#author("2020-06-21T02:27:59+09:00","","")
*《&ruby(れいま){霊魔};の&ruby(かくせいしゃ){覚醒者};シューヴェルト》 [#b6e771fa]

|霊魔の覚醒者シューヴェルト UC 光/闇文明 (12)|
|サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6500|
|H・ソウル|
|E・ソウル|
|相手がクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を裏向きにし、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。|
|相手が呪文を唱えた時、このクリーチャーは相手のシールドを1枚ブレイクする。|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(white):覚醒前⇒[[《時空の霊魔シュヴァル》]]|

[[DM-38]]で登場した[[H・ソウル]]/[[E・ソウル]]持ちの[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]。

[[《時空の霊魔シュヴァル》]]が[[覚醒]]した姿。相手の[[クリーチャー]]か[[呪文]]に反応して[[能力]]を使える。

相手が[[クリーチャー]]を出すと[[シールド追加]]し、相手が[[呪文]]を[[唱える]]と[[シールド]]を[[ブレイク]]する。特に[[シールド追加]]の方が強力であり、[[ビートダウン]]の対策にはもってこい。この[[クリーチャー]]がいる限り[[クリーチャー]]を展開するたびに[[シールド]]が増えていくので、[[ビートダウン]]にとっては天敵のような存在である。[[任意]]なので、[[山札]]が少ない時には無理に追加する必要は無い。

相手が[[呪文]]を[[唱える]]と[[シールド]]を[[ブレイク]]してプレッシャーをかける。[[手札補充]]になったり、[[S・トリガー]]を使われる可能性はあるものの、[[シールド]]を減らしていることには変わらない。《シューヴェルト》の他に大型の[[エンジェル・コマンド]]、[[デーモン・コマンド]]が最低2体はいるはずなので、それらと合わせて[[1ショットキル]]の圏内に近付けられる。相手に小型[[ブロッカー]]や[[除去]]呪文を使用するのを躊躇わせることができるだろう。

[[覚醒]]後の[[サイキック・クリーチャー]]にしては[[パワー]]が低いのがややネック。とはいえ、6500の「500」のおかげで[[《威牙の幻ハンゾウ》]]を回避できるほか、[[パワー]]6000の[[クリーチャー]]に相討ちを取られずに済むので一定の水準は満たしていると言える。

[[覚醒]]前が5[[コスト]]と出しやすく、[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]や[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]などで運用しやすい。また、各[[ターン]]のはじめに[[覚醒]]できるため、[[コスト]]6以上の[[エンジェル・コマンド]]か[[デーモン・コマンド]]が揃った状態で[[覚醒前>《時空の霊魔シュヴァル》]]を出せば、こちらの面に即[[覚醒]]できる。

[[エンジェル・コマンド]]または[[デーモン・コマンド]]の[[デッキ]]を組む際は、このカードを考慮に入れたいところである。

-[[シールド追加]]が[[任意]]なのに対して、シールドブレイクは[[強制]]。つまり[[シールド確認]]や相手による[[シールド交換]]で[[S・トリガー]]が入っていると分かっているような状況でもブレイクしなければならない。[[シールド]]0からの[[《深緑の魔方陣》]]や[[《ザ・ストロング・ガード》]]、あるいは[[《星龍の記憶》]]など、相手によって利用される可能性もある。特に[[《星龍の記憶》]]は要注意で[[シールドゾーン]]から連鎖的に[[呪文]]を唱えられる危険性がある。

-このクリーチャー自身が[[コスト]]6以上の[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]であるため、2体目以降の[[《時空の霊魔シュヴァル》]]の覚醒をサポートすることができる。このクリーチャーが2体以上並ぶと、相手の動きをかなり制限できる。ただし[[《天使と悪魔の墳墓》]]には注意。

//-[[《超次元ライデン・ホール》]]との相性がよい。適当な[[クリーチャー]]を[[破壊]]すれば、[[コスト]]6の[[《ヴォルグ・サンダー》]]と[[覚醒]]前を同時に出すことができる。

-[[能力]]の性質上、[[ホーリー・フィールド]]や[[ラビリンス]]のサポートに役立つ。逆に相手が立てた場合、自分側の[[ホーリー・フィールド]]や[[ラビリンス]]を達成するのが一気に難しくなる。

-能力の特性上、呪文を唱えてクリーチャーを[[バトルゾーン]]に出す[[超次元]][[呪文]]には強く、一気に[[シールド]]の枚数差をつけられる。この[[クリーチャー]]がいる状態で[[《時空の雷龍チャクラ》]]を出されても、覚醒はまずできないだろう。

-[[エピソード2]]で登場した[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]と[[光]]の[[デーモン・コマンド]]はどちらも[[シールド]]を[[コスト]]にする[[能力]]が多く、かつ高コストの[[クリーチャー]]が多いため、非常に相性が良い。そのため、少なくとも[[超次元]]を使用する場合は必ずと言っていいほど採用されている。

-[[【ウェディング・ゲート】]]では[[シールド追加]]のために度々採用される。[[《聖霊左神ジャスティス》]]で唱えた[[超次元]][[呪文]]や、[[《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》]]で[[破壊]]された[[《次元院のシュバル・フルート》]]で[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を出せるので、[[覚醒]]は容易。

-[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]及び[[【クリスティ・ゲート】]]との相性も抜群。覚醒条件そのものを比較的満たしやすいだけでなく、減りやすいシールドを補いつつ、相手のカードの使用を大きくためらわせることができる。

-[[《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》]]との相性も良い。相手がクリーチャーを[[召喚]]した時に[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]の効果でシールドを追加すると相手のクリーチャーを[[フリーズ]]する事が出来る。また、シールドを追加出来る[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]か[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]]で[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を出すことで相手のクリーチャーを[[フリーズ]]しつつ、[[コスト]]6以上の[[エンジェル・コマンド]]か[[デーモン・コマンド]]がもう一体いれば[[覚醒]]を狙えるので無駄がない。

-[[【スター・イン・ザ・ラブ】]]のように、相手が何かを[[召喚]]しないと勝ちに繋げられなくなる状況に追い込むデッキでは、かなりの活躍が見込める。しかし、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]に[[シールド追加]]を無力化されることもあるので油断は禁物。

-コストが12と覚醒前に比べて倍以上になっている。これは[[《超次元バイス・ホール》]]や[[《超次元ロマノフ・ホール》]]などから呼び出せなくするための仕様だろう。

-この[[クリーチャー]]の[[文明]]は[[光]]/[[闇]]であるにもかかわらず、カードのフレームには[[火]]文明のシンボルである歯車が描かれている(カード名の「霊魔」の辺り)。カード枠を[[《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》]]から流用したのだろうか。

-名前の元ネタはおそらく、オーストリアの作曲家シューベルト(Schubert)。覚醒前も名前の元ネタはドイツ語である。


-[[覚醒]]すると見た目が[[《悪魔聖霊アウゼス》]]に似てくる。パワーが6500なのもそちらと同じ。


**関連カード [#q890b30a]
-[[《次元院の霊騎アスファル》]]
-[[《次元院のシュバル・フルート》]]


**収録セット [#s1e79216]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」>DM-38]]

**参考 [#y90acebc]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[H・ソウル]]
-[[E・ソウル]]
-[[クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[シールド追加]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[覚醒者]]

-[[【シュヴァルコントロール】]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇);