#author("2022-09-10T13:13:01+09:00","","")
#author("2023-07-10T16:21:33+09:00","","")
*《&ruby(でんのう){電脳};の&ruby(うみ){海};を&ruby(さまよ){彷徨};うエレキギター》 [#yde89da9]

|電脳の海を彷徨うエレキギター UC 水文明 (2)|
|タマシード|
|自分の呪文または他のタマシードを使った時、カードを1枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。|

[[DM22-RP1]]で登場した[[水]]の[[タマシード]]。

[[呪文]]もしくは他の[[タマシード]]使用に反応して[[手札交換]]を行う[[能力]]を持つ。
[[呪文]]もしくは他の[[タマシード]]使用に反応して[[手札交換]]ができる。

[[プレミアム殿堂]]の[[《アクア・メルゲ》]]と遜色なく、相手ターン中にも効果が使える強化点すらある能力にも見える。そちらと違い、[[ダイレクトアタック]]まで狙える「クリーチャー」というカードタイプと、基本的には[[エクストラウィン]]までしか狙えない「呪文またはタマシード」の差があるためだろう。
初動の[[手札交換]]としては[[《アストラルの海幻》]]に比べて即効性がないが、[[タマシード]]であるため場持ちがよく、継続して[[アドバンテージ]]を取れる点が優れている。もちろん両方採用しても良いだろう。

[[墓地肥やし]]として使うのも王道。よく使われる[[《エマージェンシー・タイフーン》>《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]などを唱えた際おまけでもう1枚[[手札交換]]でき、更なる墓地肥やしカード、2枚目の《エレキギター》、あるいは[[フィニッシャー]]にアクセスするのが少し楽になる。
[[任意]]効果であり、[[山札]]の残り枚数が不安な時は使わない選択肢があるのも嬉しい。
-[[デザイナーズコンボ]]と言うほどでもないが、持ち主の[[《Drache der'Zen》]]も[[墓地]]が重要な[[能力]]を持っている。
-[[引いて>引く]]から[[捨てる]]能力のため[[手札]]が1枚もなくても使え、最低限[[墓地肥やし]]になる。

[[プレミアム殿堂]]の[[《アクア・メルゲ》]]の[[能力]]は自分の[[ターン]]中にしか使えなかったが、このカードにはそういった制限がない。したがって[[旧式マッドネス>マッドネス#old]]と相性が良く、例えば[[S・トリガー]]付きの[[呪文]]や[[タマシード]]を使った時、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を捨てて場に出すことが可能。
さらに、この特性があることによって後述する[[即死コンボ]]が相手ターン中に成立する。

**他のカード・デッキとの相性 [#j6adbd66]
-[[赤青]]のデッキなら[[《夜露死苦 キャロル》]]を手札交換のコストにすることで実質[[ドローソース]]になる。

-[[《アクア・メルゲ》]]の前例に習うなら、やはり真価を発揮するのは1ターンの間に何度も[[呪文]]や[[タマシード]]を使うデッキに投入した時だろう。
[[【スコーラー】]]では、コンボパーツ兼[[手札交換]]の軽量呪文を使う度に能力を発動でき、[[即死コンボ]]の成功率をぐっと上げてくれる。

**即死コンボ [#i57fab13]
バトルゾーンに《電脳の海を彷徨うエレキギター》、手札に[[《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]][[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]があれば無限にカードを引ける。
+[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]を唱えて[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]を手札から出し、手札に戻す。
+《サイクリカ》の[[cip]]を解決し、墓地の《ネバー》を唱える。《サイクリカ》を出して戻す。
+《サイクリカ》の効果で唱えたので《ネバー》は手札へ。
+《電脳の海を彷徨うエレキギター》の呪文を使った時の能力を解決、カードを1枚引いて《ネバー》を捨てる。
+2.に戻る

これを活かし[[【ネバーループ】>【ナウ・オア・ネバーループ】#guitar]]に投入される。[[山札]]が薄くなり次第[[《神の試練》]]でフィニッシュに向かおう。

**ルール [#z1d35c82]
-[[手札交換]]の誘発条件は「使った時」なので、''「タマシードを出す」という[[踏み倒し]]には反応しない''。一方、呪文はコストを支払ってもコストを支払わなくても「唱える」扱いなので、踏み倒し時にも反応する。
--[[《アクア・メルゲ》]]と同じく、この[[カード]]そのものをプレイしたときは発動しない。
--「[[使う]]」はすべてを内包する[[キーワード処理]]なので[[タマシード/クリーチャー]]を召喚した時でも発動する。
--「[[使う]]」は[[召喚]]も内包する[[キーワード処理]]なので、[[タマシード/クリーチャー]]を召喚した時も[[トリガー]]する。
-このタマシードの能力は「自分''の''呪文を唱えた時」に[[トリガー]]する。つまり、自分が所有する[[呪文]]を誰かが唱えた時に[[トリガー]]する。
[[呪文横取り]]によって、自分が「相手が所有する[[呪文]]」を唱えた時は[[トリガー]]しない。逆に、相手が「自分が所有する[[呪文]]」を唱えた時は[[トリガー]]する。
(類似例:[[《機動基盤 コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》]])

-名前は[[マジック・ソング]]同様五七五調になっている。
-[[フレーバーテキスト]]の「Uta-Awase」(歌合)は短歌の優劣を競う遊びのこと。
**環境において [#ze143aeb]
登場早々[[白青]]型の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]で[[《フォーチュン・ドンキッキー》]]と共に採用され、入賞実績を残した。

**関連カード [#o500b408]
**その他 [#pc15b617]
-[[カード名]]が[[マジック・ソング]]同様五七五になっている。

-[[フレーバーテキスト]]では「Uta-Awase-Fes.」なるイベントについて触れられている。
短歌の優劣を競う遊び「歌合」が元ネタのライブイベントで、[[参加者が次々に登壇してハイクを披露する>《コバヤシ・ジアマリン》]]形式のようだ。
[[BPMが7万>《マサオカ・ドラムハイカー》]]で[[エクストラトーン>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3]]を超えていたり、[[バンドを再結成する発表>《Uta-Awase選手宣誓のスピーチ》]]がされたりと、人間世界のそれとは大きく異なる部分もある。

**関連カード [#r22f5a2c]
-[[《アクア・メルゲ》]]
-[[《赤き熱槍 ベタン》]]
-[[《蒼神龍アトラス・ガルー》]]
-[[《森林と瀑布のレコード》]]

-[[《アクア・メルゲ》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#k668367c]
-[[DM22-RP1]]&br;'''[[水文明]]では数年に一度、音楽パフォーマンスを競うイベント「Uta-Awase-Fes.」が開催される。前回惜しくも敗れた[[Drache der’Zen>《Drache der’Zen》]]は、愛用のエレキギターとともに今年こそは優勝を虎視眈々と狙っている。'''
-[[DM22-RP1]]&br;'''[[水文明]]では数年に一度、音楽パフォーマンスを競うイベント「Uta-Awase-Fes.」が開催される。前回惜しくも敗れた[[Drache der'Zen>《Drache der'Zen》]]は、愛用のエレキギターとともに今年こそは優勝を虎視眈々と狙っている。'''

**収録セット [#c9ba8a70]
-illus.[[Katora]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](36/74)

**参考 [#d58040a0]
-[[タマシード]]
-[[無種族]]
-[[手札交換]]
-[[墓地肥やし]]

&tag(タマシード,水文明,青単,単色,コスト2,タマシードサポート,唱えた時,cip付与,手札交換,UC,アンコモン,Katora);
----
[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.[[《神の試練》]]を唱えていて、山札が0枚でも負けない状況です。&br;山札が0枚の状況で自分は呪文を唱えたのですが、この時、''《電脳の海を彷徨うエレキギター》''の能力で手札を1枚捨てられますか?
A.はい、捨てられます。山札が0枚でもカードを引こうとすることはできます。前提となる行為を行おうとして、結果的にできなかった場合でも「そうしたら」以降の能力を使えるため、山札が0枚の状況でも''《電脳の海を彷徨うエレキギター》''の能力で手札を1枚捨てられます。
#region2(([[総合ルール]] [[114.6>総合ルール本文#rule114_6]])){{
:114.6 |プレイヤーは、山札にカードが無い時でも、ドローステップのターン起因処理や呪文や能力の効果で、カードを引こうとすることができます。ただし山札に引くべきカードがなければ通常は何もしません。
::114.6a |山札にカードが無い時にカードを引こうとしても誘発条件を満たしません。例えば「カードを引いた時」という能力は誘発しません。また、実際にカードを引いていないため「このターン引いたカードの枚数」として数えることができず、コストの支払いのためにカードを引こうとすることもできません。ただし、カードを引くことを置換する効果が存在する場合は、山札にカードが無い時にカードを引こうとした場合にも、それを適用することができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42531]](2022.12.16)

&tag(タマシード,水文明,青単,単色,コスト2,呪文または他のタマシードを使った時,タマシードサポート,唱えた時,cip付与,ドロー,ディスカード,手札交換,UC,アンコモン,Katora,王来MAXブロック);