#author("2022-08-08T10:26:10+09:00","","")
#author("2022-08-09T08:40:46+09:00","","")
*《&ruby(ちょうななきょく){超七極}; &ruby(ジオ){Gio};/&ruby(きょだいせっけいず){巨大設計図};》 [#l98932be]

|超七極 Gio UC 光文明 (9)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 11500|
|このクリーチャーを召喚する時、自分の手札にある他のコスト9のカードを好きな数、相手に見せてもよい。こうして見せたカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|
|''進化'':光のクリーチャー1体の上に置く。|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|BGCOLOR(#ccd):|
|巨大設計図  UC 自然文明 (2)|
|呪文|
|自分の山札の上から4枚を表向きにする。その中から、コスト7以上のクリーチャーをすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※8月15日付で殿堂入り''|

[[DMEX-17]]で登場した[[光]]/[[自然]]の[[エンジェル・コマンド]]/[[侵略者]][[ツインパクト]]。
[[《超七極 Gio》]]と[[《巨大設計図》]]そのものが合体して[[ツインパクト]]となった。

デッキのほとんどがコスト7以上の[[【九極侵略】]]は[[《巨大設計図》]]と非常に相性が良く、自分自身が[[コスト9]]サポートを受けられるため、[[白緑]]型にして投入して下さいと言っているようなカードである。
当然、自身の[[呪文]]面で自身の[[クリーチャー]]面を回収することも可能。2枚以上を回収できれば《超七極 Gio》の[[コスト軽減]]能力でマナコスト的にお釣りが来るため、積極的に唱えて引き込んだはいいものの重すぎて出せるカードがない、ということも起こりにくい。
元となった[[《巨大設計図》]]と[[《超七極 Gio》]]も併せて、それぞれ4~8枚体制で[[《極まる侵略 G.O.D.》]]を目指したい。序盤に[[墓地]]へ落としたこのカード自体は、続けて呼び出した[[《God of Dream/Grenade of D-moll》]]で[[リアニメイト]]してやろう。

-[[《極まる侵略 G.O.D.》]]の[[デッキ]]は、[[光]]の[[コスト]]9の[[クリーチャー]]には恵まれながらも早期に繰り出せる《G.O.D.》の[[侵略]]先が[[《超七極 Gio》]]しか存在しない(=デッキに4枚のみ)という致命的かつ根本的な問題を抱え続けていた。
しかしこの[[カード]]の登場により《超七極 Gio》を通常版と合わせてデッキに8枚([[殿堂入り]]前)投入することが可能になった。
このデッキタイプが長年抱え続けてきた[[侵略]]先問題を解消できる待望の[[カード]]であり、[[呪文]]面も扱いやすい[[ドローソース]]であった為、[[【九極侵略】]]の大きな躍進に繋がる1枚と言っても過言ではない。
--後に《超七極 Gio/巨大設計図》は[[【九極侵略】]]以外のデッキを強化しすぎてしまったため、《超七極 Gio/巨大設計図》は[[殿堂入り]]。《超七極 Gio》を通常版と合わせてデッキに5枚しか入れられないことになってしまった。

**環境において [#tb648a4a]
[[DMEX-17]]期には[[白青緑]]構築の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]で[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]優勝が報告された。主要パーツが[[手札補充]]の範囲内に入るというのが採用理由で、[[ツインパクト]]を利用することもあって無理のない構築にした上で[[メインデッキ]]の約半分を回収対象で占めることが可能。
また[[DMBD-18]]期には [[《樹食の超人》]]型[[【墓地ソース】]]([[【グルメ墓地ソース】]])でも大型獣の確保のために活躍し始めた。
デッキ内をコスト7以上の[[クリーチャー]]32枚で埋め尽くしつつ本家[[《巨大設計図》]]と合わせて8枚体制にすることで、安定して4枚の手札補充が可能となり、それを [[《樹食の超人》]]で[[墓地]]に落とすことで爆発的な[[墓地肥やし]]が可能となる。
このカードを使える[[環境]]というのは2[[マナ]]域で[[コスト踏み倒しメタ]]ではなく[[手札補充]]を使える環境であり、これは[[高速化]]した[[環境]]が是正された結果と言えなくもない。
このカードの呪文面に収まる7コスト以上のクリーチャーのカードプールの広さから、様々なカードが[[【グルメ墓地ソース】]]のパーツとしてスポットライトを浴びるに至った。中には[[墳墓避け]]的に回収対象を5、6種類程度1枚積みした型が結果を残している。
実際のゲーム運び上ツインパクト元の[[《巨大設計図》]]を4枚採用しなくとも困らず、寧ろ手札補充における濁りとなることから、そちらを3枚に抑えた構築もしばらくすると増えていった。

[[【4色ウェルキウス天門】]]や[[【白緑天門】>【ヘブンズ・ゲート】#yd86fab9]]でも活躍に至った。

[[王来篇]]終期の[[オリジナル]]では[[赤]][[抜き4色]]で[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]基盤の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]が流行。この型は、単なる[[コンボデッキ]]ではなく[[コントロール]]プランが取れる[[グッドスタッフ]]寄りの構築なのが特徴。

専用デッキでは[[《ストリーミング・シェイパー》]]を超える手札補充効率を発揮し、それが不健全と判断されたためか、2022年8月15日付で殿堂入り。登場から296日での殿堂入りは、1発プレミアム殿堂を除けば殿堂入り指定時点で[[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]]と並んで史上9位タイのスピード記録。[[ツインパクト化]]を遂げたカードの殿堂入りはこれが初。(([[ツインパクト]]そのものの殿堂入りは[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]が初))

近くに[[《アクアン》]]が殿堂入りに復帰したため、そちらが指標となってリソース要員として認めるかどうかが取り沙汰されたが、このスピードでの規制ですら肯定意見が多数であった。同日付で[[《樹食の超人》]]も殿堂入りしており、これらの殿堂入りは[[【グルメ墓地ソース】]]を消滅させるための方策と見られる。《樹食》を殿堂入りさせた上でこのカードまで殿堂した理由は、[[《巨大設計図》]]との8枚体制であれば比較的容易に1枚制限の《樹食》を引っ張り込むことができ、[[規制]]の意味が薄くなるためか。

このカードの参入によって[[【九極侵略】]]が環境で使われるようになったわけではなかったため、この結果に呆れる者も少なくなかった。

***備考 [#b5519f8c]
-[[殿堂入り]]のこのカードの影響で、非[[ツインパクト]]の[[《超七極 Gio》]]や[[《巨大設計図》]]も1枚しか使えなくなる、ということはない。あくまで殿堂入りとはカードに対しての制限であるため。
--そのため、そちらは4枚(ツインパクトのこちらと合わせれば5枚)入れることが可能。


**関連カード [#a3c03d43]
-[[《超七極 Gio》]]
-[[《巨大設計図》]]


**収録セット [#w634b7db]
-illus.[[Tanru]]/[[kou1]]
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](105/138)

**参考 [#v0f064c8]
-[[ツインパクト]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[コスト軽減]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[コスト9]]
-[[手札補充]]
-[[山札の下]]
-[[【九極侵略】]]
-[[【5色巨大設計図】]]

&tag(ツインパクト,進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,白緑,2色,多色,コスト9,エンジェル・コマンド,コマンド,侵略者,パワー11500,パワーの最後の三桁が「500」,進化,進化:光のクリーチャー,召喚する時,コスト9サポート,見せる,自身コスト軽減,ブロッカー,W・ブレイカー,呪文,自然文明,コスト2,山札公開,サーチ,コスト7以上,手札補充,《超七極 Gio》,《巨大設計図》,九極,UC,アンコモン,Tanru,Kou1);