#author("2021-11-15T17:22:34+09:00","","")
*《&ruby(じゃぎほうごう){邪偽縫合}; デスネークニア》 [#kd328e9d]
#author("2024-03-20T14:02:41+09:00","","")
*《&ruby(じゃぎほうごう){邪偽縫合}; デスネークニア》 [#top]

|邪偽縫合 デスネークニア VR 水/闇/自然文明 (9)|
|クリーチャー:ディスペクター/アンノウン/クリスタル・コマンド・ドラゴン 9000|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|マッハファイター|
|W・ブレイカー|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''マッハファイター''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、カードを1枚、自分のマナゾーンまたは墓地から手札に戻す。その後、自分の手札を1枚、相手に見ないで選ばせる。自分はそれをコストを支払わずに使ってもよい。|

[[DMRP-20]]で登場した[[水]]/[[闇]]/[[自然]]/の[[ディスペクター]]/[[アンノウン]]/[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]。

**関連カード [#q4af78c5]
[[EXライフ]]と[[マッハファイター]]を持ち、[[アタックトリガー]]で[[ドロー]]と[[マナゾーン]]/[[墓地]]からの[[回収]]を行い、その後相手に[[手札]]を1枚見ないで選ばせ任意で[[プレイ]]する[[能力]]を持つ。

相手に見ないで選ばせ[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]をするという[[能力]]は[[《ブルー・モヒート》]]や[[《運 命》]]を彷彿させるが、こちらは[[クリーチャー]]以外も[[コスト踏み倒し]]できる上、「[[使う]]」という[[テキスト]]であるため正規の[[プレイ]]扱いとなる。
特に[[クリーチャー]]なら[[召喚]]扱いとなり、[[《洗脳センノー》]]などの[[コスト踏み倒しメタ]]を突破しつつ[[ゼニス]]などの[[召喚]]時[[cip]]も誘発する。
[[コスト踏み倒し]][[プレイ]]に目が向くが、比較的珍しい「どんな種類の[[カード]]でも[[回>マナ回収]][[収>墓地回収]]できる[[カード]]」でもある。
最悪[[手札]]からの[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]に失敗しても、一応[[手札]]自体は2枚増えているためリターンが皆無という訳ではない。

[[マッハファイター]]を持つため、相手[[クリーチャー]]さえいれば即座に[[アタックトリガー]]を使用できる。
[[EXライフ]]の[[耐性]]もあるので、登場[[ターン]]に攻撃目標がおらずとも次の自分の[[ターン]]まで生き残る可能性は高いが、この[[クリーチャー]]自身は[[アタックトリガー]]以外に何の[[能力]]も持たないため、やはり攻撃可能な相手[[クリーチャー]]が存在する状況で出すようにはしたい。

この[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]による[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]は、[[ドロー]]・[[回>マナ回収]][[収>墓地回収]]が強制な上、[[手札]]を増やすのと相手に選ばせ[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]を行うのとが一連の[[効果]]である。そのため[[テキスト]]の文面以上にランダム性が強く、ある特定の[[カード]]を狙って[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]しようとすると思う以上に安定しない。
[[回収]]により任意の[[カード]]を[[手札]]に用意した上で[[手札]]から[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]するため、[[山札操作]]などを交えて不確定性の排除に努める使い方をしたくなるが、基本的には[[《キング・マニフェスト》]]のような「ランダム[[コスト踏み倒し]]を行う大型[[クリーチャー]]」として扱うのが良いだろう。
一般的なランダム[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[カード]]と比較した場合、「[[山札]]をシャッフルしない(=[[山札操作]]が有効)」「[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]対象の種類を問わない」「正規の[[プレイ]]であるため通常の[[コスト踏み倒し]]よりも利点が多い」など、独自の優位点を持っている。

[[《ドラグシュート・チャージャー》]]とも好相性。[[マナゾーン]]から[[回収]]して再利用できる上に、そちらで呼び出した場合も[[EXライフ]]で[[自壊]][[デメリット]]を防げる。

-この[[クリーチャー]]自身は[[3色]]9[[コスト]]と非常に重い。また[[コスト踏み倒し]]がランダムであり、下手な[[コスト軽減]]手段と併用すると''有効な対応先の無い[[軽減>コスト軽減]]札を引き当ててしまう''というジレンマを抱えていることから[[コスト軽減]]とは相性が悪い。
[[水]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[アンノウン]]/[[コマンド・ドラゴン]]なので対応する[[軽減>コスト軽減]][[カード]]自体は多いが、9[[コスト]]という絶妙な重さによって有効活用できる物は限られてくる。
[[軽減>コスト軽減]]を用いてこの[[クリーチャー]]の早出しを狙うのであれば、なるべく[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]のような[[軽減>コスト軽減]]以外にもメリットとなる[[効果]]を持つ[[カード]]を選択し、この[[クリーチャー]]の[[能力]]で引き当ててしまった場合の損失を抑えたい。

-[[アタックトリガー]]でピンポイントである[[カード]]を使いたい場合、「この[[クリーチャー]]の[[攻撃]]前に[[山札操作]]を行い[[手札]]を0にする」という手段を用いることで実現できる。
--ただ、この方法で効率よく確実に[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]を成功させるには、「この[[クリーチャー]]を出す」「[[山札操作]]をする」「[[手札]]を使い切る」という3動作を1[[ターン]]で全て行う必要があり、その分の[[デッキ]]の圧迫・[[マナ]]の消費が重くなりがちである。ここまで来るとほぼ[[専用デッキ]]を組むことになるだろう。

-なお、[[回収]]先である[[マナゾーン]]・[[墓地]]は公開領域なので、当然ながら何を[[回収]]したかは相手にも知られている。そのため、仮に[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]に成功しても、それが[[回収]]した分以外の[[カード]]であれば[[手札]]1枚分の情報は得られている状態である。そして万が一[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]に失敗してしまえば、[[手札]]1枚分のみならず「[[ドロー]]した[[カード]]が今使えない[[カード]]である」という情報まで握られてしまうことになる。

-[[アタックトリガー]]の[[ドロー]]と[[マナ回収]]/[[墓地回収]]は全て[[強制]]。[[墓地]]に[[カード]]が無ければ[[マナ]]が減ってしまう点に注意。
[[能力]]上は相手に選ばせる部分までが強制であるが、その[[カード]]を[[使う]]かどうかは任意であり、仮に[[使わ>使う]]なかったとしても相手に見せる必要はない。

なお、この[[クリーチャー]]自身の基礎スペックは[[3色]][[コスト]]9[[パワー]]9000とあまり高く無く、自身の[[能力]]で2枚目を引き当てると少々嬉しくない枠に入る。
[[EXライフ]]と[[マッハファイター]]を併せ持つとは言え、この[[クリーチャー]]が出るようなタイミングとなると[[バトル]]で勝てる相手[[クリーチャー]]が居ない可能性もある。[[自爆特攻]]して使い捨て気味に[[能力]]を使うことになる場合も多いだろう。
-幸い、[[パワー]]については対応[[アタック・チャンス]][[呪文]]に[[《連結秘伝アンビバレンツリンク》]]・[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]というそこそこ大きな数値の[[パワー低下]]を放てる物があり、ある程度フォローができる。特に[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]の方は[[手札]]と[[マナゾーン]]の[[カード]]を増やすので「当たり」の可能性を増やすのに一役買ってくれる。ただし、この[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]でそれらの[[呪文]]が引っかかってしまう可能性があることに注意。

-[[マッハファイター]]を持つ[[アンノウン]]なので[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]を登場して即発動できる。[[呪文]][[効果]]による[[アンノウン]]/[[ゼニス]]の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[召喚]]が狙えるだけでなく、この[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]で引き当てても[[召喚]]限定[[cip]]を使えるなど、[[ゼニス]]とは相性がかなり良い。
《ゼニス・シンフォニー》重点型の[[【アンノウン】]]においてはこれまでにない働きを見せてくれるだろう。

-一見すると運さえよければ[[アタックトリガー]]でどんな[[カード]]でも踏み倒せるように思えるが、[[セル]]は単体では[[プレイ]]できないため[[《Volzeos-Balamord》]]とは相性が良くない。

**その他 [#others]
[[《''偽''りの名 ''スネーク''》>《偽りの名 スネーク》]]と[[《水晶''邪''龍 ''デス''ティ''ニア''》>《水晶邪龍 デスティニア》]]の『縫合』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《スネーク》をベースに、頭部の触覚・触手の先端に《デスティニア》の頭骨が接合されている。
右触覚に接合されているのは《デスティニア》本人の頭だが、後頭部の触手先端に接合されているのは《デスティニア》の肩当状の頭骨であり、本来無いはずの首の骨まである。
また、後頭部の触手や、手に持つ触手状の武器に、《デスティニア》の紫色の水晶が数本縫い付けられているのがわかる。
--右手の武器は元の《スネーク》が左腰に差していた物であり、これは《スネーク》のイラストレーターによると「ムチにも剣にもなる『チューブワーム』」という設定らしい。その裏設定が回収された形になるが、側面に縫い付けられた水晶のせいで、より原始的な棍棒や石斧のようにも見える造形となっている。
--[[能力]]においては、[[手札]]を増やし[[墓地]]を減らすという部分に《スネーク》の、[[手札]]から1枚相手に見ないで選ばせ[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]をするという部分に《デスティニア》の面影がある。
一方、《スネーク》が味方全体の登場に反応し[[マナ]]も増やしていたのに対し、こちらは自身1体の[[攻撃]]にのみ反応し、さらに場合によっては[[マナ]]を減らすという点で反対の挙動をしている。
-《スネーク》が元々[[水]]/[[闇]]/[[自然]]という『縫合』[[3色]]を備えた[[クリーチャー]]であったため、それらを全て継承している。
また、《デスティニア》は[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]を削除されている。
--なお、この[[クリーチャー]]の[[パワー]]9000という数値は、《スネーク》([[パワー]]11000)と《デスティニア》([[パワー]]7000)の丁度平均値である。

}}

***アニメでの活躍 [#ebb9c888]
-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では[[ハイド]]が『縫合』構築時に使用。声優は[[福西勝也]]氏。
第33話から第34話での[[切札 ジョー]]戦(4戦目)で初登場。[[アタックトリガー]]でマナから[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]を回収しつつ[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]を踏み倒した。この時、《ミカドレオ》のカードのみを少しはみ出させ、ジョーに《ミカドレオ》を選ばせるよう誘導している。
第41話のジョー戦(5戦目)でも使用し、[[アタックトリガー]]で[[《A・A・A》]]を踏み倒した。

**関連カード [#card]
-[[《偽りの名 スネーク》]]
-[[《偽りの名 スネーク/アンノウン・プログラム》]] 
-[[《水晶邪龍 デスティニア》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#p3485a36]
-[[DMRP-20]]&br;'''不自由な二択。選んだ先に待っているのは、どちらの邪悪か。'''
-[[《ブルー・モヒート》]]
-[[《運 命》]]

**収録セット [#p2c8fa0c]
**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMRP-20]]&br;'''不自由な二択。選んだ先に待っているのは、どちらの[[邪悪>コスト踏み倒し]]か。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[shosuke]]
--[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](10/95)

**参考 [#j71f46d9]
**参考 [#reference]
-[[ディスペクター]]
-[[アンノウン]]
-[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]
-[[EXライフ]]
-[[マッハファイター]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ドロー]]
-[[マナ回収]]
-[[墓地回収]]
-[[手札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[使う]]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,多色,コスト9,ディスペクター,縫合,アンノウン,クリスタル・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー9000,EXライフ,マッハファイター,W・ブレイカー,アタックトリガー,ドロー,マナ回収,墓地回収,コスト踏み倒し,VR,ベリーレア,shosuke);
----
[[公式Q&A]]

>Q.自分の封印が付いている[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]がバトルゾーンにある状況で、自分の''《邪偽縫合 デスネークニア》''の「攻撃する時」の能力で、相手は自分の手札から[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を選びました。進化元となる火のクリーチャーが1体もいなかったので[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]はバトルゾーンに出せませんでしたが、火のコマンドを召喚したことによる、封印を外す処理は行なえますか?
A.いいえ、封印は外せません。バトルゾーンに出せない(=進化元がいない)という状況においては、効果でクリーチャーを召喚することもできません。[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]は召喚できないので、封印も外せません。&br;なお、バトルゾーンに出せない状況においても、「S・トリガー」など、召喚する能力の使用宣言を行うことは可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40664]](2021.12.17)

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,自然文明,青黒緑,3色,多色,コスト9,ディスペクター,縫合,アンノウン,クリスタル・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー9000,EXライフ,マッハファイター,W・ブレイカー,アタックトリガー,ドロー,マナ回収,墓地回収,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い),VR,ベリーレア,shosuke);