#author("2021-08-18T07:11:41+09:00","","")
#author("2021-09-12T09:29:30+09:00","","")
*《&ruby(れいごくせつぞくおう){零獄接続王}; ロマノグリラ&ruby(ゼロせい){0世};》 [#u025e25d]

|零獄接続王 ロマノグリラ0世 KGM 光/闇/自然 (11)|
|クリーチャー:ディスペクター/ダークロード/ガーディアン/ナイト 17000|
|EXライフ|
|マッハファイター|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を見てもよい。そうしたら、その中から1枚を墓地に置き、残りをマナゾーンに置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、コストの合計が、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下になるよう、自分のマナゾーンと墓地からクリーチャーを最大1体ずつ選び、出す。|
|このクリーチャーがタップしていれば、自分は攻撃されない。|

[[DMRP-19]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[ダークロード]]/[[ガーディアン]]/[[ナイト]]。

[[cip]]で任意の[[マナブースト]]と[[墓地肥やし]]をし、[[アタックトリガー]]で[[墓地]]と[[マナゾーン]]から最大1体ずつ[[コスト踏み倒し]]を行い、[[タップ]]している間自分への[[攻撃]]を封じる[[常在型能力]]を持つ[[マッハファイター]]。

[[cip]]で[[マナゾーン]]と[[墓地]]それぞれに[[カード]]を置く[[能力]]は[[《ライマー・ドルイド》]]と似ている。
とはいえ、この[[クリーチャー]]自身非常に高[[コスト]]なので、[[マナブースト]]や[[墓地肥やし]]というよりは、もっぱら[[アタックトリガー]]による[[コスト踏み倒し]]の下準備として使うことになるだろう。

その[[アタックトリガー]]で行う[[コスト踏み倒し]]では、[[マナ]]と[[墓地]]から任意の[[クリーチャー]]を好きな組み合わせで''最大1体ずつ''呼び出すことが出来る。
[[cip]]でも[[マナブースト]]が可能なこともあり、普通に[[マナ]]を溜めて[[召喚]]していれば13[[マナ]]、[[ササゲール]]などを使用していても8[[マナ]]程度なら溜まっていることが多く、呼び出せる対象は非常に多岐に渡る。
また、[[ササゲール]]を使用した[[ディスタス]]を自力で再利用できるため、後続の[[ディスペクター]]を呼び出し易くなる。
-「[[出す]]」であるためメジャーな[[コスト踏み倒しメタ]]に引っ掛かりやすい。[[マッハファイター]]があるので単体でも処理はできるが、その場合最初の一回目の[[コスト踏み倒し]]は対処されてしまう。

合成元の[[《「無情」の極 シャングリラ》]]譲りの[[攻撃制限]]は「[[プレイヤー]]を[[攻撃させない>攻撃できない]]」ものへと変化している。
[[クリーチャー]]への[[攻撃]]は許すものの、[[ダイレクトアタック]]は防ぐことができる。
これがあるため、[[マッハファイター]]と[[アタックトリガー]]が腐ってしまうものの[[タップイン]]効果にもある程度強く、[[EXライフ]]と共にある程度延命することが可能。

広い範囲から[[コスト踏み倒し]]を行う[[アタックトリガー]]を持ち、[[マッハファイター]]によって即時に発動可能であり、さらに自力で[[コスト踏み倒し]]対象をある程度工面できるなど、単体で[[能力]]が綺麗に完結している。

大きな難点としては、[[能力]]の性質上どうしても相手[[クリーチャー]]頼りの運用になってしまうこと。
[[マッハファイター]]・[[攻撃制限]]は共に相手の[[クリーチャー]]がいない局面では即座に効力を発揮できず、[[マナ]]と[[墓地]]を軽く増やすだけの[[ファッティ]]で終わってしまう。
[[コスト]]の高さから「相手[[クリーチャー]]が全くいない」という場面で出すことはほぼ無いだろうが、[[【カリヤドネループ】]]などこの[[クリーチャー]]そのものが[[腐って>腐る]]しまう対面があることは意識しておきたい。

[[【5色コントロール】]]に入れるとしたら、[[スピードアタッカー]]を呼び出しつつ相手への[[攻撃制限]][[能力]]を活かして雑殴りするというのが1つの使い方になるか。

-「自分は[[攻撃されない]]」[[能力]]をもつ[[クリーチャー]]には[[《大樹王 ギガンディダノス》]]や[[《ボントボルト》]]がいる。
[[パワー]]50000以上の[[攻撃]]は通してしまう前者や、各[[ターン]][[バトル]]に勝たないと[[能力]]を発動できない後者と違い、[[タップ]]するだけで全[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を阻止できるのがこの[[カード]]の強み。
--逆に言えば、この[[クリーチャー]]を[[タップ]]できない場合はあらゆる[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を素通ししてしまうのは明確な短所と言える。
--なお、どれも[[クリーチャー]]への攻撃を許してしまう共通点がある。

-[[《勇騎恐皇フォルテ》]]をも超える大型[[ダークロード]]のため、[[《大邪眼バルクライ王》]]の[[リアニメイト]]対象としても有力。こちらの[[アタックトリガー]]で《バルクライ王》を[[進化元]]ごと呼び出せるため、相互に踏み倒しての大量展開も可能となる。

**その他 [#nd3195cc]
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]で予告されていた[[ディスペクター]]。
「[[煉獄王>《邪眼皇ロマノフI世 GS》]]」[[《邪眼皇''ロマノ''フI''世''》>《邪眼皇ロマノフI世》]]と「矛盾に満ちたゼロの心」[[《「無情」の極 シャン''グリラ''》>《「無情」の極 シャングリラ》]]を合成した『接続』[[ディスペクター]]の[[王>キングマスターカード]]。
#region2(合成元との関係){{
-《シャングリラ》の下半身に《ロマノフ》が脚を組んで座っているというデザイン。冒涜的な改造が為されることに定評があった[[ディスペクター]]の中では、かなり原型が残された特異な容姿をしている。
--よく見ると《ロマノフ》の腰のあたりに『接続』派閥特有のビス止めが確認でき、座った態勢のまま固定されているとも取れる。《ロマノフ》の頭にも《シャングリラ》の人型部分にあった髪の毛が追加されており、見た目こそ原型を残しているが、細々とした施術が施されているのかもしれない。
--[[能力]]の面では《ロマノフ》によく見られる[[呪文]]に関する[[能力]]を一切持たず、また《シャングリラ》の「[[攻撃]]全てを封じる=争いをなくす」[[能力]]が「[[クリーチャー]]への[[攻撃]]のみ許す=[[争い>バトル]]を認める」[[能力]]に変化しており、合成元の2体をかなり「ディスペクト」している。
---それでいて[[種族]]には「[[呪文]]との連携」を戦術とする[[ナイト]]と「争いに対する矛盾」から[[ゼニス]]を生んだ[[ガーディアン]]が残されている。
--[[カード名]]「零獄」の内、「獄」は[[DMD-25]]以来《ロマノフ》関連でよく用いられるようになった「煉''獄''」という単語から、「零(0)」はそのまま《シャングリラ》の[[色]]にして重要な要素である「''ゼロ''」からだろう。なお、「0世」という呼び方は意味の成立しない「矛盾」した表現である。
-[[闇]][[単色]]の《ロマノフ》と[[無色]]の《シャングリラ》の合成だが、『接続』[[3色]]に合わせる為[[白黒緑]]という[[色]]構成になっている。
--[[ガーディアン]]自体は一応[[水]]以外の全[[文明]]に[[単色]]の[[クリーチャー]]が存在している。(([[火は少し特殊な事情だが>《開発部の守護者 ミッチー》]]))また、《シャングリラ》登場時には既に[[自然]][[単色]]の[[ガーディアン]]は存在し、《シャングリラ》自身[[聖>光]]と[[邪>闇]]が混じりあった存在とされていることからそこまで突拍子もない[[色]]構成という訳でもない。しかし、[[愛>光]][[憎>闇]]の果てに[[無情>無色]]へと至った《シャングリラ》に再び[[光]]と[[闇]]を割り当てるという行為の「ディスペクト」度合は計り知れない。
なお、《ロマノフ》にとっても、[[光]][[自然]]はそれぞれ「魔光([[光]]/[[闇]])」「爆獣([[火]]/[[自然]])」という、自らの「邪眼([[水]]/[[闇]]/[[火]])」と異なる[[ナイト]]派閥の[[色]]である。
---《シャングリラ》の使用者である[[南藻 奈已]]がモデルになったと思しき[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]が[[光]]/[[自然]]の[[クリーチャー]]なので、こちらが由来の可能性もある。
-《ロマノフ》は[[ドラゴン・ゾンビ]]を、《シャングリラ》は[[ゼニス]]を削除されている。なお、4[[種族]][[ディスペクター]]としては4体目。
--[[ドラゴン・ゾンビ]]は[[ロマノフ]]関連[[クリーチャー]]では割と頻繁に削除される[[種族]]である。また、[[ディスペクター]]化された[[ロマノフ]]と言えば既に[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]が存在するが、あちらは[[ゴッド]]と[[ダークロード]]を削除されているものの、「[[呪文]]を扱う[[ナイト]]」という体裁は保てている。
}}
**関連カード [#mfed0b72]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《零獄王秘伝 ZERO×STRIKE》]]

**収録セット [#aa396e57]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMRP-19 「第3弾 王来篇 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](KM3/KM3)(3B/20)

**参考 [#v0b69f39]
-[[白黒緑]]
-[[ディスペクター]]
-[[ダークロード]]
-[[ガーディアン]]
-[[ナイト]]
-[[EXライフ]]
-[[マッハファイター]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[墓地肥やし]]
-[[マナブースト]]
-[[アタックトリガー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[リアニメイト]]
-[[タップ]]
-[[攻撃されない]]

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-[[キングマスターカード]]

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