#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
*《&ruby(ついおくにんぎょう){追憶人形};ラビリピト》 [#t2f6e68b]

|追憶人形ラビリピト UC 闇文明 (4)|
|クリーチャー:デスパペット 2000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時またはコスト8以上の呪文を唱えた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。|

[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]で登場した[[デスパペット]]。

[[cip]]で1枚[[ランダムハンデス]]を行い、さらに自分の[[ターン]]中に[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚]]した場合と[[コスト]]8以上の[[呪文]]を唱えた場合に、相手の[[手札]]をすべて捨てさせる[[能力]]を持つ。

相性が良いのはやはり[[無月の門]]で8コストである自身を[[召喚]]できる[[《卍 デ・スザーク 卍》]]であろう。[[《卍 デ・スザーク 卍》]]のタップインとこのカードのオールハンデスで制圧も可能である。

欠点は、この[[カード]]自体には即効性が無いことであり、[[魔導具]]を持たず[[墓地肥やし]]を行わないことから[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の早出しには貢献できないという面も持つ。さらに[[《卍 デ・スザーク 卍》]]系統の[[デッキ]]ではこの[[カード]]に有効な[[コスト軽減]]が少ないので、どうしても後手後手になってしまう点が浮き彫りになる。

また、長期戦を行うならマナ武装さえ達成すれば毎[[ターン]]強力な[[ハンデス]]を行える[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]というライバルの存在もちらつくであろう。こちらはパワー2000だがあちらはパワー4000であり、場持ちはあちらの方が良い。こちらは[[【デ・スザーク】]][[ミラーマッチ]]の[[《堕魔 ドゥシーザ》]]で簡単に退かされるラインなので、[[マナゾーン]]の確認や挙動の観察などによって相手が手札に除去を握っているかどうか、これを出す前にあらかじめ洞察する必要があるだろう。[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]で[[《堕魔 ドゥポイズ》]]を毎[[ターン]]踏み倒すことで[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を破壊しては[[無月の門]]で出し直すことを繰り返すと[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]以上のことができるが、やはり自己完結性ではあちらの方に軍配が上がるだろう。

むしろ2コスト[[魔導具]]を厚くするほど中盤以降の脆弱性が高まる[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の性質上、いっそ軽量域を充実させることに特化して無月の門の早打ちによるオールハンデスの早期利用を目指す手もある。

単純に[[ビッグマナ]]に入れて[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]で[[バウンス]]した[[クリーチャー]]をこれの効果で叩き落とすと大打撃を与えられる。[[《神々の逆流》]]に反応した場合などはまさしくゲームエンド級のダメージが相手に加わるであろう。

[[【墓地ソース】]]に入れて[[《暴走龍 5000GT》]]で能力を誘発するという手もある。ただ、当然ながら[[《暴走龍 5000GT》]]の全体除去に引っ掛かる上に、[[《暴走龍 5000GT》]]による[[ロック]]にこのカードでのハンデスを加えると正直[[オーバーキル]]になってしまう。味方に付ければ強力なカードだが、[[【墓地ソース】]]は[[1ショットキル]]の直前まで手札を溜め込みやすいので、ふんだんに[[墓地回収]]があるとはいえ敵に回すとそこそこ厄介。

[[DMRP-06>DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」]]にて[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]という新たな相棒を手に入れた。4ターン目にこのクリーチャーを置いておければ、次のターンに魔導具による更なる墓地肥やしでターン終わりに[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を[[無月の門・絶]]で踏み倒し→全[[ハンデス]]と畳み掛けられる戦法が可能となった。更にそちらの効果で返しの相手は3マナしかまともに使えないことを考慮すると、ロックするには十分すぎる相性と言える。[[《追憶人形ラビリピト》]]によるオールハンデスで相手の反撃を許したくないがために、敢えて失敗時に増えた手札で反撃される恐れのある[[1ショットキル]]を仕掛けずに1枚か2枚[[ブレイク]]しつつ[[ターン]]を終了してオールハンデスすることを繰り返すプレイングまで見られるようになった。

**ルール [#g101f1cb]
オールハンデス能力の誘発条件として召喚したことを参照するが、バトルゾーンに出たことは参照しない。つまり、召喚はされたがバトルゾーンに出ていないという状況ではオールハンデス能力が誘発する。

例えば、相手の[[《獣軍隊 ヤドック》]]がある中で、自分のマナゾーンの枚数より大きいコストの[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を[[無月の門]]によってコストを支払わず召喚した場合

召喚は行われるがバトルゾーンに出ることは[[《獣軍隊 ヤドック》]]に置き換えられ、結果としては「召喚はされたがバトルゾーンには出てない」という状況になる。

あくまで置き換えたのは召喚によってバトルゾーンに出たことであって、召喚した事実が置き換えられている訳ではないのでこのクリーチャーの能力の発動には支障が無いという裁定である。(2018/11/14正式回答)

自分のターン中に相手がコスト8以上の呪文を唱えたりコスト8以上のクリーチャーを召喚したりした場合でもオールハンデスは発動する。
-例を挙げると、自分の[[ターン]]中の[[攻撃]]で相手が[[S・トリガー]]によって召喚した[[《バイナラドア》]]に反応する。

**その他 [#ud4ef780]

-通常環境では[[【デ・スザーク】]]のパーツに使用され、「デュエル・マスターズグランプリ-6th」2位入賞を果たした3人1組の内の2人が使用した同一レシピの[[【デ・スザーク】]]に各3枚投入されていた。

-[[《神々の逆流》]]で[[ランデス]]してから[[《ルナ・コスモビュー》]]を[[G・ゼロ]]で召喚してこのカードの能力を発動するという使い方もある。そのため、[[【青黒GRハンデス】]]の[[フィニッシャー]]の1枚としても考慮される。

-モチーフは[[《忘却人形ラビオール》]]。「忘却」と「追憶」で対をなす。冠詞以下の[[名前>カード名]]でも、「み〜んな(All、オール)、忘れ」てしまうことを謳うあちらに対し、[[フレーバーテキスト]]などで明文化されてこそいないが「繰り返し(Repeat、リピート)、思い出す」ことが含意されており、対照的である。ゲーム上の性能に関しては、オール[[ハンデス]]はそのままに、[[召喚]][[コスト]]や[[ハンデス]]のタイミングといった点で汎用性が大きく引き上げられている。

-[[フレーバーテキスト]]にあるカウンドダウンに「デュ」とあるが、[[魔導具]]の命名法則や[[ゼーロ]]のドローバンクからすると「ドゥ」の間違いと思われる。

**[[サイクル]] [#t4581528]
自分の[[ターン]]に[[コスト]]8以上の[[クリーチャー]]を[[召喚]]か[[呪文]]を[[唱える]]ことで[[能力]]が発動する[[システムクリーチャー]][[サイクル]]。
[[イラスト]]や[[カード名]]などが、過去の[[エキスパンション]]に収録された[[クリーチャー]]を意識したデザインとなっている。
-[[《空間の守護者ジル・ハイク》]]
-[[《ソエルボ・クロウラー》]]
-''《追憶人形ラビリピト》''
-[[《リーリィ・ペロル》]]
-[[《仁王の超人》]]

**関連カード [#t4581529]
-[[《忘却人形ラビオール》]]

-[[《残虐覇王デスカール/ロスト・ソウル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#g523c742]
-[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]&br;'''グリ、デュ、ザン、[[ゼーロ]]……奇妙なカウントダウンが告げられし時、[[無月の門]]が開かれる。'''


**収録セット [#xb558519]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[KOINU]]
--[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]

**参考 [#ge6ed48b]
-[[デスパペット]]
-[[cip]]
-[[ハンデス]]
-[[ランダムハンデス]]
-[[召喚]]
-[[唱える]]
**公式Q&A [#x5b794d9]
<Q.最後の能力は自分のターン中に相手がコスト8以上のクリーチャーを召喚したり、コスト8以上の呪文を唱えた時も使えますか?
A.はい、可能です。

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