#author("2021-01-31T16:50:48+09:00","","")
*《&ruby(うんめい){運命};の&ruby(せんたく){選択};》 [#j7c7eb0f]

|運命の選択 UC 自然文明 (4)|
|呪文|
|自分の手札を1枚表向きにする。|
|それが自然のカードなら、自分の山札を見る。その中から自然のコスト3以下のクリーチャーを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。|
|それが火のカードなら、このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。|
|それが光のカードなら、このターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体アンタップする。|

[[DM-25]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

自分の[[手札]]を1枚見せ、その[[文明]]によって異なる能力をもたらす。

多色カードを見せれば、該当の文明の能力が重複するので、[[《居合のアラゴナイト》]]や[[《勇王の化身ダイカイザン》]]、[[《龍仙ロマネスク》]]、[[5色レインボー]]など、[[白赤緑]]の文明を持つカードを見せれば、すべての能力が使える。

手札から見せるにしろ、山札から[[リクルート]]するにしろ、[[多色]]カードとは[[シナジー]]し合う。序盤は[[色事故]]で召喚しづらい3コストの3色クリーチャーが手札から見せる要員にでき、[[リクルート]]対象にもなるのはかなりありがたいところ。

[[ビートダウン]]向きの能力が揃っているが、コスト比的には自然の能力が特に優れているため、主に狙っていくのはそれになるだろう。
[[自然]]で[[コスト]]3以下なら[[《緑神龍ドラピ》]]や[[《連鎖庇護類 ジュラピ》]]、[[《界王類七動目 ジュランネル》]]といった大型獣でも[[リクルート]]可能。特に[[《連鎖庇護類 ジュラピ》]]は[[召喚]]できないという[[デメリット]]を補い、更に場合によっては[[スピードアタッカー]]化でそのまま[[攻撃]]できるので相性が良い。

-なお、呪文は唱えている間は[[どこでもないゾーン]]にいるので、唱えているこの呪文を見せて[[リクルート]]能力を使うことは不可能。

-見せる[[手札]]の[[カードタイプ]]に指定はないため、[[城]]や[[D2フィールド]]を見せても効果は発揮する。

-当然[[敵対色]]のみのカードを見せたり、この[[呪文]]以外に[[手札]]がなければ不発する。

-「[[進化]]以外の」とは書かれていないので、[[進化元]]がいれば[[進化クリーチャー]]を出すこともできる。[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]を呼び出して奇襲する事も可能。&br;また[[進化元]]は必要だが、[[手札]]から[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]を見せ、[[《獣軍隊 ベアッサー》]]を[[リクルート]]すればそのまま《ベアフガン》に[[侵略]]できる。

-[[革命チェンジ]]との相性も非常に良い。[[火]]と[[自然]]を持つ[[ハムカツ団]]の[[クリーチャー]]を見せれば、[[リクルート]]してきた[[クリーチャー]]から見せた[[クリーチャー]]に即[[革命チェンジ]]させることができる。&br;特に[[《刀の3号 カツえもん》]]や前述の[[《連鎖庇護類 ジュラピ》]]を呼べば、[[ドラゴン]]を条件としている[[《DXブリキング》]]や[[《宿命のドギラゴン銀刃》]]にもチェンジさせられるのは心強い。

**環境において [#gdc3a1eb]

2021年始の[[チャンピオンシップ]]([[オリジナル]])でこれを4枚採用した[[【青黒緑デッドダムド】]]が4位入賞を果たし話題になった。
[[手札]]から[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]等を見せれば[[山札]]から[[スピードアタッカー]]が付与された[[《天災 デドダム》]]を呼び出すことができ、そのまま《レッドギラゾーン》に[[革命チェンジ]]して《デドダム》を手札に戻せば次[[ターン]]の《デドダム》の再召喚が確約される。
使用後もマナコストが[[《イグゾースト・II・フォー》]]での[[コスト踏み倒し]]による再利用の範囲内でもあるので無駄が無い。
《デドダム》の場合は[[色]]拘束が激しいが、このカードで呼び出す場合は[[自然]][[マナ]]さえあれば[[マナゾーン]]の[[色]]を気にせずに出せるという利点がある。
[[手札]][[コスト]]としては初動枠が務まる[[《青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」》]]という選択肢もある。
かつて[[《ミステリー・キューブ》]]が運が良ければ5[[コスト]]で[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を呼び出せることから「超次元ヴィルヘルム・ホール」と呼ばれたが、さながらこのカードは「超次元デドダム・ホール」と揶揄されるようになった。

この採用の経緯は、裏を返せば『4マナ払ってまで山札から呼び出す価値のある、3マナ域の自然のクリーチャー』は《デドダム》以前は存在しなかったということでもある。《デドダム》のカードパワーの強烈さが再確認できると言えるだろう。
**収録セット [#wae79dba]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Katsuhiko Kojoh]]
--[[DM-25 「極神編 第2弾 人造神の創造(バイオレンス・クリエイター)」>DM-25]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](280/???)

**参考 [#l75547ab]
-[[手札]]
-[[見せる]]
-[[自然]]
-[[カード]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[コスト]]
-[[クリーチャー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[リクルート]]
-[[シャッフル]]
-[[火]]
-[[光]]
-[[友好色]]
-[[バトルゾーン]]
-[[ターン]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[ターンエンド]]
-[[アンタップ]]

-[[カティノカード]]

&tag(呪文,自然文明,単色,コスト4,手札確認,コスト3以下,リクルート,コスト踏み倒し,スピードアタッカー付与,警戒付与,UC,アンコモン,Katsuhiko Kojoh);