#author("2021-09-22T04:55:00+09:00","","")
#author("2021-09-22T10:34:38+09:00","","")
*《&ruby(れいけいれんけつ){霊刑連結}; ジゴク・パルテノン》 [#n311cabc]

|霊刑連結 ジゴク・パルテノン UC 闇文明 (5)|
|クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/アーク・セラフィム 6000|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) |
|W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|自分のターンの終わりに、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。|

[[DMRP-19]]で登場した[[闇]]の[[ディスペクター]]/[[デーモン・コマンド]]/[[アーク・セラフィム]]。

[[EXライフ]]と[[W・ブレイカー]]に、自分の[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]に相手に[[セルフハンデス]]を行わせる[[能力]]を持つ。

[[セルフハンデス]]は自分の[[ターン]]の終わりに発動するため、基本的に1回は発動できる。
[[EXライフ]]を持つため[[バトルゾーン]]に居残りやすく、長く生き残るほどに相手に捨てさせる枚数も増える。
また、[[EXライフ]]の[[耐性]]は元々相手に[[手札]]の使用を強制しやすく、この手の相手に不利益を押し付ける[[システムクリーチャー]]とは相性が良い。その上、この[[クリーチャー]]の場合固有[[能力]]が[[ハンデス]]であるので「相手の[[手札]]を減らしやすい」という[[EXライフ]]の性質と二重に合致しているのも利点。
単純に、自分[[ターン]]で[[ブレイク]]して増えた相手の[[手札]]を無理やり差し引き0にする使い方もできる。

5[[コスト]]と[[ディスペクター]]で最軽量であるので、この[[クリーチャー]]自身展開がしやすいのも強み。
同じことは同[[コスト]]の[[《飢動混成 ガリィングマール》]]にも言えるが、この[[クリーチャー]]は加えて[[単色]]であることから最小1[[コスト]]にまで[[コスト軽減]]が可能であり、[[ササゲール]]によって早出ししやすい。
先述した通り長く居座るほど相手の損失が大きくなるので、早出ししやすく再展開しやすい5[[コスト]]という[[コスト]]は、この[[クリーチャー]]の運用を探る上で欠かせない要素である。
コスト5と[[ディスペクター]]で最軽量であるので、この[[クリーチャー]]自身展開がしやすいのも強み。
[[cip]]の[[ランダムハンデス]]と[[ササゲール]]1を持つコスト3の[[《傀儡 ジェニ-1》]]で絶え間なくハンデスが行える。

同じく最軽量[[ディスペクター]]の[[《飢動混成 ガリィングマール》]]とは異なり、この[[クリーチャー]]は[[単色]]であることから最小1マナにまで[[コスト軽減]]が可能である。
//[[ササゲール]]によって早出ししやすい。
//↑ササゲールを使っても3ターン目の素出しは現実的には不可能。するにしても3ターン目に2マナのササゲール1と《フェアリー・ギフト》を重ねがけするといった力技が必要となる。
先述した通り長く居座るほど相手の損失が大きくなるので、早出ししやすく再展開しやすいコスト5は、この[[クリーチャー]]の運用を探る上で欠かせない要素である。

[[ハンデス]]を行う[[システムクリーチャー]]なので、当然ながら長期戦で長く維持すると強い。
ただ[[コスト軽減]]による早出しのしやすさから、序盤から[[手札]]を荒く消費して攻撃してくる[[ビートダウン]]系の[[デッキ]]相手にも多少睨みを利かせられる可能性があるのは覚えておきたい。

難点としては、盤面に干渉する[[能力]]が一切なく、また自分[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]以外はほぼ棒立ちの[[準バニラ]]であるという点が挙げられる。
さらに[[セルフハンデス]]共通の問題として、相手にとって[[捨てる]]ことが[[メリット]]になるような[[カード]]を優先して捨てられる危険性も見逃せない。
5[[コスト]]にして[[EXライフ]]と[[W・ブレイカー]]を併せ持つため最低限[[打点]]として運用に足るスペックはあるものの、[[能力]]が遅効性であるため、有意義な影響をもたらす前に退場したり勝負が決してしまうことがあり得る。
コスト5にして[[EXライフ]]と[[W・ブレイカー]]を併せ持つため最低限[[打点]]として運用に足るスペックはあるものの、[[能力]]が遅効性であるため、有意義な影響をもたらす前に退場したり勝負が決してしまうことがあり得る。
[[単色]]・低[[コスト]]および所持する[[種族]]による展開のしやすさをフルに発揮させ、素早く長く場に居座らせることができるかどうかが、この[[クリーチャー]]を活かす上での焦点になるだろう。

**その他 [#o01e4486]
[[《聖''霊''提督セフィア・''パルテノン''》>《聖霊提督セフィア・パルテノン》]]と[[《D2K ''ジゴク''シヴァク》>《D2K ジゴクシヴァク》]]の『連結』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ジゴクシヴァク》の左上半身・右下半身がそれぞれ《パルテノン》の物に置き換えられている。
--《ジゴクシヴァク》は味方の[[破壊]]に関連した2つの[[メリット]][[能力]]を持っていたが、こちらの[[能力]]には一切面影が無い。また、「相手からの[[ハンデス]]に強い」という[[提督]][[サイクル]]に属していた《パルテノン》が、「相手が選ぶ[[ハンデス]]をする」[[能力]]になるという形で「ディスペクト」を受けている。
--[[カード名]]「霊刑」の「刑」は、《ジゴクシヴァク》の冠詞「D2''&ruby(ケー){K};''」が由来だろう。「刑」という漢字を選抜したのは、《ジゴクシヴァク》が支配していた[[D2フィールド]][[《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]からの連想か。
-[[アンコモン]][[ディスペクター]][[サイクル]]ということで、《パルテノン》の[[光]]が削除され[[闇]][[単色]]の[[クリーチャー]]となっている。そのため、初の[[闇]][[単色]]の[[アーク・セラフィム]]となった。
--また、《パルテノン》の[[セイント・ヘッド]]及び《ジゴクシヴァク》の[[マスター・イニシャルズ]]も削除されている。
--ちなみにであるが、[[闇]]を含む[[アーク・セラフィム]]自体はそれなりに存在する。
}}

[[フレーバーテキスト]]では、[[ドキンダム>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]によって「K」の称号を授けられた[[マスター・イニシャルズ]]が、[[アーク・セラフィム]]に取って代わられたというこの[[クリーチャー]]の[[種族]]構成を「守護となって罰せられる」という記述で表現している。
「[[地獄>《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]」の支配者であった《ジゴクシヴァク》が罰せられる側に置かれるという「ディスペクト」なのだろう。
**[[サイクル]] [#r93919ac]
[[DMRP-19]]で登場した[[アンコモン]][[ディスペクター]][[サイクル]]。[[DM-21]]の[[提督]]と[[DMR-21]]の[[マスター・イニシャルズ]]が[[敵対色]]同士で合成されている。(光のみ[[DMR-21]]の[[《D2P ヘビーポップ》]]ではなく[[DMR-22]]の[[《D2J ジェルヴィス》]]が合成されている。)
-[[《炎勢混成 ガウスルヴィス》]]
-[[《越獣縫合 ワルスラフォー》]]
-''《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》''
-[[《士機電融 サウンドファーザー》]]
-[[《歪悪接続 ヨー・バルディ》]]

**関連カード [#s9095ed1]
-[[《聖霊提督セフィア・パルテノン》]]
-[[《D2K ジゴクシヴァク》]]

-[[《零》]]
-[[《光獅接続 シャウライガー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#za68dd41]
-[[DMRP-19]]&br;'''Kの意志は、守護となって罰せられる。'''

**収録セット [#f4a63529]
-illus.[[Muna-Ge]]
--[[DMRP-19 「第3弾 王来篇 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](36/95)

**参考 [#g60146b4]
-[[ディスペクター]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[EXライフ]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ターン終了ステップ]]
-[[セルフハンデス]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト5,ディスペクター,連結,デーモン・コマンド,コマンド,アーク・セラフィム,パワー6000,EXライフ,W・ブレイカー,ターン終了時,ハンデス,セルフハンデス,UC,アンコモン,Muna-Ge);
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