#author("2022-12-29T13:52:21+09:00","","")
#author("2022-12-29T19:48:18+09:00","","")
*《&ruby(ごうえん){轟炎};の&ruby(りゅうおう){竜皇}; ボルシャック・カイザー》 [#e13afb1b]

|轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー OR 火文明 (5)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 5000+|
|''シビルカウント3'':自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得、バトル中パワーが+50000される。|
|''シビルカウント5'':自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計5つ以上あれば、このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをアンタップする。|
|このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引く。その後、名前に《ボルシャック》とある進化ではないドラゴンを1体、自分の手札から出してもよい。|

[[DM22-RP2]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]。

[[破壊]]された時1[[ドロー]]して[[手札]]から[[非進化]][[ボルシャック]]を1体[[踏み倒す>踏み倒し]][[能力]]と、2つの[[火]][[シビルカウント]]を持つ。まずシビルカウント3により[[スピードアタッカー]]と[[バトル]]中+50000の大型[[パンプアップ]]を得、さらにシビルカウント5を達成すると[[アタックトリガー]]で[[アンタップ]]する。

周りに火のクリーチャーが増えてくると[[バトル]]で破壊するのが難しくなり、最後には[[無限攻撃>無限アタッカー]]で[[フィニッシャー]]になる1枚。素の状態では[[ブレイカー]]も[[スピードアタッカー]]も持っていない反面、シビルカウントさえ達成できれば凄まじい決定力を誇る。

[[ドロン・ゴー]]と同じく自分自身が踏み倒し対象に入っているため、[[【赤緑ボルシャック】]]以外のデッキに入れても最低限能力が腐らない。

**アンタップ能力について [#f625d641]
シビルカウント5の能力はいわゆる[[無限アタッカー]]である。
シビルカウント3のパンプアップにより、相手の[[ブロッカー]]に対しては滅法強い。[[《ドンジャングルS7》]]方式の[[攻撃誘導]]にも強く、[[タップ]]状態であれば[[《大樹王 ギガンディダノス》]]すら[[殴り返し]]で破壊できる。
このクリーチャーを正面から打ち取れる[[ブロッカー]]は、登場時点だと[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]のみ。

[[pig]]で後続を用意できるため、[[《デーモン・ハンド》]]などに代表される単独除去系の[[S・トリガー]]にもある程度耐性がある。2枚目の同名カードを抱えておくのがベストか。

弱点は大きく分けて3つ。

まず、[[アンタップ]]のタイミングが「攻撃する時」であるため、[[ブレイク]]のタイミングで使用される[[S・トリガー]]による[[タップ]]で簡単に止まってしまう。特に横に並んでいるカードも同時に止められてしまう[[オールタップ]]は天敵。
同様に[[G・ストライク]]で指定されても停止する。

次に、無限攻撃の条件である[[シビルカウント]]を崩されるのにも弱い。このカード自体が除去されなくても、[[割り振り火力]]などで周りのクリーチャーを撃破されると[[アンタップ]]出来なくなる。

最後に、[[ブレイカー]]能力を持たない点。[[ダイレクトアタック]]に漕ぎ着けるまでに初期状態なら6回も攻撃する必要がある。[[スーパー・S・トリガー]]や[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]に強いとも言えるが、無限攻撃が発動していない時にできる仕事が狭まってしまうため基本的には[[デメリット]]。
また、[[パンプアップ]]がバトル時のみなので、[[パワード・ブレイカー]]を付与しても効果が薄い。

総合して考えると、[[火]]の[[シビルカウント]]5という重めの条件に対して弱点が多い。また、[[シビルカウント]]5を達成していない状態ではやれることが単純な殴り返し程度しか無く、フィニッシャー以外の役割を持てないのも難点と言える。

既存の[[【赤緑ボルシャック】]]とは運用方法・コスト的に噛み合わない部分が多く、専用デッキを組んでやるのが吉か。
特に同弾には[[《ボルシャック・バラフィオル》]]や[[《ボルシャック・クリスド》]]のような[[シビルカウント]]の達成を補助しつつ、様々なサポートを共有できるカードが複数登場している。
今後の相性の良いカードの登場、新規デッキの開拓に期待したい。

**他のカード・デッキとの相性 [#f25a95c2]
-[[《ボルシャック・バラフィオル》]]とはコロコロコミックでも紹介されていた[[デザイナーズコンボ]]を形成する。
《バラフィオル》の効果で[[シビルカウント]]要員を供給でき、《カイザー》自身を踏み倒すことも出来る。《カイザー》の無限攻撃が出来る状態ならば、《カイザー》が止まるまで踏み倒しを続けることも可能。ただ、《バラフィオル》の効果は強制であるため、[[ライブラリアウト]]の危険性も孕む。

-[[《ボルシャック英雄譚》>《ボルシャック・クロス・NEX/ボルシャック英雄譚》]]でこのクリーチャーを含む[[ボルシャック]]複数体を出し、一気に[[シビルカウント]]を達成することができる。

-[[《覇王類虹色目 イメン=ボアロ》]]は[[cip]]で《ボルシャック・カイザー》を出せる上、[[染色]]によって[[シビルカウント]]を補助してくれるので相性が良い。

-[[《デッドヒート・メガマックス》]]または《デッドヒート・メガマックス》から出てきた[[《メガ・メイキング・ドラゴン》]]で踏み倒せる。また、[[代替コスト]]に必要な4体の火のクリーチャーがそのまま[[シビルカウント]]要員になるため、出したターン中に[[ワンショット]]できる。

-[[《ボルシャック・クリスド》]]から呼び出せば能動的に自壊させて大型[[ボルシャック]]を呼び出せる。恐らく[[デザイナーズコンボ]]だろう。

**その他 [#g2cb6539]
-+50000の[[パンプアップ]]も[[パワーアタッカー]]''[[+100万>《百万超邪 クロスファイア》]]''に比べれば控えめな数字に思えるが、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]や[[《大樹王 ギガンディダノス》]]を[[殴り返し]]で破壊できるので十分。ほぼすべてのバトルに勝つことだろう。

-先に登場した[[《暴竜爵の爪》]]とはマナコストが合致しており、同じコストである事を参照するあちらの戦術と綺麗に噛み合っている。
シビルカウント3を達成すればめくって出てきたこのカードも即座に攻撃でき、シビルカウント5を達成しようものならば、相手が倒れるか自分の山札が枯渇するまで無限に展開することができる。
収録弾は跨いでいるが、1種の[[デザイナーズコンボ]]なのだろう。


-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』で[[プリンス・カイザ]]が使用する彼の[[切り札]]。第13話の「今日のカード」。
初登場は第13話「カイザvs[[パパリン]]」戦。登場時に[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]と予め出しておいた[[《コッコ・ルピア GS》]]がいたことでシビルカウント3を達成。スピードアタッカーを得、ダイレクトアタックを決めようとし、[[パパリン]]の革命0トリガーによって[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]が召喚されバトルで破壊されそうになるも、シビルカウント3でバトル時にパワー55000となり、圧倒的なパワー差で逆に[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を破壊し、そのままダイレクトアタックを決めた。
シビルカウント5が初めて生かされたのは「カイザvs[[ウィン>斬札 ウィン]]」戦の後半である第15話。劇中ではこの能力は「ボルシャックランサー」と呼ばれており、この時の攻撃武器も炎の槍になっている。
なお、非常に珍しいことに''このクリーチャーにCVは無い。''

-召喚口上は『ドラゴンの頂点であるボルシャック、そのボルシャックを統べる苛烈なる帝王!!ひれ伏すがいい!!『轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー』召喚!!』。


**背景ストーリーにおいて [#wbdaa801]
[[火文明]]を治める当代の「[[暴竜爵]]」。

[[アビスロイヤル]]が復活した際は遠征中で[[火文明]]にいなかった。
アビスロイヤル復活と[[ドラン・ゴルギーニ>《ドラン・ゴルギーニ》]]敗北の報を受けて[[火文明]]に戻り、単独で[[アビスロイヤル]]に闘いを挑む。

[[光文明]]の盟主「富豪龍」ドラン・ゴルギーニとは互いに幼竜だった頃からの付き合い。

無限に再生する[[《邪龍 ジャブラッド》]]を[[《ルベル・ゴルギーニ》]]との共闘の末完全に粉砕するも、直後の[[《アビスベル=ジャシン帝》]]戦にて[[ファイアー・バード]]達を庇い攻撃を受け敗れる。
-作中では「仲間との絆で強化される」など歴代[[ボルシャック]]を象徴する往年の「主人公ムーブ」を見せた。
**[[サイクル]] [#tc927e77]
[[DM22-RP2]]で登場した[[シビルカウント]]5持ち[[クリーチャー]][[サイクル]]。
-[[《レディゴ・カリゾミダーマ》]]
-[[《マサオカ・ドラムハイカー》]]
-[[《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》]]
-''《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》''
-[[《氷駆の妖精》]]

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《暴龍事変 ガイグレン》]]
-[[《爆竜兵ドラグストライク》]]

-類似能力を二つ同時に持っているトップレアつながり
--[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]
--[[《燃える革命 ドギラゴン》]]

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DM22-RP2 「ゴッド・オブ・アビス 第2弾 轟炎の竜皇」>DM22-RP2]](OR1/OR2)

**参考 [#le126b34]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[シビルカウント]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[バトル]]
-[[パンプアップ]]
-[[付与]]
-[[アタックトリガー]]
-[[無限アタッカー]]
-[[pig]]
-[[ドロー]]
-[[非進化]]
-[[ドラゴン]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[ボルシャック]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の''《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》''と[[《ボルシャック・バラフィオル》]]と、他に火のクリーチャーが2体の合計4体がバトルゾーンにいる状況です。&br;''《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》''が攻撃する時、先に[[《ボルシャック・バラフィオル》]]の「自分の、名前に≪ボルシャック≫とあるクリーチャーが攻撃する時」の能力で、山札の上から火のクリーチャーを出した場合、''《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》''は自身の「シビルカウント5」で自身をアンタップしますか?
A.いいえ、''《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》''の「シビルカウント5」は、攻撃した時点で条件を達成していなければアンタップしません。&br;この能力は[[《ボルシャック・ヴァルケリー》]]の「シビルカウント3」などとは異なり、「自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計5つ以上あれば」の部分も能力がトリガーする条件に含まれています。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42519]](2022.12.16)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト5,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,パワー5000+,パワー5000,シビルカウント,シビルカウント3,シビルカウント火,シビルカウント火3,自己スピードアタッカー付与,自己パンプアップ,パンプアップ+50000,シビルカウント5,シビルカウント火5,アタックトリガー,アンタップ,pig,ドロー,ボルシャックサポート,ドラゴンサポート,コスト踏み倒し,ボルシャック,・,OR,オーバーレア,RUI MARUYAMA,王来MAXブロック);