#author("2022-06-30T16:52:45+09:00","","")
#author("2022-07-01T00:22:50+09:00","","")
*《&ruby(ちょうじげん){超次元};バイス・ホール》 [#f25343ed]

|超次元バイス・ホール UC 闇文明 (6)|
|呪文|
|相手の手札を見てその中から呪文を1枚選び、捨てさせる。|
|次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►自分の超次元ゾーンにあるサイキック・クリーチャーを2体まで、コストの合計が6以下になるように選び、バトルゾーンに出す。|
|►コスト10以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※2022年7月1日付けで殿堂入りに降格''|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DM-37]]で登場した[[闇]]の[[超次元]][[呪文]]。

[[《マインド・リセット》]]が内蔵されており、相手の[[呪文]]を落としつつ[[サイキック・クリーチャー]]を呼ぶことができる。出した[[サイキック・クリーチャー]]が呪文により[[除去]]されにくくなっている他、仮に呪文が無く[[ハンデス]]が出来ずとも相手の[[手札]]の状況に合わせて的確な[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出せる。

特筆すべきは出せる[[サイキック・クリーチャー]]の範囲の広さである。
定番の6コスト[[サイキック・クリーチャー]]の他、[[闇]]ならば10[[コスト]]まで出すことができ、[[《時空の封殺ディアス Z》]]や[[《時空の邪眼ロマノフZ》]]を出す際には重宝される。
また[[《時空の喧嘩屋キル》]]を2体出したり、[[マナ回収]]の[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]や[[マナブースト]]の[[《魂の大番長「四つ牙」》]]を出すことも可能であり、かなり器用な動きができる。現代では[[《エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANG PARADE!》]]の構成パーツ、[[《STARSCREAM -ALT MODE-》]]など優秀な小型も増加しており、相手の盤面や[[手札]]に合わせて様々な動きが可能。

総じて、二つの[[効果]]が上手くかみ合っており、対応力が非常に高い[[超次元]][[呪文]]である。[[コスト]]が6と若干重いが、[[コスト]]10の[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出す呪文としては最も軽く、[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]や[[《聖霊左神ジャスティス》]]など多くのクリーチャーによって踏み倒せる範囲であり、それほど不便はしないだろう。

環境においては、[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を最も[[軽い]][[コスト]]で出せる[[超次元]][[呪文]]であることが評価され大いに活躍した。[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の[[クリーチャー]]限定[[アンタッチャブル]](=[[呪文]]には選ばれる)と、この[[カード]]の効果が上手く噛み合っているためである。また、相手に先んじてこの呪文を唱えることで相手の[[超次元]][[呪文]]を[[ハンデス]]出来る事が、[[超次元]]を中心とした環境では非常に有利に働いたことも大きい。
しかしその強力さ故に、2011年6月24日に、同年7月23日から施行される[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]に[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]とともに指定された。

[[闇]]入りの[[【超次元コントロール】]]を中心に様々な[[デッキ]]で利用されていたが、2014年3月15日にて[[プレミアム殿堂]]に指定されることが決まった。[[殿堂入り]]を経由しない[[プレミアム殿堂]][[カード]]としては[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、[[《フューチャー・スラッシュ》]]、[[《アクア・パトロール》]]に続き4枚目である。これに伴って[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]との[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]は解除された。

[[DMEX-17]]でこちらの[[調整版]]のような性能を持つ[[《超次元ジェニー・ホール》]]が登場。[[ハンデス]]効果が相手に選ばせるものとなり、それが出来ない時自分が2枚[[ドロー]]となっている。
[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出せる範囲が《バイス・ホール》と全く同じであったこちらがあまり活躍しなかったこと、また[[サイキック]]の優位性の低下を踏まえてか、2022年7月1日付で[[殿堂入り]]に降格。これにより実に10年ぶりに[[殿堂レギュレーション]]で[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]との共演が叶うこととなった。

-代表的な呼び出し先には以下がある
**コスト10以下の闇サイキック・クリーチャー [#z17af3c5]
|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]|定番。上述の通り最高の相性を誇る|
|[[《時空の封殺ディアス Z》]]|[[殲滅返霊]]持ちの[[フィニッシャー]]|
|[[《時空の邪眼ロマノフZ》]]|[[覚醒]]すると[[墓地]]から[[呪文]]を撃てる|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[スピードアタッカー]]の[[アンタップキラー]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[タップ]]された敵獣を[[破壊]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手マナを[[タップイン]]|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|[[墓地肥やし]]か[[ライブラリアウト]]促進|
|[[《鎮魂の覚醒者デス・エイプリル》]]|[[アタックトリガー]]で1枚[[ハンデス]]|

**コスト6以下のサイキック・クリーチャー [#o56b8836]
|[[《時空の喧嘩屋キル》]]|定番。2体撒けば計4打点に|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|相手[[クリーチャー]]1体の[[攻撃]]、[[ブロック]]を封じる|
|[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]|ターン終了時に[[マナ回収]]|
|[[《魂の大番長「四つ牙」》]]|ターンのはじめに[[マナブースト]]|
|[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]|キルと同時に出して即[[覚醒]]の[[コンボ]]が可能|
|[[《流星のフォーエバー・カイザー》]]|[[サイキック・クリーチャー]]の[[攻撃]]を封じる|
|[[《時空の鬼若コーシロウ》]]|[[覚醒]]すると[[マナゾーン]]から踏み倒し|
----
-5[[コスト]][[超次元]][[呪文]]を見ていると勘違いしやすいが、合計[[コスト]]が6以下になるように''2体まで''しか選べない。2[[コスト]]の[[サイキック・クリーチャー]]を3体出すことはできない。

-この[[呪文]]を使い[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]→[[《時空の喧嘩屋キル》]]の順番で[[サイキック・クリーチャー]]を出すことで(逆ではヤヌスが覚醒しないので注意)、疑似[[スピードアタッカー]]を2体用意できる。キルが[[バトルゾーン]]に出たことでシンカイヤヌスが[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]に[[覚醒]]、[[召喚酔い]]が解除されたのちヤヌスグレンオーの[[能力]]で自分の[[クリーチャー]]1体を[[スピードアタッカー]]にできるためである。この[[コンボ]]は[[キルヤヌス]]と呼ばれ、この[[呪文]]が入ったデッキではしばしば利用されていた。

-[[《邪神M・ロマノフ》]]が[[プレミアム殿堂]]する以前はそちらの[[能力]]で[[唱える]]ことが可能だった。下記の[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]などを1[[ターン]]でも早く出したい場合には悪くない選択肢であった。

-一発で[[プレミアム殿堂]]となった原因として、[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]のほぼ[[同型再販]]として、のちに[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]のリリースが控えていたことが挙げられる。[[同型再販]]が出るたびに[[プレミアム殿堂コンビ]]をいちいち設定するのは、あまり望ましくないためだろう。

-[[プレミアム殿堂]]に指定される以前は、[[《「呪」の頂 サスペンス》]]や[[《無限王ハカイ・デストロイヤー》]]で相手の《バイス・ホール》を唱えれば一応[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を出すことができた。

-[[覚醒編]]の[[超次元]][[呪文]]では[[プロモーション・カード]]以外での[[再録]]がなく、年を重ねるにつれ複数枚入手するのが難しくなっていった。[[殿堂入り]]に降格した為、今後の再録に期待される。

-イラストに描かれているのは[[《時空の封殺ディアス Z》]]。[[効果]]の範囲から[[《時空の封殺ディアス Z》]]を呼び出すために作られた[[カード]]だということが見て取れる。[[イラストレーター]]も同じ[[Yuichi Maekawa]]氏。

-漫画「SX」では[[アダム]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。勝舞の[[手札]]を1枚捨てさせ、[[《時空の封殺ディアス Z》]]を呼び出したが、次のターン、勝舞が前のターンに[[《レッピ・アイニー》]]の能力で手札に加えていた[[《超次元ストーム・ホール》]]を唱えられ、[[《時空の神風ストーム・カイザー XX》]]を呼び出された。何故捨てさせなかったのだろうか。

**関連カード [#waad511d]
-[[《時空の封殺ディアス Z》]]
-[[《マインド・リセット》]]
-[[《超次元ジェニー・ホール》]]

**収録セット [#w95d66ab]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」>DM-37]](29/55)
--[[プロモーション・カード]](P19/Y10)([[アルトアート]])

**参考 [#o9139a58]
-[[ピーピング]]
-[[呪文]]
-[[ハンデス]]
-[[モード]]
-[[超次元ゾーン]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[コスト]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[闇]]

-[[超次元]]

-[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]→[[プレミアム殿堂]]

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&tag(プレミアム殿堂); ~2022.07.01