#author("2021-08-21T17:09:45+09:00","","")
#author("2021-09-09T12:56:13+09:00","","")
*《&ruby(きどうこんせい){飢動混成}; ガリィングマール》 [#idf2612e]

|飢動混成 ガリィングマール R 光/水/火文明 (5)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/アースイーター 7500|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーはタップして出て、自分のターンのはじめにアンタップしない。|
|自分が呪文を唱えた時、このクリーチャーをアンタップする。|

[[DMRP-18]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[アースイーター]]。 

単体で[[コスト]]5と[[ササゲール]]を使わずとも無理なく呼べる軽さなので、[[ディスペクター]]の[[召喚]]にありがちな数を減らしてしまうリスクを軽減できる。特にこの[[クリーチャー]]は3色のため最大に軽減しても3マナ支払わないといけないため、割り切って素出しするのでも十分だろう。

そのかわり、[[バトルゾーン]]に[[タップイン]]して出る上、自分の[[アンタップステップ]]でも[[アンタップ]]されないという[[デメリット]]を抱えている。
[[EXライフ]]で凌ぐことは難しくないとは言え、登場時点で既に[[攻撃]]待ちの状態で、しかも[[パワー]]も[[殴り返し]]に耐えられるほど高くないのが厳しい。

[[アンタップ]]させるには[[呪文]]を唱えないといけないが、これは見方を変えれば大きな武器になりえる。
例えば、[[アタック・チャンス]][[呪文]]と組み合わせることで、連続[[攻撃]]が行えるようになる。
[[ディスペクター]]なので各[[色]]指定の[[アタック・チャンス]][[呪文]]3種に対応しているだけでなく、『混成』[[3色]]の[[光]]/[[水]]/[[火]]を全て併せ持つため、[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]にも対応している。さらに、[[エンジェル・コマンド]]でもあるので[[《俺流秘伝セイント・フラッシュ》]]にも対応している。

当然ながら、[[S・トリガー]]で[[呪文]]を唱えた場合にも[[アンタップ]]する。この[[クリーチャー]]は[[EXライフ]]持ちの[[ブロッカー]]なので、思わぬところで[[リーサル]]回避に役立つことも考えられる。
[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]と組み合わせることで疑似的な[[警戒]]持ちとして扱うのも良い。

-呪文を唱え、その呪文の効果で、タップされている《ガリィングマール》に[[進化クリーチャー]]を重ねると、総合ルール801.2.によりタップされたまま重ねられ、呪文を唱え終わってから「このクリーチャー」、つまり《ガリィングマール》を進化元にした進化クリーチャーがアンタップする。
--[[《聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ》]]は「アンタップした時」にトリガーする強力な能力を持っており、それをスムーズに実現できるためデッキコンセプトとして成立する。>[[【聖霊王ガガ・ラスト・ミステリカ】]]

-変わったところでは、[[《百鬼の邪王門》]]にも対応。展開補助にもなる他、[[鬼エンド]]で[[呪文]]を唱えればこのクリーチャーを[[アンタップ]]できる。とはいえ[[EXライフ]]と[[鬼エンド]]とのシナジー自体はあまり強くないため、どちらかというと攻めよりも受けに適していると言える。

-[[レアリティ]]が低めのフィニッシャー級[[クリーチャー]]ということで、一見[[シールド戦]]に良さそうに見える。
しかし、このカードのフィニッシャー性能は[[アタック・チャンス]][[呪文]]に依存しており、同カードは全て[[レア]]以上のため、実用的な枚数をピックすることはかなり難しい。

**その他 [#s70e7f99]
[[《スベン''ガリィ''・クロウラー》>《スベンガリィ・クロウラー》]]と[[《機''動''聖霊ムゲン・''イングマール''》>《機動聖霊ムゲン・イングマール》]]の『混成』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《スベンガリィ》の頭上部の触手を置き換えるように《イングマール》の上半身が接合されている。また、《イングマール》側は盾や肩の装甲など、接合部とは関係ない部分もモザイク状になっていることが確認できる。
--自己[[タップイン]][[能力]]に《スベンガリィ》の、条件付きの連続[[アンタップ]][[能力]]に《イングマール》の面影がある。なお、偶然か否か、[[パワー]]はこの二体を足して二で割った値である。
--[[カード名]]「飢動」について、「''飢''」は《スベンガリィ》はおろか[[アースイーター]]全体にも、該当の名前や[[フレーバーテキスト]]を持つ[[カード]]はこの[[カード]]の登場時点で存在しない。おそらく[[アースイーター]]の[[種族]]イメージの漢字なのだろう。
-《イングマール》の[[アーマロイド]]が削除されている。しかし、多[[種族]]冠詞の「&ruby(きどう){機動};」は「&ruby(きどう){飢動};」と形を変えて受け継がれた。
--[[3色]]の[[アースイーター]]は[[《甲魔戦攻ギリメギス》]]に次いで2体目。10年以上間をあけての久々の登場となる。
}}
[[コスト]]が5以下・[[レア]]でありながら[[3色]]という、[[ディスペクター]]として初のステータスを持つ。独特な能力を持つ[[《スベンガリィ・クロウラー》]]を反映したかのような型破りな[[クリーチャー]]と言える。

アニメ『デュエル・マスターズ キング!』の「[[ボルツ]]vs[[エスパー・マギ]]」でエスパー・マギが使用した。
[[《電融秘伝グリードソレノイド》]]と[[《混成秘伝デュアルスタック》]]を[[アタック・チャンス]]で唱えて連続[[攻撃]]し、[[1ショットキル]]を仕掛けた。

**関連カード [#idb2ab44]
-[[《スベンガリィ・クロウラー》]]
-[[《機動聖霊ムゲン・イングマール》]]

-[[《マ・スクメーロ・タンク》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#a4d422fa]
//-[[]]

**収録セット [#g2cb4cf6]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](25/95)

**参考 [#wed9d834]
-[[白青赤]]
-[[クリーチャー]]
-[[ディスペクター]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[アースイーター]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[【ガリィングマール】]]

&tag(クリーチャー,光文明,水文明,火文明,白青赤,多色,コスト5,ディスペクター,混成,エンジェル・コマンド,コマンド,アースイーター,パワー7500,パワーの最後の三桁が「500」,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,タップイン,ターン開始時,アンタップしない,唱えた時,アンタップ,R,レア,kawasuki);
&tag(クリーチャー,光文明,水文明,火文明,白青赤,多色,コスト5,ディスペクター,混成,エンジェル・コマンド,コマンド,アースイーター,パワー7500,パワーの最後の三桁が「500」,EXライフ,ブロッカー,W・ブレイカー,タップイン,ターン開始時,アンタップしない,唱えた時,アンタップ,R,レア,kawasumi);