#author("2022-12-05T19:30:02+09:00","","")
#author("2024-03-02T06:42:28+09:00","","")
*《&ruby(でんのうじゅもん){電脳呪文};「ブレイン」》 [#u60b3ef0]

|電脳呪文「ブレイン」 R 水文明 (5)|
|呪文|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。)|
|''シビルカウント4'': 自分の水のクリーチャーまたは水のタマシードが合計4つ以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。|
|カードを3枚引く。|
|自分のターン中にこの呪文を唱えたなら、このターン、自分は呪文を唱えられない。|

([[プロモーション・カード]]((レアリティがあるので先行公開。実際はパックとどちらが先に登場になるかは不明。)))で登場した[[水]]の[[呪文]]。
[[S・トリガー]]に3ドローと[[《サイバー・ブレイン》]]を元ネタにした効果で、[[シビルカウント]]を達成していれば[[G・ゼロ]]と同じ処理で唱えられる。
また、自分のターンに唱えたら、コストを支払ったか支払わなかったかに関係なく、そのターン中は他の呪文を唱えられなくなるという[[デメリット]]も持つ。
[[DM22-RP2]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

条件を満たせば、[[ドローステップ]]直後の手札から、マナを使わずに差し引きさらにプラス2枚引けるのは魅力的。
しかし[[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]のように悪用することはかなり難しい。水主体で、[[メインステップ]]に呪文を唱えられなくても[[クリーチャー]]や[[タマシード]]などで動けるデッキの[[ドローソース]]として使えるだろう。[[《ラクリマ・クロウラー》]]とも相性が良い。
[[S・トリガー]]付きの3枚[[ドロー]][[呪文]]で、[[シビルカウント]]4を達成していれば[[G・ゼロ]]と同じ処理で唱えられる。
また、自分のターンに唱えたら、コストを支払ったか支払わなかったかに関係なく、そのターン中は他の呪文を唱えられなくなる[[デメリット]]も持つ。

[[呪文]]が唱えられない[[デメリット]]は[[《正義ノ裁キ》]]や[[《音響の精霊ルルフーラ》]]である程度回避できる。
[[《卍 新世壊 卍》]]が投入される[[【青魔導具】]]であればデメリットを軽減できるものの、[[無月フィールド]]も下に置く水呪文も[[シビルカウント]]には勘定できず、合計4つ以上はかなり遠いのがネック。
//ルルフーラもグランドゼーロもこの呪文に対応してない
//《電脳呪文「ブレイン」》の次に光の呪文や魔導具呪文を唱えるって話じゃないの
この手の話で忘れられがちだが、[[《ウルザの激怒》]]は貫通して唱えることができる。
[[シビルカウント]]を満たせば、[[マナ]]を使わずに差し引き2枚の[[手札補充]]ができる。[[コスト]]を払って唱えた場合は[[《サイバー・ブレイン》]]の[[下位互換]]になるため、できるだけ[[シビルカウント]]を満たして使いたい。というより、現在の環境で手札補充のためだけに5マナ支払う余裕はほとんどないだろう。

-悪用するには、呪文を唱えられなくする効果を無視するカードと組み合わせるか、既に呪文をある程度唱え終わったタイミングで[[《超宮兵 マノミ》]]連打→シビルカウント4達成→《電脳呪文「ブレイン」》→[[《次元の嵐 スコーラー》]]連打で[[追加ターン]]をまたいだ[[ビートダウン]]が考えられる。
[[呪文]]を唱えられなくなる[[デメリット]]から[[呪文]]中心の[[デッキ]]での活用は難しいため、もっぱら[[クリーチャー]]や[[タマシード]]を主体として戦う[[デッキ]]で採用することになるだろう。[[シビルカウント]]を満たそうとすると必然的に[[クリーチャー]]・[[タマシード]]中心の[[デッキ]]構成になるため、[[呪文]]を唱えられない[[デメリット]]は気になりづらい。

-《サイバー・ブレイン》を元ネタにした呪文ではあるが、実際の性能としては[[《トリプル・ブレイン》]]の上位互換呪文である。あちらはカードを引く枚数が選べるのに対し、こちらは3枚固定。しかし、あちらが[[S・トリガー]]がないことや10年以上再録されていないこと、こちらはカードを引く以外の効果も付随している点を加味するとほぼ[[完全上位互換]]と言っても過言ではない。しかし、[[ビッグマナ]]のようなデッキタイプでは5マナ支払って手札補充した後の行動は《電脳呪文「ブレイン」》が大きく劣る。
[[《サイバー・ブレイン》]]ですらあまり使われないほど[[手札補充]]しかできないカードが冷遇されている現在の環境でも、ノーコストで唱えられるなら話は別だろう。

-[[S・トリガー]]で3枚[[カードを引ける>ドロー]][[水]][[単色]]の呪文は[[《サイバー・ブレイン》]]、[[《龍脈術 水霊の計》]]に次ぐ3枚目。しかしこの呪文はデメリットが重くのしかかり、[[【ライベルモットループ】]]など既存の《水霊の計》採用デッキには相性が最悪なものもあるため、それらの役割を奪うには至らないだろう。
[[手札補充]][[呪文]]なので、[[呪文]]に反応して自身を[[手札]]から[[コスト踏み倒し]]できる[[《ラクリマ・クロウラー》]]のようなカードとの相性が良い。

-[[呪文]]を唱えられない[[デメリット]]は[[《正義ノ裁キ》]]や[[《音響の精霊ルルフーラ》]]、[[《ウルザの激怒》]]といった[[カード]]の[[効果]]で[[無視]]できる。尤も、この呪文のデメリットを消すために、それらのカードを使う意義があるかは考えどころ。

-このカードの前に他の[[呪文]]を唱えることについては制限がない。実用性のほどはともかく、[[GR召喚]]する[[呪文]]や[[超次元]][[呪文]]、[[呪文]]を唱えたことによる[[《超宮兵 マノミ》]]などで[[シビルカウント]]を達成した上でこの呪文を唱えることもできる。

-[[S・トリガー]]で3枚[[カードを引ける>ドロー]][[水]][[単色]]の呪文は[[《サイバー・ブレイン》]]、[[《龍脈術 水霊の計》]]についで3枚目。

-サイクルの中で唯一[[デメリット]]がある。
このカードの登場前に[[【スコーラー】]]が[[メタゲーム]]上位にいたため、それに代表される[[呪文]]中心の[[コンボ]][[デッキ]]を強化しないための措置と思われる。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM22-RP2]]の[[レア]]《■■呪文「○○」》サイクル。[[シビルカウント]]4を満たせばコストを支払わずに唱えられる。
-[[《閃光呪文「スパーク」》]]
-''《電脳呪文「ブレイン」》''
-[[《堕獄呪文「ハンド」》]]
-[[《粉砕呪文「スクラッパー」》]]
-[[《野生呪文「トラップ」》]]

**関連カード [#card]
-[[《サイバー・ブレイン》]]
-[[《トリプル・ブレイン》]]
-[[《夏だ!デュエル修業だ!!》]]
-[[《夏だ!デュエル修業だ!!》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM22-RP2]]&br;'''算! これぞ素早き演算による電脳の[[呪文]]なり!!'''
-[[DM22-RP2]]&br;'''算!これぞ素早き演算による[[電脳>ブレイン]]の[[呪文]]なり!!'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Tutui Misa]]
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](14/74)
[[プロモーション・カード]](P67/Y21)
--[[DM22-RP2X 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」超刺激パック>DM22-RP2X]](14/74)
--[[プロモーション・カード]](P67/Y21)


**参考 [#reference]
-[[S・トリガー]]
-[[シビルカウント]]
-[[G・ゼロ]]
-[[ドロー]]

-[[ブレイン]]

&tag(呪文,水文明,単色,青単,コスト5,ドロー,S・トリガー,シビルカウント,シビルカウント水4,コスト踏み倒し);
&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト5,S・トリガー,シビルカウント,シビルカウント4,シビルカウント水,シビルカウント水4,擬似G・ゼロ,コスト踏み倒し,ドロー,呪文ロック (自分),ブレイン,終音「ん」,〇〇呪文,R,レア,Tutui Misa,王来MAXブロック);