバーレア]]が3枚続いている。

-ファンタジスタ(伊:fantasista)とは奇抜で優れたプレーをする選手のこと。サッカー選手を指すことが多いが、それ以外のスポーツで用いられることもある。

**関連カード [#ideeb20b]
-[[《ボントボルト》]]
-[[《始虹帝 ミノガミ》]]
-[[《大樹王 ギガンディダノス》]]

**収録セット [#b616b287]
-illus.[[IWAO]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](OR2/OR2)

**参考 [#da4300e5]
-[[ジャイアント・ドラゴン]]
-[[ワールド・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[攻撃されない]]
-[[ブロック貫通]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
-[[墓地送り]]

-[[【チアスカーレット アカネ】]]
-[[【ジャイアント】]]

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト8,ジャイアント・ドラゴン,ジャイアント,ドラゴン,パワー25000,ワールド・ブレイカー,cip,攻撃ロック,このクリーチャーのパワー未満に攻撃されない,ブロックされた時,ブロック貫通,離れる時,除去置換効果,OR,オーバーレア,IWAO,アビス・レボリューションブロック);