#author("2020-01-13T02:15:57+09:00","","")
#author("2020-01-19T13:50:26+09:00","","")
*《&ruby(がいあ){鎧亜};の&ruby(ほうこう){咆哮};キリュー・ジルヴェス》 [#v5fdcf97]

|鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス UC 闇/火/自然文明 (5)|
|クリーチャー:ロスト・クルセイダー 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。そのターン中、それらのクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。|
|''※殿堂入り''|

[[DM-25>DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」]]で登場した[[闇]]/[[火]]/[[自然]]の[[ロスト・クルセイダー]]。

[[cip]][[能力]]により、自身も含めた自分の[[クリーチャー]]すべてに「[[スピードアタッカー]]」と「[[スレイヤー]]」を[[付与]]する。さらに、それらのクリーチャーが[[破壊]]される場合には[[置換効果]]で[[マナゾーン]]に置ける。
それぞれ、各[[文明]]の特色をよく表した[[能力]]である。

何も考えずに突撃しても、相手の[[シールド]]を割るか[[ブロッカー]]を道連れにするかのどちらかなので、[[ビートダウン]]と相性が良い。3つ目の能力のおかげで、[[《地獄スクラッパー》]]等の[[S・トリガー]]を踏んでしまっても、総合的な[[ディスアドバンテージ]]を0にしてくれるのが優秀と言えるだろう。

また、[[コントロール]]では[[ビートダウン]]への対抗策としても優秀である。適当な[[ウィニー]]で相手の中型[[クリーチャー]]を討ち取り、ついでに[[マナブースト]]もできる。接戦の時も[[スピードアタッカー]]が頼りになるだろう。

3色なので[[色事故]]防止になり、自分の[[クリーチャー]]全てが[[スピードアタッカー]]になること、それを含め3つの能力の相性の良さから様々なワンショット系デッキに採用される。

特に[[マナゾーン]]から踏み倒す[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]、[[《神聖麒 シューゲイザー》]]や、[[山札]]から踏み倒す[[《サイバー・G・ホーガン》]][[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]との相性はよく、そちらの[[デッキ]]ではよく利用される。とりわけ《シューゲイザー》は、[[エピソード3環境]]にてこのクリーチャーと共に[[【シューゲイザーワンショット】]]で猛威を振るった。

だが、それが祟って2014年5月24日付けで[[殿堂入り]]が決定した。《シューゲイザー》の登場以前は適正な[[カードパワー]]だったことを考えると、とばっちりに近いか。

[[《魔龍バベルギヌス》]]で[[リアニメイト]]すると、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を呼び出しつつ自軍を[[スピードアタッカー]]にできるので[[《マイキーのペンチ》]]と合わせて用いられることも。

[[【5軸ガチロボ】]]でも、スピードアタッカー付与要員として重宝する。

**ルール [#f14641f2]
-よく勘違いされがちだが、''この[[能力]]を[[解決]]した後に場に出た[[クリーチャー]]には、この[[能力]]は与えられない''。

-相手の[[《ローズ・キャッスル》]]などにより、場に出てすぐ[[破壊]]された場合でも、能力は[[解決]]できる。ただし、《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》自体は[[マナゾーン]]に置かれない。(2011.10.28正式回答)
--[[《ローズ・キャッスル》]]の[[常在型能力]]の[[パワー低下]]のほうが《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》の[[cip]]よりも優先して解決される。よって《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》の[[cip]]は[[解決]]できるが、《キリュー》自体は[[墓地]]に置かれている。

**その他 [#d52d987b]

-[[【ジュラシック連鎖】]]に入れる手もある。[[《帝王類増殖目 トリプレックス》]]の[[cip]]で[[《連鎖庇護類 ジュラピ》]]とともに出してやれば[[1ショットキル]]も夢ではない。

-[[スレイヤー]]付加として考えると、[[《母なる紋章》]]が使えたころは[[クロスギア]]の[[《イモータル・ブレード》]]よりも運用しやすかった。

-[[ヘヴィ・デス・メタル]]など[[G・リンク]]した[[ゴッド]]や、[[解除]]持ち[[サイキック・クリーチャー]]への[[メタ]][[カード]]となる。相手が[[タップ]]されていれば、これと[[攻撃]]が可能な[[クリーチャー]]を2、3体で全滅させることができる。

-大量展開からの[[1ショットキル]]を狙う[[デッキ]]の大敵[[《アポカリプス・デイ》]]にも耐性があるといえる。[[S・トリガー]]で全て[[破壊]]されたとしても[[マナ]]が一気に貯まるため展開力を損ないにくい。ただし、[[能力]]は[[強制]]のため、[[pig]]持ち[[クリーチャー]]が[[マナゾーン]]へ落ちてしまう事もあるので注意したい。

-[[殿堂入り]]した後に[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]が登場。そちらと相性が良いことも加味しての規制だったのかもしれない。

-[[【ドッカンデイヤーミッツァイル】]]成立当初、自軍を[[スピードアタッカー]]化できることから2枚目の[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]として考察されることもあった。

-[[イラスト]]は5つの目玉を持った顔に、バックの色も合わさってホラー的な雰囲気を醸し出している。[[フレーバーテキスト]]曰く、怒りと嘆きと歓喜が混ざっているらしいが、他に目立った説明は無い。非常にインパクトが大きい外見、能力も強力、思わせぶりな[[フレーバーテキスト]]等等、ボスの一角としてもおかしくない存在感を誇る。謎が残る[[クリーチャー]]である。

**漫画・アニメ等での活躍 [#je6c0d11]
-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[ニニ]]戦で使用。[[《鋼の緑爪ギル・ルイテン》]]を[[スピードアタッカー]]に変え、一斉[[攻撃]]したが、「最後のアガキ」と[[《ボルカニック・アロー》]]で[[破壊]]された。また描写は無いものの、[[破壊]]された《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》は[[マナゾーン]]に置かれるため、[[《武者の超人》]]と[[《鋼の緑爪ギル・ルイテン》]]の[[スペース・チャージ]]能力の誘発条件を満たしてしまっている。

**[[フレーバーテキスト]] [#h7f349cb]
-[[DM-25>DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」]]、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]
'''[[怒り>闇]]と[[嘆き>火]]と[[歓喜>自然]]が混ざり合い、聞く者全てが戦慄する咆哮となる。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P17/Y6)
'''この一瞬に勝利の咆哮を上げよ!'''

**収録セット [#dde5bcff]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部に
デュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Koji Harada]]
--[[DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」]]
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]
--[[DMX-08 「激熱!ガチンコBEST」]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
--[[DMBD-01 「クロニクル・レガシー・デッキ アルカディアス鎮魂歌」]]
--[[プロモーション・カード]](P17/Y6)

**参考 [#r422db98]
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[ターン]]
-[[クリーチャー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[スレイヤー]]
-[[付与]]
-[[破壊置換効果]]
-[[マナゾーン]]
-[[殿堂入り]]
-[[【キリュー・ジルヴェスビート】]]