#author("2022-12-28T07:31:44+09:00","","")
#author("2023-01-29T10:44:46+09:00","","")
*《&ruby(じゃりゅう){邪龍}; ジャブラッド》 [#m68ac40a]

|邪龍 ジャブラッド OR 闇文明 (3)|
|タマシード/クリーチャー:アビスドラゴン/ACE 9000|
|''W・ブレイカー''|
|このタマシードが出た時、または自分のアビスが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を墓地に置いてもよい。|
|自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。|
|自分のアビスが離れる時、かわりにカードを4枚自分の墓地から選び、シャッフルして山札の下に置いてもよい。|

[[DM22-RP2]]で登場した[[闇]]の[[アビスドラゴン]]/[[ACE]][[タマシード/クリーチャー]]。

[[出た時>cip]]と[[アビス]]が[[攻撃]]する時に2枚[[墓地肥やし]]し、自分の[[アビス]]すべてに[[墓地]]のカード4枚を[[山札の下]]に送ることを条件とした[[置換効果]]による[[除去]][[耐性]]を与える。
他の[[タマシード/クリーチャー]]同様、闇の擬似[[シビルカウント]]4を達成するまでは[[クリーチャー]]として扱わない。

[[《深淵の支配者 ジャシン》]]に続き、[[システム>システムクリーチャー]]的な側面を色濃く持った[[アビス]]の[[タマシード/クリーチャー]]。[[【黒単アビスロイヤル】]]における初動の墓地肥やしとして使える。

序盤は[[タマシード]]であるため場持ちが良く、[[除去]]や[[殴り返し]]に左右されることなく確実に[[アドバンテージ]]を稼いでくれる。また[[cip]]でも墓地肥やしができるため返しのターンにすぐに除去されたとしても損にはならず、むしろ墓地に送られる方が都合が良い場面すらある。

[[攻撃]]時に墓地肥やしする効果は、序盤と終盤で持つ意味が大きく変わる。
-序盤においては[[リーサル]]を用意できない状況で[[シールド]][[ブレイク]]することになるため、常に相手に[[手札]]を与えるリスクと天秤にかけながら慎重に墓地を肥やさなければならない。幸いプレイヤー以外への攻撃でも能力は[[誘発]]するので、できれば[[殴り返し]](または[[自爆特攻]])で墓地のカードを増やしたい。

-[[リーサル]]を組み終えた終盤においては、攻撃と同時に除去耐性の種を用意できる、まさに鉄壁の能力になる。その頃には基本的に擬似シビルカウントを達成しているはずなので、このクリーチャー自身も[[耐性]]持ち2[[打点]]兼さらなる耐性補強役として攻撃に参加できる。
[[山札]]を削り落として[[墓地]]を肥やす[[カード]]の多い[[アビスロイヤル]]においては、[[耐性]]を応用して[[山札回復]]を行えるのも便利。

もちろん[[《アビスベル=ジャシン帝》]]とは極めて相性が良い。
《ジャシン帝》が[[着地]]すれば次のターンから[[アビスラッシュ]]による大量展開が可能になるので、一気にこのクリーチャーの擬似シビルカウントが満たしやすくなる。
[[《深淵の三咆哮 バウワウジャ》]]にも言えることだが、[[除去]]を回避するために攻撃の直前まで[[タマシード]]でいたい[[タマシード/クリーチャー]]の性質と、1ターン限定で大量展開できる[[アビスラッシュ]]は強力に噛み合っている。
[[能力]]を抜きにした本体スペックも、[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[能力]]によって1コストの[[W・ブレイカー]]として墓地から召喚できるのが魅力。

このカードの登場によって、たとえ[[《アビスベル=ジャシン帝》]]が2回の除去を受けても、1回目は自前の破壊耐性で手札を捨てて置換、2回目は《ジャブラッド》の能力で捨てたカードを山札の下に送って置換、という動きができるようになった。
攻撃の際にも[[リーサル]]のズレが起こりにくくなり、[[G・ストライク]]以外ではそうそう攻勢を崩されないだろう。

-自力で[[アビスラッシュ]]を持たないことと、攻撃可能となる条件が1つ厳しい以外は[[《深淵からの復活 ジャシン帝》]]より性能が高い。もっとも、その《ジャシン帝》は[[アビスラッシュ]]ありきで採用されるためそちらが型落ちになるとは限らない。

**その他 [#u9570bf2]
-細長い体の骨のドラゴンの姿なのだが、元々のデザインが複雑な事に加え姿勢のせいで通常イラストではどういうドラゴンなのか若干分かりにくくなっている。

-[[シークレット>シークレットレア]]版のイラストの元ネタはジャン・オノレ・フラゴナールの『ぶらんこ』。元ネタと同じく木漏れ日の差し込む森の中でジャブラッドがブランコを楽しむという闇文明らしからぬ雰囲気のイラストだが、よく見ると元の絵に描かれていた人物が全て白骨化している。
-名前の由来は「邪」+「blood(血)」だろう。

-主人公が使う最高レアリティカードだが、[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]の方が優先された為かアニメでの登場は収録パックの発売から一か月後と遅いタイミングでの登場だった。

**背景ストーリーにおいて [#ee1c5a13]
深淵の中のあらゆる負なるものと邪なるものを凝縮し血液とした、[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]が生み出した[[暴竜爵>《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]の似姿。

高い再生能力を持ち、名乗りを上げて力を開放したボルシャック・カイザーの一撃を受けてもすぐに再生してしまう。
しかし、[[仲間の思いで真の力を引き出した>シビルカウント]]ボルシャック・カイザーの連撃によって、二度と再生できないよう粉々に磨り潰された。

-[[背景ストーリー]]における再生能力は[[除去]]への[[置換効果]]として[[テキスト]]に反映されている。
背景ストーリーと同様に、[[《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》]]の連続[[攻撃]]を受け続けると、[[置換効果]]を使えなくなり[[破壊]]されてしまう。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM22-RP2]]の[[cip]]と[[ACE]][[タマシード/クリーチャー]][[サイクル]]。[[《邪龍 ジャブラッド》]]のみ[[オーバーレア]]で、他はすべて[[スーパーレア]]。
-[[《ルベル・ゴルギーニ》]]
-[[《Law儿-怪Hawk》]]
-''《邪龍 ジャブラッド》''
-[[《ボルシャック・バラフィオル》]]
-[[《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》]]

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《歓楽龍 ガルザ・ガルザ・ガルザ》]]

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[akagi]]
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](OR2/OR2)

**参考 [#b074ec59]
-[[タマシード/クリーチャー]]
-[[アビスドラゴン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[アビス]]
-[[アタックトリガー]]
-[[墓地肥やし]]
-[[離れる]]
-[[墓地]]
-[[シャッフル]]
-[[山札の下]]
-[[山札回復]]

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