#author("2021-05-27T15:41:34+09:00","","")
#author("2024-03-10T02:04:23+09:00","","")
*《&ruby(スプラッシュ・アックス){飛散する斧}; プロメテウス》 [#ndf8ebd2]

|飛散する斧 プロメテウス P(UC) 水/自然文明 (5)|
|クリーチャー:アウトレイジ 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻す。|

[[DMD-11]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[アウトレイジ]]。

[[cip]][[能力]]により、[[山札の上]]から2枚を[[マナゾーン]]に置いた後、[[カード]]を1枚[[マナ回収]]する。

[[能力]]を使うと[[マナゾーン]]と[[手札]]が1枚ずつ増え、[[マナブースト]]と[[手札補充]]を同時に行うことができる。置かれる[[マナ]]の状態、[[回収]]する枚数と種類、及び[[強制]]性の違いこそあれ、基本的には[[《二角の超人》]]の[[下位種]]のような[[スペック]]である。

これまで中盤の繋ぎとして活躍した[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]や[[《無頼聖者スカイソード》]]、もしくは[[《超次元フェアリー・ホール》]]のような5→7の動きを可能にする1枚。強力な[[カード]]が多い7マナ圏に素早くアクセスできるようになる強さは言わずもがなである。

また、単純な1[[ドロー]]ではなく、既に見えている[[マナゾーン]]の中から好きな[[カード]]を拾えるので、狙った[[カード]]を[[手札]]に加えやすいのも魅力である。[[ゲーム]]の終盤でも[[フィニッシャー]]や防御用の[[シノビ]]の[[回収]]など多岐に亘って活躍してくれる。[[マナ]]の色調整にも役立ち、[[《母なる星域》]]とも好相性。

[[《二角の超人》]]にも綺麗に繋がるため、[[【アウトレイジ】]][[デッキ]]に限らず[[色]]の合う様々な[[デッキ]]に対応できる。

数ある[[多色]]の中でも非常に高い[[汎用性]]を秘めた[[クリーチャー]]と言えるだろう。

**ルール [#b01fed1b]
-[[《二角の超人》]]とは異なり、[[ブースト]]と[[マナ回収]]が[[強制]]である点には注意。&br;[[《穿神兵ジェットドリル》]]や[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]等が存在する場合、[[マナ]]を[[回収]]するだけで終わってしまう。

**環境において [#o6aae8c5]
登場から[[新章デュエル・マスターズ環境]]では程度の大小はあれど環境でよく使われていた汎用[[マナブースト]]兼[[マナ回収]]。

[[エピソード3環境]]当時、[[水]]入りの[[【シューゲイザーワンショット】]]で中盤の繋ぎ役兼[[ワンショット]]を繋ぐための[[打点]]・[[リソース]]要員として使われた。

一番の活躍は[[【イメンループ】]]での中盤のつなぎ役として利用されていたことであろう。

ただ、[[【ヒラメキドレーン】]]という高速かつ確実な勝ち筋を持つデッキが[[トップメタ]]であった上に[[《超次元フェアリー・ホール》]]からの[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]がコントロールデッキの定番であった[[エピソード3環境]]では、同じことが超次元呪文というより[[汎用性]]の高い手段でできる上にこれですら遅いという理由で比較的低い評価を与えられていた。

[[革命編環境]]終期に[[【青緑サソリス】>【緑単サソリス】]]が流行していた頃にはそちらにも使われた。[[【レッドゾーン】]]対面で、[[《霊騎ラグマール》]]がマナゾーンにないと油断して相手が[[侵略]]を連打した場合、[[《龍覇 サソリス》]]をありったけ出して[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を可能な限りの数装備させてこれを連打することで[[マナゾーン]]の[[リソース]]を稼いで[[防御札]]を引っ張り込むという[[プレイング]]が実現できた。

双極篇環境になると[[下位種]]的存在と言うべき[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]が登場したため、コスト5以下のクリーチャーでありコスト踏み倒しが効きやすい点をこれまで以上に生かす必要に追われた。[[ファンデッキ]]界隈、[[コンボデッキ]]愛好家界隈では[[《ドンジャングルS7》]]など自然のジョーカーズによって強化された【イメンループ】が復権に向けて模索の道を歩むようになったため、このカードもその影響で依然出番を貰うことがある。

ところが[[超天篇]]になって[[《ドンドン水撒くナウ》]]が登場。【イメンループ】でもあちらと総入れ替えする事態となり、[[効果]]だけ見ればこちらより[[汎用性]]が高いあちらと比べての型落ち扱いされるようになった。

**その他 [#k82d485e]

-名前はリドリー・スコット監督映画作品のSF映画「プロメテウス」からだと思われる。ちなみに監督の代表作は「[[エイリアン]]」。&br;また、[[自然]]の[[アウトレイジ]]は動植物の学名にちなんでいることから、クロシビカマスの学名である「プロメティクシス・プロメテウス」ともかけられているのかもしれない。

-「スプラッシュアックス」と言えば、[[対抗色]][[cip]][[多色]][[クリーチャー]]である[[《無頼電脳スプラッシュアックス》]]が既に存在する。[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]と[[DM-26]]の5マナ2000[[サイクル]]では、[[水]]は[[シールド確認]]という最も[[アドバンテージ]]の取りにくい[[効果]]を担当しており、今でも1[[ドロー]]だったなら良かったのにという声は聞かれる。今回の再登場はその要望を予想を上回る形で応えたものと言える。
--ちなみに「デュエル・マスターズDASHTV」の紹介場面では''スプラッシュアックスの名を塗り替える''と紹介された。

-[[イラストレーター]]の[[nejita]]氏曰く、「ディレクターさんとのやりとりで、いままでで一番修正が入ったある意味思い出深いカードでもあります!」とのこと。一体どんな指示があったのだろうか。

-上記のように[[汎用性]]の高い[[カード]]であるが、[[構築済みデッキ]]限定収録であるため大量入手が難しく、[[シングルカード]]市場でも[[ノーマル]]でありながら価格は高め。そのため、シングルで買うよりもアウトレイジの書を買った方が得な場合もある。そちらには1枚ではあるが[[《ドンドン吸い込むナウ》]]も入っているので割に合うともいえる。

-[[革命編]]では[[DMD-26]]で待望の[[再録]]。そちらには上記の[[《ドンドン吸い込むナウ》]]が3枚も入っているのに加え、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]や[[《反撃のサイレント・スパーク》]]など、他にも嬉しい[[再録]][[カード]]が投入されているため、一概には言えないもののそちらよりも得と言えるかもしれない。

-[[DMD-26]]版の[[フレーバーテキスト]]で語られている「よく似た名の[[サバイバー]]」とは、恐らく[[《プロメフィウスα》]]の事だろう。マイナーな[[カード]]故に、古参かつ[[サバイバー]]を本気で齧った事のある[[プレイヤー]]にしか伝わらないコアなネタである。
--また、[[DMD-26]]版フレーバーテキストのその様子から、一部[[プレイヤー]]によって予てより[[エピソード3]]以降の世界が平和になっていない恐れが指摘され、[[DMEX-08]]背景ストーリーはそれが的中した格好となった。

-[[DMBD-01]]版の[[《熱湯グレンニャー》]]の[[フレーバーテキスト]]ではその収録カードが聖鎧亜王家の好敵手達で構成されているかのような説明がされているが、同デッキに収録されているこれの種族である[[アウトレイジ]]の出自は[[ハンター]]にあるため、[[ハンター]]の誕生以前の時系列で繰り広げられた[[DMBD-01]]の背景ストーリーとは、時空を超えない限り辻褄が合わないことになる。あらゆるルールを捻じ曲げる無法者というアウトレイジの設定とは一致するが。

**アニメでの活躍 [#xd63012a]
-アニメ「ビクトリーV3」では[[クロスファイア>《百万超邪 クロスファイア》]]のマブダチとして登場。&br;当初は[[ぶっちゃけ]]に取り付き、むざむざとクロスファイアを死なせた[[勝太>切札 勝太]]に怒り襲いかかってくる。しかしそれは[[勝太>切札 勝太]]の実力を試しただけであり、[[オラクル]]の因子による影響を自分で振り払っていたため、暴走していたのは演技だったと判明。&br;[[勝太>切札 勝太]]の実力を見届けた後は彼の新たな仲間となり、[[デッキ]]を大きく変えるきっかけとなった。声優はデュエマ初登場の[[佐藤せつじ]]氏。
-アニメ「ビクトリーV3」では[[クロスファイア>《百万超邪 クロスファイア》]]のマブダチとして登場。声優は[[佐藤せつじ]]氏。
当初は[[ぶっちゃけ]]に取り憑き、むざむざとクロスファイアを死なせた[[勝太>切札 勝太]]に怒り襲いかかってくる。しかしそれは[[勝太>切札 勝太]]の実力を試しただけであり、[[オラクル]]の因子による影響を自分で振り払っていたため、暴走していたのは演技だったと判明。
[[勝太>切札 勝太]]の実力を見届けた後は彼の新たな仲間となり、[[デッキ]]を大きく変えるきっかけとなった。仲間になった[[アウトレイジ]]の中でも台詞の多さに恵まれており、[[オラクル]]教団壊滅後も同シリーズの[[勝太>切札 勝太]]のデッキの潤滑油として活躍している。
--第14話の初登場時に[[ロビー]]に''縁の下の力持ち''と紹介されたが、名前としては[[《焔の下の力持ち ワーゲン》]]の方が当てはまる。
 
**戦績 [#dd4ba93a]
***アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」 [#fa755e81]
-通算戦績:1戦0勝1敗

***戦績 [#dd4ba93a]
-アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」
|話数|対戦相手|勝敗|h
|14話|[[切札 勝太]]|敗北|

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#s51c51fc]
[[DMPP-21]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になった。

-TCGと同様に高い汎用性を注目され、色の合う様々な構築の潤滑油として採用されている。
 
**関連カード [#r0d6d1be]
-[[《機動基盤 コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》]]
-[[《審絆の彩り 喜望/キーボード・アクセス》]]
-[[《二角の超人》]]
-[[《無頼電脳スプラッシュアックス》]]

-[[《プロメフィウスα》]]
-[[《ハロウィンズ・カーニバル》]]
-[[《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》]]
-[[《ファンタジスタ・ライフ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#ob3e3ac5]
-[[DMD-11]]&br;'''この溢れんばかりの斧の力が[[大地>マナ]]を潤し、そして[[知識>手札]]をもたらす! ―飛散する斧 プロメテウス'''
-[[DMD-11]]、[[DMPP-21]]([[MODE→CHANGE]])&br;'''この溢れんばかりの斧の力が[[大地>マナ]]を潤し、そして[[知識>手札]]をもたらす! ―飛散する斧 プロメテウス'''
-[[DMD-26>DMD-26]]&br;'''[[よく似た名のサバイバー>《プロメフィウスα》]]が居たためか、プロメテウスは[[サバイバー]]の群れに飲み込まれてしまった。'''
-[[DMX-24]]&br;'''[[アウトレイジ]]の戦いの記憶を皆さんに持ち続けていただくためにも、今後も賞を目指して頑張ります! ---飛散する斧 プロメテウス'''
-[[DMBD-01]]&br;'''「五色の曲芸をお見せしましょう」そう言って[[聖鎧亜の王>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]に取り入った[[闇道化 マルバス>《天罪堕将 アルカクラウン》]]。その日から、聖鎧亜王家の運命は狂い始めた。'''
-[[DMEX-06]]&br;'''その戦いが歴史を刻む。&br;1190人が、それぞれの歴史を持ち寄り、真剣勝負をした先にあるからこそ、この優勝はより素晴らしく、そして、新たな歴史に相応しいものになった。 ― DMGP1st 決勝戦より'''
-[[DMEX-09]]&br;'''[[チームウェイブ]]の[[キングマスター>キングマスターカード]]になるためには、最もフォロワーが多い必要がある。そして、[[現在のキングマスター>《キング・マニフェスト》]]のフォロワー数は1兆なのだ!!'''
-[[DM23-BD6]]&br;'''アカシックZ計画は、[[ツインパクト]]計画の一環として行われ、そして多くの新しい[[種族]]を生み出したのだった。'''
-[[DMPP-21]](通常)&br;'''聖と邪、ふたつの神を従えて復活したイズモ。その強大な力にカツキングは敗れ、レイジクリスタルも奪われてしまった。'''
-[[DMPB-04]]&br;'''不器用で友達もいない[[サソリス>《龍覇 サソリス》]]だったが、1人で[[ザ=デッドマン>《龍覇 ザ=デッドマン》]]に敵わないことは嫌でも知っていた。唯一の友である[[ザウルピオ>《古代王 ザウルピオ》]]を取り戻すためには、 協力が必要だ。やがてサソリスは、[[モルト>《龍覇 グレンモルト》]]の元を訪ねた。[[ドラグハート]]の真実を添えて。'''

**収録セット [#q6c0caf2]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#s8dd462b]
-illus.[[nejita]]
--[[DMD-11 「禁断の変形デッキ アウトレイジの書」>DMD-11]]
--[[DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」>DMD-26]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]]([[MODE→CHANGE]])
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」>DMBD-01]]
--[[DMD-11 「禁断の変形デッキ アウトレイジの書」>DMD-11]](12c/21)
--[[DMD-26 「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」>DMD-26]](12/17)
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](35/54)([[MODE→CHANGE]])
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」>DMBD-01]](13/16)
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](49/98)
--[[DMEX-09 「Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ」>DMEX-09]](28/42)
--[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](51/60)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#i85da97b]
-CV:[[宮本淳]]
-illus.[[nejita]]
--[[DMPP-21 「ジ・オーバー・ロワイヤル -無法神聖紀-」>DMPP-21]]
-illus.[[douzen]]
--[[DMPB-04 「LEGEND OF PLAY'S 2024」>DMPB-04]]

**参考 [#d6eb8ce4]
-[[アウトレイジ]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[タップイン]]
-[[マナブースト]]
-[[カード]]
-[[マナ回収]]

&tag(クリーチャー,水文明,自然文明,単色,コスト5,アウトレイジ,パワー1000,cip,マナブースト,タップイン,マナ回収,マナ交換,・,P,レアリティなし,UC,アンコモン,nejita);
&tag(クリーチャー,水文明,自然文明,青緑,2色,多色,コスト5,アウトレイジ,パワー1000,cip,マナブースト,マナタップイン,マナ回収,マナ交換,・,P,レアリティなし,UC,アンコモン,nejita,十王篇ブロック,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),青緑 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),アウトレイジ (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),cip (デュエプレ),マナブースト (デュエプレ),マナタップイン (デュエプレ),マナ回収 (デュエプレ),マナ交換 (デュエプレ),・ (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),nejita (デュエプレ),douzen (デュエプレ));