#author("2020-01-19T13:55:49+09:00","","")
*《&ruby(イビルトマホーク){邪帝斧}; ボアロアックス》 [#m3ee0dfc]

|邪帝斧 ボアロアックス P 自然文明 (4)|
|ドラグハート・ウエポン|
|このウエポンをバトルゾーンに出した時またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。|
|龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]|
|''※殿堂入り''|

[[DMX-18>DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]で登場した[[自然]]の[[ドラグハート・ウエポン]]。

[[バトルゾーン]]に出した時と[[装備]][[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時に[[自然]]の[[コスト]]5以下の[[クリーチャー]]1体を自分の[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]できる[[トリガー能力]]と、自分のターンの終わりに[[バトルゾーン]]にある自分の[[クリーチャー]]の[[コスト]]の合計が20以上であることを条件とした[[龍解]]を持つ。

この[[ウエポン]]を呼び出せる[[ドラグナー]]のうち、最も[[コスト]]が軽いのは[[《龍覇 サソリス》]]で、同[[コスト]]である[[《連鎖類大翼目 プテラトックス》]]の上位の[[cip]]能力のように扱うことができる。またコストは1増えるが[[マナゾーン]]を5[[文明]]化する能力を持つ[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]なら、マナゾーンから出すクリーチャーの[[文明]]の制限を解消することができるため、[[《神聖麒 シューゲイザー》]]とほぼ同等の効果を使えることになる。

[[バトルゾーン]]に出してすぐに[[効果]]を発揮する点が非常に優秀であり、[[攻撃]]も出来れば更に[[アドバンテージ]]を稼ぐことが可能。
[[龍解]]条件は[[コスト]]20以上と一見多いように思えるが、呼び出した[[クリーチャー]]によっては一気に条件を満たすことも期待できる。

例としては
-[[《電流戦攻セブ・アルゴル》]]などで[[サイキック・クリーチャー]]を展開する。
-[[《ガチャダマン》]]などの[[GR召喚]]で[[GRクリーチャー]]を展開する。
-[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]などで装備した[[ドラグナー]]を[[スピードアタッカー]]にして[[攻撃]]させ、再度効果を使う。
-[[《賢察するエンシェント・ホーン》]]で[[マナ]]を[[アンタップ]]し、更に[[クリーチャー]]を召喚する。
-[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]などから[[S・バック]]や[[S・トリガー]]で[[クリーチャー]]を増やす。
-[[《バロン・ゴーヤマ》]]を出し、[[ワイルド・ベジーズ]]を[[リクルート]]する。
-[[《陰陽の舞》]]を[[マナ爆誕]]0で出す。

などが挙げられる。更にこれらを組み合わせて大量展開すれば、[[バトルゾーン]]が空の状態からでも即座に[[コスト]]20以上を達成することが可能である。

もちろん必ずしも出した[[ターン]]に[[龍解]]する必要は無いが、相手のターンを挟むと[[除去]]される危険が付き纏うことになるので可能であればそのターンのうちに[[龍解]]させた方が確実と言えるだろう。

[[進化クリーチャー]]を呼び出すこともできる。
[[進化]]させても[[バトルゾーン]]の[[コスト]]はあまり増えない・もしくは減ってしまうので[[龍解]]条件とは噛み合わないが、[[装備]]させた[[ドラグナー]]に重ねてやれば即座に[[攻撃]]して再び[[効果]]を使うことができるため、[[ビートダウン]]で運用する分には相性が良い。

特に[[《ベル・ザ・エレメンタル》]]は進化元の縛りが緩く、攻撃時に先に[[マナブースト]]を使用することでマナから呼び出す[[クリーチャー]]の選択肢を増やすことができるので扱いやすい。ここから更に[[《大神秘イダ》]]を呼び出してやれば、実質的に1度に2体もの[[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]を召喚したことになる。

この[[コンボ]]を利用する[[デッキタイプ]]が「[[【緑単サソリス】]]」である。

-この[[龍解]]条件の即効性が[[【イメンループ】]]の凶悪さを加速させている。仮に[[龍解]]のタイミングが[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]と逆になっていれば、つまり「自分のターンの終わり」ではなく「自分のターンのはじめ」に[[龍解]]のタイミングが設定されていれば、相手は通常の[[クリーチャー]][[除去]]だけで対処できるようになっていたため、ここまで猛威をふるうこともなかったと思われる。[[スペース・チャージ]][[サイクル]]との相性の良さも考慮に入れると、開発部での調整不足を指摘する声も少なくない。

-非常に有用な[[カード]]であり、相場も高騰していた為か、[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]で[[再録]]。
--流石に[[3D龍解]]の[[カード]]を収録した場合収録内容が一発でバレてしまうので、何と''このカードが印刷された面、[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]の左側と右側に三分割''されてしまっている。もちろん、このままではカードの構成要素として成立たない([[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]、[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]側の[[テキスト]]が読めない)。その為、発売直後の裁定では''3枚揃わないとデッキに入れる事自体ができない''とされており、この面のフレーバーテキストもそのことを説明する内容となっている。

-[[【ラグマループ】]]としてひっそりと息づいていた【緑単ループ】を、[[【イメンループ】]]、[[【緑単サソリス】]]とさらに実用レベルへと押し上げた立役者といってまず間違いない。極めてマイナーだった【ラグマループ】もこの一件によって着目され始め、《ボアロアックス》の[[殿堂入り]]が噂される頃には《ボアロアックス》無しでループさせる方法が研究されることになる。2016年9月15日付で殿堂入りしたが、相方の[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]はノータッチとなり、[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]と[[《大勇者「鎖風車」》]]という新たな相棒を獲得することになる。[[《ベイB ジャック》]]の登場はこの流れに拍車をかけた。

**関連カード [#edc69b23]
-[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o8a99346]
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''その邪悪な斧は分断され、本来の力を失った。3つの断片をつなぎ合わせた時、再びドラグハートとしての力を取り戻すだろう。'''

**収録セット [#wa6b1e06]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Hideaki Fujii]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]

**参考 [#g96244b3]
-[[ドラグハート・ウエポン]]
-[[cip]]
-[[装備]]
-[[クリーチャー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[自然]]
-[[コスト]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ターンエンド]]
-[[バトルゾーン]]
-[[龍解]]
-[[裏返す]]

-[[殿堂入り]]

-[[【緑単サソリス】]]
-[[【黒サソリス】]]
-[[【イメンループ】]]
-[[【ボアロアックス】]]