#author("2020-12-08T23:34:41+09:00","","")
#author("2020-12-12T00:33:44+09:00","","")
*《&ruby(ちょうじげん){超次元};ガロウズ・ホール》 [#p1b40d83]

|超次元ガロウズ・ホール UC 水文明 (6)|
|呪文|
|バトルゾーンにある、サイキック・クリーチャー以外のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|コスト7以下の水または闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り(2020年12月18日付で殿堂解除)''|

[[DMR-01]]で登場した[[水]]の[[超次元]][[呪文]]。
[[サイキック・クリーチャー]]以外を対象とした[[バウンス]]に加えて、[[コスト]]7以下で[[水]]か[[闇]]の[[サイキック・クリーチャー]]1体を[[超次元ゾーン]]から呼び出すことができる。

[[除去]]対象の筆頭である[[サイキック・クリーチャー]]を[[除去]]できない点はかなり痛いものの、相手の邪魔な[[クリーチャー]]を排除して[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出せるのは強力。特に[[サイキック・クリーチャー]]の弱点である[[《百発人形マグナム》]]のような踏み倒しメタを気にしなくて良いのは嬉しい。

また、自分の[[クリーチャー]]も対象に取ることができるので、[[cip]][[能力]]を使い回すのも良いだろう。単純にcipが強力な[[《パクリオ》]]や[[《飛散する斧 プロメテウス》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]を何度も使えるのは大きい。
その際、[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]や[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]などの[[呪文]]を[[回収]]出来る[[クリーチャー]]を戻し続ければ、延々と[[ループ]]できる。特に[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]の場合、この[[呪文]]から呼び出せる[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]と組み合わせると、凄まじい勢いで[[墓地]]の[[呪文]]を使い回すことができる。

出せる[[サイキック・クリーチャー]]は[[水]]・[[闇]]のみだが、[[《超次元エナジー・ホール》]][[《超次元リバイヴ・ホール》]]と同じく[[コスト]]7までを出すことができるためなかなか範囲は広い。特に[[水]]の[[呪文]]で[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]といった除去を行える[[サイキック・クリーチャー]]が出せるのは注目すべき。

-代表的な呼び出し先には以下がある。

[[水]]
|[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]|[[ブロックされない]][[アンタッチャブル]]|
|[[《アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>》]]|[[ブロッカー]]|
|[[《時空のスター・G・ホーガン》]]|[[クリーチャー]]を展開するデッキで活躍|
|[[《時空のセブ・ランサー》]]|[[攻撃されず>攻撃されない]]、[[ブロックされない]]|

[[闇]]
|[[《時空の賢者ランブル》]]|[[覚醒]]により[[フィニッシャー]]に|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[タップ]]されているクリーチャーを除去|
|[[《シルバー・ヴォルグ》]]|[[ブロッカー]]|
|[[《時空の脅威スヴァ》]]|~|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]☒|強烈な[[山札破壊]]|

[[多色]]
|[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]|[[ドローソース]]|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[アンタップキラー]]の[[スピードアタッカー]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手の[[マナ]]を[[タップイン]]|
|[[《勝利のプリンプリン》]]|相手1体を[[ロック]]|
|[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]|[[ブロッカー]]。[[グレートメカオー]]または[[キカイヒーロー]]1体を出して[[覚醒]]|
|[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]|[[火]]と[[水]]の[[cip]]を再利用|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|[[コスト]]3以下を[[リアニメイト]]|
|[[《激相撲!ツッパリキシ》]]|自分のクリーチャーの[[パンプアップ]]|
|[[《マザー・エイリアン<よろこんで>》]]|自分の[[エイリアン]]全てに「[[セイバー]]:[[エイリアン]]」を[[付与]]|
|[[《エイリアン・ファーザー<1曲いかが?>》]]|[[エイリアン]]を[[スレイヤー]]化|

**環境において [#aaa0ab0b]
登場当初は、環境の中心であったサイキック・クリーチャーを除去できないことで、評価は低かった。

しかし、[[《希望の親衛隊ファンク》]]が登場するとそれを除去できるようになったため、評価が少し上がる。

さらにその後、[[ドラグハート]]の登場で[[サイキック・クリーチャー]]メタが数を減らし、さらに能力で互いに出し入れし合うことができる[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]が登場してからは評価がさらに向上し、使用率はかなり伸びた。

[[革命編]]では、自分のクリーチャーをバウンスできることを生かして、侵略能力を持った進化クリーチャーの[[cip]]を使い回すという強力なコンボができたり、[[メタ]]カードを除去できる点でまたしても評価が上がる。

[[革命ファイナル]]で[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の登場以降は、カウンター札としての運用が可能になった。
特に望まぬ[[禁断解放]]をしてしまった[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を対象に取ってそのまま[[特殊敗北]]させたり、相手の[[ダイレクトアタック]]を阻止しつつ[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を呼び出して打点補強や疑似ランデス、[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印外しを行ったり、[[《シルバー・ヴォルグ》]]などの[[ブロッカー]]で[[《光牙忍ハヤブサマル》]]に類似した動きを見せたりと、[[超次元]][[呪文]]としての[[汎用性]]がカウンター手段としての動きの多様性を生み出した。

ただし、ここまで機動力の高さは《サイバーダイス・ベガス》あってのことであり、6コスト支払って[[手打ち]]するならこのカードのカードパワーは適正であった。《サイバーダイス・ベガス》は他にも[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《英知と追撃の宝剣》]]などの強力呪文も打つことができ、[[S・トリガー]]も持ち合わせていたことによる万全さから、当初は《サイバーダイス・ベガス》が[[殿堂入り]]するものだと思われていたが、2018年3月1日付で[[殿堂入り]]にしたたのは[[まさかの>ビックリ枠]]このカードだった。
ただし、ここまで機動力の高さは《サイバーダイス・ベガス》あってのことであり、6コスト支払って[[手打ち]]するならこのカードのカードパワーは適正であった。《サイバーダイス・ベガス》は他にも[[《テック団の波壊Go!》]]や[[《英知と追撃の宝剣》]]などの強力呪文も打つことができ、[[S・トリガー]]も持ち合わせていたことによる万全さから、当初は《サイバーダイス・ベガス》が[[殿堂入り]]するものだと思われていたが、2018年3月1日付で[[殿堂入り]]したのは[[まさかの>ビックリ枠]]このカードだった。

[[殿堂入り]]後もしばらくは相性の良いデッキに使われていたが、[[超天篇環境]]になるとあまり見かけないカードとなった。

その後、[[超次元]][[呪文]]の[[カードプール]]の見直し、及びカウンター札の規制緩和により対戦ゲームとしての性質を強くする目的からか、2020年12月18日に[[殿堂解除]]。同時期に、同じく超次元呪文である[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]も[[殿堂解除]]することになったため、サイキックの優位性が低下していると判断されたことが伺える。横展開に長ける[[GR召喚]]の登場によってこれ1枚でどうとでもなる場面が減ったのも解除理由と思われる。
その後、[[超次元]][[呪文]]の[[カードプール]]の見直し、及びカウンター札の規制緩和により対戦ゲームとしての性質を強くする目的からか、2020年12月18日に[[殿堂解除]]。同時期に、同じく超次元呪文である[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]も[[殿堂解除]]することになったため、サイキックの優位性が低下していると判断されたことが伺える。横展開に長ける[[GR召喚]]の登場によってこれ1枚でどうとでもなる場面が減ったのも解除理由と思われる。既にこのカードのリペアとして[[《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]が登場しており、そちらが[[【ライベルモットループ】]]以外でこれと云った活躍をしていなかったのも大きい。

**その他 [#ec4d79f5]
この[[呪文]]だけで[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]と[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]の[[サイキック・セル]]をすべて揃えることができる。ただし[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]が出せないことから、[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]は揃えることができない。&br;[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]の[[フレーバーテキスト]]では「水と火を合わせて温泉!」とあるのに火ではなく闇のサイキックが出せるのは奇妙な話である。

-[[バウンス]]は[[強制]]なので、相手の[[クリーチャー]]が1体もない状態で使うと自分の[[クリーチャー]]を[[バウンス]]しなければならない。

-[[サイキック・クリーチャー]]は[[除去]]できないが、[[ドラゴン・サーガ]]で登場した[[ドラグハート・クリーチャー]]や[[超天篇]]で登場した[[GRクリーチャー]]は問題なく[[除去]]することが可能。[[手札]]を与えずに[[除去]]できるので覚えておきたい。

-[[サイキック・クリーチャー]]が[[除去]]できないのは、[[覚醒編]]に続き[[エピソード1]]でも[[サイキック・クリーチャー]]がプッシュされていたからだろう。&br;おかげで[[《時空の不滅ギャラクシー》]]を[[覚醒]]させ、さらに覚醒獣を呼び出す等の[[コンボ]]はできなくなっている。

-自分の[[サイキック・クリーチャー]]を戻すのに使いたければ、[[進化]]して非[[サイキック]]にしてしまえばいい。[[革命編]]以降は[[侵略]](特に[[S級侵略]])のおかげでこのような[[ループ]]じみた活用が容易になっている。このメリットを生かしたのが[[【超次元デッドゾーン】]]である。
 
**[[サイクル]] [#a40f2780]
[[DMR-01]]で登場した、[[コスト]]6の[[超次元]][[呪文]]。
-[[《超次元マザー・ホール》]]
-''《超次元ガロウズ・ホール》''
-[[《超次元ガイアール・ホール》]]

**関連カード [#zad8ca94]
-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]


**収録セット [#cee520dc]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」>DMR-01]]
--[[DMBD-13 「クロニクル最終決戦デッキ 覚醒流星譚」>DMBD-13]](19/26)
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]]

**参考 [#ha64e64c]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[バウンス]]
-[[コスト]]
-[[水]]
-[[闇]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[超次元ゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[超次元]]
-[[呪文]]
-[[アンコモン]]
-[[殿堂入り]]

&tag(呪文,水文明,単色,コスト6,非サイキック,バウンス,超次元,・,殿堂入り,UC,アンコモン,Murakami Hisashi,MATSUMOTO EIGHT);